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今宵、キミを照らす灯あらすじ
Episode0 |
---|
児童施設で開催されるランタン祭りを手伝うことになったトライスリー。 お祭りまでの待ち時間も、子どもたちに楽しんでもらう何かをしたいと考えるもなかなかアイデアが浮かばない。 そこへ、通りすがりのカズミとカズマ、そして江西が協力を表明。 カズマのふとした提案から「ヴァンガード」をすることになるのだった。 |
Episode1 |
---|
お祭り当日―― お祭りの内容を勘違いしたハイメが届けてくれた衣装をせっかくだからと、身にまとい参加するも、見知らぬ人の登場にどよめく子どもたち。 雲行きが怪しくなるも、トコハが機転を利かし場を盛り上げたことで無事にヴァンガード教室が開催されるのであった。 |
Episode2 |
---|
お祭りの準備が着々と進行し、ヴァンガード教室も盛り上がりを見せていく。 そんな中カズミとカズマ、そして江西は子どもたちの姿に幼い頃の自分を重ねるのであった。 |
Episode3 |
---|
子どもたちとの会話で「この中で一番強いのは?」と聞かれ、カズミ、江西どちらが強いのかを争うことになったカズマとトコハ。 ふたりに巻き込まれたカズミと江西がファイトすることになった。 |
Episode4 |
---|
祭りの準備が無事完了し、みんなで夜空に浮かぶランタンを見上げる。 その幻想的な光景に思い思いの祈りと願いをこめるのであった。 |
ストーリー
Episode0
キャラ | セリフ |
---|---|
これは少し先のお話 ヴァンガードを愛する者たちの絆の力によって世界に平和が訪れたとある日―― | |
トコハ | なんかいい案ない? |
クロノ | と言ってもなぁ…… |
シオン | 時間が限られている上に、人数もいないからね。 |
トコハ | うーん、そうだよね…… この話のきっかけは、兄さんだったんだけど―― 私たちは兄さんから依頼を受けてかつてリューズが作った施設での催しのお手伝いをすることになったの。 そこは、身寄りのない子どもたちのための施設で、リューズ自身も今はそのひとつで暮らしている。 クロノもどうやら、知ってるみたいで私たちで協力することになったはいいけど…… とにかく時間がなーーーい!! えっと、ランタン祭りって、ランタンを空に飛ばすっていうあれ? |
マモル | あぁ。施設の夜空をランタンで彩るそうだ。 だけど当日、火器を使って準備をするから、その間、子どもたちを見守っておいてほしいということなんだ。 ドラエン支部のスタッフで協力をしたいところだけど、騒動の後で、どうしても人手が足らなくて。 子どもたちも楽しみにしているから、お手伝いをお願いしたいんだけど……どうかな? |
トコハ | 任せてよ、兄さん! 日本にいる間、支部のお手伝いでもなんでも大歓迎よ! |
マモル | ありがとう! |
トコハ | だけど、ただ見守るだけっていうのも味気ないわよね…………よし! って、急遽クロノとシオンに集まってもらったはいいものの、準備時間が足りずじまいで何も思いついてない…… |
トライスリー | うーん…… |
カズミ | おぉ! トライスリーが揃い踏みじゃないか! |
クロノ | 鬼丸さんに、カズマ? |
カズマ | よぉ。こんなとこで何やって―― |
カズミ | ここでキミたちに会えるだなんて嬉しいな! そうか! 確かキミたちは、この支部を中心に活動していたんだよね。 そんな3人が集結ということは……もしや、活動再開が間近ということかい!? これは楽しみだな―― |
カズマ | 落ち着け! ったく、もう何度も会ってるだろ。 |
カズミ | おっと、これは失礼。 |
クロノ | カズマたちはふたりしてここで何やってんだ? |
カズマ | まぁ、あの件で色々あったから事後処理で呼ばれたんだよ。 |
カズミ | 残念なことに兄弟揃って、当事者だからね。 |
トコハ | そういえば、兄さんが今日は支部長会議があるって言ってたわね。そういうことか。 |
カズマ | ったく、事件が終わったってのに、まだずっと張り付かれてるってわけだ。 |
カズミ | いいじゃないか、兄弟水入らず。あの頃みたいでね。 |
カズマ | はぁ…………んで、お前らはなにやってんだ? |
トコハ | 私たちは、作戦会議! |
カズマ | ん? |
トコハ | と、いうわけで…… 子どもを見守るだけじゃなくてなにかして楽しませてあげたいの! |
カズミ | さすがトライスリーだ……! よし、俺たちも協力するよ! |
クロノ | 本当か! 助かるぜ。 |
カズマ | 俺たち……ってことは、俺も頭数に含まれてるのか? |
カズミ | 何を言ってるんだ、当然だろ? 色々迷惑かけた分、恩返ししないとね。 |
カズマ | ぐっ…… |
クロノ | やった♪ サンキューな、カズマ! |
カズマ | ったく、わかったよ! 手伝えばいいんだろ。 |
江西 | ランタン祭り……単純な祝いだけでなく、ランタンに願いを込めて空へとあげることもあるようだな。 |
トコハ | うん、そうみたいだね……って!? 江西さん、どうしたの? |
江西 | 普及協会の一員としてその行事に協力させてもらえないだろうか? |
トコハ | いいの? |
江西 | (リューズさんが残した施設……) 俺にも関りが全くないわけではない。手伝わせてくれないか? |
トコハ | 人手が増えるのは歓迎だよ。ありがとう! |
シオン | となると、後はやることを決めるだけだけど…… |
クロノ | こんだけいりゃあ、良いアイデアのひとつやふたつ、出るだろ! |
トコハ | そうよね! |
カズミ | それなら、お祭りの出店はどうかな? カズマも、子どものころ好きだったし、彼らもきっと喜んでくれるんじゃないかな。 |
カズマ | 俺をいちいち絡めるな。てか、そんな準備する時間あるのか? |
シオン | そうだね……ひとつの出店に絞って準備するくらいはできるけど、複数となると厳しいかな。 |
トコハ | それだとあんまりお祭りって感じにはならないわよね。 |
クロノ | それもそうだな…… |
江西 | 劇をするのはどうだろうか。 |
クロノ | 意外なアイデアだな。 |
トコハ | えっと、それって江西さんも、参加してもらう形になるけど、大丈夫? |
江西 | あぁ、子どもたちのために全力で演じ切ろう。 |
ヴァンガ郎 | よ、よい子のみんナ、ファ……ファイトするダガー |
トコハ | ち、ちょっと、準備までの時間が足りないかなぁ…… うん、別のにしよっか! ありがとう江西さん。 |
江西 | む……ならば仕方ないな。 |
カズミ | 時間がタイトなだけになかなか難しいお題だね。 |
………… | |
