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Deal with it!あらすじ
Episode0 |
---|
――福原高校ヴァンガード部 シオンとリンがしばらく部活に参加できないことを知ったアンリ。 頑張るふたりをみて焦るアンリは、江西からの誘いを受けて「ヴァンガードができること」という条件が付いたアルバイトに挑戦するのであった。 |
Episode1 |
---|
メガラニカ支部のイベントスタッフとして参加することになったアンリを待ち受けていたのは伊吹、そしてラミーラビリンスであった。 豪華なメンバーの前に緊張するアンリであったが、伊吹がやってくると、彼のことを一日補佐に任命するのだった。 |
Episode2 |
---|
的確な指示を出す伊吹と、それについていくアンリ。 そんな伊吹に対して、ラミーラビリンスは対等に意見を交し合う。 アンリも負けじと自分なりに頑張る姿に、伊吹は感心するのであった。 |
Episode3 |
---|
アンリが遅めの昼食を取っているところに、メガラニカ支部長が激励にやってきた。 疲労困憊だと思っていた自分の表情が、実は笑顔になっていることを教えてもらったアンリは、仕事を通じてやりがいを見出すことができた。 疲れが吹き飛んだアンリをみて、伊吹はディーラーファイターになる試験としてファイトを提案するのであった。 |
Episode4 |
---|
伊吹に敗北するアンリであったが、伊吹はその姿勢を評価し、合格を示す。 晴れて、ディーラーファイターとなったアンリは新たな挑戦へと一歩踏み出すのであった。 |
ストーリー
Episode0
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | こんにちは! 早尾アンリです。 俺がどうしてこんな格好をしているかって? それは……アルバイトだからです! だけど、思った以上に忙しくて目が回ってしまう…… |
伊吹 | 早尾、次は向こうだ。行くぞ。 |
アンリ | は、はいっ! そもそも、どうしてアルバイトをすることになったかっていうと―― |
少し前のこと―― | |
シオン | 早尾先輩。 |
アンリ | シオン君、待ってたよ! 羽島先輩、今週はプロの件で取材があるんだって。しばらくふたりっきりの部活だね。 |
シオン | そうなんですか? 実は僕も、家の都合で外せない会合がいくつか入ってしまって…… |
アンリ | そ、そうなんだ。 |
シオン | すみません、羽島先輩もいないときに限って。 |
アンリ | ううん、俺のことは気にしないで! 頑張っているふたりを応援するのも部長の役目なんだから。 |
シオン | 先輩……ありがとうございます。 今日の穴埋めは、必ずしますので。 |
アンリ | 頑張ってきてね! |
シオン | はい! |
アンリ | えっと……どうしようかな。 …… シオン君も羽島先輩もすごいなぁ。将来のことをしっかりと考えてて。 でも、ふたりを見てるだけじゃなくて俺もなにか頑張らないといけないんじゃ…… よ、よし! とりあえず今はヴァンガードが出来るところに行って―― |
ヴァンガ郎 | 風船だがー! |
少女A | わ、ありがとう! |
ヴァンガ郎 | どういたしましてだがー。 |
アンリ | ヴァンガ郎君だ。へぇ、こんなところでも普及活動してるんだ。 |
ヴァンガ郎 | ! だがー! |
アンリ | あ、ありがとう。でも俺は風船はいいかな。 |
ヴァンガ郎 | だ、だがっ! |
アンリ | (け、けっこう押しが強い……!?) |
ヴァンガ郎 | いやそうじゃない……だが! |
アンリ | この声、もしかして―― すみません、気づくのが遅くなってしまって。 |
江西 | いや、こちらこそ急に呼び止めてすまない。 |
アンリ | (呼び止められたというよりヴァンガ郎君に詰め寄られた感じだったな) 江西さんに声をかけてもらえて意外だったというか……何か用事ですか? |
江西 | 用があったというわけではないが、見ていて気になった……というのが正しいだろう。 |
アンリ | 見ていて……? |
江西 | む……顔色が曇っているように見えたんだ。その……何といえばいいだろうか? |
アンリ | (江西さん、俺のことを心配してくれてる……?) ええっと、そんな、大したことじゃないんですけど。実は―― |
江西 | そういうわけだったのか。 |
アンリ | ふたりともすごいから俺は大丈夫かなってちょっと焦ったというか、なんというか。 |
江西 | ……なるほど。 |
アンリ | す、すみません! 変な話を。 |
江西 | いや、構わない。俺も自問自答する日々を送り、その気持ちに共感する部分がある。 だからこそ、今の俺にできること、やるべきことを全力でやっている。 |
アンリ | 今できることを全力で…… |
江西 | そうだな。 ……そうだ、よかったらこれに応募してみないか? |
アンリ | これって…… |
江西 | メガラニカ支部の新イベント。そのアルバイトの募集だ。 |
アンリ | ……アルバイト? |
江西 | あぁ、伊吹さん曰く、人手が足りないらしい。 どんな形であれ何かに挑戦してみるのは悪くないだろう。 |
アンリ | あの伊吹さんの関わってるバイト? お、俺にもできることかなぁ…… |
江西 | 心配しなくていい。応募条件はひとつ、『ヴァンガードができること』だ。 |
アンリ | ええっ!? それならできるかも……! |
江西 | どうだろうか? 時給もなかなかの好条件だと聞いている。 |
アンリ | ! もうすぐ新弾のパックも出るし…… あ、いや時給だけが理由じゃないけどっ是非応募したいです! |
江西 | わかった、手配しよう。 |
アンリ | よろしくお願いします! というわけで、俺は面接に無事合格しあっという間にその当日を迎えたんだけど。 |
伊吹 | これより、オペレーション『アミューズメント』を始める。 |
ラミラビ | はいっ! |
アンリ | 伊吹さんだけじゃなくて、ら、ら、ラミーラビリンスまで!? こんな豪華な人たちの中で俺、やっていけるのか……!? |
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | こんにちは! 早尾アンリです。 俺がどうしてこんな格好をしているかって? それは……アルバイトだからです! だけど、思った以上に忙しくて 目が回ってしまう…… |
