関連スキン
あらすじ
Episode1 |
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あらすじ(開始時) 子どもたちに大人気のヴァンガ郎。 クロノはヴァンガ郎と一緒に子供たちにヴァンガードを教えてあげるのであった。 |
あらすじ(SKIP時) クロノが歩いているとヴァンガ郎を見つける。子どもたちに囲まれて凄い人気だ。 しかし、多くの子どもたちが群がり転んでしまう。 クロノは立ち上がるのを手伝ってあげる中、その正体は大山リュウタロウなのであった。 |
Episode2 |
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あらすじ(開始時) 大山と公園でゴミ拾いをするクロノ。 途中、カラスに手を焼きながら掃除を終わらせる。 公園を綺麗にしクロノはいい気分になるのであった。 |
あらすじ(SKIP時) 大山についていくクロノ。行先は公民館であったが、大山は道中の公園でやることがあるという。 それはゴミ拾いだった。 みんなが安心してファイトできる環境を整えるという大山にクロノは同意し一緒にゴミ拾いをするのであった。 |
Episode3 |
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あらすじ(開始時) 歩いているといろいろな人が大山に声をかける。 少し手伝っただけで、大したことないという大山だがそれを見たクロノは、素直に感心するのであった。 |
あらすじ(SKIP時) 歩いているといろいろな人が大山に声をかける。それを見たクロノは、素直に感心する。 その後も銭湯に行ったりと自由に行動する大山だがクロノがマモルの名前を出すと、何故か大山の歯切れが悪くなるのであった。 |
Episode4 |
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あらすじ(開始時) 公民館にやってきた大山とクロノ。 準備を始めようとするクロノだが、その前に食事だと大山はカレー作りを提案するのであった。 |
あらすじ(SKIP時) 公民館にやってきた大山とクロノ。 準備を始めようとするクロノだが、その前に食事だと大山はカレー作りを提案する。 ヴァンガード教室の為に、様々な仕事をする大山にクロノは感心するのであった。 |
Episode5 |
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あらすじ(開始時) いよいよヴァンガード教室が始まる。 しかし、大山はクロノにヴァンガ郎になってほしいようで、ファイトで決めることになるのであった。 |
あらすじ(SKIP時) いよいよヴァンガード教室が始まる。 大山はヴァンガ郎のスーツを着るように指示する。 「おっさんが着ればいいだろ?」とクロノ。「いやオレはいつも着てる」と大山。 どっちが着るかをファイトして決めることになった。 |
Episode6 |
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あらすじ(開始時) ヴァンガード講座は好評のうちに幕を閉じた。 支部長の仕事が気になっていたクロノだが、その大変さがわかった。 しかし、そこにマモルが現れ…… |
あらすじ(SKIP時) ヴァンガード講座は好評のうちに幕を閉じた。 正直ドラエン支部の支部長がなにをやっているのかよくわからなかったとクロノ。 でも今日1日大山と行動を共にしてその大変さがわかった。 しかし、そこにマモルが現れ…… |
ストーリー
Episode1「大人気! ヴァンガ郎!」
キャラ | セリフ |
---|---|
男の子A | ねぇねぇ、ヴァンガ郎くん! このカードはどうやって使えばいいの? |
ヴァンガ郎 | これはね、リアガードとしてコールした時に活躍するんだがー! |
女の子A | ねぇねぇ、これは? こういう時はどうしたらいいの? |
クロノ | あれは……ヴァンガ郎? 相変わらず、子どもたちにすごい人気だな。 |
男の子B | あ、僕も教えて! ねぇヴァンガ郎くん! |
男の子C | 僕も僕も! |
クロノ | お、おいおい!? 大丈夫か? |
ヴァンガ郎 | ちょ、ちょっとみんな! 順番に……わ、わわわぁー! いたた……こ、転んじゃったんだが…… |
クロノ | おいおい、お前ら。 ヴァンガ郎が好きなのはいいけど、そんなに詰め寄ったりしたらダメだぞ。 お前らもヴァンガ郎もどっちも、ケガしたらどうするんだ? |
男の子A | ごめんね、ヴァンガ郎くん。痛かった? |
子どもたち | ごめんなさい、ヴァンガ郎くん。 |
ヴァンガ郎 | ボクは大丈夫なんだがー! キミたちの方こそ、ケガはないんだが? |
男の子B | 大丈夫だよ! みんな転んだりしてないから。 |
クロノ | よし、それじゃあ仲直りだな。 今度から、気をつけるんだぞ。 よっと……そっちは、起き上がれるか? 手貸すぞ。 |
ヴァンガ郎 | ありがとうなんだが、クロノ君。 みんなも、危ないから順番に並んで欲しいんだが! みんながケガしちゃったらボクとっても悲しいんだがー。 みんなで一緒にヴァンガードを楽しんでいくためにも、順番は守る! ボクとみんなの約束なんだがー! |
子どもたち | はーい! |
クロノ | (なんだ、自分でうまいことまとめたじゃねえか) |
ヴァンガ郎 | それじゃあさっきの続きなんだが! まずはさっきのキミ、聞きたいことは何だが? |
女の子A | うん、ドライブチェックの時って…… |
ヴァンガ郎 | はっ、もうこんな時間なんだが! ボクはもう行かないといけないんだがー。 キミたち! ちゃんとヴァンガードのルールはわかったんだがー? |
子どもたち | うん、ありがとう! ヴァンガ郎くん! |
ヴァンガ郎 | よかったんだがー! クロノ君……このお兄ちゃんも手伝ってくれたから…… みんなもちゃんとお礼を言うんだが! |
クロノ | え、俺? 俺は別にいいって! |
子どもたち | お兄ちゃんもありがとう! すごくわかりやすかったよ! |
クロノ | うう、なんかくすぐったいけど…… まあ、お前たちもヴァンガード楽しめよ。 |
子どもたち | うん! |
ヴァンガ郎 | それじゃあ、ボクはもう行かないといけないんだが! みんなで楽しくヴァンガードファイト! なんだがー! バイバーイ! |
子どもたち | バイバイー! |
