ストーリー
あらすじ |
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クリスマスも近づいたある日。アイチたちはカードキャピタルで開かれるショップ大会の準備を手伝っていた。 途中、店長がケーキを買ってくるが、数えたところ1個余ることが判明する。 その行先は、ファイトで決めることになった。 ――という思い出を、アイチはクロノに語る。 アイチたちは今年も集まっており、ファイトに誘われたクロノもまたその輪に加わるのだった。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | これでよし。シンさん! 頼まれてた掃除、終わりました! |
シン | ありがとうございます、クロノ君。 次の仕事なんですが、1号店へのおつかいをお願いしたいんです。 |
クロノ | 1号店に? |
シン | はい。もうすぐクリスマスでしょう? せっかくなので、来店してくれたお客様に記念品を配ることにしたのですが……1号店に多く運びすぎたみたいでして。 準備した記念品を確認したら、予定していたよりも数が少なかったんです。 |
クロノ | なるほど。じゃあ、俺が1号店から景品を少しもらってくればいいんですね! |
シン | お願いします。 あぁ、クロノ君もうひとつ。 この件、特に急いでませんので、閉店までに戻って来てくれたら大丈夫ですからね。 |
クロノ | ……? はい、わかりました。 すみませーん。シンさんから頼まれて…… |
カムイ | まだまだ! いくぜ! ヴァンガードにアタック! |
櫂 | 完全ガード。 |
ミサキ | ドライブチェック。ゲット、クリティカルトリガー。 |
三和 | ひゅ~! さすがだな! |
クロノ | カムイさんに櫂さん、他にも……なんでこんなに人が? |
アイチ | あれ、クロノくん? こんにちは! |
クロノ | アイチさん! あの、俺、シンさんに頼まれて荷物を取りにきたんですけど…… こんなに人が集まってる、ってことは、1号店で大会とかあったんですか? |
アイチ | ううん、そういうわけじゃないんだけど……実はね―― |
ミサキ | みんな、ごめんね。急に手伝わせて。 |
三和 | いいって、いいって。困った時はお互い様、だろ? |
アイチ | はい。ミサキさんや店長にはいつもお世話になってますから! |
ミサキ | ……ありがと。 |
ナオキ | こっちは頼まれてた準備、終わったぞ。 ……そういえば、クリスマスツリーも用意するのか? |
シンゴ | これだからツッパリモドキは。 僕たちが作っている折り紙の飾りならともかく、ツリーなんてすぐに準備できるわけ―― |
カムイ | ミサキさーん! お兄さーん! 奥からツリーもってきました! |
シンゴ | って、ええ!? |
アイチ | ありがとう、カムイくん。重たくなかった? |
カムイ | 全然大丈夫です! これくらい、オレ様にかかれば昼飯前! |
ミサキ | 朝飯前、ね。 |
ナオキ | ……で? 『ツリーなんて――』そのあとなんだって? |
シンゴ | ぐぬぬぬ……既にツリーが用意されているなんて予想していなかったのです。 |
ナオキ | クリスマスのショップ大会は初めてじゃないんだろ? それならツリーくらいあってもおかしくねぇだろ。 |
シンゴ | くっ、ツッパリモドキのくせに正論すぎるのです……! |
ナオキ | うるせーぞカリアゲメガネ! 俺のくせにってなんだよ! |
三和 | おいおい、おふたりさん、熱くなりすぎるなって。 |
ミサキ | まったく、あのふたりは…… |
アイチ | あはは……それじゃあ、次はあのツリーの飾りつけかな。 |
カムイ | お兄さん! それならオレに任せてください! すっげぇカッコよく飾ってみせるんで! ライトをぐるぐるにして、綿をつけて……あ! てっぺんは星の代わりにノヴァグラップラーのカードを乗せれば…… |