伊吹 | 早尾、次は向こうだ。 行くぞ。 |
アンリ | は、はいっ! そもそも、どうしてアルバイトを することになったかっていうと―― |
少し前のこと―― | |
シオン | 早尾先輩。 |
アンリ | シオン君、待ってたよ! 羽島先輩、今週は プロの件で取材があるんだって。 しばらくふたりっきりの部活だね。 |
シオン | そうなんですか? 実は僕も、家の都合で外せない 会合がいくつか入ってしまって…… |
アンリ | そ、そうなんだ。 |
シオン | すみません、 羽島先輩もいないときに限って。 |
アンリ | ううん、俺のことは気にしないで! 頑張っているふたりを応援するのも 部長の役目なんだから。 |
シオン | 先輩……ありがとうございます。 今日の穴埋めは、必ずしますので。 |
アンリ | 頑張ってきてね! |
シオン | はい! |
アンリ | えっと……どうしようかな。 …… シオン君も羽島先輩もすごいなぁ。 将来のことをしっかりと考えてて。 でも、ふたりを見てるだけじゃなくて 俺もなにか頑張らないといけないんじゃ…… よ、よし! とりあえず 今はヴァンガードが出来るところに行って―― |
ヴァンガ郎 | 風船だがー! |
少女A | わ、ありがとう! |
ヴァンガ郎 | どういたしましてだがー。 |
アンリ | ヴァンガ郎君だ。 へぇ、こんなところでも普及活動してるんだ。 |
ヴァンガ郎 | ! だがー! |
アンリ | あ、ありがとう。 でも俺は風船はいいかな。 |
ヴァンガ郎 | だ、だがっ! |
アンリ | (け、けっこう押しが強い……!?) |
ヴァンガ郎 | いやそうじゃない……だが! |
アンリ | この声、もしかして―― すみません、気づくのが遅くなってしまって。 |
江西 | いや、こちらこそ 急に呼び止めてすまない。 |
アンリ | (呼び止められたというより ヴァンガ郎君に詰め寄られた感じだったな) 江西さんに声をかけてもらえて 意外だったというか……何か用事ですか? |
江西 | 用があったというわけではないが、 見ていて気になった…… というのが正しいだろう。 |
アンリ | 見ていて……? |
江西 | む……顔色が曇っているように見えたんだ。 その……何といえばいいだろうか? |
アンリ | (江西さん、 俺のことを心配してくれてる……?) ええっと、 そんな、大したことじゃないんですけど。 実は―― |
江西 | そういうわけだったのか。 |
アンリ | ふたりともすごいから 俺は大丈夫かなってちょっと焦ったというか、 なんというか。 |
江西 | ……なるほど。 |
アンリ | す、すみません! 変な話を。 |
江西 | いや、構わない。 俺も自問自答する日々を送り、 その気持ちに共感する部分がある。 だからこそ、 今の俺にできること、やるべきことを 全力でやっている。 |
アンリ | 今できることを全力で…… |
江西 | そうだな。 ……そうだ、よかったら これに応募してみないか? |
アンリ | これって…… |
江西 | メガラニカ支部の新イベント。 そのアルバイトの募集だ。 |
アンリ | ……アルバイト? |
江西 | あぁ、伊吹さん曰く、人手が足りないらしい。 どんな形であれ 何かに挑戦してみるのは悪くないだろう。 |
アンリ | あの伊吹さんの関わってるバイト? お、俺にもできることかなぁ…… |
江西 | 心配しなくていい。 応募条件はひとつ、 『ヴァンガードができること』だ。 |
アンリ | ええっ!? それならできるかも……! |
江西 | どうだろうか? 時給もなかなかの好条件だと聞いている。 |
アンリ | ! もうすぐ新弾のパックも出るし…… あ、いや時給だけが理由じゃないけどっ 是非応募したいです! |
江西 | わかった、手配しよう。 |
アンリ | よろしくお願いします! というわけで、 俺は面接に無事合格し あっという間にその当日を迎えたんだけど。 |
伊吹 | これより、 オペレーション『アミューズメント』を始める。 |
ラミラビ | はいっ! |
アンリ | 伊吹さんだけじゃなくて、 ら、ら、ラミーラビリンスまで!? こんな豪華な人たちの中で 俺、やっていけるのか……!? |
Episode1
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | というわけで、アルバイトをすることになったんだけど、伊吹さんやラミーラビリンスが一緒だったなんて……! 普通のアルバイトだって緊張するのにもっと緊張するよ…… |
伊吹 | 諸君にお願いする今回のイベントは、ラミーラビリンス考案のカジノ風アミューズメントのイベントスタッフだ。 カジノとは言っても、賭け事はご法度。あくまで装飾や雰囲気だけだ。 ここからの説明は、任せていいか。 |
ラビラビ | はい♪ |
アム | っと、その前に―― 伊吹さん、衣装とっても似合ってますね。 |
伊吹 | ……あぁ。 |
ルーナ | うん! とってもクールでカッコイイ♪ まさに支配人って感じだね。 |
アム | いや~ダークゾーンからやってきた闇の支配者かもしれないぞ? |
ルーナ | きゃー! もうアムってばー。 |
伊吹 | ……茶化すのは後にしてくれ。 |
ラビラビ | はーい♪ |
アンリ | あはは……あっ! (すごい、緊張で張り詰めた雰囲気を一気に和ませたんだ……!) |
アム | それじゃあ、気を取り直していきますよー! 今回のテーマは『カジノ風の大人でゴージャスな世界を体験』です。 ヴァンガードにちなんだアトラクションを用意することで、親しみやすさを感じ取ってもらえればと思っています。 |
ルーナ | たとえば、引いたカードのグレードを見て遊ぶヴァンガードブラックジャック。 ヴァンガ郎君をモチーフにしたヴァンガードスロット。 さらに、ディーラーに勝利するとたくさんのチップがもらえるディーラーファイトなど他にも盛りだくさんです! |
アム | チップをたくさん手に入れると豪華なヴァンガードグッズと交換が可能に! |
ルーナ | 私たちはライブやアタック会など会場の皆さんが楽しんでくれるように盛り上げます! |