クロノ | あのヴァンガ郎……やっぱり、あの人だよな。 忙しいはずなのに、どうしてこんなことを? ていうか、普段はどんな仕事してるんだ? ……ちょっとだけ、追いかけてみるか。 |
大山 | あ、クロノ君! いやぁーさっきは助かったよ、ありがとね! |
クロノ | やっぱりあんただったのか。 |
大山 | お、鋭いねぇ。さすがはクロノ君! |
クロノ | またヴァンガ郎になりきってましたけど、他の仕事は大丈夫なんですか? |
大山 | ……もちろん大丈夫さ! 子どもたちに、ファイトのルールを教えていたんだよ。 正しくルールを覚えることがヴァンガードを楽しむことに繋がるからねぇ。 |
クロノ | それは見てたらわかりましたけど、支部長がわざわざやることなんですか? |
大山 | 一緒にファイトを楽しむのに支部長とかの肩書はまったく関係ないのさ! |
クロノ | まぁ、確かに。 でも、ひとりでそうやっていくのは大変じゃないですか? |
大山 | そりゃあ大変だよー? でも僕の理想は、みんなで楽しくファイトをすることなんだ。 ヴァンガードが楽しくなってくれるなら、これくらいなんてことないさ! |
クロノ | へぇ…… (この人、普段はふざけてる様にしか見えないけどいつも真剣にヴァンガードのことを考えてる……) (なんだかんだ真面目なんだよな) あの……支部長。俺もなにか手伝えることはありますか? |
大山 | え? いいのかい? |
クロノ | はい、どうせヒマなんで。 普段、どんなふうにヴァンガードの楽しさを広めているのか俺も気になってきました! |
大山 | わーい! ありがとうクロノ君! 今日は他にもやることが山ほどあるんだ! |
クロノ | おお……! (ドラエン支部の1日、なんだかワクワクしてきたぜ……!) |
キャラ | セリフ |
---|---|
男の子A | ねぇねぇ、ヴァンガ郎くん! このカードはどうやって使えばいいの? |
ヴァンガ郎 | これはね、リアガードとして コールした時に活躍するんだがー! |
女の子A | ねぇねぇ、これは? こういう時はどうしたらいいの? |
クロノ | あれは……ヴァンガ郎? 相変わらず、子どもたちにすごい人気だな。 |
男の子B | あ、僕も教えて! ねぇヴァンガ郎くん! |
男の子C | 僕も僕も! |
クロノ | お、おいおい!? 大丈夫か? |
ヴァンガ郎 | ちょ、ちょっとみんな! 順番に……わ、わわわぁー! いたた…… こ、転んじゃったんだが…… |
クロノ | おいおい、お前ら。 ヴァンガ郎が好きなのはいいけど、 そんなに詰め寄ったりしたらダメだぞ。 お前らもヴァンガ郎もどっちも、 ケガしたらどうするんだ? |
男の子A | ごめんね、ヴァンガ郎くん。 痛かった? |
子どもたち | ごめんなさい、ヴァンガ郎くん。 |
ヴァンガ郎 | ボクは大丈夫なんだがー! キミたちの方こそ、ケガはないんだが? |
男の子B | 大丈夫だよ! みんな転んだりしてないから。 |
クロノ | よし、それじゃあ仲直りだな。 今度から、気をつけるんだぞ。 よっと……そっちは、起き上がれるか? 手貸すぞ。 |
ヴァンガ郎 | ありがとうなんだが、クロノ君。 みんなも、危ないから順番に 並んで欲しいんだが! みんながケガしちゃったら ボクとっても悲しいんだがー。 みんなで一緒にヴァンガードを 楽しんでいくためにも、 順番は守る! ボクとみんなの約束なんだがー! |
子どもたち | はーい! |
クロノ | (なんだ、自分でうまいこと まとめたじゃねえか) |
ヴァンガ郎 | それじゃあさっきの続きなんだが! まずはさっきのキミ、聞きたいことは 何だが? |
女の子A | うん、ドライブチェックの時って…… |
ヴァンガ郎 | はっ、もうこんな時間なんだが! ボクはもう行かないといけないんだがー。 キミたち! ちゃんとヴァンガードのルールは わかったんだがー? |
子どもたち | うん、ありがとう! ヴァンガ郎くん! |
ヴァンガ郎 | よかったんだがー! クロノ君……このお兄ちゃんも 手伝ってくれたから…… みんなもちゃんとお礼を言うんだが! |
クロノ | え、俺? 俺は別にいいって! |
子どもたち | お兄ちゃんもありがとう! すごくわかりやすかったよ! |
クロノ | うう、なんかくすぐったいけど…… まあ、お前たちもヴァンガード楽しめよ。 |
子どもたち | うん! |
ヴァンガ郎 | それじゃあ、ボクはもう行かないと いけないんだが! みんなで楽しくヴァンガードファイト! なんだがー! バイバーイ! |
子どもたち | バイバイー! |
クロノ | あのヴァンガ郎…… やっぱり、あの人だよな。 忙しいはずなのに、どうしてこんなことを? ていうか、普段はどんな仕事してるんだ? ……ちょっとだけ、追いかけてみるか。 |
大山 | あ、クロノ君! いやぁーさっきは助かったよ、ありがとね! |
クロノ | やっぱりあんただったのか。 |
大山 | お、鋭いねぇ。 さすがはクロノ君! |
クロノ | またヴァンガ郎になりきってましたけど、 他の仕事は大丈夫なんですか? |
大山 | ……もちろん大丈夫さ! 子どもたちに、ファイトのルールを 教えていたんだよ。 正しくルールを覚えることが ヴァンガードを楽しむことに 繋がるからねぇ。 |
クロノ | それは見てたらわかりましたけど、 支部長がわざわざやることなんですか? |
大山 | 一緒にファイトを楽しむのに 支部長とかの肩書は まったく関係ないのさ! |
クロノ | まぁ、確かに。 でも、ひとりでそうやっていくのは 大変じゃないですか? |
大山 | そりゃあ大変だよー? でも僕の理想は、みんなで 楽しくファイトをすることなんだ。 ヴァンガードが楽しくなってくれるなら、 これくらいなんてことないさ! |
クロノ | へぇ…… (この人、普段はふざけてる様にしか 見えないけどいつも真剣に ヴァンガードのことを考えてる……) (なんだかんだ真面目なんだよな) あの……支部長。 俺もなにか手伝えることはありますか? |
大山 | え? いいのかい? |
クロノ | はい、どうせヒマなんで。 普段、どんなふうにヴァンガードの 楽しさを広めているのか 俺も気になってきました! |
大山 | わーい! ありがとうクロノ君! 今日は他にもやることが 山ほどあるんだ! |
クロノ | おお……! (ドラエン支部の1日、なんだか ワクワクしてきたぜ……!) |
