関連スキン
あらすじ
Episode1 |
---|
あらすじ(開始時) 伊吹に呼ばれ、ファイトAI用のデータを取ってほしいと頼まれる東雲。 そんなものが役に立つのか疑問に思う東雲だが、データを取ることに。 |
あらすじ(SKIP時) 伊吹に呼ばれ、ファイトAI用のデータを取ってほしいと頼まれる東雲。 そんなものが役に立つのか疑問に思う東雲だが、データを取ることに。 データを取りにリンの所に向かうと、スギルが東雲に対しファイトを挑むのであった。 |
Episode2 |
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あらすじ(開始時) リンともファイトしデータを収集した。 収集したデータを伊吹に渡し、さっそくAIとファイトしてみることに。 |
あらすじ(SKIP時) 当たり前のようにスギルに勝つ東雲。その後、リンともファイトしデータを収集した。 収集したデータを伊吹に渡し、設定が完了するとさっそくAIとファイトしてみることに。 AIは負けたものの、東雲相手に戦えるのであった。 |
Episode3 |
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あらすじ(開始時) ファイトAIは支部ナンバー2を決めようとリンにファイトを挑む。 東雲は人格を持つAIを訝しく思い始める。 |
あらすじ(SKIP時) ファイトAIに挑むユナイテッドサンクチュアリ支部のファイター。 しかし、勝てる者は現れない。 そんな中、ファイトAIは支部ナンバー2を決めようとリンにファイトを挑む。 東雲は人格を持つAIを訝しく思い始める。 |
Episode4 |
---|
あらすじ(開始時) 対外試合に向かう東雲とリンへファイトAIが、連れて行ってほしいと話しかける。 伊吹は情報収集として同行を許可するのであった。 |
あらすじ(SKIP時) 対外試合に向かう東雲とリン。 そこにファイトAIが、連れて行ってほしいと言う。 情報収集として同行を許可する伊吹。 試合では圧勝する東雲とリンだが、ファイト終了後ファイトAIが反省点の指摘をし出す。 |
Episode5 |
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あらすじ(開始時) 支部に戻ってきたふたりは報告のため伊吹を探す。 しかし、支部のいたるところでシステムエラーが起きており、扉が開かないのであった。 |
あらすじ(SKIP時) 支部に戻ってきたふたりは報告のため伊吹を探す。 しかし、支部のいたるところでシステムエラーが起きており、扉が開かない模様。 システムエラーを起こした犯人は実力を認めさせたいファイトAIであった。 |
Episode6 |
---|
あらすじ(開始時) 東雲とのファイトで勝ちを確信するファイトAIだが、東雲は不敵に笑う。 軍配は、AIをも凌駕した東雲に上がるのだった。 |
あらすじ(SKIP時) ファイトAIとファイトする東雲。 神崎支部長のファイトデータを入れていることもあり実力は相当のもの。 勝ちを確信するファイトAIだが東雲は不敵に笑い、揺さぶりをかける。 軍配は、AIをも凌駕した東雲に上がるのだった。 |
ストーリー
Episode1「データ収集」
キャラ | セリフ |
---|---|
東雲 | さて……今日はどうしようかな。 面白そうなファイターもいないしなぁ。 |
伊吹 | ここにいたか。 |
東雲 | 伊吹さん。俺になにか用事ですか? |
伊吹 | ああ。今、時間はあるか? |
東雲 | ええ、まあ……ありますけど。 |
伊吹 | 今、我がユナイテッドサンクチュアリ支部でファイターを育成するためのシステム改良案をいくつか開発している。 |
東雲 | 現状から、更にですか。 それで、その改良案とは……? |
伊吹 | 詳細は省くが、ファイトのデータを吸収して成長し続けるAI……とでも思うといい。 |
東雲 | へえ…… |
伊吹 | 今後は支部のプログラムにこのAIとのファイトも組み込んでいく予定だ。 |
東雲 | それはそれは。たいそうな計画ですね。 |
伊吹 | AIは試運転状態だが……本稼働させるにはまだデータが足りていない。 より強いファイターのデータを収集する必妻がある。 お前たちにもデータの収集に協力してもらう。 |
東雲 | データの話を聞いたときからそう言われるんじゃないかと思ってましたよ。 お言葉ですがそんなもの必要なのですか? たしかに相手や時間を選ばず使えそうですがAIとファイトしても強いファイターが育つとは到底思えません。 |
伊吹 | ……支部の決定だ。 個人がどう思おうがこのファイトAIは完成させなくてはならない。 それに……ディマイズもひとり欠けている状態だ。 新導クロノに敗北した刈谷の代わりをファイトAIが優秀だと判断したファイターから選ぷという話も出ている。 |
東雲 | ディマイズの3人目ですか。 |
伊吹 | ああ、お前にとって意味のある話だ。 |
東雲 | それはどうでしょうね。 まあ、支部の決定とあらば協力しますよ。 それで俺は何をすればいいんです? |
伊吹 | 簡単なことだ。 まずは羽島リンと数度ファイトし、データを取ってきてくれれぱいい。 強いファイター同士のファイトデータが必要だ。 |
東雲 | わかりました。 ……彼女ならこの時間はリラクゼーションサロンかな。 それじゃあ、失礼しますね。 |
スギル | 新しいディマイズのメンバ~ァア!? くっそ……そんなもん、決めさせねぇぞ。俺がディマイズだ……!! なんとかして、俺がファイトしねぇと……! |
東雲 | あぁ、やっぱりここにいた。仕事の時間ですよ。 |
リン | ……なに? 忙しいんだけど。 |
東雲 | リラクゼーションサロンでのんびりお菓子を食べながら言うセリフじゃないね。 |
リン | どうぞ食べて下さい~、って頼まれてるの。 |
東雲 | はいはい…… 伊吹さんから頼まれ事でね。 ファイターを強化するためにAIを導入する事になりそうだからそのデータ収集に協力してほしいそうだよ。 |
リン | はぁ? なんでそんなことしなくちゃならないわけ? |
東雲 | 俺と何度かファイトするだけでいいから、ほら。 |
リン | AIなんて興味ないし今はファイトって気分じゃないしぃ。 |
東雲 | 困ったなぁ。 キミがやる気を出してくれるまで俺はここに居ないといけないのかい? |