ラビラビ | そして! 私たちだけじゃなく、ここにいる皆さんで力を合わせて、一緒にイベントを成功させましょう! |
全員 | はい! |
伊吹 | では、各自事前のリハーサル通り決められた役割にしたがって立ち回ってほしい。 それでは、解散。 |
アンリ | …………はっ! こうしちゃいられない! 俺も持ち場に動かないと、えーっと、ディーラーファイトの会場は―― |
伊吹 | 早尾。少しいいか? |
アンリ | はい……え!? 伊吹さん!? |
伊吹 | 突然ですまないが、早尾には別の仕事を頼みたい。 |
アンリ | い、伊吹さんから直接の依頼だなんて…… えっと、どんな仕事でしょうか……? |
伊吹 | 今日一日俺の補佐に入ってもらえないか? |
アンリ | …………え!? 俺が伊吹さんの補佐を!? あの……本当に俺ですか!? |
伊吹 | あぁ、人手が足りていないんだ。 安城から、早尾は人のアドバイスをしっかりと実践できる人間だと聞いている。 |
アンリ | マモルさんが!? たしかに……褒めてもらったことはありました…… だけど、あれはヴァンガードのことで―― |
伊吹 | ヴァンガードも仕事も根本は変わりない。であれば、問題ないだろう。 |
アンリ | (そ、そうかなぁ……!?) (だけど……こんな機会そうあることじゃない。 シオン君たちが目標に向かって進んでる今、俺だって……!) わかりました、俺にやらせてください! |
伊吹 | あぁ、助かる。 早速だが、早尾。会場の見回りに同行してくれ。 |
アンリ | はい! |
伊吹 | 会場の様子はどうだ? |
スタッフA | はい、ラミラビさん効果もあってかかなりの賑わいですね。 |
伊吹 | だいぶ人の入りが多いようだが。 |
スタッフA | おかしいな、来場者数を見る限り会場にまだまだ余裕はあるんですけどね。 |
伊吹 | ふむ…… |
アンリ | …… |
伊吹 | なるほど。入り口付近に人が集まりすぎているのか。 |
スタッフA | あ! 伊吹さん、ビンゴです。 会場奥のスタッフから比較的すいているとの報告が! |
伊吹 | よし――入り口付近のスタッフへ通達。 ラミラビのライブ会場と、アミューズメント会場それぞれの誘導を強化してくれ。 来場者の足が止まらないように声掛けでの誘導も実施。 加えて、一時的に会場への入場制限を実施。混雑を10分以内に解消する。 早尾、出番だ。状況は聞こえていたな? |
アンリ | は、はい! 入り口がつかえてしまっている状況だというのはわかりました。 |
伊吹 | それで十分だ。早尾には、このまま入り口付近のスタッフと一緒に誘導を手伝ってほしい。 |
アンリ | わかりました! 俺、行ってきます! |
伊吹 | (この規模になってくると、さすがにドラエン支部ほどはうまくいかないものだな) 入り口付近の誘導もスムーズにした方がいいだろう。 交通整理を優先的に手配してくれ。 |
スタッフA | はい! |
アンリ | あ、焦らなくても大丈夫でーす! このまま、ゆっくり進んでくださ~い! |
スタッフB | あ、伊吹さん。お疲れ様です。 |
伊吹 | 入場の方はどうだ? |
スタッフB | はい、彼も手伝ってくれて、だいぶ落ち着きました。 それにしても大盛況ですね! |
伊吹 | ならいい。解除しよう。 |
スタッフB | はい! |
伊吹 | 早尾、ここはもう大丈夫だ。次、行くぞ。 |
アンリ | は、はい! い、伊吹さんのお仕事って、こんなに動き回るんですね…… |
伊吹 | 責任者は、本来本部で情報を集め指揮をとるべきだ。 だが――……想定より来場が多いことが予想された今、トラブルの元を事前に潰すため、動かざるを得ない。 |
アンリ | ひ、ひえぇ…… |
伊吹 | ――通信だ。どうした? |
スタッフC | チップカウンターA担当です! すみません! 予想以上にチップが出回ってしまい、手元分が足りなくなりそうです。 |
スタッフD | チップカウンターB、同じく手元分ハケそうです! |
伊吹 | (チップの準備不足……いや、アトラクションのレベルバランスに難ありか) チップの予備在庫はどうした? |
スタッフC | 裏の鍵付き倉庫に用意してあります。 |
伊吹 | 鍵……あぁ、わかった。持って行かせる。 遊撃スタッフ、聞こえているか? 裏口付近倉庫まで回収に来てくれ。 マスターキーなら持っている。俺たちも向かうぞ。 |
アンリ | これくらいなら俺が持ってきましょうか? 伊吹さんは責任者ですし、他にも―― |
伊吹 | いや、数も必要となるから、ふたりで行った方が結果的に効率がいい。 それに、指示ならどこにいても出せるからな。 |
アンリ | おぉ……っ、わかりました! すごい……俺も伊吹さんみたいにみんなを引っ張っていける、そんな部長になりたい……! |
伊吹 | …… (ペースが狂うな) ごほん、そういうことは心の中でとどめておいてもらえると助かる。 |
アンリ | あ、つい! 声に出ちゃいました! |
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | というわけで、アルバイトをすることに なったんだけど、伊吹さんやラミーラビリンスが 一緒だったなんて……! 普通のアルバイトだって緊張するのに もっと緊張するよ…… |
伊吹 | 諸君にお願いする今回のイベントは、 ラミーラビリンス考案のカジノ風 アミューズメントのイベントスタッフだ。 カジノとは言っても、賭け事はご法度。 あくまで装飾や雰囲気だけだ。 ここからの説明は、任せていいか。 |
ラビラビ | はい♪ |
アム | っと、その前に―― 伊吹さん、衣装とっても似合ってますね。 |
伊吹 | ……あぁ。 |
ルーナ | うん! とってもクールでカッコイイ♪ まさに支配人って感じだね。 |
アム | いや~ダークゾーンからやってきた 闇の支配者かもしれないぞ? |
ルーナ | きゃー! もうアムってばー。 |
伊吹 | ……茶化すのは後にしてくれ。 |
ラビラビ | はーい♪ |
アンリ | あはは……あっ! (すごい、緊張で張り詰めた雰囲気を 一気に和ませたんだ……!) |
アム | それじゃあ、気を取り直して いきますよー! 今回のテーマは 『カジノ風の大人でゴージャスな世界を体験』 です。 ヴァンガードにちなんだアトラクションを 用意することで、親しみやすさを 感じ取ってもらえればと思っています。 |