Episode2「支部長の仕事」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | それで、これからどこに行くんですか? |
大山 | 今日はこの後、公民館でヴァンガード教室を開くんだ。 そこで配る記念品があるから、まずは発注しているお店に取りに行くんだよ。 |
クロノ | へぇ、本当に色んなことをするんだな、支部長って。 でも、ドラエン支部が開いてるやつなら支部に届けてもらえばいいのに…… |
大山 | ギリギリになってしまったから運送会社を通してたら間に合わなくなってしまってね。 |
クロノ | なるほどな。 |
大山 | ……だけど、お店に予約した時間まで少しあるから、その前にここでやることがあるね。 |
クロノ | ん? ここは……公園? |
大山 | うん、公園のゴミ拾いをしていこうって思ってね。 |
クロノ | えっと……それも、支部の仕事……なのか? |
大山 | まさかあ~! でも最近、ここではゴミ捨てが多くてカラスが増えているんだ。 せっかくファイトが出来るのに、カラスがいたら、安心してファイトが出来ないだろう? |
クロノ | そうか、確かに…… カードもキラキラしてるのがあるし、カラスも狙ってくるよな……うん。 |
大山 | うん、みんなが安心してファイト出来る環境を整えるっていうのも大事なことなんだよ。 |
クロノ | そういうことなら、よし! この公園のゴミ、片っ端から拾ってきます! |
大山 | さっすがクロノ君! じゃあ僕はこっちからいくから、そっちは任せたよ! |
クロノ | こうしてみると意外とゴミが多いな…… でも、だいぷ片付いてきたぞ。 |
大山 | く、クロノ君! マズいよー、周りを見て! |
クロノ | ん? 周り……? うぉ、何だこりゃ!? カラスに囲まれてる!? |
大山 | どうやら、ゴミを片付けているボクたちを敵だと思ってるみたいだねー…… |
クロノ | や、やべぇじゃねぇか! うわ、危ねえ!? 襲ってきたぞ!? |
カラス | カー! カー! |
大山 | ここは一旦逃げよう、クロノ君! |
クロノ | 賛成!! ぜー、ぜー……なんとか逃げ切れたか…… |
大山 | ああやって掃除している人を襲うから ゴミもなくならないのかも知れないねぇ。 ふーむ、困つたねぇ。後少しだから終わらせちゃいたいけど…… |
クロノ | それじゃあ、おとり作戦……とか、どうですか? |
大山 | おとり作戦? |
クロノ | あのカラスたちは、光ってるものが好きみたいだし。 だから、キラキラするもの……例えば、小銭とかをちらつかせて、ひとりがおびき寄せる。 |
大山 | その間に、もうひとりが婦除をするんだね! ナイスアイデアだよ、クロノ君! |
クロノ | それで、どっちがおとりをするかだけど…… |
大山 | それは僕がやるよ。 クロノ君の方が身体が小さいし、素早くゴミ拾いが出来るだろう? |
クロノ | はい! 後はどうやってカラスを引き寄せるかだな。 小銭を手に持って引き寄せるのは危険すぎるし…… |
大山 | じゃあ、こうやって小銭に糸を通して。 これを引きずったり振り回したりしておびき寄せるのはどうかな? |
クロノ | おぉ……! さすが支部長! それでやってみるか……! |
大山 | 準備オーケー、いつでも行けるよ! |
クロノ | よし、始めようぜ支部長……! |
大山 | ほーらカラスちゃんたち、こっちだよ。 キラキラしててキレイだねぇ~。 |
クロノ | 支部長が上手くひきつけてくれてる。 今のうちだ……! |
大山 | おっと、持っていったらダメだよー。 これはキミたちのものじゃないからね。 ほら、こっちだよ……あっ。 |
クロノ | あっ……紐が切れて、小銭がカラスに当たっちまった……!? |
カラス | カー! カァー!! |
大山 | あ、あわわわ!! いたっ! 違うんだよ、わざとじゃないって~! |
カラス | カァー!! |
大山 | わぁー! た、助けてクロノ君! |
クロノ | 助けろって言ったって、こんな怒り狂ったカラスなんか俺にはどうすることも……! |
カラス | カー! |
クロノ | うわ、やべぇ! こっちに気付きやがった! |
大山 | こうなったらもう、ふたりですぐに掃除しちゃうしかないねぇ! |
クロノ | うっ……うおおおおお!! はー、はー……なんとか、掃除終わり……! |
大山 | うん、一時期はどうなるかと思ったけど、このままキレイに使っていけばカラスも減っていくと思うよ。 |
クロノ | 支部長ってのは大変だな。 カラスのせいでファイトが出来ないなんて考えもしなかったぜ。 |
大山 | 他にも色んな理由で、ファイトに手を出せない人はいると思うんだよ。 僕はそういう人たちの手助けをしてみたいんだ。 |
クロノ | 支部長…… |
大山 | それに、見てごらん、公園の様子を! キレイになった公園は見てても気分がいいじゃないか! ファイターだけじゃなくて、街の人みんなのためになることが出来たんだよ。 それってとても気持ちがいいことじゃないかい? |
クロノ | ははっ! 確かに。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | それで、これからどこに行くんですか? |
大山 | 今日はこの後、公民館で ヴァンガード教室を開くんだ。 そこで配る記念品があるから、 まずは発注しているお店に取りに行くんだよ。 |
クロノ | へぇ、本当に色んなことを するんだな、支部長って。 でも、ドラエン支部が開いてるやつなら 支部に届けてもらえばいいのに…… |
大山 | ギリギリになってしまったから 運送会社を通してたら 間に合わなくなってしまってね。 |
クロノ | なるほどな。 |
大山 | ……だけど、お店に予約した時間まで 少しあるから、 その前にここでやることがあるね。 |
クロノ | ん? ここは…… 公園? |
大山 | うん、公園のゴミ拾いをしていこうって 思ってね。 |
クロノ | えっと…… それも、支部の仕事……なのか? |
大山 | まさかあ~! でも最近、ここではゴミ捨てが多くて カラスが増えているんだ。 せっかくファイトが出来るのに、 カラスがいたら、安心してファイトが 出来ないだろう? |
クロノ | そうか、確かに…… カードもキラキラしてるのがあるし、 カラスも狙ってくるよな……うん。 |