ミサキ | 落ち着きな。というか、アンタの身長だと一番上に手が届かないでしょ。 |
カムイ | ぐっ! じゃあ、お兄さん、オレを背中に乗せてください! 背負ってもらえば届くはずです! |
アイチ | えぇっ!? |
ミサキ | だから落ち着きなって。アンタには別のお願いをするから。 それにもうすぐ…… |
シン | ただいま戻りましたー。遅くなってすみません。 |
櫂 | これで、必要なものは揃ったはずだ。 |
森川 | 俺が荷物持ちとして同行しなければ、あと3往復はしていたな。 |
井崎 | お前はカートを押してただけだろうが! |
アイチ | 櫂くん! 店長、森川くんと井崎くんも、お帰りなさい! |
井崎 | ただいま! そっちの準備はどうだ? |
ミサキ | とりあえず、ひと段落はしたかな。まだやることはあるけど。 |
シン | おや、それならちょうどいいですね。 お土産もあるので、休憩にしましょう。 |
アイチ | お土産? |
シン | ケーキを買ってきたんです。ひとり1つあるので、選んでくださいね。 |
ナオキ | おお! ありがとうございます、店長! 俺は――これをもらうぜ! |
シンゴ | んなっ、それは僕が目を付けていたのです! |
三和 | じゃあ俺は……って、ん? なぁ、1個多くねぇか? |
ミサキ | あれ、本当だ。ひとつ余るね。 |
櫂 | ……なんだ、このカードは? |
アイチ | えーと……『期間限定! 10個買うと1個無料でもらえるキャンペーン実施中』? |
森川 | なるほどな。じゃあ、その余った1個は最大の功労者であるこの俺様が…… |
カムイ | おいこら! コーラだかなんだか知らねえが勝手に取ろうとするんじゃねぇ! |
シン | あはは……そうですね、ここは平等にファイトで決めるというのはどうでしょうか? |
ミサキ | へぇ、いいんじゃない。わかりやすいし、息抜きにもなるしね。 |
アイチ | ファイトかぁ。櫂くんはどうする? |
櫂 | 俺はやらん。 |
アイチ | え? いいの? |
カムイ | お兄さん、放っておきましょう。 櫂の野郎、オレたちに負けるのが怖いんですよ。 |
櫂 | ……なに? |
カムイ | ファイトに参加しねぇってことはそういうことだろ? |
櫂 | ………… いいだろう、その席に着け。相手をしてやる。 |
カムイ | 上等だ! 返り討ちにしてやる! |
シンゴ | 先導君は僕とファイトなのです! この場で1番の難敵ですが、ケーキのためにも乗り越えてみせるのです! |
アイチ | シンゴくん! 僕も簡単には負けないよ。よろしくね。 |
ナオキ | 番長! 俺とファイトだ! |
ミサキ | いいよ。かかってきな。 |
森川 | 今日の俺はあらゆる占いで1位、負ける理由はない! まずはお前だ、三和! |
三和 | ご指名頂いたら応えないとな。お手柔らかに頼むぜ。 |
井崎 | 終わったら俺ともファイトしてくれよな! |
アイチ | それじゃあ、いくよ。 スタンドアップ! |
全員 | ヴァンガード! |
アイチ | ――ということがあってね。 今年もショップ大会の準備を手伝って、そのままファイトすることになったんだ。 |
クロノ | へぇ。それでこんなに集まってたんですね。 でも、いいっすね。俺たちも今度、みんなと2号店でこういう遊びしてみようかな。 |
アイチ | ふふ、いいんじゃないかな。 あ、そうだ! クロノくんも今日ファイトに参加していったらどうかな? |
クロノ | え!? いいんですか!? あ、いやでも、俺バイト中で…… |
ミサキ | いいんじゃない? |
クロノ& アイチ | ミサキさん! |
ミサキ | シンさんも今日のことは知ってたからね。 それでアンタにおつかいを頼んだってことは、どうなるかも予想してるだろうし。 |
クロノ | そういえば、「閉店までに戻ればいい」って…… |
ミサキ | なら、大丈夫じゃない? まだ時間はあるでしょ。 |
クロノ | は……はいっ! あの、アイチさん! 俺とファイトしてくれませんか。 |