ルーナ | たとえば、 引いたカードのグレードを見て遊ぶ ヴァンガードブラックジャック。 ヴァンガ郎君をモチーフにした ヴァンガードスロット。 さらに、ディーラーに勝利するとたくさんの チップがもらえるディーラーファイトなど 他にも盛りだくさんです! |
アム | チップをたくさん手に入れると 豪華なヴァンガードグッズと交換が可能に! |
ルーナ | 私たちはライブやアタック会など 会場の皆さんが楽しんでくれるように 盛り上げます! |
ラビラビ | そして! 私たちだけじゃなく、 ここにいる皆さんで力を合わせて、 一緒にイベントを成功させましょう! |
全員 | はい! |
伊吹 | では、各自事前のリハーサル通り 決められた役割にしたがって 立ち回ってほしい。 それでは、解散。 |
アンリ | …………はっ! こうしちゃいられない! 俺も持ち場に動かないと、 えーっと、ディーラーファイトの会場は―― |
伊吹 | 早尾。少しいいか? |
アンリ | はい……え!? 伊吹さん!? |
伊吹 | 突然ですまないが、 早尾には別の仕事を頼みたい。 |
アンリ | い、伊吹さんから直接の依頼だなんて…… えっと、どんな仕事でしょうか……? |
伊吹 | 今日一日俺の補佐に入ってもらえないか? |
アンリ | …………え!? 俺が伊吹さんの補佐を!? あの……本当に俺ですか!? |
伊吹 | あぁ、人手が足りていないんだ。 安城から、早尾は人のアドバイスをしっかりと 実践できる人間だと聞いている。 |
アンリ | マモルさんが!? たしかに…… 褒めてもらったことはありました…… だけど、あれはヴァンガードのことで―― |
伊吹 | ヴァンガードも仕事も根本は変わりない。 であれば、問題ないだろう。 |
アンリ | (そ、そうかなぁ……!?) (だけど……こんな機会そうあることじゃない。 シオン君たちが目標に向かって進んでる今、 俺だって……!) わかりました、俺にやらせてください! |
伊吹 | あぁ、助かる。 早速だが、早尾。 会場の見回りに同行してくれ。 |
アンリ | はい! |
伊吹 | 会場の様子はどうだ? |
スタッフA | はい、ラミラビさん効果もあってか かなりの賑わいですね。 |
伊吹 | だいぶ人の入りが多いようだが。 |
スタッフA | おかしいな、来場者数を見る限り 会場にまだまだ余裕はあるんですけどね。 |
伊吹 | ふむ…… |
アンリ | …… |
伊吹 | なるほど。 入り口付近に人が集まりすぎているのか。 |
スタッフA | あ! 伊吹さん、ビンゴです。 会場奥のスタッフから 比較的すいているとの報告が! |
伊吹 | よし――入り口付近のスタッフへ通達。 ラミラビのライブ会場と、アミューズメント会場 それぞれの誘導を強化してくれ。 来場者の足が止まらないように 声掛けでの誘導も実施。 加えて、一時的に会場への入場制限を実施。 混雑を10分以内に解消する。 早尾、出番だ。 状況は聞こえていたな? |
アンリ | は、はい! 入り口がつかえてしまっている状況だというのは わかりました。 |
伊吹 | それで十分だ。 早尾には、このまま入り口付近のスタッフと 一緒に誘導を手伝ってほしい。 |
アンリ | わかりました! 俺、行ってきます! |
伊吹 | (この規模になってくると、 さすがにドラエン支部ほどは うまくいかないものだな) 入り口付近の誘導もスムーズに した方がいいだろう。 交通整理を優先的に手配してくれ。 |
スタッフA | はい! |
アンリ | あ、焦らなくても大丈夫でーす! このまま、ゆっくり進んでくださ~い! |
スタッフB | あ、伊吹さん。 お疲れ様です。 |
伊吹 | 入場の方はどうだ? |
スタッフB | はい、彼も手伝ってくれて、 だいぶ落ち着きました。 それにしても大盛況ですね! |
伊吹 | ならいい。 解除しよう。 |
スタッフB | はい! |
伊吹 | 早尾、ここはもう大丈夫だ。 次、行くぞ。 |
アンリ | は、はい! い、伊吹さんのお仕事って、 こんなに動き回るんですね…… |
伊吹 | 責任者は、 本来本部で情報を集め指揮をとるべきだ。 だが――……想定より来場が多いことが 予想された今、トラブルの元を事前に潰すため、 動かざるを得ない。 |
アンリ | ひ、ひえぇ…… |
伊吹 | ――通信だ。 どうした? |
スタッフC | チップカウンターA担当です! すみません! 予想以上にチップが出回ってしまい、 手元分が足りなくなりそうです。 |
スタッフD | チップカウンターB、 同じく手元分ハケそうです! |
伊吹 | (チップの準備不足…… いや、アトラクションの レベルバランスに難ありか) チップの予備在庫はどうした? |
スタッフC | 裏の鍵付き倉庫に用意してあります。 |
伊吹 | 鍵……あぁ、わかった。持って行かせる。 遊撃スタッフ、聞こえているか? 裏口付近倉庫まで回収に来てくれ。 マスターキーなら持っている。 俺たちも向かうぞ。 |
アンリ | これくらいなら俺が持ってきましょうか? 伊吹さんは責任者ですし、他にも―― |
伊吹 | いや、数も必要となるから、 ふたりで行った方が結果的に効率がいい。 それに、 指示ならどこにいても出せるからな。 |
アンリ | おぉ……っ、わかりました! すごい……俺も伊吹さんみたいに みんなを引っ張っていける、 そんな部長になりたい……! |
伊吹 | …… (ペースが狂うな) ごほん、そういうことは 心の中でとどめておいてもらえると助かる。 |
アンリ | あ、つい! 声に出ちゃいました! |
Episode2
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | こんにちは! 早尾アンリです。 伊吹さんについてくだけでも精一杯な状態で少し疲れがたまってきました。 だけど、頑張ります! |
アム | あ、伊吹さん。それに、早尾さんも。 |
ルーナ | ふたりとも、お疲れ様です♪ |
アンリ | (わ……こんなに近くに……!) お、お、お疲れ様です! |
伊吹 | あぁ、状況はどうだ? |
アム | ちょうど伊吹さんに相談があって、声をかけようと思っていたところだったんです。 |