大山 | うん、みんなが安心してファイト出来る 環境を整えるっていうのも 大事なことなんだよ。 |
クロノ | そういうことなら、よし! この公園のゴミ、片っ端から拾ってきます! |
大山 | さっすがクロノ君! じゃあ僕はこっちからいくから、 そっちは任せたよ! |
クロノ | こうしてみると意外とゴミが多いな…… でも、だいぷ片付いてきたぞ。 |
大山 | く、クロノ君! マズいよー、周りを見て! |
クロノ | ん? 周り……? うぉ、何だこりゃ!? カラスに囲まれてる!? |
大山 | どうやら、ゴミを片付けているボクたちを 敵だと思ってるみたいだねー…… |
クロノ | や、やべぇじゃねぇか! うわ、危ねえ!? 襲ってきたぞ!? |
カラス | カー! カー! |
大山 | ここは一旦逃げよう、クロノ君! |
クロノ | 賛成!! ぜー、ぜー…… なんとか逃げ切れたか…… |
大山 | ああやって掃除している人を襲うから ゴミもなくならないのかも知れないねぇ。 ふーむ、困つたねぇ。 後少しだから終わらせちゃいたいけど…… |
クロノ | それじゃあ、おとり作戦…… とか、どうですか? |
大山 | おとり作戦? |
クロノ | あのカラスたちは、光ってるものが 好きみたいだし。 だから、キラキラするもの…… 例えば、小銭とかをちらつかせて、 ひとりがおびき寄せる。 |
大山 | その間に、もうひとりが婦除をするんだね! ナイスアイデアだよ、クロノ君! |
クロノ | それで、どっちがおとりをするかだけど…… |
大山 | それは僕がやるよ。 クロノ君の方が身体が小さいし、 素早くゴミ拾いが出来るだろう? |
クロノ | はい! 後はどうやってカラスを引き寄せるかだな。 小銭を手に持って引き寄せるのは 危険すぎるし…… |
大山 | じゃあ、こうやって小銭に糸を通して。 これを引きずったり振り回したりして おびき寄せるのはどうかな? |
クロノ | おぉ……! さすが支部長! それでやってみるか……! |
大山 | 準備オーケー、いつでも行けるよ! |
クロノ | よし、始めようぜ支部長……! |
大山 | ほーらカラスちゃんたち、こっちだよ。 キラキラしててキレイだねぇ~。 |
クロノ | 支部長が上手くひきつけてくれてる。 今のうちだ……! |
大山 | おっと、持っていったらダメだよー。 これはキミたちのものじゃないからね。 ほら、こっちだよ…… あっ。 |
クロノ | あっ……紐が切れて、小銭が カラスに当たっちまった……!? |
カラス | カー! カァー!! |
大山 | あ、あわわわ!! いたっ! 違うんだよ、 わざとじゃないって~! |
カラス | カァー!! |
大山 | わぁー! た、助けてクロノ君! |
クロノ | 助けろって言ったって、 こんな怒り狂ったカラスなんか 俺にはどうすることも……! |
カラス | カー! |
クロノ | うわ、やべぇ! こっちに気付きやがった! |
大山 | こうなったらもう、ふたりですぐに 掃除しちゃうしかないねぇ! |
クロノ | うっ……うおおおおお!! はー、はー…… なんとか、掃除終わり……! |
大山 | うん、一時期はどうなるかと思ったけど、 このままキレイに使っていけば カラスも減っていくと思うよ。 |
クロノ | 支部長ってのは大変だな。 カラスのせいでファイトが出来ないなんて 考えもしなかったぜ。 |
大山 | 他にも色んな理由で、 ファイトに手を出せない人は いると思うんだよ。 僕はそういう人たちの手助けを してみたいんだ。 |
クロノ | 支部長…… |
大山 | それに、見てごらん、公園の様子を! キレイになった公園は見てても 気分がいいじゃないか! ファイターだけじゃなくて、 街の人みんなのためになることが 出来たんだよ。 それってとても気持ちがいいこと じゃないかい? |
クロノ | ははっ! 確かに。 |
Episode3「マモルの影」
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | それじゃ、街の方に行こうか。行きたい場所も出来たしねぇ。 |
クロノ | 次はどこに行くんですか? |
大山 | んー? それはついて来れば分かるさ。 |
おばあさん | あら、支部長さん。 この間は助かったわ、ありがとうねぇ。 |
大山 | あれくらいならお安い御用だよ。 また何かあったら、なんでも言ってくれ! |
クロノ | これで3人目……本当にいろんなことをやってるんですね。 |
大山 | 今のおばあさんは、大きな荷物を抱えて大変そうだったのをちょっと手伝っただけだし…… さっきの人は道に迷ってたからちょっと案内しただけだよ。 大したことは何もしてないのさ。 |
クロノ | ヘぇー…… |
大山 | よし、着いたよクロノ君。 |
クロノ | 着いた……って、銭湯!? 記念品を取りに行くんじゃ……? |
大山 | うん、あとでね! 公圃の掃除で汗をかいたし、少し汚れちゃったからね。 ここらでひとっ風呂欲しくなるじゃない? |
クロノ | え、ええっ!? でも今日は予定がたくさんあるって…… |
大山 | 大丈夫大丈夫、まだまだ時間には余裕があるからねぇ。 ほらほら、クロノ君。裸の付き合いといこうじゃないか! |
クロノ | マジかよ……自由過ぎるだろ。 |
大山 | いやー、いい湯だった! 背中流しっこ、楽しかったねぇ! |
クロノ | はい! 広くていい湯で……って! 結局ゆっくりしましたけど次こそお店に行くんですよね? |
大山 | うんうん、もちろんだよ~! それじゃあ、さっそく向かおう。 こんにちはー! 頼んでたやつ、用意できてるかな? |
店員 | 支部長さん! ごめんなさい。 今連絡がきたんですけどまだ届かないみたいなんです。 この前の大雨で配送が遅れていて、もしかしたら届くのが明日になるかもしれないって…… |
大山 | ええ!? あ、明日かぁ…… |
店員 | 今日必要だったんですよね? 本当にすみません。 |
大山 | いや、大丈夫だよ。 ギリギリに頼んだのは僕だし、天気は誰にも操れないものだ。 景品はまた明日とりにくるよ! それじゃあ、また。 |
クロノ | タイミング悪かったみたいだな。 今日必要なのに、いいんですか? |
大山 | うーん、困ったねぇ。 結構な量を用意しないといけないから、買って揃えようとしたら買い占めるようなことになっちゃうよ。 |