アイチ | うん! もちろんいいよ。 それじゃあ―― |
クロノ& アイチ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
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クロノ | これでよし。 シンさん! 頼まれてた掃除、終わりました! |
シン | ありがとうございます、クロノ君。 次の仕事なんですが、 1号店へのおつかいをお願いしたいんです。 |
クロノ | 1号店に? |
シン | はい。もうすぐクリスマスでしょう? せっかくなので、来店してくれたお客様に 記念品を配ることにしたのですが…… 1号店に多く運びすぎたみたいでして。 準備した記念品を確認したら、 予定していたよりも数が少なかったんです。 |
クロノ | なるほど。じゃあ、俺が1号店から 景品を少しもらってくればいいんですね! |
シン | お願いします。 あぁ、クロノ君もうひとつ。 この件、 特に急いでませんので、閉店までに 戻って来てくれたら大丈夫ですからね。 |
クロノ | ……? はい、わかりました。 すみませーん。 シンさんから頼まれて…… |
カムイ | まだまだ! いくぜ! ヴァンガードにアタック! |
櫂 | 完全ガード。 |
ミサキ | ドライブチェック。 ゲット、クリティカルトリガー。 |
三和 | ひゅ~! さすがだな! |
クロノ | カムイさんに櫂さん、他にも…… なんでこんなに人が? |
アイチ | あれ、クロノくん? こんにちは! |
クロノ | アイチさん! あの、俺、シンさんに頼まれて荷物を取りに きたんですけど…… こんなに人が集まってる、ってことは、 1号店で大会とかあったんですか? |
アイチ | ううん、そういうわけじゃないんだけど…… 実はね―― |
ミサキ | みんな、ごめんね。 急に手伝わせて。 |
三和 | いいって、いいって。 困った時はお互い様、だろ? |
アイチ | はい。ミサキさんや店長には いつもお世話になってますから! |
ミサキ | ……ありがと。 |
ナオキ | こっちは頼まれてた準備、終わったぞ。 ……そういえば、クリスマスツリーも 用意するのか? |
シンゴ | これだからツッパリモドキは。 僕たちが作っている折り紙の飾りならともかく、 ツリーなんてすぐに準備できるわけ―― |
カムイ | ミサキさーん! お兄さーん! 奥からツリーもってきました! |
シンゴ | って、ええ!? |
アイチ | ありがとう、カムイくん。 重たくなかった? |
カムイ | 全然大丈夫です! これくらい、オレ様にかかれば昼飯前! |
ミサキ | 朝飯前、ね。 |
ナオキ | ……で? 『ツリーなんて――』 そのあとなんだって? |
シンゴ | ぐぬぬぬ…… 既にツリーが用意されているなんて 予想していなかったのです。 |
ナオキ | クリスマスのショップ大会は 初めてじゃないんだろ? それなら ツリーくらいあってもおかしくねぇだろ。 |
シンゴ | くっ、ツッパリモドキのくせに 正論すぎるのです……! |
ナオキ | うるせーぞカリアゲメガネ! 俺のくせにってなんだよ! |
三和 | おいおい、おふたりさん、 熱くなりすぎるなって。 |
ミサキ | まったく、あのふたりは…… |
アイチ | あはは…… それじゃあ、次はあのツリーの飾りつけかな。 |
カムイ | お兄さん! それならオレに任せてください! すっげぇカッコよく飾ってみせるんで! ライトをぐるぐるにして、綿をつけて…… あ! てっぺんは星の代わりに ノヴァグラップラーのカードを乗せれば…… |
ミサキ | 落ち着きな。というか、 アンタの身長だと一番上に手が届かないでしょ。 |
カムイ | ぐっ! じゃあ、お兄さん、 オレを背中に乗せてください! 背負ってもらえば届くはずです! |
アイチ | えぇっ!? |