伊吹 | 問題があったか? |
アム | いえ、問題ではないんですけど提案があって―― |
伊吹 | ふむ。それは一理ある、が。 今からやるにはリスクが伴うことはわかっているな? |
ルーナ | はい、だから伊吹さんに相談したくて。 |
アンリ | (伊吹さんと対等に意見を言い合うなんて…… 普段見ているアイドルの姿とも違って全力っていうか……なんだかカッコいいな!) |
伊吹 | 早尾、今の件、お前はどう思う? |
アンリ | え、お、俺ですか!? |
伊吹 | あぁ、俺よりも早尾の方がファンの目線に近いだろう。 |
アンリ | えっと……俺もそれが見れたらうれしいかなって…… |
伊吹 | ……わかった。手配しよう。 |
ラミラビ | ありがとうございます! |
アンリ | えっ、もしかして俺の意見で決まったんですか!? そんな、俺はあくまで思ったことを―― |
伊吹 | 早尾の意見で決まったというわけではない。 それがファンの望むものであればというだけだ。実現不可能なものでもないからな。 |
アンリ | 伊吹さん…… |
伊吹 | 急いで伝達を。すまないが昼食を少し遅らせて動いてほしい。 |
スタッフE | もちろんです! |
スタッフF | 構いません! |
アム | 早尾さん、後押しありがとうございます♪ |
ルーナ | おかげでさらにいいライブになりそうです♪ |
アンリ | いや、俺はただ感想を言っただけで…… |
アム | ううん、その一言が大切だったんです。 |
伊吹 | 次に行くぞ。 |
アンリ | は、はい! えっと、ライブ頑張ってください! 応援してます! |
ラミラビ | はい♪ |
ルーナ | 早尾さんもファイトです! |
アム | ディーラーヴァンガード、頑張ってください! その衣装もとっても似合ってますよ♪ |
アンリ | ありがとうございます! 伊吹さん、あの……こんなに動きっぱなしで大丈夫なんですか? |
伊吹 | あぁ、問題ない。早尾は大丈夫か? |
アンリ | は、はい! 俺はさっき小休憩をもらったので! |
伊吹 | そうか。 |
アンリ | (まさか俺が休んでいる間も、働いてた……!? 伊吹さんが少しでも休めるように、俺も頑張るぞ……!) あれ? あの子…… |
伊吹 | どうした。 ……周りを見渡して……迷子、いや、そこまで幼くは見えないな。 |
アンリ | 俺、声をかけてみます! ……こんにちは! 誰かを探してるのかな? |
小学生 | ううん、そうじゃなくて。カード無くしたの…… |
アンリ | そっ、それは大変だ……! カードの名前はわかる? |
小学生 | 僕の大好きな……どら…どら……うっ……うっ。 |
アンリ | わぁぁ! えっと大丈夫だよ! きっと見つかるから! 落ち着いて。ね? |
小学生 | うん……ぐず……。 ドラゴニック・ヴァンキッシャ― “VMAX”なくしちゃったの…… |
アンリ | え、ドラゴニック・ヴァンキッシャー!? キミもなるかみが好きなのかい? |
小学生 | うん……だけど、なくしちゃったの…… |
アンリ | そうだったんだね……俺もなるかみが好きでドラゴニック・ヴァンキッシャーも大好きだからその気持ちがすごくわかるよ…… |
小学生 | お兄ちゃんも……好きなの? |
アンリ | うん! 大好きさ! あの雄々しい姿に相手を薙ぎ払っていくかっこいいドラゴンたち! |
小学生 | うん……うん……! |
アンリ | 業火で敵を焼き尽くすかげろうもかっこいいけど、なるかみの雷もやっぱりいいよね! |
小学生 | うん……! かっこよくて、好き! |
アンリ | それにね、なるかみといえば得意な相手をバインドする効果で、相手を翻弄して――って、ごめん! つい喋っちゃって。 |
伊吹 | いや、大丈夫だ。 早尾、お前はこのまま、この子の傍についていてくれ。 |
アンリ | え、でも俺もカード探しを…… |
伊吹 | それはこちらでやる。早尾は早尾ができることをしてくれ。 俺が子どもの相手をすると、その――怖がらせる場合が多いんだ。 |
アンリ | 俺が今できること…………わかりました! (伊吹さんにも、苦手な事ってあるんだなぁ……) |
伊吹 | あぁ、頼む。 |
小学生 | それで、なるかみなんだけどね―― |
アンリ | うんうん! |
小学生 | お兄ちゃん、ありがとう! |
アンリ | 見つかってよかったね。 |
小学生 | うん! また一緒にお話ししてね! |
アンリ | あぁ、もちろん! |
伊吹 | 一件落着だな。立て続けで悪いが、次―― |
アンリ | 俺、次も頑張ります! |
伊吹 | ……ふっ。あぁ、ついてこい。 |
アンリ | はい! |
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | こんにちは! 早尾アンリです。 伊吹さんについてくだけでも精一杯な状態で 少し疲れがたまってきました。 だけど、頑張ります! |
アム | あ、伊吹さん。 それに、早尾さんも。 |
ルーナ | ふたりとも、お疲れ様です♪ |
アンリ | (わ……こんなに近くに……!) お、お、お疲れ様です! |
伊吹 | あぁ、 状況はどうだ? |
アム | ちょうど伊吹さんに相談があって、 声をかけようと思っていたところだったんです。 |
伊吹 | 問題があったか? |
アム | いえ、問題ではないんですけど提案があって―― |
伊吹 | ふむ。それは一理ある、が。 今からやるにはリスクが伴うことは わかっているな? |
ルーナ | はい、だから伊吹さんに相談したくて。 |
アンリ | (伊吹さんと対等に意見を言い合うなんて…… 普段見ているアイドルの姿とも違って 全力っていうか……なんだかカッコいいな!) |
伊吹 | 早尾、 今の件、お前はどう思う? |
アンリ | え、お、俺ですか!? |
伊吹 | あぁ、俺よりも 早尾の方がファンの目線に近いだろう。 |
アンリ | えっと……俺もそれが見れたら うれしいかなって…… |
伊吹 | ……わかった。手配しよう。 |
ラミラビ | ありがとうございます! |
アンリ | えっ、もしかして俺の意見で 決まったんですか!? そんな、俺はあくまで思ったことを―― |
伊吹 | 早尾の意見で決まったというわけではない。 それがファンの望むものであればというだけだ。 実現不可能なものでもないからな。 |