トコハ | うーん…… |
クロノ | カズマ、なんかアイデアないのか? |
カズマ | おい! 俺の意見、お前が全部却下したんだろ! ったく、準備の時間が短すぎる。 |
トコハ | そうだよね…… |
カズマ | あとは、俺らがヴァンガードで相手するくらいしか残ってないんじゃねーの? |
全員 | ………… |
カズマ | なんだ……急に黙るなよ!? そんなおかしなことを言ったつもりじゃ―― |
クロノ | それだっ! いいアイデアだぜ、カズマ! |
カズマ | は? |
トコハ | そうね! 無理に大きなことをしなくても私たちらしいじゃない。 |
シオン | なんで誰も言い出さなかったのか、不思議なくらいだ。 |
カズミ | さすがカズマだ。そんないいアイデアがあるなら早く言ってほしかったな。 |
江西 | シンプルかつ、洗練されたアイデアで、称賛に値する。 |
カズマ | 何なんだ、からかってんのかよ!? くそ、恥ずかしいからやめろーーーーーっ! |
キャラ | セリフ |
---|---|
これは少し先のお話 ヴァンガードを愛する者たちの 絆の力によって 世界に平和が訪れたとある日―― | |
トコハ | なんかいい案ない? |
クロノ | と言ってもなぁ…… |
シオン | 時間が限られている上に、 人数もいないからね。 |
トコハ | うーん、そうだよね…… この話のきっかけは、 兄さんだったんだけど―― 私たちは兄さんから依頼を受けて かつてリューズが作った施設での 催しのお手伝いをすることになったの。 そこは、 身寄りのない子どもたちのための施設で、 リューズ自身も今はそのひとつで暮らしている。 クロノもどうやら、知ってるみたいで 私たちで協力することになったはいいけど…… とにかく時間がなーーーい!! えっと、ランタン祭りって、 ランタンを空に飛ばすっていうあれ? |
マモル | あぁ。 施設の夜空をランタンで彩るそうだ。 だけど当日、火器を使って準備をするから、 その間、子どもたちを見守っておいてほしい ということなんだ。 ドラエン支部のスタッフで 協力をしたいところだけど、 騒動の後で、どうしても人手が足らなくて。 子どもたちも楽しみにしているから、 お手伝いをお願いしたいんだけど……どうかな? |
トコハ | 任せてよ、兄さん! 日本にいる間、支部のお手伝いでも なんでも大歓迎よ! |
マモル | ありがとう! |
トコハ | だけど、ただ見守るだけっていうのも 味気ないわよね…………よし! って、急遽クロノとシオンに集まってもらった はいいものの、準備時間が足りずじまいで 何も思いついてない…… |
トライスリー | うーん…… |
カズミ | おぉ! トライスリーが揃い踏みじゃないか! |
クロノ | 鬼丸さんに、カズマ? |
カズマ | よぉ。 こんなとこで何やって―― |
カズミ | ここでキミたちに会えるだなんて嬉しいな! そうか! 確かキミたちは、この支部を中心に 活動していたんだよね。 そんな3人が集結ということは…… もしや、活動再開が間近ということかい!? これは楽しみだな―― |
カズマ | 落ち着け! ったく、もう何度も会ってるだろ。 |
カズミ | おっと、これは失礼。 |
クロノ | カズマたちはふたりして ここで何やってんだ? |
カズマ | まぁ、あの件で色々あったから 事後処理で呼ばれたんだよ。 |
カズミ | 残念なことに 兄弟揃って、当事者だからね。 |
トコハ | そういえば、兄さんが 今日は支部長会議があるって 言ってたわね。そういうことか。 |
カズマ | ったく、事件が終わったってのに、 まだずっと張り付かれてるってわけだ。 |
カズミ | いいじゃないか、兄弟水入らず。 あの頃みたいでね。 |
カズマ | はぁ………… んで、お前らはなにやってんだ? |
トコハ | 私たちは、作戦会議! |
カズマ | ん? |
トコハ | と、いうわけで…… 子どもを見守るだけじゃなくて なにかして楽しませてあげたいの! |
カズミ | さすがトライスリーだ……! よし、俺たちも協力するよ! |
クロノ | 本当か! 助かるぜ。 |
カズマ | 俺たち……ってことは、 俺も頭数に含まれてるのか? |
カズミ | 何を言ってるんだ、当然だろ? 色々迷惑かけた分、恩返ししないとね。 |
カズマ | ぐっ…… |
クロノ | やった♪ サンキューな、カズマ! |
カズマ | ったく、わかったよ! 手伝えばいいんだろ。 |
江西 | ランタン祭り…… 単純な祝いだけでなく、ランタンに願いを込めて 空へとあげることもあるようだな。 |
トコハ | うん、そうみたいだね……って!? 江西さん、どうしたの? |
江西 | 普及協会の一員として その行事に協力させてもらえないだろうか? |
トコハ | いいの? |
江西 | (リューズさんが残した施設……) 俺にも関りが全くないわけではない。 手伝わせてくれないか? |
トコハ | 人手が増えるのは歓迎だよ。 ありがとう! |
シオン | となると、 後はやることを決めるだけだけど…… |
クロノ | こんだけいりゃあ、良いアイデアの ひとつやふたつ、出るだろ! |
トコハ | そうよね! |
カズミ | それなら、お祭りの出店はどうかな? カズマも、子どものころ好きだったし、 彼らもきっと喜んでくれるんじゃないかな。 |
カズマ | 俺をいちいち絡めるな。 てか、そんな準備する時間あるのか? |
シオン | そうだね……ひとつの出店に 絞って準備するくらいはできるけど、 複数となると厳しいかな。 |
トコハ | それだとあんまりお祭りって感じには ならないわよね。 |
クロノ | それもそうだな…… |
江西 | 劇をするのはどうだろうか。 |
クロノ | 意外なアイデアだな。 |
トコハ | えっと、それって江西さんも、 参加してもらう形になるけど、大丈夫? |
江西 | あぁ、子どもたちのために 全力で演じ切ろう。 |
ヴァンガ郎 | よ、よい子のみんナ、 ファ……ファイトするダガー |
トコハ | ち、ちょっと、準備までの時間が 足りないかなぁ…… うん、別のにしよっか! ありがとう江西さん。 |
江西 | む…… ならば仕方ないな。 |
カズミ | 時間がタイトなだけに なかなか難しいお題だね。 |
………… | |
トコハ | うーん…… |
クロノ | カズマ、なんかアイデアないのか? |
カズマ | おい! 俺の意見、お前が全部却下したんだろ! ったく、準備の時間が短すぎる。 |
トコハ | そうだよね…… |
カズマ | あとは、 俺らがヴァンガードで相手するくらいしか 残ってないんじゃねーの? |
全員 | ………… |
カズマ | なんだ……急に黙るなよ!? そんなおかしなことを言ったつもりじゃ―― |