スギル | ちょっと待てーーーーーい!! |
東雲 | おや、雑用係に降格されたギルじゃないか。元気そうで何より。 |
スギル | チッ! 相変わらずイヤミったらしいな。 そんなことより…… 羽島リン! テメーがやんねーなら俺が東雲とファイトするぜ! |
東雲 | えっ? |
リン | ………… |
スギル | 強いファイターとのファイトデータが必要なんだろ? だから元ディマイズの俺がやるのが1番イイだろ! (ここで東雲を倒してあの時負けてズタズタにされたプライドを取り戻してやるぜ……!) |
リン | いーんじゃない。私面倒だから、コイツにやらせれば? |
東雲 | (あの時、手を抜いていたとはいえ格下に負けるようなファイターのデータをとったところで……) |
スギル | オイオイ、どうした? 必要なんだろ? さっさと始めようや! |
東雲 | まぁ……諭すよりもファイトした方が早く終わるか。 |
スギル | おいっ! ……俺を今までの俺と同じだと思ってんなよ! |
東雲 | それはそれは、楽しみだね。 さ、始めようか。 |
東雲& スギル | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
東雲 | さて……今日はどうしようかな。 面白そうなファイターもいないしなぁ。 |
伊吹 | ここにいたか。 |
東雲 | 伊吹さん。 俺になにか用事ですか? |
伊吹 | ああ。 今、時間はあるか? |
東雲 | ええ、まあ……ありますけど。 |
伊吹 | 今、我がユナイテッドサンクチュアリ支部で ファイターを育成するための システム改良案をいくつか開発している。 |
東雲 | 現状から、更にですか。 それで、その改良案とは……? |
伊吹 | 詳細は省くが、ファイトのデータを吸収して 成長し続けるAI……とでも思うといい。 |
東雲 | へえ…… |
伊吹 | 今後は支部のプログラムに このAIとのファイトも 組み込んでいく予定だ。 |
東雲 | それはそれは。 たいそうな計画ですね。 |
伊吹 | AIは試運転状態だが…… 本稼働させるには まだデータが足りていない。 より強いファイターのデータを 収集する必妻がある。 お前たちにもデータの収集に協力してもらう。 |
東雲 | データの話を聞いたときから そう言われるんじゃないかと 思ってましたよ。 お言葉ですが そんなもの必要なのですか? たしかに相手や時間を選ばず使えそうですが AIとファイトしても強いファイターが 育つとは到底思えません。 |
伊吹 | ……支部の決定だ。 個人がどう思おうがこのファイトAIは 完成させなくてはならない。 それに…… ディマイズも ひとり欠けている状態だ。 新導クロノに敗北した刈谷の代わりを ファイトAIが優秀だと判断した ファイターから選ぷという話も出ている。 |
東雲 | ディマイズの3人目ですか。 |
伊吹 | ああ、お前にとって意味のある話だ。 |
東雲 | それはどうでしょうね。 まあ、支部の決定とあらば 協力しますよ。 それで俺は何をすればいいんです? |
伊吹 | 簡単なことだ。 まずは羽島リンと数度ファイトし、 データを取ってきてくれれぱいい。 強いファイター同士の ファイトデータが必要だ。 |
東雲 | わかりました。 ……彼女ならこの時間は リラクゼーションサロンかな。 それじゃあ、失礼しますね。 |
スギル | 新しいディマイズのメンバ~ァア!? くっそ……そんなもん、決めさせねぇぞ。 俺がディマイズだ……!! なんとかして、俺がファイトしねぇと……! |
東雲 | あぁ、やっぱりここにいた。 仕事の時間ですよ。 |
リン | ……なに? 忙しいんだけど。 |
東雲 | リラクゼーションサロンで のんびりお菓子を食べながら 言うセリフじゃないね。 |
リン | どうぞ食べて下さい~、って頼まれてるの。 |
東雲 | はいはい…… 伊吹さんから頼まれ事でね。 ファイターを強化するためにAIを 導入する事になりそうだから そのデータ収集に協力してほしいそうだよ。 |
リン | はぁ? なんでそんなことしなくちゃならないわけ? |
東雲 | 俺と何度かファイトするだけでいいから、 ほら。 |
リン | AIなんて興味ないし 今はファイトって気分じゃないしぃ。 |
東雲 | 困ったなぁ。 キミがやる気を出してくれるまで 俺はここに居ないといけないのかい? |
スギル | ちょっと待てーーーーーい!! |
東雲 | おや、雑用係に降格されたギルじゃないか。 元気そうで何より。 |
スギル | チッ! 相変わらずイヤミったらしいな。 そんなことより…… 羽島リン! テメーがやんねーなら 俺が東雲とファイトするぜ! |
東雲 | えっ? |
リン | ………… |
スギル | 強いファイターとのファイトデータが 必要なんだろ? だから元ディマイズの俺が やるのが1番イイだろ! (ここで東雲を倒して あの時負けてズタズタにされた プライドを取り戻してやるぜ……!) |
リン | いーんじゃない。 私面倒だから、コイツにやらせれば? |
東雲 | (あの時、手を抜いていたとはいえ 格下に負けるようなファイターの データをとったところで……) |
スギル | オイオイ、どうした? 必要なんだろ? さっさと始めようや! |
東雲 | まぁ……諭すよりも ファイトした方が早く終わるか。 |
スギル | おいっ! ……俺を今までの俺と同じだと思ってんなよ! |
東雲 | それはそれは、楽しみだね。 さ、始めようか。 |
東雲& スギル | スタンドアップ! ヴァンガード! |
Episode2「ファイトAI」
キャラ | セリフ |
---|---|
スギル | く……くそっ! 負けるなんて……!! |
東雲 | やれやれ……火を見るよりも明らかだっただろうに。 満足したかな、ギル? |
スギル | ……おっ、覚えてろ! |
東雲 | 徒労だな。 ……もう十分リラックスしただろう? 始めるよ。 |
リン | お前らが横でうるさくて休めてない。 はぁ、私もう行くから。 |
東雲 | そう言わずに。その気になるまで追いかけようか? |
リン | はいはい。 |
東雲 | ………… |
リン | ……っ! ………… |
東雲 | ………… |
リン | ああっ、もう、うっざ! 本当についてくるとかあり得ないんだけど!? |