アンリ | 伊吹さん…… |
伊吹 | 急いで伝達を。 すまないが昼食を少し遅らせて動いてほしい。 |
スタッフE | もちろんです! |
スタッフF | 構いません! |
アム | 早尾さん、後押しありがとうございます♪ |
ルーナ | おかげでさらにいいライブになりそうです♪ |
アンリ | いや、俺はただ感想を言っただけで…… |
アム | ううん、その一言が大切だったんです。 |
伊吹 | 次に行くぞ。 |
アンリ | は、はい! えっと、ライブ頑張ってください! 応援してます! |
ラミラビ | はい♪ |
ルーナ | 早尾さんもファイトです! |
アム | ディーラーヴァンガード、頑張ってください! その衣装もとっても似合ってますよ♪ |
アンリ | ありがとうございます! 伊吹さん、 あの……こんなに動きっぱなしで 大丈夫なんですか? |
伊吹 | あぁ、問題ない。 早尾は大丈夫か? |
アンリ | は、はい! 俺はさっき小休憩をもらったので! |
伊吹 | そうか。 |
アンリ | (まさか俺が休んでいる間も、働いてた……!? 伊吹さんが少しでも休めるように、 俺も頑張るぞ……!) あれ? あの子…… |
伊吹 | どうした。 ……周りを見渡して……迷子、 いや、そこまで幼くは見えないな。 |
アンリ | 俺、声をかけてみます! ……こんにちは! 誰かを探してるのかな? |
小学生 | ううん、そうじゃなくて。 カード無くしたの…… |
アンリ | そっ、それは大変だ……! カードの名前はわかる? |
小学生 | 僕の大好きな…… どら…どら……うっ……うっ。 |
アンリ | わぁぁ! えっと大丈夫だよ! きっと見つかるから! 落ち着いて。ね? |
小学生 | うん……ぐず……。 ドラゴニック・ヴァンキッシャ― “VMAX” なくしちゃったの…… |
アンリ | え、ドラゴニック・ヴァンキッシャー!? キミもなるかみが好きなのかい? |
小学生 | うん……だけど、なくしちゃったの…… |
アンリ | そうだったんだね……俺もなるかみが好きで ドラゴニック・ヴァンキッシャーも大好きだから その気持ちがすごくわかるよ…… |
小学生 | お兄ちゃんも……好きなの? |
アンリ | うん! 大好きさ! あの雄々しい姿に相手を薙ぎ払っていく かっこいいドラゴンたち! |
小学生 | うん……うん……! |
アンリ | 業火で敵を焼き尽くす かげろうもかっこいいけど、 なるかみの雷もやっぱりいいよね! |
小学生 | うん……! かっこよくて、好き! |
アンリ | それにね、なるかみといえば得意な相手を バインドする効果で、相手を翻弄して ――って、ごめん! つい喋っちゃって。 |
伊吹 | いや、大丈夫だ。 早尾、お前はこのまま、 この子の傍についていてくれ。 |
アンリ | え、でも俺もカード探しを…… |
伊吹 | それはこちらでやる。 早尾は早尾ができることをしてくれ。 俺が子どもの相手をすると、その―― 怖がらせる場合が多いんだ。 |
アンリ | 俺が今できること…………わかりました! (伊吹さんにも、 苦手な事ってあるんだなぁ……) |
伊吹 | あぁ、頼む。 |
小学生 | それで、なるかみなんだけどね―― |
アンリ | うんうん! |
小学生 | お兄ちゃん、ありがとう! |
アンリ | 見つかってよかったね。 |
小学生 | うん! また一緒にお話ししてね! |
アンリ | あぁ、もちろん! |
伊吹 | 一件落着だな。 立て続けで悪いが、次―― |
アンリ | 俺、次も頑張ります! |
伊吹 | ……ふっ。 あぁ、ついてこい。 |
アンリ | はい! |
Episode3
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | これで、一通り運び終わりましたね…… |
伊吹 | あぁ。助かった。 |
アンリ | それじゃあ……次は…… |
伊吹 | 一度休憩だ。 |
アンリ | え、俺はまだ…… |
伊吹 | 無理を強いるつもりはない。食事がまだだろう、行くぞ。 |
アンリ | す、すみません。 あの、伊吹さんはお弁当何にしますか? |
伊吹 | 俺は必要ない。 |
アンリ | えぇっ!? じゃあ、俺もまだ―― |
伊吹 | あとで呼びに来る。それまで待機だ。 |
アンリ | ……行っちゃった。大丈夫かな? だけど、確かに疲れてるな。ここはお言葉に甘えて少し休もう…… |
メガラニカ 支部長 | お疲れちゃーん! |
アンリ | わっ!? メ、メガラニカの支部長! |
支部長 | キミ、今ノリに乗ってる福原高校ヴァンガード部の部長、早尾アンリ君だよね! |
アンリ | あ、は、はい! うちの部のことを―― |
支部長 | もっちろん知ってるよ~! 今日もお手伝いしてくれてるって聞いてたから一度会ってみたくてねー。イヤ~ありがとね! |
アンリ | いえ、俺は今日伊吹さんの後ろにいるだけで……伊吹さんも、ラミラビさんも、スタッフさんもみんな本当にすごいです。 俺はこんなに疲れてばっかりなのに…… |
支部長 | あっはっは! 何言ってるの! 伊吹本部長と一緒にあれだけ動きまわれるってだけでグッジョブだよ! パーフェクトッ! |
アンリ | そ、そうですか……? |
支部長 | あぁ! それにキミ―― 疲れてるって言っている割にはすっごく楽しそうな顔してるね。 |
アンリ | あれ……本当だ……俺、笑ってる……!? |
支部長 | ははは! そうだよね、楽しいよね! こんなに大勢の人が楽しんで、盛り上がって、サイコ~! イベントはこうじゃなきゃ! |
アンリ | (お客さんが楽しんで……そうか! だからみんな、あんなに頑張れるんだ……そういうことだったのか!) 支部長! 俺、もっともっとやれそうな気がしてきました! みんなにもっと楽しんでもらうために頑張ります! |
支部長 | いいね! そのパッション、サイコーだよ! イェイ! |
伊吹 | 早尾、早々で悪いが動けるか? |
アンリ | はい! 俺、もう大丈夫です! |
伊吹 | そうか。なら、ここのヘルプに回ってもらいたい。 |
アンリ | 任せてください! |
支部長 | おや。伊吹本部長。 彼って、ディーラーファイター採用じゃなかったですか? |