クロノ | ……あの、ドラエン支部にもヴァンガードのグッズの予備とかはあるんですよね? あんた、支部長なんだからそこからいくつか拝借してくるってのはできないんですか? もちろん、マモルさんたちに説明はしてさ。 |
大山 | うっ、マモル君…… |
クロノ | ? |
大山 | クロノ君、今は予定が狂ったから急いで記念品を用意しないといけないんだ。 だから、ドラエン支部で早く記念品を探して、後からマモル君たちに報告しよう。 |
クロノ | じ、事後報告? それは流石にまずいんじゃ……!? |
大山 | 大丈夫大丈夫! こういう時のためのストック記念品がもともとあるんだよ! |
クロノ | あんたがそう言うならいいけど……それじゃ、さっそく向かおうぜ。 |
大山 | マモル君は……いないかな…… |
クロノ | さっきからキョロキョロしてどうしたんだよ。 |
大山 | な、なななななんでもないよ! ほら、記念品どこに置いたっけなーって、探しているんだよぉ。 あ、あまり見付からないようにこっちからオフィスの方に向かおう。 |
クロノ | 泥棒じゃねぇんだから堂々としてればいいのに…… |
大山 | でも、見付からないようにした方が秘密のミッションみたいでドキドキするだろう? |
クロノ | いや、別に…… |
大山 | あ、倉庫はこっちだよ、クロノ君。 ストックはいくつか種類があるから、ちょうどいいものもきっと見つかるさ。 |
クロノ | おお……! こんなにいっぱい、ヴァンガードのグッズがあるんだな。 |
大山 | こういったものがたくさんあって賑やかだと見ているだけでも楽しいだろう? |
クロノ | まぁ、ちょっとだけ。 お、支部長。これ、大量にあるしちょうどよくないですか? |
大山 | ヴァンガ郎くんのアクリルスタンドか。いいねぇ、これがいいよ! よく見付けてくれたね、お手柄だよ! クロノ君! |
クロノ | 後はこれを持って公民館に向かうだけだな? |
大山 | うん、家に帰るまでが遠足! スタッフに見付からないように気を付けていこう。 |
クロノ | 遠足じゃねぇって! 変なおっさんだな。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | それじゃ、街の方に行こうか。 行きたい場所も出来たしねぇ。 |
クロノ | 次はどこに行くんですか? |
大山 | んー? それはついて来れば分かるさ。 |
おばあさん | あら、支部長さん。 この間は助かったわ、ありがとうねぇ。 |
大山 | あれくらいならお安い御用だよ。 また何かあったら、なんでも言ってくれ! |
クロノ | これで3人目…… 本当にいろんなことを やってるんですね。 |
大山 | 今のおばあさんは、大きな荷物を 抱えて大変そうだったのを ちょっと手伝っただけだし…… さっきの人は道に迷ってたから ちょっと案内しただけだよ。 大したことは何もしてないのさ。 |
クロノ | ヘぇー…… |
大山 | よし、着いたよクロノ君。 |
クロノ | 着いた……って、銭湯!? 記念品を取りに行くんじゃ……? |
大山 | うん、あとでね! 公圃の掃除で汗をかいたし、 少し汚れちゃったからね。 ここらでひとっ風呂欲しくなるじゃない? |
クロノ | え、ええっ!? でも今日は予定がたくさんあるって…… |
大山 | 大丈夫大丈夫、まだまだ時間には 余裕があるからねぇ。 ほらほら、クロノ君。 裸の付き合いといこうじゃないか! |
クロノ | マジかよ……自由過ぎるだろ。 |
大山 | いやー、いい湯だった! 背中流しっこ、楽しかったねぇ! |
クロノ | はい! 広くていい湯で……って! 結局ゆっくりしましたけど 次こそお店に行くんですよね? |
大山 | うんうん、もちろんだよ~! それじゃあ、さっそく向かおう。 こんにちはー! 頼んでたやつ、用意できてるかな? |
店員 | 支部長さん! ごめんなさい。 今連絡がきたんですけど まだ届かないみたいなんです。 この前の大雨で配送が遅れていて、 もしかしたら届くのが明日になるかも しれないって…… |
大山 | ええ!? あ、明日かぁ…… |
店員 | 今日必要だったんですよね? 本当にすみません。 |
大山 | いや、大丈夫だよ。 ギリギリに頼んだのは僕だし、 天気は誰にも操れないものだ。 景品はまた明日とりにくるよ! それじゃあ、また。 |
クロノ | タイミング悪かったみたいだな。 今日必要なのに、いいんですか? |
大山 | うーん、困ったねぇ。 結構な量を用意しないといけないから、 買って揃えようとしたら 買い占めるようなことになっちゃうよ。 |
クロノ | ……あの、ドラエン支部にも ヴァンガードのグッズの予備とかは あるんですよね? あんた、支部長なんだから そこからいくつか拝借してくるってのは できないんですか? もちろん、マモルさんたちに 説明はしてさ。 |
大山 | うっ、マモル君…… |
クロノ | ? |
大山 | クロノ君、今は予定が狂ったから 急いで記念品を用意しないといけないんだ。 だから、ドラエン支部で早く 記念品を探して、 後からマモル君たちに報告しよう。 |
クロノ | じ、事後報告? それは流石にまずいんじゃ……!? |
大山 | 大丈夫大丈夫! こういう時のためのストック記念品が もともとあるんだよ! |
クロノ | あんたがそう言うならいいけど…… それじゃ、さっそく向かおうぜ。 |
大山 | マモル君は……いないかな…… |
クロノ | さっきからキョロキョロして どうしたんだよ。 |
大山 | な、なななななんでもないよ! ほら、記念品どこに置いたっけなーって、 探しているんだよぉ。 あ、あまり見付からないように こっちからオフィスの方に向かおう。 |
クロノ | 泥棒じゃねぇんだから 堂々としてればいいのに…… |
大山 | でも、見付からないようにした方が 秘密のミッションみたいで ドキドキするだろう? |
クロノ | いや、別に…… |
大山 | あ、倉庫はこっちだよ、クロノ君。 ストックはいくつか種類があるから、 ちょうどいいものもきっと見つかるさ。 |
クロノ | おお……! こんなにいっぱい、ヴァンガードのグッズが あるんだな。 |
大山 | こういったものがたくさんあって賑やかだと 見ているだけでも楽しいだろう? |
クロノ | まぁ、ちょっとだけ。 お、支部長。これ、大量にあるし ちょうどよくないですか? |
大山 | ヴァンガ郎くんのアクリルスタンドか。 いいねぇ、これがいいよ! よく見付けてくれたね、お手柄だよ! クロノ君! |