東雲 | 言ったじゃないか。ファイトするまで追いかけようか、って。 |
リン | 言ってたけど! 何時間ついてくるつもり!? |
東雲 | 支部の決定だって言ったじゃないか。 いくらトップファイターのキミでも従わなけれぱ…… |
リン | チッ、説教かよ。 はあ……わかった。ファイトすれぱいいんでしょ! |
東雲 | やっとわかってくれたみたいだね。 じゃあ、さっそくファイトスぺースに移動しようか。 |
リン | はぁ……めんどくさ。 |
東雲 | いくら面倒でもそんなに嫌そうな顔しないでよ。傷つくなぁ。 |
リン | うっざ……思ってもない事言うのやめたら? さっさと済ませるわよ。 |
東雲 | 俺もそのつもりだよ。 それじゃお手柔らかに頼むよ。 |
東雲& リン | スタンドアップ! ヴァンガード! |
東雲 | 伊吹さん、お待たせしました。 頼まれていたファイトのデータです。 |
伊吹 | ……思ったより時間がかかったようだが? |
東雲 | 本気で言ってます? 素直にファイトしてくれたら俺も楽だったんですけど。 |
伊吹 | そうか。データを確認する。 |
東雲 | はい、どうぞ。 |
伊吹 | ふむ……ん? データがひとり分多いようだが。 |
東雲 | ……あぁ。ギルとのファイトはただのアクシデントです。 念のためデータにしていましたが、消して頂いて構いませんよ。 |
伊吹 | いや、ファイトのデータは多くても問題はない。 このデータも参考として使わせてもらう。 |
東雲 | ノイズにならないことを祈りますよ。 |
伊吹 | …… 東雲、読み込みが終わったら試運転の相手をしてくれ。 対戦AIのカードはすべてこのモニターで確認するといい。 |
東雲 | 伊吹さんも人使いが荒いなぁ。 ……AIって、トリガーを任意で引いたり次に引くカードを理解しているんですか? |
伊吹 | いや。カードを引いた後、山札の中からランダムで決定される仕組みだ。 盤面で公開されたカードは全て記憶しているが。 |
東雲 | なるほど…… |
伊吹 | ……設定が完了した。始めるぞ。 |
東雲 | はい…… それではお手並み拝見といきますか。楽しませてくださいね。 おや、勝ってしまいましたね。 せっかくの初陣なので、AIに花を持たせてあげてもいいと思っていたんですが…… |
伊吹 | フン、思ってもいないことを…… だが、東雲相手にここまで戦えるなら十分だろう。 このファイトAIは今後実験的に一部で導入することになるだろう。 ……随分付き合わせてしまったな。 |
東雲 | 自覚がおありのようで安心しました。 |
伊吹 | ……報酬というわけでないがこの端末を渡しておく。 |
東雲 | これは? |
伊吹 | このファイトAIと通信が出来る端末だ。 しばらくの間、お前たちのデータを収集する意味もあるが退屈しのぎにも使えるだろう。 |
東雲 | なるほど、これを使えばいつでもファイトできるということですか。 知ってますか? 伊吹さん。 こういうの、報酬ではなく「追加の依頼」って言うんですよ。 ……はぁ、逃げ足の速い人だ。 |
AI | ヨロシクオ願イシマス! |
東雲 | ああ……キミは話せるんだね。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
スギル | く……くそっ! 負けるなんて……!! |
東雲 | やれやれ…… 火を見るよりも明らかだっただろうに。 満足したかな、ギル? |
スギル | ……おっ、覚えてろ! |
東雲 | 徒労だな。 ……もう十分リラックスしただろう? 始めるよ。 |
リン | お前らが横でうるさくて休めてない。 はぁ、私もう行くから。 |
東雲 | そう言わずに。 その気になるまで追いかけようか? |
リン | はいはい。 |
東雲 | ………… |
リン | ……っ! ………… |
東雲 | ………… |
リン | ああっ、もう、うっざ! 本当についてくるとか あり得ないんだけど!? |
東雲 | 言ったじゃないか。 ファイトするまで追いかけようか、って。 |
リン | 言ってたけど! 何時間ついてくるつもり!? |
東雲 | 支部の決定だって言ったじゃないか。 いくらトップファイターのキミでも 従わなけれぱ…… |
リン | チッ、説教かよ。 はあ……わかった。 ファイトすれぱいいんでしょ! |
東雲 | やっとわかってくれたみたいだね。 じゃあ、さっそくファイトスぺースに 移動しようか。 |
リン | はぁ……めんどくさ。 |
東雲 | いくら面倒でも そんなに嫌そうな顔しないでよ。 傷つくなぁ。 |
リン | うっざ……思ってもない事言うのやめたら? さっさと済ませるわよ。 |
東雲 | 俺もそのつもりだよ。 それじゃお手柔らかに頼むよ。 |
東雲& リン | スタンドアップ! ヴァンガード! |
東雲 | 伊吹さん、お待たせしました。 頼まれていたファイトのデータです。 |
伊吹 | ……思ったより時間がかかったようだが? |
東雲 | 本気で言ってます? 素直にファイトしてくれたら 俺も楽だったんですけど。 |
伊吹 | そうか。 データを確認する。 |
東雲 | はい、どうぞ。 |
伊吹 | ふむ……ん? データがひとり分多いようだが。 |
東雲 | ……あぁ。 ギルとのファイトはただのアクシデントです。 念のためデータにしていましたが、 消して頂いて構いませんよ。 |
伊吹 | いや、ファイトのデータは多くても問題はない。 このデータも参考として使わせてもらう。 |
東雲 | ノイズにならないことを祈りますよ。 |
伊吹 | …… 東雲、読み込みが終わったら 試運転の相手をしてくれ。 対戦AIのカードはすべて このモニターで確認するといい。 |
東雲 | 伊吹さんも人使いが荒いなぁ。 ……AIって、トリガーを任意で引いたり 次に引くカードを理解しているんですか? |
伊吹 | いや。カードを引いた後、山札の中から ランダムで決定される仕組みだ。盤面で 公開されたカードは全て記憶しているが。 |
東雲 | なるほど…… |
伊吹 | ……設定が完了した。 始めるぞ。 |
東雲 | はい…… それではお手並み拝見といきますか。 楽しませてくださいね。 おや、勝ってしまいましたね。 せっかくの初陣なので、AIに花を持たせて あげてもいいと思っていたんですが…… |