クロノ | それだっ! いいアイデアだぜ、カズマ! |
カズマ | は? |
トコハ | そうね! 無理に大きなことをしなくても 私たちらしいじゃない。 |
シオン | なんで誰も言い出さなかったのか、 不思議なくらいだ。 |
カズミ | さすがカズマだ。 そんないいアイデアがあるなら 早く言ってほしかったな。 |
江西 | シンプルかつ、洗練されたアイデアで、 称賛に値する。 |
カズマ | 何なんだ、からかってんのかよ!? くそ、恥ずかしいからやめろーーーーーっ! |
Episode1
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | 改めてだけど、ヴァンガードだったら、準備も特にいらないし、いけそうね! |
江西 | あぁ、普及協会の理念にもかなっていて、いい催しだ。 |
シオン | 子どもたちにヴァンガードの楽しさを上手く伝えられるように頑張らないとね。 |
江西 | ヴァンガードが結ぶ縁、それが伝わればよりよい時間になるだろう。 |
カズマ | いや、俺はそこまで深く考えたわけじゃ―― |
クロノ | まぁいいじゃねーか! 当日は俺たちも初心に戻って楽しもうぜ! |
当日―― | |
カズミ | へぇ。ここかい? |
クロノ | 懐かしいな。 |
トコハ | ねぇ、見てこれ! |
クロノ | なんだ? ハイメから……? |
トコハ | そう! ハイメが私たちのために衣装を送ってくれたみたい! |
シオン | 衣装って、ランタン祭りに対して? 衣装を着るようなお祭り……だったのかな? |
江西 | ふむ、聞いたことはないが…… |
クロノ | なんだ、この嫌な予感しかしないやつは…… |
トコハ | 開けるね。 ………………!? |
クロノ | なんだこれ……? |
シオン | どこかの民族衣装っぽく見えるね。えっと――…… |
江西 | ん? …………これは。ハイメからの手紙? |
ハイメ | 『ヘイ、アミーゴ! 元気かい?今日は参加できないけど、遠くから応援してるよ!』 『俺も行きたかったなーランプ祭り。願いごとを叶えてもらえるんだろ?』 『そうだ! サトルンルン、俺の分の願い事を残しておいて! お願い♪』 |
シオン | ランプ……祭り…… |
トコハ | 願いごと……あっ! ハイメってば! それって『魔法のランプ』の話じゃない!? |
江西 | あ……この間、電話で伝えたのだがランプとランタンで記憶違いが起きたのかもしれない。 |
カズミ | だから、このエキゾチックな衣装になったということだね。なるほど、納得だ。 |
カズマ | 納得してんじゃねーよ。 でよ、これ着るのか? |
クロノ | (布が多くて動きづらそうなんだよな……) |
トコハ | サイズ……は大丈夫そうだけどどうする? いきなりこんな…… |
カズマ | ま、そうなるよな。 |
江西 | む、着ないのか? |
全員 | !? |
トコハ | え、江西さん!? |
江西 | ……? |
ハイメ | 『アミーゴ☆』 |
トコハ | うっ…… |
カズミ | ははっ、いいじゃないか。俺も着るよ! |
トコハ | もうこうなったら、やるしかないわ! 着るわよ! |
シオン | う、うん…… |
スタッフA | …………という段取りになっていますので、今日はよろしくお願いしますね。 |
トコハ | はい! |
カズミ | それじゃあ、お祭りの準備チームとそれまで子どもたちと一緒に過ごすチームに分担だね。 |
クロノ | とりあえず、俺とシオンが祭り準備チームでいいか。 後で来るタイヨウや岡崎たちも合流してもらおうぜ。 |
シオン | そうだね。子どもたちの人数が多いから、相手をする担当に人を割いた方がよさそうだ。 |
トコハ | よし、子どもたちの相手は任せといて! |
カズマ | ま、労働よりは楽だな。 |
クロノ | ふたりとも、ファイトで本気出しすぎて子どもたちをビビらせるんじゃねーぞ~。 |
トコハ | なーに言ってるの、アンタじゃあるまいし。 |
カズマ | 言えてるな。 |
シオン | ははっ。それもそうだね。 |
クロノ | なっ、お前ら……! |
トコハ | はいはい、いってらっしゃーい。 さてと、じゃあ私たちもヴァンガード教室やるよ! |
江西 | あぁ。 |
スタッフA | はーい、注目! 今日はみんなのためにたくさんのお友達が遊びにきてくれましたよー! しかも、ヴァンガードを教えてくれるんですって! |
トコハ | よいこのみんなー! 今日のお祭りまでの間、お姉さんたちと一緒にヴァンガードで遊びましょう! |
子どもたち | …………………… |
子どもA | お姉ちゃんたち誰? |
子どもB | 知らない人だー! |
トコハ | 初めましてだね、私は安城トコハって言います! みんなと今日楽しく遊ぶ―― |
子どもC | この人たち変な服着てるー! |
子どもD | 変な人こわーい! |
子どもE | 知らない人と遊ばなーい! |
スタッフB | 大丈夫大丈夫、落ち着いて、怖がらなくていいからね~。 |
トコハ | ――って、これは…… |
カズミ | 知らない大人たちに囲まれたら無理もないかな。 |
江西 | しかし、それにしては明らかに不審がられているな。 |
カズマ | アンタたちの背がでかいのも怖いんだろ。 |
トコハ | (助けて、ハイメー!) |
クロノ | よいしょっと。ここでいいですかー? |
スタッフC | ありがとう、助かるよ! |
クロノ | なんかこうして、お前と一緒に準備するのも懐かしいな。 |
シオン | あぁ、お互い高校もバラバラになったからね。確かに懐かしい時間だ。 |
子どもたち | ~~~~!! |
クロノ | って、なんかすごい声が聞こえるんだけど。 |
シオン | 悲鳴……? いや、盛り上がってるのかな? |
クロノ | アイツら、大丈夫か……? |
トコハ | ま、トコハがいるんだ。きっとすぐに子どもたちの心を掴むよ! |
クロノ | それもそうだな! |
子どもたち | キャーー!! |
スタッフA | 大丈夫だから、ね? |
カズミ | 出鼻をくじかれてしまったようだね。 |
江西 | ここから立て直すには……ふむ。 |
カズマ | アンタら冷静すぎんだろ、ったく……どうする? 服だけでもいつも通りに戻すか? |
トコハ | 確かに、見たこともない服って怖…… …………そうだ! 逆にこの服装を利用すればいいのよ! |
カズマ | ん? |
トコハ | ちょっと見てて…… ふーはっはっは! 驚かせちゃってごめんね! そう、私たちは、ランタンの精霊なの! |
子どもA | ランタンの……精霊? |
トコハ | うん! ただ、キミたちと遊びに来ただけなの! |