クロノ | 後はこれを持って公民館に向かうだけだな? |
大山 | うん、家に帰るまでが遠足! スタッフに見付からないように 気を付けていこう。 |
クロノ | 遠足じゃねぇって! 変なおっさんだな。 |
Episode4「大山流カレー作り」
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | ここだよ、クロノ君。 |
クロノ | やっと目的地に到着か。 よし、それじゃあさっそく準備に…… |
大山 | 待って! その前にやることがあるんだ。 |
クロノ | な、なんだよ。まだなにかあるんですか? |
大山 | 腹が減っては戦はできぬ。 夕方の開催に向けて、まずは腹ごしらえさ! |
クロノ | おぉっ……! そういえば、俺たち昼飯もまだでしたね。 周りに店もないし……出前とか? |
大山 | ううん、そんなことはしないよ。 これから僕たちでお昼ごはんを作るんだよ。 |
クロノ | ……はぁ!? |
大山 | 参加してくれるみんなにごちそうするんだ、真心込めて作らないとね! ボランティアの人も手伝ってくれるから一緒にやろう、クロノ君。 |
クロノ | なんか……想像してたより何倍もやる事がある気がしてきた…… |
大山 | 今日のメニューは大人から子供まで、みんな大好きカレーライス! たくさん作るぞ、エイエイ、オー!! うぇぇーん、クロノ君~! 涙が止まらないよぉ~! |
クロノ | な、なんだなんだ!? どうしたんだよ! |
大山 | うぅ、玉ねぎってやつは手強いねぇ。目がヒリヒリするよぉ。 |
クロノ | なんだ、玉ねぎかよ……目を擦るなって、余計に痛くなるぞ。 玉ねぎは俺が切るんで、支部長はにんじんの皮むきしてくれ。 |
大山 | オッケー☆ まかせて! 張り切って皮を剥くからね! |
クロノ | 張り切りすぎて、野菜が小さくならないよう気を付けろよ! あと、ケガしないように慎重に! |
大山 | 了解! クロノ君は手際がいいね。 |
クロノ | 別に、これくらいは慣れてるから。 ほら、手が止まってますよ! |
大山 | はいは~い♪ これは美味しいカレーができそうだねぇ! |
クロノ | よし、これで完成だな。 |
大山 | う~~~ん、いい匂い! すごい美味しそうだよ! さ、クロノ君。よそってあげよう! どのくらい食べる? 僕は大盛りだよ。 |
クロノ | えっ? 俺たちが食べていいんですか? 確かに大量に作ったけど…… |
大山 | まずは僕たちとボランティアの人が食べる! 言っただろう、腹が減っては戦は出来ぬ、ってね。 |
クロノ | そういえばそうだったな……んじゃ、遠慮なくいただきまーす! うん、美味い。ちゃんと出来てるな。 |
大山 | うん、すごい美味しいよ! 手伝ってくれてありがとう、クロノ君! |
クロノ | そんな大した手伝いでもないっつーか…… でも、これなら子どもでも食ベられるちょうどいい辛さだな! ってか、いつもこんなことしてるんですか? ヴァンガード教室のために料理までして。 |
大山 | いつもってわけではないけど、気が付いたり、思い付いたことはやるね。 |
クロノ | へぇ…… ヴァンガードを楽しんでもらいたい一心でそんなにいろんなことをしてるのか。 やっぱり、そういう人が「支部長」になるんだろうな。 |
大山 | あはは、大したことじゃないよ! みんながヴァンガードを楽しめれば、僕だって一緒に楽しくなれる! そのためだって思ったら、やってやろう! って元気が湧いてこないかい? |
クロノ | あー……なんか、わかります。 カムイさんとかマモルさんも…… そういう、楽しさを伝えることの大切さをわかってるから、あんな親切に教えてくれるんだな。 |
大山 | そうだよ! 特に、楽しいヴァンガードは僕たちドラエン支部の理念だからねぇ。 |
クロノ | うん、ヴァンガードは楽しむもんだ。 ……ふぅ、ごちそうさまでした。 |
大山 | ごちそうさま! 美味しかったねぇ。 |
クロノ | 腹ごしらえも終わったし後はヴァンガード教室の準備をするだけだな。 さっそくデッキの準備とかして…… |
大山 | その前に後片付けだよ! 使った食器は自分たちで洗わないとね。 |
クロノ | わ、忘れてないですって! それにしても、やることが多い…… ……いや、そうだな。 こうなったらどんなことでも全部、最後までやり遂げてみせる! |
大山 | お、気合十分だね、クロノ君! |
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | ここだよ、クロノ君。 |
クロノ | やっと目的地に到着か。 よし、それじゃあさっそく準備に…… |
大山 | 待って! その前にやることがあるんだ。 |
クロノ | な、なんだよ。 まだなにかあるんですか? |
大山 | 腹が減っては戦はできぬ。 夕方の開催に向けて、まずは腹ごしらえさ! |
クロノ | おぉっ……! そういえば、俺たち昼飯もまだでしたね。 周りに店もないし……出前とか? |
大山 | ううん、そんなことはしないよ。 これから僕たちでお昼ごはんを 作るんだよ。 |
クロノ | ……はぁ!? |
大山 | 参加してくれるみんなにごちそうするんだ、 真心込めて作らないとね! ボランティアの人も手伝ってくれるから 一緒にやろう、クロノ君。 |
クロノ | なんか……想像してたより 何倍もやる事がある気がしてきた…… |
大山 | 今日のメニューは大人から子供まで、 みんな大好きカレーライス! たくさん作るぞ、エイエイ、オー!! うぇぇーん、クロノ君~! 涙が止まらないよぉ~! |
クロノ | な、なんだなんだ!? どうしたんだよ! |
大山 | うぅ、玉ねぎってやつは手強いねぇ。 目がヒリヒリするよぉ。 |
クロノ | なんだ、玉ねぎかよ…… 目を擦るなって、余計に痛くなるぞ。 玉ねぎは俺が切るんで、支部長は にんじんの皮むきしてくれ。 |
大山 | オッケー☆ まかせて! 張り切って皮を剥くからね! |
クロノ | 張り切りすぎて、野菜が小さくならないよう 気を付けろよ! あと、ケガしないように慎重に! |
大山 | 了解! クロノ君は手際がいいね。 |
クロノ | 別に、これくらいは慣れてるから。 ほら、手が止まってますよ! |
大山 | はいは~い♪ これは美味しいカレーができそうだねぇ! |
クロノ | よし、これで完成だな。 |