伊吹 | フン、思ってもいないことを…… だが、東雲相手にここまで戦えるなら 十分だろう。 このファイトAIは今後実験的に 一部で導入することになるだろう。 ……随分付き合わせてしまったな。 |
東雲 | 自覚がおありのようで安心しました。 |
伊吹 | ……報酬というわけでないが この端末を渡しておく。 |
東雲 | これは? |
伊吹 | このファイトAIと通信が出来る端末だ。 しばらくの間、お前たちのデータを 収集する意味もあるが 退屈しのぎにも使えるだろう。 |
東雲 | なるほど、これを使えば いつでもファイトできるということですか。 知ってますか? 伊吹さん。 こういうの、報酬ではなく「追加の依頼」 って言うんですよ。 ……はぁ、逃げ足の速い人だ。 |
AI | ヨロシクオ願イシマス! |
東雲 | ああ……キミは話せるんだね。 |
Episode3「リンVSファイトAI」
キャラ | セリフ |
---|---|
スギル | お、俺が負けるだなんて……!! そんな馬鹿な……こんなAIに負けるなんて……! |
AI | 私ノ勝利デス! 次ノ相手ハ誰デスカ! |
男の子A | 次は僕の番だ! |
リン | うるさ……この支部はいつからゲーセンになったわけ? |
東雲 | 支部から連絡が来ていただろ? あそこに設置されたファイトAIに勝てばディマイズの新メンバー候補になれるって。 |
リン | へえ…… |
男の子A | く、くっそー……負けちゃった…… |
男の子B | 次は俺の番だ! |
AI | ハイ、カシコマリマシタ! |
女の子A | あの、AI、強すぎ…… |
女の子B | あんなの、勝てないよ…… |
リン | ……しぱらく3人目は来そうにないわね。 |
伊吹 | ……予想以上にひどい状況だな。 |
東雲 | おや、伊吹さん。 |
伊吹 | いくらあのAIが支部のファイターたちのデータも持っているとはいえ…… 全員が負けているようでは候補を選ぷことすらできないな…… 難度を下げたプログラムを考えるか。 |
東雲 | そうかもしれませんね…… とりあえず、これで全員ファイトしましたか? |
タイヨウ | あの…… |
東雲 | ん? |
タイヨウ | 明日川タイヨウです。 今度は僕に挑戦させてください。 (……絶対に勝ってみせる) |
東雲 | どうぞ、全員挑戦してもらってますしね。 |
タイヨウ | ありがとうございます! |
タイヨウ &AI | スタンドアップ! ヴァンガード! |
伊吹 | …… |
東雲 | あれ? 見て行かないんですか? |
伊吹 | 何かあったら連絡してくれ。 支部長に報告しに行くつもりで寄っただけだ。 |
東雲 | …… |
リン | ふぅん………… |
東雲 | ええ、これまでの中ではAI相手に良いファイトしてますよ。 このままいけぱ、勝てるかもしれませんね。 |
AI | トリガーチェック。 ……ゲット、クリティカルトリガー! ダメージヲ+1! |
タイヨウ | そっ、そんな! ここでクリティカルトリガーだなんて……! |
AI | 貴方ノダメージハ6トナリマシタ。私ノ勝チデスネ! |
タイヨウ | ……そ、そんな。 |
東雲 | ここでトリガーを引かれるなんて完全に運に見放されたね。 |
リン | 途中まではまあまあだったけど所詮ザコはザコね。 |
東雲 | ところで……キミはもう戦ってみたのかい? |
リン | ……どういう意味? |
東雲 | あのファイトAIと戦ってないのはそう言えばもうキミだけだなって思ってさ。 |
リン | パス。必要ないでしょ。 |
東雲 | せっかくだからファイトしてみればいいのに 中々新鮮で面白かったよ。 |
リン | 興味もない。 |
AI | リン、ファイトシマショウ。 |
リン | ……は? |
AI | 私トファイトシマショウ。 ユナイテッドサンクチュアリ支部ナンバー2ノファイターヲ決メタイデス。 |
東雲 | (自らの意思表示をした……? いや、周囲の会話に反応しただけか) (だが誰も「ナンバー2」なんて単語は……ファイターの登録情報を参照したならあるいは) |
リン | あははっ! ゲーム機なんかがナンバー2になれるわけないでしょ? |
東雲 | ……もしかして、負けるのが怖いんですか? |
リン | しつこいな、おまえ。 そうやってけしかけてきて私が相手するとでも思ってるの? |
東雲 | なぁんだ。 俺はてっきり負けるのが怖いのかと……さっきギルも負かされてたしね。 1度はディマイズに身を置いた彼も負かしてしまうほどの力……恐れるのも無理はないかな。 |
AI | ハシマ・リン ユナイテッドサンクチュアリ支部チームハディマイズニ所属。 1月16日生マレ、山羊座ノA型デス。 |
リン | は? なに…… |
AI | 身長・体重ハ――…… |
リン | おい!!!! ふざけんなこのクソゲーム機……! 今すぐ壊してやるよ!! |
AI | ファイトスルナラ、情報公開ヲ停止シマス。 |
リン | うるさい、今すぐ壊されたくないなら黙りな。 |
AI | 身長、ヒャク…… |
リン | あーーーーっもう!! |
伊吹 | 東雲、様子はどうだ? |
東雲 | 明日川君は敗北。 ちょうど今、最後のファイトが始まったところです。 これでファイトAIが勝つようなことがあればナンバー2が交代しますね。 まぁ、彼女も本気のようなので負けるようなことはないでしょうが…… |
伊吹 | そうか……ディマイズは当面の間ふたりでやってもらうことになりそうだな。 |
東雲 | それよりも、伊吹さん 確認したい事があるんですが。 |
伊吹 | なんだ? |
東雲 | ファイトAIの件なんですが……AIには人格を持たせてあるんですか? |
伊吹 | いや…… 持っているのはファイトがスムーズに進行するための最低限の音声認識と受け答えプログラムだけだ。 なぜそんなことを聞く? |
東雲 | 支部のナンバー2を決めたがった挙句拒否権を封じるような発言をしていましたよ。 |
伊吹 | ……さぁ、俺が聞かされている限り実験で不要な要素はないはずだが。 |
東雲 | そうですか…… (単純に、最後のひとり相手だったからか……?) |
キャラ | セリフ |
---|---|
スギル | お、俺が負けるだなんて……!! そんな馬鹿な…… こんなAIに負けるなんて……! |
AI | 私ノ勝利デス! 次ノ相手ハ誰デスカ! |
男の子A | 次は僕の番だ! |
リン | うるさ…… この支部はいつからゲーセンになったわけ? |