江西 | 安城、ランプの精の言い間違いでは―― |
トコハ | ちょっと、細かいことはいいの! ごほん、私たちランタンの精霊はね、なんでも願い事をかなえてあげることができるの。 だけど、今日はお友達がたくさんいるから、あらかじめこういうものを用意してきました~! じゃじゃーん! お菓子よ! |
子どもたち | わ! お菓子だ~! |
江西 | なるほど。準備したお菓子をただ渡すのではなく場を盛り上げるためのレクリエーションに組み込んだということか。 |
トコハ | だけど、お菓子を手に入れるためにはもう一つ条件がります! それは――私たちとヴァンガードを遊ぶことです! さらに、私たちに勝ったら沢山プレゼントしちゃうよ~! |
子どもたち | え! 勝ったら……? |
トコハ | うん! どうかな? |
カズマ | ……だが、これだけで食いついてくれるのか―― |
子どもA | ヴァンガードやるー! |
カズマ | !? |
子どもB | お菓子ほしい! でも、ヴァンガードよくわかんない。 |
トコハ | 大丈夫、私たちが教えてあげるから、ね? |
江西 | あぁ。全力で応えよう。 |
子どもB | じゃあやる! |
カズミ | ははっ。さすがトライスリーだ! 子どもの心まで掴んでしまうなんてね。 |
カズマ | トライスリー関係あるのか? でも、まぁ悪くないな。 |
カズミ | よし、俺たちも行こう♪ 俺たち精霊は、ヴァンガードがちょっぴり得意だから、まずはキミたちが強くなることを楽しみにしてるよ。 |
カズマ | ……い、いつでもかかってこい。 |
子どもたち | おー! |
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | 改めてだけど、ヴァンガードだったら、 準備も特にいらないし、いけそうね! |
江西 | あぁ、普及協会の理念にもかなっていて、 いい催しだ。 |
シオン | 子どもたちにヴァンガードの楽しさを 上手く伝えられるように頑張らないとね。 |
江西 | ヴァンガードが結ぶ縁、 それが伝わればよりよい時間になるだろう。 |
カズマ | いや、俺はそこまで深く考えたわけじゃ―― |
クロノ | まぁいいじゃねーか! 当日は俺たちも初心に戻って楽しもうぜ! |
当日―― | |
カズミ | へぇ。 ここかい? |
クロノ | 懐かしいな。 |
トコハ | ねぇ、見てこれ! |
クロノ | なんだ? ハイメから……? |
トコハ | そう! ハイメが私たちのために 衣装を送ってくれたみたい! |
シオン | 衣装って、ランタン祭りに対して? 衣装を着るようなお祭り……だったのかな? |
江西 | ふむ、聞いたことはないが…… |
クロノ | なんだ、この嫌な予感しかしないやつは…… |
トコハ | 開けるね。 ………………!? |
クロノ | なんだこれ……? |
シオン | どこかの民族衣装っぽく見えるね。 えっと――…… |
江西 | ん? …………これは。 ハイメからの手紙? |
ハイメ | 『ヘイ、アミーゴ! 元気かい? 今日は参加できないけど、 遠くから応援してるよ!』 『俺も行きたかったなーランプ祭り。 願いごとを叶えてもらえるんだろ?』 『そうだ! サトルンルン、 俺の分の願い事を残しておいて! お願い♪』 |
シオン | ランプ……祭り…… |
トコハ | 願いごと……あっ! ハイメってば! それって『魔法のランプ』の話じゃない!? |
江西 | あ……この間、電話で伝えたのだが ランプとランタンで記憶違いが 起きたのかもしれない。 |
カズミ | だから、このエキゾチックな 衣装になったということだね。 なるほど、納得だ。 |
カズマ | 納得してんじゃねーよ。 でよ、これ着るのか? |
クロノ | (布が多くて動きづらそうなんだよな……) |
トコハ | サイズ……は大丈夫そうだけど どうする? いきなりこんな…… |
カズマ | ま、そうなるよな。 |
江西 | む、着ないのか? |
全員 | !? |
トコハ | え、江西さん!? |
江西 | ……? |
ハイメ | 『アミーゴ☆』 |
トコハ | うっ…… |
カズミ | ははっ、いいじゃないか。 俺も着るよ! |
トコハ | もうこうなったら、やるしかないわ! 着るわよ! |
シオン | う、うん…… |
スタッフA | …………という段取りになっていますので、 今日はよろしくお願いしますね。 |
トコハ | はい! |
カズミ | それじゃあ、お祭りの準備チームと それまで子どもたちと一緒に過ごすチームに 分担だね。 |
クロノ | とりあえず、俺とシオンが祭り準備チームで いいか。後で来るタイヨウや岡崎たちも 合流してもらおうぜ。 |
シオン | そうだね。 子どもたちの人数が多いから、 相手をする担当に人を割いた方がよさそうだ。 |
トコハ | よし、子どもたちの相手は任せといて! |
カズマ | ま、労働よりは楽だな。 |
クロノ | ふたりとも、ファイトで本気出しすぎて 子どもたちをビビらせるんじゃねーぞ~。 |
トコハ | なーに言ってるの、 アンタじゃあるまいし。 |
カズマ | 言えてるな。 |
シオン | ははっ。 それもそうだね。 |
クロノ | なっ、お前ら……! |
トコハ | はいはい、 いってらっしゃーい。 さてと、 じゃあ私たちもヴァンガード教室やるよ! |
江西 | あぁ。 |
スタッフA | はーい、注目! 今日はみんなのためにたくさんのお友達が 遊びにきてくれましたよー! しかも、ヴァンガードを 教えてくれるんですって! |
トコハ | よいこのみんなー! 今日のお祭りまでの間、お姉さんたちと 一緒にヴァンガードで遊びましょう! |
子どもたち | …………………… |
子どもA | お姉ちゃんたち誰? |
子どもB | 知らない人だー! |
トコハ | 初めましてだね、 私は安城トコハって言います! みんなと今日楽しく遊ぶ―― |
子どもC | この人たち変な服着てるー! |
子どもD | 変な人こわーい! |
子どもE | 知らない人と遊ばなーい! |
スタッフB | 大丈夫大丈夫、落ち着いて、 怖がらなくていいからね~。 |
トコハ | ――って、これは…… |
カズミ | 知らない大人たちに 囲まれたら無理もないかな。 |
江西 | しかし、それにしては 明らかに不審がられているな。 |
カズマ | アンタたちの背がでかいのも怖いんだろ。 |
トコハ | (助けて、ハイメー!) |
クロノ | よいしょっと。 ここでいいですかー? |
スタッフC | ありがとう、助かるよ! |
クロノ | なんかこうして、 お前と一緒に準備するのも懐かしいな。 |
シオン | あぁ、 お互い高校もバラバラになったからね。 確かに懐かしい時間だ。 |