大山 | う~~~ん、いい匂い! すごい美味しそうだよ! さ、クロノ君。よそってあげよう! どのくらい食べる? 僕は大盛りだよ。 |
クロノ | えっ? 俺たちが食べていいんですか? 確かに大量に作ったけど…… |
大山 | まずは僕たちとボランティアの人が食べる! 言っただろう、腹が減っては戦は出来ぬ、 ってね。 |
クロノ | そういえばそうだったな…… んじゃ、遠慮なくいただきまーす! うん、美味い。 ちゃんと出来てるな。 |
大山 | うん、すごい美味しいよ! 手伝ってくれてありがとう、クロノ君! |
クロノ | そんな大した手伝いでもないっつーか…… でも、これなら子どもでも食ベられる ちょうどいい辛さだな! ってか、いつもこんなことしてるんですか? ヴァンガード教室のために 料理までして。 |
大山 | いつもってわけではないけど、 気が付いたり、思い付いたことはやるね。 |
クロノ | へぇ…… ヴァンガードを楽しんでもらいたい一心で そんなにいろんなことをしてるのか。 やっぱり、そういう人が「支部長」に なるんだろうな。 |
大山 | あはは、大したことじゃないよ! みんながヴァンガードを楽しめれば、 僕だって一緒に楽しくなれる! そのためだって思ったら、 やってやろう! って元気が 湧いてこないかい? |
クロノ | あー……なんか、わかります。 カムイさんとかマモルさんも…… そういう、楽しさを伝えることの大切さを わかってるから、 あんな親切に教えてくれるんだな。 |
大山 | そうだよ! 特に、楽しいヴァンガードは 僕たちドラエン支部の理念だからねぇ。 |
クロノ | うん、ヴァンガードは楽しむもんだ。 ……ふぅ、ごちそうさまでした。 |
大山 | ごちそうさま! 美味しかったねぇ。 |
クロノ | 腹ごしらえも終わったし 後はヴァンガード教室の準備を するだけだな。 さっそくデッキの準備とかして…… |
大山 | その前に後片付けだよ! 使った食器は自分たちで洗わないとね。 |
クロノ | わ、忘れてないですって! それにしても、やることが多い…… ……いや、そうだな。 こうなったらどんなことでも全部、 最後までやり遂げてみせる! |
大山 | お、気合十分だね、クロノ君! |
Episode5「初めてのヴァンガ郎」
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | 今日のヴァンガード教室も大入り! カレーもみんな美味しそうに食ベてくれてるよ。 |
クロノ | へへ、やっぱああやって笑顔になるのを見るのは、いいもんだな。 |
大山 | あの子たちが食事をしている間に、クロノ君、あともうひとつ、お願いがあるんだ。 |
クロノ | ん? 教室のサポートならもちろん…… |
大山 | うんうん、ありがとう! それじゃ、このヴァンガ郎くんの着ぐるみを着てね! |
クロノ | はいはい、ヴァンガ郎……えっ!? お、俺が着るんですか!? 支部長のほうが慣れてるんじゃ!? |
大山 | 僕はしょっちゅうやっているし、何より支部長とヴァンガ郎くんのヴァンガード教室のほうがいい。 だってそっちの方がインパクトが強いじゃないか! |
クロノ | そ、そりゃそうだけど…… |
大山 | でしょ~? ほら、意外と着心地はいいんだよ! 腕も結構可動領域が広くて…… |
クロノ | ……いや、やっぱ無理だって! ヴァンガ郎だけでもインパクトあるって! |
大山 | えーっ! つれないなぁ……あっ。 それなら、僕たちのどっちがヴァンガ郎くんになるかファイトで決めようか! |
クロノ | (この人、もしかしてファイトしたいだけなんじゃ……) ……ったく 、負けても恨みっこナシですよ。 |
大山 | そうこなくっちゃね! それじゃあ行くよ、クロノ君! |
クロノ &大山 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
大山 | これで決めるよ! ヴァンガードにアタック! |
クロノ | ぐっ! ノーガード……ダメージチェック! ヒールトリガーはなし……くっそぉ、負けたぁ! |
大山 | やったぁ! 僕の勝ちだねぇ! 約束だよ、クロノ君。 |
クロノ | ああ、二言はねぇ。こいつを着てくればいいんだな? うわ、動きにくいし、中はめちゃくちゃ暑い……! おっさん、よくこんなの着てあんなに動いてたな…… |
大山 | 僕は慣れているからねぇ。 それよりもクロノ君、それじゃダメダメだよ。もっと楽しそうにしないと! ヴァンガ郎くんは、ヴァンガードの楽しさを伝える存在なんだから! |
クロノ | そうは言っても、こんなことするの初めてだしっ…… |
大山 | ダメダメ! 胸張って、ほら! ヴァンガ郎の話し方も、そんなんじゃないんだが~! ビシバシ教えるだがー! |
クロノ | う……うぅっ……だがー……っ! |
大山 | よし、準備完了だね、ヴァンガ郎くん。 そろそろ始めようか! |
クロノ | ああ、わかった……じゃなくて、わかったんだがー。 |
大山 | よし、行くよぉ! みんなー、今日は来てくれてありがとう! 今日はスペシャルゲストに、ヴァンガ郎くんを呼んできたよ! |
クロノ | よ、よろしくなんだがー! みんなで楽しくヴァンガードなんだがー! |
男の子A | あ、ヴァンガ郎くんだ! 支部長さんとー緒だよ、すごい! |
参加者たち | わーわー! |
クロノ | (すげぇ盛り上がりだ……支部長の言った通りだったな) |
男の子A | ねぇ、ヴァンガ郎くん! こういう時はどうすればいいの? |
クロノ | ああ、こういう時は、自分の手札を見てこういう時はガードをして……だが。 |
男の子A | へぇー、そうなんだ! ありがとう、ヴァンガ郎くん! |
クロノ | どういたしまして……なんだが。 楽しくヴァンガード、なんだがー。 |
大山 | あっちゃー! そこでそう来たかぁ、これは一本取られちゃったねぇ。 |
男性 | よし、支部長さんに勝てるかも知れないぞ! |
大山 | フッフッフ、そう簡単にはやられないってね! いくよ、ジェネレーションゾーン解放! |
クロノ | (あのひと、人に教えながら自分も全力で楽しんでる) (そういうところに、人が引き寄せられるのかもしれないな) |
大山 | 以上で今日のヴァンガード教室は終了~! |
クロノ | みんな、来てくれてありがとうなんだがー! |