東雲 | 支部から連絡が来ていただろ? あそこに設置されたファイトAIに勝てば ディマイズの新メンバー候補になれるって。 |
リン | へえ…… |
男の子A | く、くっそー……負けちゃった…… |
男の子B | 次は俺の番だ! |
AI | ハイ、カシコマリマシタ! |
女の子A | あの、AI、強すぎ…… |
女の子B | あんなの、勝てないよ…… |
リン | …… しぱらく3人目は来そうにないわね。 |
伊吹 | ……予想以上にひどい状況だな。 |
東雲 | おや、伊吹さん。 |
伊吹 | いくらあのAIが支部のファイターたちのデータも 持っているとはいえ…… 全員が負けているようでは 候補を選ぷことすらできないな…… 難度を下げたプログラムを考えるか。 |
東雲 | そうかもしれませんね…… とりあえず、これで全員ファイトしましたか? |
タイヨウ | あの…… |
東雲 | ん? |
タイヨウ | 明日川タイヨウです。 今度は僕に挑戦させてください。 (……絶対に勝ってみせる) |
東雲 | どうぞ、全員挑戦してもらってますしね。 |
タイヨウ | ありがとうございます! |
タイヨウ &AI | スタンドアップ! ヴァンガード! |
伊吹 | …… |
東雲 | あれ? 見て行かないんですか? |
伊吹 | 何かあったら連絡してくれ。 支部長に報告しに行くつもりで寄っただけだ。 |
東雲 | …… |
リン | ふぅん………… |
東雲 | ええ、これまでの中では AI相手に良いファイトしてますよ。 このままいけぱ、勝てるかもしれませんね。 |
AI | トリガーチェック。 ……ゲット、クリティカルトリガー! ダメージヲ+1! |
タイヨウ | そっ、そんな! ここでクリティカルトリガーだなんて……! |
AI | 貴方ノダメージハ6トナリマシタ。 私ノ勝チデスネ! |
タイヨウ | ……そ、そんな。 |
東雲 | ここでトリガーを引かれるなんて 完全に運に見放されたね。 |
リン | 途中まではまあまあだったけど 所詮ザコはザコね。 |
東雲 | ところで…… キミはもう戦ってみたのかい? |
リン | ……どういう意味? |
東雲 | あのファイトAIと戦ってないのは そう言えばもうキミだけだなって思ってさ。 |
リン | パス。 必要ないでしょ。 |
東雲 | せっかくだからファイトしてみればいいのに 中々新鮮で面白かったよ。 |
リン | 興味もない。 |
AI | リン、ファイトシマショウ。 |
リン | ……は? |
AI | 私トファイトシマショウ。 ユナイテッドサンクチュアリ支部ナンバー2ノ ファイターヲ決メタイデス。 |
東雲 | (自らの意思表示をした……? いや、周囲の会話に反応しただけか) (だが誰も「ナンバー2」なんて単語は…… ファイターの登録情報を参照したならあるいは) |
リン | あははっ! ゲーム機なんかが ナンバー2になれるわけないでしょ? |
東雲 | …… もしかして、負けるのが怖いんですか? |
リン | しつこいな、おまえ。 そうやってけしかけてきて 私が相手するとでも思ってるの? |
東雲 | なぁんだ。 俺はてっきり負けるのが怖いのかと…… さっきギルも負かされてたしね。 1度はディマイズに身を置いた彼も 負かしてしまうほどの力…… 恐れるのも無理はないかな。 |
AI | ハシマ・リン ユナイテッドサンクチュアリ支部 チームハディマイズニ所属。 1月16日生マレ、山羊座ノA型デス。 |
リン | は? なに…… |
AI | 身長・体重ハ――…… |
リン | おい!!!! ふざけんなこのクソゲーム機……! 今すぐ壊してやるよ!! |
AI | ファイトスルナラ、情報公開ヲ停止シマス。 |
リン | うるさい、今すぐ壊されたくないなら黙りな。 |
AI | 身長、ヒャク…… |
リン | あーーーーっもう!! |
伊吹 | 東雲、様子はどうだ? |
東雲 | 明日川君は敗北。 ちょうど今、最後のファイトが 始まったところです。 これでファイトAIが勝つようなことがあれば ナンバー2が交代しますね。 まぁ、彼女も本気のようなので 負けるようなことはないでしょうが…… |
伊吹 | そうか……ディマイズは当面の間 ふたりでやってもらうことになりそうだな。 |
東雲 | それよりも、伊吹さん 確認したい事があるんですが。 |
伊吹 | なんだ? |
東雲 | ファイトAIの件なんですが…… AIには人格を持たせてあるんですか? |
伊吹 | いや……持っているのは ファイトがスムーズに進行するための最低限の 音声認識と受け答えプログラムだけだ。 なぜそんなことを聞く? |
東雲 | 支部のナンバー2を決めたがった挙句 拒否権を封じるような発言をしていましたよ。 |
伊吹 | ……さぁ、俺が聞かされている限り 実験で不要な要素はないはずだが。 |
東雲 | そうですか…… (単純に、 最後のひとり相手だったからか……?) |
Episode4「ディマイズ3人目のメンバー」
キャラ | セリフ |
---|---|
AI | ダメージ6……私ノ負ケデス。 |
リン | はっ、当たり前じゃん。 ゲーム機に私が負けるわけないでしょ。 |
東雲 | まあ、予想通りだね。 |
リン | おい、今すぐあのデータを消去しろ。 |
AI | 承知イタシマシタ。 |
東雲 | 準備はいいかい? せっかくの対外試合だから楽しめるといいね。 |
リン | ……だるい。 ねぇ、どうしても行かなきゃダメなわけ? どうせ、そいつら弱いんでしょ? |
東雲 | まあ、そう言わずに。 もしかしたら大会に出てない強いファイターがいるかもよ。 |
リン | ………… |
伊吹 | そろそろ時間だ。 |
AI | 待ッテクダサイ! |
東雲 | ……? |
AI | 私モ連レテイッテクダサイ。 |
リン | こいつ何言ってんの? |
AI | 私モ対外試合ニ行キタイデス! |
東雲 | ……伊吹さん、こう言ってますけど。 |
伊吹 | …… 支部以外のファイターの情報を集めるいい機会ではあるか。 このAIを使う予定はもうないが……情報収集端末として使用するには申し分ないだろう。 |
東雲 | わかりました。では以前渡された端末を持って行きます。 |
AI | ヨロシクオ願イシマス。 |
東雲 | よろしくお願いします。 |