子どもたち | ~~~~!! |
クロノ | って、なんかすごい声が聞こえるんだけど。 |
シオン | 悲鳴……? いや、盛り上がってるのかな? |
クロノ | アイツら、大丈夫か……? |
トコハ | ま、トコハがいるんだ。 きっとすぐに子どもたちの心を掴むよ! |
クロノ | それもそうだな! |
子どもたち | キャーー!! |
スタッフA | 大丈夫だから、ね? |
カズミ | 出鼻をくじかれてしまったようだね。 |
江西 | ここから立て直すには……ふむ。 |
カズマ | アンタら冷静すぎんだろ、 ったく……どうする? 服だけでもいつも通りに戻すか? |
トコハ | 確かに、見たこともない服って怖…… …………そうだ! 逆にこの服装を利用すればいいのよ! |
カズマ | ん? |
トコハ | ちょっと見てて…… ふーはっはっは! 驚かせちゃってごめんね! そう、私たちは、ランタンの精霊なの! |
子どもA | ランタンの……精霊? |
トコハ | うん! ただ、キミたちと遊びに来ただけなの! |
江西 | 安城、 ランプの精の言い間違いでは―― |
トコハ | ちょっと、細かいことはいいの! ごほん、私たちランタンの精霊はね、なんでも 願い事をかなえてあげることができるの。 だけど、今日はお友達がたくさんいるから、 あらかじめこういうものを用意してきました~! じゃじゃーん! お菓子よ! |
子どもたち | わ! お菓子だ~! |
江西 | なるほど。準備したお菓子をただ渡すのではなく 場を盛り上げるためのレクリエーションに 組み込んだということか。 |
トコハ | だけど、お菓子を手に入れるためには もう一つ条件がります! それは―― 私たちとヴァンガードを遊ぶことです! さらに、私たちに勝ったら沢山プレゼント しちゃうよ~! |
子どもたち | え! 勝ったら……? |
トコハ | うん! どうかな? |
カズマ | ……だが、 これだけで食いついてくれるのか―― |
子どもA | ヴァンガードやるー! |
カズマ | !? |
子どもB | お菓子ほしい! でも、ヴァンガードよくわかんない。 |
トコハ | 大丈夫、 私たちが教えてあげるから、ね? |
江西 | あぁ。 全力で応えよう。 |
子どもB | じゃあやる! |
カズミ | ははっ。 さすがトライスリーだ! 子どもの心まで掴んでしまうなんてね。 |
カズマ | トライスリー関係あるのか? でも、まぁ悪くないな。 |
カズミ | よし、俺たちも行こう♪ 俺たち精霊は、 ヴァンガードがちょっぴり得意だから、まずは キミたちが強くなることを楽しみにしてるよ。 |
カズマ | ……い、いつでもかかってこい。 |
子どもたち | おー! |
Episode2
キャラ | セリフ |
---|---|
カズマ | 一時はどうなることかと思ったが、……やるな。 |
トコハ | へへっ、どんなもんよ! |
子どもA | お姉ちゃん! ここ教えてー。 |
トコハ | はいはい、今行くよ~! |
カズミ | ここはね、リアガードをね、こうして…… そう! やるじゃないか。 |
子どもB | えへへっ。うまい? |
カズミ | あぁ、コツを掴むのが上手だね。 この調子なら、お菓子を沢山もらえそうだよ。 |
子どもB | じゃあ、もっと頑張る! |
カズミ | あぁ、その意気だよ。 |
カズマ | へぇ、子どもの扱いうまいんだな。 |
カズミ | ふふっ、そりゃあもちろん。 ちいさな子相手に毎日のようにヴァンガードをしてたからね。 |
カズマ | …………おい、まさか俺の話かよ? |
カズミ | あぁ、この子たちをみていると、あの時のカズマを思い出すようだよ。 あの時のカズマも、必死になって、俺に食らいついてきてそれはもう……ふふっ。 |
カズマ | な……あの時は、もっと容赦なかったろ? 何度もコテンパンにしておいてよく―― |
カズミ | ははっ、そうだったかい? それだけ実力を認めていたってことだよ。 ね、マー君? |
カズマ | ぐっ……その呼び方ここでやめろ! |
カズミ | そうだ! 懐かしさついでだ。俺のことをお兄ちゃんと呼んでくれないか―― |
カズマ | 調子に乗り過ぎだ! でも、まぁなんか懐かしい感じっていうのはわかる気がするけどな。 |
子どもB | ねーねー! 次は、お兄ちゃんとファイトしたい! |
カズマ | おっ、いいぜ。相手してや……するぞ! |
カズミ | よし、俺がサポートするよ。 カズマはね、シャドウパラディンっていうカードを使ってね。 |
カズマ | アンタがサポートすんなら、手加減してやれないかもな! ははっ! |
子どもC | もうお兄ちゃんつよすぎー! |
江西 | すまない、つい熱が入り過ぎたか。 |
子どもC | これじゃあ、お菓子が全然手に入んないよー。 |
江西 | む…… |
トコハ | でもけっこう惜しかったよ、はい、参加賞のチョコレート♪ |
子どもC | え、いいの? |
トコハ | もちろん! 頑張ってたからね、ご褒美だよ。 |
子どもC | ありがとー! よーし、次は負けないから! |
江西 | 安城、すまない。 |
トコハ | ううん、気にしないで! この子たち、飲み込みが早いからつい力が入るのもわかるし。 |
江西 | 以前、リューズさんにも泣かれてしまって……子どもと接するのはなかなかに難しいな。 |
トコハ | 江西さんは子どもたちと触れ合う機会はあまりなかったの? |
江西 | そうだな。支部長の時も直接的な関り方ではなかったし、このようなお祭りごともそれほど経験はない。 |
トコハ | 子どもの頃も? |
江西 | ……あぁ。あまり慣れ親しむ機会はなかった。 安城は、上手だな。 |
トコハ | 私は昔っから、兄さんについてドラエン支部のお手伝いをしていたからね! |
江西 | なるほど。安城、このような場での立ち振る舞い方を教えてくれないか? |
トコハ | ちょっと、江西さん固く構えすぎ! もっとリラックスして、江西さん自身が楽しんだらいいんだよ! |
江西 | 俺が楽しむ? |
トコハ | そうそう、楽しそうにしてたら子どもたちの方から寄ってきてくれるから! |
江西 | そういう、ものなのか? |
トコハ | そういうものよ。 みんなー! このお兄さんが寂しそうにしてるから、ヴァンガードしてあげてー! |
江西 | !? |
トコハ | そんでもって、ファイトで勝って、沢山お菓子ゲットしちゃえー! |
子どもD | じゃあ、私ファイトしたい! |
子どもE | 僕も僕も! |
子どもF | 俺が先~! |
トコハ | 順番を守って~と言いたいところだけど! このお兄さん、なんと、みんなと同時にファイトができるの! |
子どもたち | えぇー! そんなことできるの? |