伊吹 | えぇ。それは、あとからしてもらうつもりです。 ただ―― |
イベント数日前―― | |
伊吹 | 早尾がアルバイトの申し込みを? |
スタッフG | はい、それに彼、面接で熱く語ってましたよ? |
アンリ | し、志望動機ですか? えっと…… 俺、あっ僕の周囲には、将来のことを考えてまっすぐに頑張る人が多いんです。 その中で、今の僕がしたいことできることを考えてみたら、焦ってしまって…… 「ヴァンガードができること」が条件のアルバイトなら、今の俺でも力になれるなら……なにかつかめて、世界が広がるかもしれないって。 だから、全力で挑戦がしたくて! ――って、すみません! 受かったわけでもないのに、つい。 |
伊吹 | ……そうか。 ただ、いろいろとやってもらいたいことがあったので、少し遠回りをしたまでです。 |
支部長 | んもー、気を付けてくださいよ。 伊吹本部長が無理すると彼もそれに引っ張られて大変ですからね。 |
伊吹 | それは…… |
支部長 | あっはっはっは! |
アンリ | 伊吹さん、戻りました! 次は―― |
伊吹 | ファイトだ。 |
アンリ | はい。それじゃあファイト――ってえぇ!? |
伊吹 | 本来、早尾に任せるはずのディーラーファイターの任務だが、今日一日の対ユーザー戦績を見ている限りより緊張感あるバランスを構築するためにもそれ相応のファイトの実力が必要だと判断した。 今から、ファイトでその力見定めさせてもらう。これが最後の指示だ。 |
アンリ | (最後の指示……伊吹さんとファイト……俺の実力じゃ手が届かないかもしれない。 ――だけど!) わかりました! 全力でファイトします! |
伊吹 | あぁ。では、いくぞ! |
伊吹& アンリ | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | これで、一通り運び終わりましたね…… |
伊吹 | あぁ。 助かった。 |
アンリ | それじゃあ……次は…… |
伊吹 | 一度休憩だ。 |
アンリ | え、俺はまだ…… |
伊吹 | 無理を強いるつもりはない。 食事がまだだろう、行くぞ。 |
アンリ | す、すみません。 あの、 伊吹さんはお弁当何にしますか? |
伊吹 | 俺は必要ない。 |
アンリ | えぇっ!? じゃあ、俺もまだ―― |
伊吹 | あとで呼びに来る。 それまで待機だ。 |
アンリ | ……行っちゃった。大丈夫かな? だけど、確かに疲れてるな。 ここはお言葉に甘えて少し休もう…… |
メガラニカ 支部長 | お疲れちゃーん! |
アンリ | わっ!? メ、メガラニカの支部長! |
支部長 | キミ、今ノリに乗ってる 福原高校ヴァンガード部の部長、 早尾アンリ君だよね! |
アンリ | あ、は、はい! うちの部のことを―― |
支部長 | もっちろん知ってるよ~! 今日もお手伝いしてくれてるって聞いてたから 一度会ってみたくてねー。イヤ~ありがとね! |
アンリ | いえ、俺は今日 伊吹さんの後ろにいるだけで…… 伊吹さんも、ラミラビさんも、スタッフさんも みんな本当にすごいです。 俺はこんなに疲れてばっかりなのに…… |
支部長 | あっはっは! 何言ってるの! 伊吹本部長と 一緒にあれだけ動きまわれるってだけで グッジョブだよ! パーフェクトッ! |
アンリ | そ、そうですか……? |
支部長 | あぁ! それにキミ―― 疲れてるって言っている割には すっごく楽しそうな顔してるね。 |
アンリ | あれ……本当だ…… 俺、笑ってる……!? |
支部長 | ははは! そうだよね、楽しいよね! こんなに大勢の人が楽しんで、盛り上がって、 サイコ~! イベントはこうじゃなきゃ! |
アンリ | (お客さんが楽しんで……そうか! だからみんな、あんなに頑張れるんだ…… そういうことだったのか!) 支部長! 俺、もっともっとやれそうな気がしてきました! みんなにもっと楽しんでもらうために 頑張ります! |
支部長 | いいね! そのパッション、サイコーだよ! イェイ! |
伊吹 | 早尾、早々で悪いが動けるか? |
アンリ | はい! 俺、もう大丈夫です! |
伊吹 | そうか。 なら、ここのヘルプに回ってもらいたい。 |
アンリ | 任せてください! |
支部長 | おや。伊吹本部長。 彼って、 ディーラーファイター採用じゃなかったですか? |
伊吹 | えぇ。 それは、あとからしてもらうつもりです。 ただ―― |
イベント数日前―― | |
伊吹 | 早尾がアルバイトの申し込みを? |
スタッフG | はい、それに彼、 面接で熱く語ってましたよ? |
アンリ | し、志望動機ですか? えっと…… 俺、あっ僕の周囲には、 将来のことを考えてまっすぐに 頑張る人が多いんです。 その中で、今の僕がしたいこと できることを考えてみたら、焦ってしまって…… 「ヴァンガードができること」が条件の アルバイトなら、今の俺でも力になれるなら…… なにかつかめて、世界が広がるかもしれないって。 だから、全力で挑戦がしたくて! ――って、すみません! 受かったわけでもないのに、つい。 |
伊吹 | ……そうか。 ただ、 いろいろとやってもらいたいことがあったので、 少し遠回りをしたまでです。 |
支部長 | んもー、気を付けてくださいよ。 伊吹本部長が無理すると 彼もそれに引っ張られて大変ですからね。 |
伊吹 | それは…… |
支部長 | あっはっはっは! |
アンリ | 伊吹さん、戻りました! 次は―― |
伊吹 | ファイトだ。 |
アンリ | はい。それじゃあファイト――ってえぇ!? |
伊吹 | 本来、早尾に任せるはずの ディーラーファイターの任務だが、 今日一日の対ユーザー戦績を見ている限り より緊張感あるバランスを構築するためにも それ相応のファイトの実力が必要だと判断した。 今から、ファイトでその力見定めさせてもらう。 これが最後の指示だ。 |
アンリ | (最後の指示……伊吹さんとファイト…… 俺の実力じゃ手が届かないかもしれない。 ――だけど!) わかりました! 全力でファイトします! |
伊吹 | あぁ。では、いくぞ! |
伊吹& アンリ | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
Episode4