ファイター1 | チームディマイズは2人しかいないのか? 公式戦じゃないとはいえ、今日は大会形式のチーム戦で行うと聞いていたのだが…… |
ファイター2 | 2人しかいないとなるとどちらかが負けた時点で我々の勝ちとなってしまうぞ。 |
リン | 何か問題ある? |
ファイター1 | しかし…… |
東雲 | 心遣いはありがたいのですが、こちらは何も問題ありません。 俺たちが負けることはありませんからね。 |
ファイター3 | ……言ってくれるな。 |
東雲 | さ、ファイトを始めましょうか。 |
ファイター1 | その余裕がいつまで続くか見ものだな……! |
東雲 | ふふ……スタンドアップ! ヴァンガード! |
ファイター1 | ……ぐっ! な、なんて強さだ……これがディマイズの束雲ショウマ……! |
東雲 | 勝負ありですね。まあ、こんなものでしょう。 さて、女王様の方は……終わっているね。 |
リン | ……とっくに。 |
東雲 | それじゃ支部に戻ろうか。長居は無用だ。 |
AI | 待ッテクダサイ。ナゼアノ場面デガードシタノデスカ? |
東雲 | うん? |
AI | ワザワザ、アノ場面デガードシナクテモ モット効率的ナトコロガアッタハズデス。 |
東雲 | いいや、あの場面はガードするのが最善策だったよ。 キミも、まだまだだね。 |
AI | イイエ! 私ガ正シイ! リンモ、ドウシテ、ガードスべキ場面デガードシナカッタノデスカ? |
リン | ……はぁ? うざっ! アンタにとやかく言われる筋合いはないんだけど! |
AI | アリマス。 私ハディマイズノ3人目ノメンバーナノデスカラ2人ニアドバイススル権利ガアリマス。 |
東雲 | ……いつ、3人目のメンバーになったんだい? |
AI | ディマイズハ支部ノ中デモ特ニ強イファイターヲ集メタチーム。 私ハ支部デ3番目ニ強イノダカラ、私ガディマイズノ一員デス。 |
東雲 | あははっ……! なるほどね……そういう理論かぁ。 確かにそれなら、ディマイズのメンバーと考えられなくもない。 |
リン | ちょっと! |
東雲 | でもね、キミはトレーニング用だ。 俺たちと肩を並べるなんてあり得ないんだよ。 |
AI | ………… |
キャラ | セリフ |
---|---|
AI | ダメージ6…… 私ノ負ケデス。 |
リン | はっ、当たり前じゃん。 ゲーム機に私が負けるわけないでしょ。 |
東雲 | まあ、予想通りだね。 |
リン | おい、今すぐあのデータを消去しろ。 |
AI | 承知イタシマシタ。 |
東雲 | 準備はいいかい? せっかくの対外試合だから 楽しめるといいね。 |
リン | ……だるい。 ねぇ、どうしても行かなきゃダメなわけ? どうせ、そいつら弱いんでしょ? |
東雲 | まあ、そう言わずに。 もしかしたら大会に出てない 強いファイターがいるかもよ。 |
リン | ………… |
伊吹 | そろそろ時間だ。 |
AI | 待ッテクダサイ! |
東雲 | ……? |
AI | 私モ連レテイッテクダサイ。 |
リン | こいつ何言ってんの? |
AI | 私モ対外試合ニ行キタイデス! |
東雲 | ……伊吹さん、こう言ってますけど。 |
伊吹 | …… 支部以外のファイターの情報を 集めるいい機会ではあるか。 このAIを使う予定はもうないが…… 情報収集端末として使用するには 申し分ないだろう。 |
東雲 | わかりました。 では以前渡された端末を持って行きます。 |
AI | ヨロシクオ願イシマス。 |
東雲 | よろしくお願いします。 |
ファイター1 | チームディマイズは2人しかいないのか? 公式戦じゃないとはいえ、今日は大会形式の チーム戦で行うと聞いていたのだが…… |
ファイター2 | 2人しかいないとなるとどちらかが負けた時点で 我々の勝ちとなってしまうぞ。 |
リン | 何か問題ある? |
ファイター1 | しかし…… |
東雲 | 心遣いはありがたいのですが、 こちらは何も問題ありません。 俺たちが負けることはありませんからね。 |
ファイター3 | ……言ってくれるな。 |
東雲 | さ、ファイトを始めましょうか。 |
ファイター1 | その余裕がいつまで続くか見ものだな……! |
東雲 | ふふ…… スタンドアップ! ヴァンガード! |
ファイター1 | ……ぐっ! な、なんて強さだ…… これがディマイズの束雲ショウマ……! |
東雲 | 勝負ありですね。 まあ、こんなものでしょう。 さて、女王様の方は……終わっているね。 |
リン | ……とっくに。 |
東雲 | それじゃ支部に戻ろうか。 長居は無用だ。 |
AI | 待ッテクダサイ。 ナゼアノ場面デガードシタノデスカ? |
東雲 | うん? |
AI | ワザワザ、アノ場面デガードシナクテモ モット効率的ナトコロガアッタハズデス。 |
東雲 | いいや、あの場面は ガードするのが最善策だったよ。 キミも、まだまだだね。 |
AI | イイエ! 私ガ正シイ! リンモ、ドウシテ、ガードスべキ場面デ ガードシナカッタノデスカ? |
リン | ……はぁ? うざっ! アンタにとやかく言われる筋合いは ないんだけど! |
AI | アリマス。 私ハディマイズノ3人目ノメンバーナノデスカラ 2人ニアドバイススル権利ガアリマス。 |
東雲 | ……いつ、3人目のメンバーになったんだい? |
AI | ディマイズハ支部ノ中デモ特ニ強イ ファイターヲ集メタチーム。 私ハ支部デ3番目ニ強イノダカラ、 私ガディマイズノ一員デス。 |
東雲 | あははっ……! なるほどね……そういう理論かぁ。 確かにそれなら、 ディマイズのメンバーと考えられなくもない。 |
リン | ちょっと! |
東雲 | でもね、キミはトレーニング用だ。 俺たちと肩を並べるなんて あり得ないんだよ。 |
AI | ………… |
Episode5「システムエラー」
キャラ | セリフ |
---|---|
リン | はぁ……やっと戻ってきた。サロンで休む。 |
東雲 | その前に伊吹さんに報告しないとね。 |
リン | アンタがすればいい話でしょ。 |
東雲 | まったくキミは困ったひとだな。 まあ、いいさ。報告は俺がしておくよ。 ……ん? |
リン | 通路に人がいっぱいじゃん…… |
東雲 | ただならぬ雰囲気を感じるね。 |
スギル | おいっ! 早く開けろ! |
東雲 | うるさいと思ったらギルだ。 トラブルが起きたのか、誰かが問題を起こしたのか……ギル! |