江西 | これは……いやできないことはないが。 |
トコハ | ほら、すごいでしょ! みんなで一気にファイトしちゃえー! |
子どもたち | わーい! |
江西 | ……ふっ。全ての想いに応えてみせよう。 |
トコハ | (やっぱり江西さんはいつものままがいいよ!) |
クミ | やっほー、新導君に綺場君~。 |
タイヨウ | すみません、お待たせしちゃって。 って、あれ? その恰好はいったい……? |
クロノ | いや、これは気にしないでくれ! |
シオン | 来てくれてありがとう! 先輩も、お疲れ様です。 |
アンリ | ううん、俺も楽しみにしてたんだ! |
クミ | おやおや、中の方がなにやら盛り上がってますな~? |
シオン | トコハたちが、子どもと一緒に遊んでくれているんだ。 |
タイヨウ | さすがトコハさんですね! |
クロノ | んじゃ、俺たちは早いところ準備を終わらせちまおーぜ! |
全員 | おー! |
キャラ | セリフ |
---|---|
カズマ | 一時はどうなることかと思ったが、 ……やるな。 |
トコハ | へへっ、どんなもんよ! |
子どもA | お姉ちゃん! ここ教えてー。 |
トコハ | はいはい、今行くよ~! |
カズミ | ここはね、リアガードをね、こうして…… そう! やるじゃないか。 |
子どもB | えへへっ。 うまい? |
カズミ | あぁ、コツを掴むのが上手だね。 この調子なら、 お菓子を沢山もらえそうだよ。 |
子どもB | じゃあ、もっと頑張る! |
カズミ | あぁ、その意気だよ。 |
カズマ | へぇ、子どもの扱いうまいんだな。 |
カズミ | ふふっ、そりゃあもちろん。 ちいさな子相手に 毎日のようにヴァンガードをしてたからね。 |
カズマ | …………おい、まさか俺の話かよ? |
カズミ | あぁ、 この子たちをみていると、 あの時のカズマを思い出すようだよ。 あの時のカズマも、 必死になって、俺に食らいついてきて それはもう……ふふっ。 |
カズマ | な……あの時は、もっと容赦なかったろ? 何度もコテンパンにしておいてよく―― |
カズミ | ははっ、そうだったかい? それだけ実力を認めていたってことだよ。 ね、マー君? |
カズマ | ぐっ……その呼び方ここでやめろ! |
カズミ | そうだ! 懐かしさついでだ。 俺のことをお兄ちゃんと呼んでくれないか―― |
カズマ | 調子に乗り過ぎだ! でも、まぁなんか懐かしい感じっていうのは わかる気がするけどな。 |
子どもB | ねーねー! 次は、お兄ちゃんとファイトしたい! |
カズマ | おっ、いいぜ。 相手してや……するぞ! |
カズミ | よし、俺がサポートするよ。 カズマはね、シャドウパラディンっていう カードを使ってね。 |
カズマ | アンタがサポートすんなら、 手加減してやれないかもな! ははっ! |
子どもC | もうお兄ちゃんつよすぎー! |
江西 | すまない、つい熱が入り過ぎたか。 |
子どもC | これじゃあ、お菓子が全然手に入んないよー。 |
江西 | む…… |
トコハ | でもけっこう惜しかったよ、 はい、参加賞のチョコレート♪ |
子どもC | え、いいの? |
トコハ | もちろん! 頑張ってたからね、ご褒美だよ。 |
子どもC | ありがとー! よーし、次は負けないから! |
江西 | 安城、すまない。 |
トコハ | ううん、気にしないで! この子たち、飲み込みが早いから つい力が入るのもわかるし。 |
江西 | 以前、リューズさんにも泣かれてしまって…… 子どもと接するのはなかなかに難しいな。 |
トコハ | 江西さんは子どもたちと触れ合う機会は あまりなかったの? |
江西 | そうだな。 支部長の時も直接的な関り方ではなかったし、 このようなお祭りごともそれほど経験はない。 |
トコハ | 子どもの頃も? |
江西 | ……あぁ。 あまり慣れ親しむ機会はなかった。 安城は、上手だな。 |
トコハ | 私は昔っから、兄さんについて ドラエン支部のお手伝いをしていたからね! |
江西 | なるほど。 安城、このような場での 立ち振る舞い方を教えてくれないか? |
トコハ | ちょっと、江西さん固く構えすぎ! もっとリラックスして、 江西さん自身が楽しんだらいいんだよ! |
江西 | 俺が楽しむ? |
トコハ | そうそう、楽しそうにしてたら 子どもたちの方から寄ってきてくれるから! |
江西 | そういう、ものなのか? |
トコハ | そういうものよ。 みんなー! このお兄さんが寂しそうに してるから、ヴァンガードしてあげてー! |
江西 | !? |
トコハ | そんでもって、 ファイトで勝って、 沢山お菓子ゲットしちゃえー! |
子どもD | じゃあ、私ファイトしたい! |
子どもE | 僕も僕も! |
子どもF | 俺が先~! |
トコハ | 順番を守って~と言いたいところだけど! このお兄さん、なんと、 みんなと同時にファイトができるの! |
子どもたち | えぇー! そんなことできるの? |
江西 | これは…… いやできないことはないが。 |
トコハ | ほら、すごいでしょ! みんなで一気にファイトしちゃえー! |
子どもたち | わーい! |
江西 | ……ふっ。 全ての想いに応えてみせよう。 |
トコハ | (やっぱり 江西さんはいつものままがいいよ!) |
クミ | やっほー、新導君に綺場君~。 |
タイヨウ | すみません、お待たせしちゃって。 って、あれ? その恰好はいったい……? |
クロノ | いや、これは気にしないでくれ! |
シオン | 来てくれてありがとう! 先輩も、お疲れ様です。 |
アンリ | ううん、俺も楽しみにしてたんだ! |
クミ | おやおや、中の方がなにやら 盛り上がってますな~? |
シオン | トコハたちが、子どもと 一緒に遊んでくれているんだ。 |
タイヨウ | さすがトコハさんですね! |
クロノ | んじゃ、俺たちは 早いところ準備を終わらせちまおーぜ! |
全員 | おー! |
Episode3
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | よっしゃ、これで準備OKだな! |
シオン | あぁ! |
クミ | いい汗かいた~。 |
タイヨウ | お疲れ様です! |
アンリ | よし、そろそろ子どもたちを呼んでもよさそうだね。 |
クロノ | はい、行ってきます! |
カズマ | ヴァンガードにアタック! |
子どもA | また負けた~! お兄ちゃん強すぎ! |
カズマ | んなことねーって、ほら、頑張ったからチョコだ。 |
子どもA | ありがとう! |
子どもB | ねぇ、お兄ちゃんってこの中で一番強いの~? |