ミサキ | だから落ち着きなって。 アンタには別のお願いをするから。 それにもうすぐ…… |
シン | ただいま戻りましたー。 遅くなってすみません。 |
櫂 | これで、必要なものは揃ったはずだ。 |
森川 | 俺が荷物持ちとして同行しなければ、 あと3往復はしていたな。 |
井崎 | お前はカートを押してただけだろうが! |
アイチ | 櫂くん! 店長、森川くんと井崎くんも、 お帰りなさい! |
井崎 | ただいま! そっちの準備はどうだ? |
ミサキ | とりあえず、ひと段落はしたかな。 まだやることはあるけど。 |
シン | おや、それならちょうどいいですね。 お土産もあるので、休憩にしましょう。 |
アイチ | お土産? |
シン | ケーキを買ってきたんです。 ひとり1つあるので、選んでくださいね。 |
ナオキ | おお! ありがとうございます、店長! 俺は――これをもらうぜ! |
シンゴ | んなっ、 それは僕が目を付けていたのです! |
三和 | じゃあ俺は……って、ん? なぁ、1個多くねぇか? |
ミサキ | あれ、本当だ。ひとつ余るね。 |
櫂 | ……なんだ、このカードは? |
アイチ | えーと……『期間限定! 10個買うと1個無料でもらえる キャンペーン実施中』? |
森川 | なるほどな。 じゃあ、その余った1個は 最大の功労者であるこの俺様が…… |
カムイ | おいこら! コーラだかなんだか知らねえが 勝手に取ろうとするんじゃねぇ! |
シン | あはは…… そうですね、ここは平等にファイトで 決めるというのはどうでしょうか? |
ミサキ | へぇ、いいんじゃない。 わかりやすいし、息抜きにもなるしね。 |
アイチ | ファイトかぁ。櫂くんはどうする? |
櫂 | 俺はやらん。 |
アイチ | え? いいの? |
カムイ | お兄さん、放っておきましょう。 櫂の野郎、オレたちに負けるのが怖いんですよ。 |
櫂 | ……なに? |
カムイ | ファイトに参加しねぇってことは そういうことだろ? |
櫂 | ………… いいだろう、その席に着け。 相手をしてやる。 |
カムイ | 上等だ! 返り討ちにしてやる! |
シンゴ | 先導君は僕とファイトなのです! この場で1番の難敵ですが、 ケーキのためにも乗り越えてみせるのです! |
アイチ | シンゴくん! 僕も簡単には負けないよ。よろしくね。 |
ナオキ | 番長! 俺とファイトだ! |
ミサキ | いいよ。かかってきな。 |
森川 | 今日の俺はあらゆる占いで1位、 負ける理由はない! まずはお前だ、三和! |
三和 | ご指名頂いたら応えないとな。 お手柔らかに頼むぜ。 |
井崎 | 終わったら俺ともファイトしてくれよな! |
アイチ | それじゃあ、いくよ。 スタンドアップ! |
全員 | ヴァンガード! |
アイチ | ――ということがあってね。 今年もショップ大会の準備を手伝って、 そのままファイトすることになったんだ。 |
クロノ | へぇ。それでこんなに集まってたんですね。 でも、いいっすね。 俺たちも今度、みんなと2号店で こういう遊びしてみようかな。 |
アイチ | ふふ、いいんじゃないかな。 あ、そうだ! クロノくんも今日 ファイトに参加していったらどうかな? |
クロノ | え!? いいんですか!? あ、いやでも、俺バイト中で…… |
ミサキ | いいんじゃない? |
クロノ& アイチ | ミサキさん! |
ミサキ | シンさんも今日のことは知ってたからね。 それでアンタにおつかいを頼んだってことは、 どうなるかも予想してるだろうし。 |
クロノ | そういえば、「閉店までに戻ればいい」って…… |
ミサキ | なら、大丈夫じゃない? まだ時間はあるでしょ。 |
クロノ | は……はいっ! あの、アイチさん! 俺とファイトしてくれませんか。 |
アイチ | うん! もちろんいいよ。 それじゃあ―― |
クロノ& アイチ | スタンドアップ! ヴァンガード! |