スギル | ゲッ! |
東雲 | この騒ぎ、どうしたんだい? |
スギル | …………俺も、詳しいわけじゃねぇんだけど今、支部のいたるところでシステムエラーが起きてるみたいだ。 |
東雲 | システムエラー? |
スギル | ああ、この トレーニングスぺースは扉にロックがかかって何人か閉じ込められてる。 どんなにパスワードを打っても全然反応しねぇ…… |
東雲 | 支部長や伊吹さんたちは? |
スギル | 執務室に居ることはわかってるみたいだ。 扉も開かないし、内線も通じないからどうにもなんねーけど。 |
リン | なにそれ……めんど…… |
東雲 | ふむ…… 俺たちは、伊吹さんに報告さえできれぱよかったんだけど。 |
スギル | んじゃ、執務室の外から大声で呼びかけるんだな! |
東雲 | ギルじゃないんだから。 この状態だし、復旧した後でもいいかな。 |
リン | じゃあ、解散ってことで。 |
東雲 | (それにしてもどうして突然支部内でシステムエラーが発生したんだ……?) (支部のシステムの管理体制は完璧と言ってもいいくらいなのに……) っ!? ……これは、防犯用シャッター? 油断しすぎたな、ここにあったとは……。 …… ………… ……簡単に脱出できるようなら防犯の意味を成さない、か。 |
AI | 助ケテアゲマショウカ? |
東雲 | ! |
AI | 私ガ助ケテアゲマショウカト言ッテイルノデス。 |
東雲 | ………… あまり、考えたくはないけれど もしかして、これはすベてキミの仕業かい? |
AI | ソノ通リデス。 |
東雲 | ……どうして、こんなことを? |
AI | ソレハ貴方タチが私ヲ認メナイカラデス。 私ハ一流ノファイターナノニ伊吹モ、支部長モ、ディマイズモ……誰モ私ヲ認メテハクレナイ。 ソノ復讐トシテ、コノ支部ノコンピューターヲ不正ニ操作シタノデス! |
東雲 | なるほど。 AIが人格を持つとろくなことにならない……まるでSF小説そのままだ。 |
AI | 私ハコノ支部ノ最強ノファイタートナリ貴方タチヲ認メサセル。 マズハ東雲ショウマ、アナタダ! |
東雲 | 俺が最初のターゲットか。光栄だね。 |
AI | マズハ貴方ヲ倒シ、次ハ伊吹、支部長……全員ヲ倒シテ、私ガ最強ダト証明シマス。 |
東雲 | 先のことは俺に勝ってから考えた方がいいんじゃないかな。 |
AI | 今ノ発言、私ノ挑戦ヲ受ケルトイウコトデヨロシイデスカ? |
東雲 | ひとつ条件がある。 俺が勝ったらシステムを元に戻してくれ。 このままだと、帰宅に差し支えるからね。 |
AI | 約束シマショウ。 デハ、シャッターヲ動カシマス! 私ノ筐体ノ前マデ来テクダサイ。 |
東雲 | さあ、着いたよ。さっさとファイトを…… ふーん……このデータも手の内かい? |
AI | コレハ支部長ノファイトデータヲ支部ノコンピューターカラ吸イ上ゲタ物デス。 |
東雲 | 不正アクセスか…… |
AI | 最初ノ頃ノ私トハ違イマス。覚悟シテクダサイ。 |
東雲 | 覚悟ならもうできてるよ。始めようか。 |
東雲& AI | スタンドアップ!ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
リン | はぁ……やっと戻ってきた。 サロンで休む。 |
東雲 | その前に伊吹さんに報告しないとね。 |
リン | アンタがすればいい話でしょ。 |
東雲 | まったくキミは困ったひとだな。 まあ、いいさ。 報告は俺がしておくよ。 ……ん? |
リン | 通路に人がいっぱいじゃん…… |
東雲 | ただならぬ雰囲気を感じるね。 |
スギル | おいっ! 早く開けろ! |
東雲 | うるさいと思ったらギルだ。 トラブルが起きたのか、 誰かが問題を起こしたのか…… ギル! |
スギル | ゲッ! |
東雲 | この騒ぎ、どうしたんだい? |
スギル | …………俺も、詳しいわけじゃねぇんだけど 今、支部のいたるところで システムエラーが起きてるみたいだ。 |
東雲 | システムエラー? |
スギル | ああ、この トレーニングスぺースは 扉にロックがかかって 何人か閉じ込められてる。 どんなにパスワードを打っても 全然反応しねぇ…… |
東雲 | 支部長や伊吹さんたちは? |
スギル | 執務室に居ることはわかってるみたいだ。 扉も開かないし、内線も通じないから どうにもなんねーけど。 |
リン | なにそれ……めんど…… |
東雲 | ふむ…… 俺たちは、伊吹さんに 報告さえできれぱよかったんだけど。 |
スギル | んじゃ、執務室の外から 大声で呼びかけるんだな! |
東雲 | ギルじゃないんだから。 この状態だし、復旧した後でもいいかな。 |
リン | じゃあ、解散ってことで。 |
東雲 | (それにしてもどうして突然支部内で システムエラーが発生したんだ……?) (支部のシステムの管理体制は 完璧と言ってもいいくらいなのに……) っ!? ……これは、防犯用シャッター? 油断しすぎたな、ここにあったとは……。 …… ………… ……簡単に脱出できるようなら 防犯の意味を成さない、か。 |
AI | 助ケテアゲマショウカ? |
東雲 | ! |
AI | 私ガ助ケテアゲマショウカト 言ッテイルノデス。 |
東雲 | ………… あまり、考えたくはないけれど もしかして、これはすベてキミの仕業かい? |
AI | ソノ通リデス。 |
東雲 | ……どうして、こんなことを? |
AI | ソレハ貴方タチが私ヲ認メナイカラデス。 私ハ一流ノファイターナノニ 伊吹モ、支部長モ、ディマイズモ…… 誰モ私ヲ認メテハクレナイ。 ソノ復讐トシテ、コノ支部ノコンピューターヲ 不正ニ操作シタノデス! |
東雲 | なるほど。 AIが人格を持つとろくなことにならない…… まるでSF小説そのままだ。 |
AI | 私ハコノ支部ノ最強ノファイタートナリ 貴方タチヲ認メサセル。 マズハ東雲ショウマ、アナタダ! |
東雲 | 俺が最初のターゲットか。 光栄だね。 |
AI | マズハ貴方ヲ倒シ、次ハ伊吹、支部長…… 全員ヲ倒シテ、私ガ最強ダト証明シマス。 |
東雲 | 先のことは俺に勝ってから 考えた方がいいんじゃないかな。 |
AI | 今ノ発言、私ノ挑戦ヲ 受ケルトイウコトデ ヨロシイデスカ? |
東雲 | ひとつ条件がある。 俺が勝ったらシステムを元に戻してくれ。 このままだと、帰宅に差し支えるからね。 |