カズマ | ん、まぁな。 ……って言いたいところだけど、他にも強いのはいるぞ。 |
子どもB | え、誰だれ? |
カズマ | クロ……ここにはいないけど、外で手伝いしてるやつとか、あとは、そこにいる俺の兄さんとかな。 |
子どもA | え、どっち? |
カズマ | あっちの白い―― |
トコハ | 強い人だよね? 青いバンダナの人すっごく強いんだよ~。 |
カズマ | ん? |
トコハ | え? |
カズミ | えーっと……どうしてこうなったのかな? |
江西 | なぜ俺たちが巻き込まれて…… |
トコハ | だから! 江西さんはうちのハイメフラワーズのエースでとっても強いんだよ! |
カズマ | いや、兄――あいつは、大会の優勝経験もあるだろ。 |
トコハ | あの時とは、事情が違うじゃない! 今なら江西さんの方が強いから! |
カズマ | ったく、話が通じないぜ。 こうなったら…… |
トコハ& カズマ | ファイトよ! ファイトだ! |
子どもA | どっちのお兄ちゃんが強いのか見てみたい! |
子どもB | 楽しみ~! |
江西 | 安城、ファイトするなんて言ってない―― |
トコハ | よーし! どっちが勝つか選んで! 当たったほうには、お菓子をたっくさんプレゼント! |
子どもたち | わーー! |
カズミ | ふふ、パワフルだなぁ。これは避けられなさそうですね。 |
江西 | どうやらそのようだ…… |
カズミ | 江西さん、1戦どうですか? |
江西 | あぁ、あの時のリベンジ――ではないがお互い、全力でファイトをしましょう。 |
カズミ | ふふ。強いファイターとの戦いは、いつだって心が躍るなぁ……♪ |
クロノ | おいおい、一体何やってんだ……? |
シオン | まさに、お祭り騒ぎだね。 |
トコハ | いいところに来たわね。 今から江西さんと鬼丸さんがファイトするのよ! |
シオン | ヴァンガード教室じゃなかったのか!? どうしてそんな流れになって―― |
カズマ | ほら、良いから見るぞ! |
シオン | ふふ、この様子じゃ当分収まりそうにないね。 |
クロノ | でもまぁ……おもしろそうじゃねぇか! タイヨウたちも呼んでくる! |
江西 | いきます。 |
カズミ | 迎え撃とう! |
江西& カズミ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | よっしゃ、これで準備OKだな! |
シオン | あぁ! |
クミ | いい汗かいた~。 |
タイヨウ | お疲れ様です! |
アンリ | よし、そろそろ子どもたちを 呼んでもよさそうだね。 |
クロノ | はい、行ってきます! |
カズマ | ヴァンガードにアタック! |
子どもA | また負けた~! お兄ちゃん強すぎ! |
カズマ | んなことねーって、 ほら、頑張ったからチョコだ。 |
子どもA | ありがとう! |
子どもB | ねぇ、お兄ちゃんって この中で一番強いの~? |
カズマ | ん、まぁな。 ……って言いたいところだけど、 他にも強いのはいるぞ。 |
子どもB | え、誰だれ? |
カズマ | クロ……ここにはいないけど、 外で手伝いしてるやつとか、 あとは、そこにいる俺の兄さんとかな。 |
子どもA | え、どっち? |
カズマ | あっちの白い―― |
トコハ | 強い人だよね? 青いバンダナの人すっごく強いんだよ~。 |
カズマ | ん? |
トコハ | え? |
カズミ | えーっと…… どうしてこうなったのかな? |
江西 | なぜ俺たちが巻き込まれて…… |
トコハ | だから! 江西さんはうちのハイメフラワーズのエースで とっても強いんだよ! |
カズマ | いや、兄――あいつは、 大会の優勝経験もあるだろ。 |
トコハ | あの時とは、事情が違うじゃない! 今なら江西さんの方が強いから! |
カズマ | ったく、 話が通じないぜ。 こうなったら…… |
トコハ& カズマ | ファイトよ! ファイトだ! |
子どもA | どっちのお兄ちゃんが強いのか見てみたい! |
子どもB | 楽しみ~! |
江西 | 安城、ファイトするなんて言ってない―― |
トコハ | よーし! どっちが勝つか選んで! 当たったほうには、 お菓子をたっくさんプレゼント! |
子どもたち | わーー! |
カズミ | ふふ、パワフルだなぁ。 これは避けられなさそうですね。 |
江西 | どうやらそのようだ…… |
カズミ | 江西さん、1戦どうですか? |
江西 | あぁ、あの時のリベンジ――ではないが お互い、全力でファイトをしましょう。 |
カズミ | ふふ。強いファイターとの戦いは、 いつだって心が躍るなぁ……♪ |
クロノ | おいおい、一体何やってんだ……? |
シオン | まさに、お祭り騒ぎだね。 |
トコハ | いいところに来たわね。 今から江西さんと鬼丸さんがファイトするのよ! |
シオン | ヴァンガード教室じゃなかったのか!? どうしてそんな流れになって―― |
カズマ | ほら、良いから見るぞ! |
シオン | ふふ、この様子じゃ当分収まりそうにないね。 |
クロノ | でもまぁ……おもしろそうじゃねぇか! タイヨウたちも呼んでくる! |
江西 | いきます。 |
カズミ | 迎え撃とう! |
江西& カズミ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
Episode4
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | いいファイトでした。 |
カズミ | こちらこそ、だよ。ありがとう。 |
トコハ | くぅー! 熱いファイトだった!! |
カズマ | ……だな。 |
子どもA | すごい! すごい! ヴァンガードってこんなにすごいんだ! |
子どもB | ワクワクしちゃった! 面白い! |
子どもC | 僕もふたりみたいに強くなりたい! |
子どもD | 私も! |
カズミ | よかった。このファイトで、みんなが何かを感じ取ってくれたみたいだね。 |
江西 | そのようですね。 これがヴァンガード。そして支部の願いそのもの…… |
クロノ | いいファイトだったな! |
シオン | うん。一瞬で引き込まれちゃったね。 (結局、なんでファイトしてたんだろう……?) |
クロノ | なぁ、シオン! 俺たちもファイトを―― |
シオン | クロノ、その気持ちは僕も同じだけど、大事なことを忘れてるんじゃない? |
クロノ | ん…………あっ! |
カズマ | ? |
クロノ | みんな! 待たせたな、祭りの準備ができたぜー! |
シオン | 外に出ておいで! |
子どもたち | はーーい!! うわー! すごーい! |