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | ぐっ、強い……! 俺の負けです。 (くそっ、俺じゃ伊吹さんを……!) |
伊吹 | 合格だ。 |
アンリ | ……え? |
伊吹 | いいファイトだった。 |
アンリ | でも俺、負けて…… |
伊吹 | いや、十分に想いは伝わってきた。問題ない。 |
アンリ | 伊吹さん……! |
伊吹 | それに、ディーラーファイターの方が多少だが、時給は良いからな。 |
アンリ | あっ! それは…… (つい嬉しくて、俺が面接でうっかりこぼしちゃった言葉――!) |
伊吹 | ふっ、冗談だ。 では、すぐにディーラーファイターに合流してもらう。頼んだぞ。 |
アンリ | は、はい! みんなに喜んでもらえるように頑張ります! |
伊吹 | あぁ。 |
アンリ | よし。やるぞ……! |
小学生 | ファイトお願いしまーす! |
アンリ | あれ? キミはさっきの? |
小学生 | あ、助けてくれたお兄ちゃん! もしかして、お兄ちゃんとファイトするの? |
アンリ | うん。俺がディーラーファイターだよ。 |
小学生 | よーし! 僕のなるかみの力見せてやるからね! |
アンリ | 俺だって負けないからな! |
アンリ& 小学生 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
伊吹 | …… |
ヴァンガ郎 | …… |
江西 | 彼は――……楽しそうですね。 |
伊吹 | あぁ、問題ない。 |
江西 | 悩んでるように見えたので余計なことをしたかと思いましたが、良かったです。 |
伊吹 | ふっ……早尾なら、自分で未来を掴めるだろう。 |
江西 | はい。……ところで、ここにいて大丈夫ですか? |
伊吹 | いや。 ――そろそろ俺も加わるとするか。 |
江西 | まさか、伊吹さん自らがディーラーファイターに? |
伊吹 | 何か問題が? |
江西 | いえ……ただ、難易度が跳ね上がるので伊吹さんに勝ったときのレートは考慮すべきかと。 |
伊吹 | ふっ……検討しよう。 |
アンリ | それから、俺はディーラーファイターだけじゃなくて色々なことをさせてもらったんだ。 ありがとうございましたー! |
伊吹 | どうだ、うまくやれているか? |
アンリ | あ、伊吹さん! 慣れないことばかりだけど楽しいです! |
伊吹 | そうか。 |
アンリ | 伊吹さんは、休憩ですか? |
伊吹 | ……まぁ、そんなところだ。 |
アム | 伊吹さん、強すぎるからディーラーファイター降ろされたんですよ。 |
伊吹 | ! |
ルーナ | だって、容赦ない攻撃ばかりでしたし、さすがに誰も挑戦しなくなってましたもんね。 |
伊吹 | ……勝負は常に全力を尽くすものだ。 |
アンリ | あはは……やっぱり大切なのは適材適所ってことですかね。 |
伊吹 | …………あぁ。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
アンリ | ぐっ、強い……! 俺の負けです。 (くそっ、俺じゃ伊吹さんを……!) |
伊吹 | 合格だ。 |
アンリ | ……え? |
伊吹 | いいファイトだった。 |
アンリ | でも俺、負けて…… |
伊吹 | いや、十分に想いは伝わってきた。 問題ない。 |
アンリ | 伊吹さん……! |
伊吹 | それに、ディーラーファイターの方が 多少だが、時給は良いからな。 |
アンリ | あっ! それは…… (つい嬉しくて、 俺が面接でうっかりこぼしちゃった言葉――!) |
伊吹 | ふっ、冗談だ。 では、すぐに ディーラーファイターに合流してもらう。 頼んだぞ。 |
アンリ | は、はい! みんなに喜んでもらえるように頑張ります! |
伊吹 | あぁ。 |
アンリ | よし。やるぞ……! |
小学生 | ファイトお願いしまーす! |
アンリ | あれ? キミはさっきの? |
小学生 | あ、助けてくれたお兄ちゃん! もしかして、お兄ちゃんとファイトするの? |
アンリ | うん。 俺がディーラーファイターだよ。 |
小学生 | よーし! 僕のなるかみの力見せてやるからね! |
アンリ | 俺だって負けないからな! |
アンリ& 小学生 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
伊吹 | …… |
ヴァンガ郎 | …… |
江西 | 彼は――……楽しそうですね。 |
伊吹 | あぁ、問題ない。 |
江西 | 悩んでるように見えたので 余計なことをしたかと思いましたが、 良かったです。 |
伊吹 | ふっ…… 早尾なら、自分で未来を掴めるだろう。 |
江西 | はい。 ……ところで、ここにいて大丈夫ですか? |
伊吹 | いや。 ――そろそろ俺も加わるとするか。 |
江西 | まさか、伊吹さん自らが ディーラーファイターに? |
伊吹 | 何か問題が? |
江西 | いえ……ただ、難易度が跳ね上がるので 伊吹さんに勝ったときのレートは 考慮すべきかと。 |
伊吹 | ふっ……検討しよう。 |
アンリ | それから、 俺はディーラーファイターだけじゃなくて 色々なことをさせてもらったんだ。 ありがとうございましたー! |
伊吹 | どうだ、うまくやれているか? |
アンリ | あ、伊吹さん! 慣れないことばかりだけど 楽しいです! |
伊吹 | そうか。 |
アンリ | 伊吹さんは、休憩ですか? |
伊吹 | ……まぁ、そんなところだ。 |
アム | 伊吹さん、強すぎるから ディーラーファイター降ろされたんですよ。 |
伊吹 | ! |
ルーナ | だって、容赦ない攻撃ばかりでしたし、 さすがに誰も挑戦しなくなってましたもんね。 |
伊吹 | ……勝負は常に全力を尽くすものだ。 |
アンリ | あはは…… やっぱり 大切なのは適材適所ってことですかね。 |
伊吹 | …………あぁ。 |
クリアスチル「激写」
キャラ | セリフ |
---|---|
伊吹 | クロノから連絡……? |
クロノ | 写真みたぜ! アンタもこういう恰好するんだな。 |
伊吹 | なっ――…………! |
アンリ | え!? お、俺は写真なんて撮ってないです~! |
伊吹 | ……では、いったい誰が―― |