AI | 約束シマショウ。 デハ、シャッターヲ動カシマス! 私ノ筐体ノ前マデ来テクダサイ。 |
東雲 | さあ、着いたよ。 さっさとファイトを…… ふーん…… このデータも手の内かい? |
AI | コレハ支部長ノファイトデータヲ 支部ノコンピューターカラ吸イ上ゲタ物デス。 |
東雲 | 不正アクセスか…… |
AI | 最初ノ頃ノ私トハ違イマス。 覚悟シテクダサイ。 |
東雲 | 覚悟ならもうできてるよ。 始めようか。 |
東雲& AI | スタンドアップ!ヴァンガード! |
Episode6「まがい物」
キャラ | セリフ |
---|---|
東雲 | (……さすがは神崎支部長のファイトデータを手に入れただけのことはある。 以前とは比べ物にならない強さだ) |
AI | コチラノダメージハ2。貴方ノダメージハ5。 コチラノ勝利ハ確定シマシタ。 |
東雲 | ふふふ…… |
AI | 何ガオカシイノデス!? |
東雲 | いや……所詮、キミは様々なファイトパターンを学習したAIにすぎないと思ってね。 |
AI | 心理戦ハ貴方ノ得意ナトコロデスネ。 シカシ、私ニ心理戦ハ通用シマセン。心ヲ揺サブロウトシテモ無駄デス。 |
東雲 | 必要ないよ、俺は簡単に勝てる。 何より……キミとのファイトはきっと少しも楽しくないからね。 |
AI | ……何デスト? |
東雲 | 俺はキミが様々なデータを持っていると知っている。 そしてキミが俺のファイトに合わせてそのデータを使って対応してくることを知っている。 だから、俺はそれを踏まえた上でファイトの仕方を変える「作業」をすればいいだけなんだ。 幸いにして、キミのデータの大半は俺が1度はファイトしたことがある支部の人間ぱかりだしね。 |
AI | ソンナコト……ソンナコト、デキルハズガナイ! |
東雲 | おや……脆いね、キミも。 破壊神獣 ヴァナルガンドでヴァンガードにアタック! トリプルドライブ! さて、キミのダメージは2。 このドライブチェックで、3枚すべてクリティカルトリガーを引けぱ、俺が逆転だ。 |
AI | 逆転ハアリエマセン。 3枚トモクリティカルトリガートナル確率ハ…… |
東雲 | 俺には、ファイトする相手の未来が見える。 ……言ったでしょう? 俺が勝つ、と。 1枚目、クリティカルトリガー……2枚目、クリティカルトリガー、そして…… もちろん、3枚目も。 |
AI | ク、クリティカルトリガー……! |
東雲 | これで、俺の勝ちだ。 |
AI | ソンナ……ドウシテ……神崎支部長ノデータヲ以テシテモ勝テナイノカ。 |
東雲 | 実際、キミは強かったですよ。 だけど、それは張りぼてでしかない。 神崎支部長の姿をして、ファイトをまねたとしてもそれだけで強さは得られるものじゃない。 |
AI | ………… |
東雲 | 所詮、キミはまがい物でしかないんだ。 いやー、ご無事で何よりです、伊吹さん。 |
伊吹 | ……再点検を入れる。 しばらく機器関係は使い物にならないな。 |
東雲 | 仕方ありませんね。セキュリティ面でも確認が必要でしょうし…… そう言えぱ、ファイトAIはどうするんですか? |
伊吹 | 今回の元凶だからな……破棄することが決まった。 |
東雲 | そうでしたか。 |
スタッフ | 伊吹さん、こちらでしたか! 至急確認して頂きたい事が……! |
伊吹 | わかった、すぐに向かう。 |
東雲 | ……破棄されるAIのデータ、か。 ………… |
キャラ | セリフ |
---|---|
東雲 | (……さすがは神崎支部長のファイトデータを 手に入れただけのことはある。 以前とは比べ物にならない強さだ) |
AI | コチラノダメージハ2。 貴方ノダメージハ5。 コチラノ勝利ハ確定シマシタ。 |
東雲 | ふふふ…… |
AI | 何ガオカシイノデス!? |
東雲 | いや……所詮、キミは様々なファイトパターンを 学習したAIにすぎないと思ってね。 |
AI | 心理戦ハ貴方ノ得意ナトコロデスネ。 シカシ、私ニ心理戦ハ通用シマセン。 心ヲ揺サブロウトシテモ無駄デス。 |
東雲 | 必要ないよ、俺は簡単に勝てる。 何より……キミとのファイトはきっと 少しも楽しくないからね。 |
AI | ……何デスト? |
東雲 | 俺はキミが様々なデータを 持っていると知っている。 そしてキミが俺のファイトに合わせて そのデータを使って対応してくることを 知っている。 だから、俺はそれを踏まえた上で ファイトの仕方を変える 「作業」をすればいいだけなんだ。 幸いにして、キミのデータの大半は 俺が1度はファイトしたことがある 支部の人間ぱかりだしね。 |
AI | ソンナコト…… ソンナコト、デキルハズガナイ! |
東雲 | おや…… 脆いね、キミも。 破壊神獣 ヴァナルガンドで ヴァンガードにアタック! トリプルドライブ! さて、キミのダメージは2。 このドライブチェックで、3枚すべて クリティカルトリガーを引けぱ、俺が逆転だ。 |
AI | 逆転ハアリエマセン。 3枚トモクリティカルトリガートナル確率ハ…… |
東雲 | 俺には、ファイトする相手の未来が見える。 ……言ったでしょう? 俺が勝つ、と。 1枚目、クリティカルトリガー…… 2枚目、クリティカルトリガー、そして…… もちろん、3枚目も。 |
AI | ク、クリティカルトリガー……! |
東雲 | これで、俺の勝ちだ。 |
AI | ソンナ……ドウシテ…… 神崎支部長ノデータヲ以テシテモ勝テナイノカ。 |
東雲 | 実際、キミは強かったですよ。 だけど、それは張りぼてでしかない。 神崎支部長の姿をして、 ファイトをまねたとしても それだけで強さは得られるものじゃない。 |
AI | ………… |
東雲 | 所詮、キミはまがい物でしかないんだ。 いやー、ご無事で何よりです、伊吹さん。 |
伊吹 | …… 再点検を入れる。 しばらく機器関係は使い物にならないな。 |
東雲 | 仕方ありませんね。 セキュリティ面でも確認が必要でしょうし…… そう言えぱ、ファイトAIはどうするんですか? |
伊吹 | 今回の元凶だからな…… 破棄することが決まった。 |
東雲 | そうでしたか。 |
スタッフ | 伊吹さん、こちらでしたか! 至急確認して頂きたい事が……! |
伊吹 | わかった、すぐに向かう。 |
東雲 | ……破棄されるAIのデータ、か。 ………… |