タイヨウ | すごい、すごいですよクロノさん! |
クロノ | あぁ……こんなきれいなの見たことないな。 |
アンリ | 羽島先輩も来られたらよかったのにね。 |
シオン | 次は一緒に見られるように準備しないと、ですね。 |
アンリ | うん! |
子どもC | お星さまみたいでキラキラだねー! |
子どもD | これって、なんのために飛ばすのー? |
江西 | ランタンには無病息災などの祈りと共に自分の願いを込めて飛ばすという風習があるようだ。 |
子どもD | むびょうそくさい? ふーしゅう? |
江西 | あ、いや……願い事を叶えてくれるということだ。 |
子どもD | へー! そうなんだね! |
江西 | あぁ。 |
クミ | ふふっ、江西っちはどんなお願いごとをしたの? |
江西 | 俺は……これからもっとヴァンガードの楽しさが広まり さらなる発展をしていくこと…… |
クミ | あ、それなら今日、さっそく叶えられたね! |
トコハ | たしかに、この子たちは江西さんの姿をみて きっと、これからもヴァンガードしてくれるよ! |
江西 | ふっ、そうだといいな。 ……ふたりの願いごとは? |
トコハ | わ、私は秘密! |
クミ | おやおや~、トコハちゃん何かイケナイことですか~? |
トコハ | 違うから! そういう、クミちゃんはどうなの? |
クミ | 私はね~…… |
トコハ | うんうん……! |
クミ | ひ・み・つ♪ |
トコハ | もう! クミちゃんずるーい! |
クミ | わっはっは~。 |
カズミ | さっきの喧騒も悪くないけど、この静かで幻想的なのも味があるね。 |
カズマ | まぁ、祭りっていう雰囲気は悪くないな。 |
カズミ | あぁ、懐かしいことを思い出した。 昔カズマがお祭りに行きたいって言いに来てくれたことがあったっけ。 |
カズマ | ……覚えてねー。 ま、結局、ほとんど行かせてもらえなかったけどな。 |
カズミ | ………… |
カズマ | おい、しんみりしすぎだろ。そういう顔すんなって。 |
カズミ | ……感傷にも浸るさ。 万事解決し、こうしてまた一緒に過ごすことができるのだから。 |
カズマ | へっ!? よ、よく真顔でそんなことが言えるよな!! 恥ずかしいから、やめろ!! |
カズミ | ははっ、いいじゃないか。たまには。 ……見てるかい、シラヌイ。 君が俺に残した記憶が、この世界の平和を取り留めるために役に立ったんだ。 本当に、いい夜空だな。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | いいファイトでした。 |
カズミ | こちらこそ、だよ。 ありがとう。 |
トコハ | くぅー! 熱いファイトだった!! |
カズマ | ……だな。 |
子どもA | すごい! すごい! ヴァンガードってこんなにすごいんだ! |
子どもB | ワクワクしちゃった! 面白い! |
子どもC | 僕もふたりみたいに強くなりたい! |
子どもD | 私も! |
カズミ | よかった。 このファイトで、みんなが 何かを感じ取ってくれたみたいだね。 |
江西 | そのようですね。 これがヴァンガード。 そして支部の願いそのもの…… |
クロノ | いいファイトだったな! |
シオン | うん。 一瞬で引き込まれちゃったね。 (結局、なんでファイトしてたんだろう……?) |
クロノ | なぁ、シオン! 俺たちもファイトを―― |
シオン | クロノ、その気持ちは僕も同じだけど、 大事なことを忘れてるんじゃない? |
クロノ | ん…………あっ! |
カズマ | ? |
クロノ | みんな! 待たせたな、祭りの準備ができたぜー! |
シオン | 外に出ておいで! |
子どもたち | はーーい!! うわー! すごーい! |
タイヨウ | すごい、すごいですよクロノさん! |
クロノ | あぁ…… こんなきれいなの見たことないな。 |
アンリ | 羽島先輩も来られたらよかったのにね。 |
シオン | 次は一緒に見られるように 準備しないと、ですね。 |
アンリ | うん! |
子どもC | お星さまみたいでキラキラだねー! |
子どもD | これって、なんのために飛ばすのー? |
江西 | ランタンには無病息災などの祈りと共に 自分の願いを込めて飛ばすという風習が あるようだ。 |
子どもD | むびょうそくさい? ふーしゅう? |
江西 | あ、いや…… 願い事を叶えてくれるということだ。 |
子どもD | へー! そうなんだね! |
江西 | あぁ。 |
クミ | ふふっ、 江西っちはどんなお願いごとをしたの? |
江西 | 俺は…… これからもっとヴァンガードの楽しさが広まり さらなる発展をしていくこと…… |
クミ | あ、それなら 今日、さっそく叶えられたね! |
トコハ | たしかに、 この子たちは江西さんの姿をみて きっと、これからもヴァンガードしてくれるよ! |
江西 | ふっ、そうだといいな。 ……ふたりの願いごとは? |
トコハ | わ、私は秘密! |
クミ | おやおや~、 トコハちゃん何かイケナイことですか~? |
トコハ | 違うから! そういう、クミちゃんはどうなの? |
クミ | 私はね~…… |
トコハ | うんうん……! |
クミ | ひ・み・つ♪ |
トコハ | もう! クミちゃんずるーい! |
クミ | わっはっは~。 |
カズミ | さっきの喧騒も悪くないけど、 この静かで幻想的なのも味があるね。 |
カズマ | まぁ、祭りっていう雰囲気は悪くないな。 |
カズミ | あぁ、懐かしいことを思い出した。 昔カズマがお祭りに行きたいって 言いに来てくれたことがあったっけ。 |
カズマ | ……覚えてねー。 ま、結局、 ほとんど行かせてもらえなかったけどな。 |
カズミ | ………… |
カズマ | おい、しんみりしすぎだろ。 そういう顔すんなって。 |
カズミ | ……感傷にも浸るさ。 万事解決し、こうしてまた一緒に 過ごすことができるのだから。 |
カズマ | へっ!? よ、よく真顔でそんなことが言えるよな!! 恥ずかしいから、やめろ!! |
カズミ | ははっ、いいじゃないか。 たまには。 ……見てるかい、シラヌイ。 君が俺に残した記憶が、この世界の平和を 取り留めるために役に立ったんだ。 本当に、いい夜空だな。 |
クリアスチル「兄弟」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | 小さい頃のカズマってどんな感じだったんですか? |
タイヨウ | あ、それ僕も聞きたいです! |
カズマ | そんなこと聞かなくていいし、言わなくていい。 |
鬼丸 | カズマはね、いつだって俺にくっついてきてね―― |
カズマ | っておい! やめろっ! |