大山 | いやぁ、ヴァンガ郎くんも来てくれてありがとう! クロノ君、ヴァンガ郎くんが板についてきたねぇ。これからもやってみる? |
クロノ | か、勘弁してくれ!! |
男の子A | 支部長さん、ヴァンガ郎くんと内緒話? |
大山 | うん、実はヴァンガ郎くんが、プレゼントを持ってきてくれたんだ! |
クロノ | あ? ……ああ! そうだったんだが! みんな、1つずつ持って帰って欲しいんだが! |
男の子A | わぁ、ヴァンガ郎くんカ描いてある! ありがとう、ヴァンガ郎くん! |
クロノ | どういたしまして、なんだがー。 (最初は、暑いし動きにくいし、面倒だと思ってたけど……) (こうやってみんなが喜んでくれるなら、結構、悪くないかもな) |
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | 今日のヴァンガード教室も大入り! カレーもみんな美味しそうに 食ベてくれてるよ。 |
クロノ | へへ、やっぱああやって笑顔になるのを 見るのは、いいもんだな。 |
大山 | あの子たちが食事をしている間に、 クロノ君、あともうひとつ、 お願いがあるんだ。 |
クロノ | ん? 教室のサポートならもちろん…… |
大山 | うんうん、ありがとう! それじゃ、このヴァンガ郎くんの 着ぐるみを着てね! |
クロノ | はいはい、ヴァンガ郎……えっ!? お、俺が着るんですか!? 支部長のほうが慣れてるんじゃ!? |
大山 | 僕はしょっちゅうやっているし、 何より支部長とヴァンガ郎くんの ヴァンガード教室のほうがいい。 だってそっちの方が インパクトが強いじゃないか! |
クロノ | そ、そりゃそうだけど…… |
大山 | でしょ~? ほら、意外と着心地はいいんだよ! 腕も結構可動領域が広くて…… |
クロノ | ……いや、やっぱ無理だって! ヴァンガ郎だけでもインパクトあるって! |
大山 | えーっ! つれないなぁ……あっ。 それなら、僕たちのどっちが ヴァンガ郎くんになるか ファイトで決めようか! |
クロノ | (この人、もしかしてファイトしたい だけなんじゃ……) ……ったく 、負けても恨みっこナシですよ。 |
大山 | そうこなくっちゃね! それじゃあ行くよ、クロノ君! |
クロノ &大山 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
大山 | これで決めるよ! ヴァンガードにアタック! |
クロノ | ぐっ! ノーガード……ダメージチェック! ヒールトリガーはなし…… くっそぉ、負けたぁ! |
大山 | やったぁ! 僕の勝ちだねぇ! 約束だよ、クロノ君。 |
クロノ | ああ、二言はねぇ。 こいつを着てくればいいんだな? うわ、動きにくいし、 中はめちゃくちゃ暑い……! おっさん、よくこんなの着て あんなに動いてたな…… |
大山 | 僕は慣れているからねぇ。 それよりもクロノ君、 それじゃダメダメだよ。 もっと楽しそうにしないと! ヴァンガ郎くんは、ヴァンガードの楽しさを 伝える存在なんだから! |
クロノ | そうは言っても、こんなことするの 初めてだしっ…… |
大山 | ダメダメ! 胸張って、ほら! ヴァンガ郎の話し方も、そんなんじゃ ないんだが~! ビシバシ教えるだがー! |
クロノ | う……うぅっ……だがー……っ! |
大山 | よし、準備完了だね、ヴァンガ郎くん。 そろそろ始めようか! |
クロノ | ああ、わかった……じゃなくて、 わかったんだがー。 |
大山 | よし、行くよぉ! みんなー、今日は来てくれてありがとう! 今日はスペシャルゲストに、 ヴァンガ郎くんを呼んできたよ! |
クロノ | よ、よろしくなんだがー! みんなで楽しくヴァンガードなんだがー! |
男の子A | あ、ヴァンガ郎くんだ! 支部長さんとー緒だよ、すごい! |
参加者たち | わーわー! |
クロノ | (すげぇ盛り上がりだ…… 支部長の言った通りだったな) |
男の子A | ねぇ、ヴァンガ郎くん! こういう時はどうすればいいの? |
クロノ | ああ、こういう時は、自分の手札を見て こういう時はガードをして……だが。 |
男の子A | へぇー、そうなんだ! ありがとう、ヴァンガ郎くん! |
クロノ | どういたしまして……なんだが。 楽しくヴァンガード、なんだがー。 |
大山 | あっちゃー! そこでそう来たかぁ、 これは一本取られちゃったねぇ。 |
男性 | よし、支部長さんに勝てるかも知れないぞ! |
大山 | フッフッフ、そう簡単には やられないってね! いくよ、ジェネレーションゾーン解放! |
クロノ | (あのひと、人に教えながら 自分も全力で楽しんでる) (そういうところに、人が引き寄せられる のかもしれないな) |
大山 | 以上で今日のヴァンガード教室は 終了~! |
クロノ | みんな、来てくれてありがとうなんだがー! |
大山 | いやぁ、ヴァンガ郎くんも来てくれて ありがとう! クロノ君、ヴァンガ郎くんが 板についてきたねぇ。 これからもやってみる? |
クロノ | か、勘弁してくれ!! |
男の子A | 支部長さん、ヴァンガ郎くんと 内緒話? |
大山 | うん、実はヴァンガ郎くんが、 プレゼントを持ってきてくれたんだ! |
クロノ | あ? ……ああ! そうだったんだが! みんな、1つずつ持って帰って 欲しいんだが! |
男の子A | わぁ、ヴァンガ郎くんカ描いてある! ありがとう、ヴァンガ郎くん! |
クロノ | どういたしまして、なんだがー。 (最初は、暑いし動きにくいし、面倒だと 思ってたけど……) (こうやってみんなが喜んでくれるなら、 結構、悪くないかもな) |
Episode6「支部長の仕事?」
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | いやぁ、大成功だったねぇ! 本当に何から何まで手伝ってくれてありがとう、クロノ君。 |
クロノ | はぁー……疲れた! 支部長、なんでまだ元気なんですか? |
大山 | 僕は慣れているからね。 それに、みんなの笑顔が疲れなんか吹き飛ばしちゃうんだ! |
クロノ | はは! ちょっとだけ、わかったかも。 正直、ドラエン支部の支部長が普段何してんのか、ピンと来てなかったんだけど…… 今日1日、一緒に行動して、どれだけ大変なことしてたのか身にしみて理解したっていうか。 |
大山 | わははっ! そうか! 分かってくれて嬉しいよ! |
クロノ | いつもこれだけ大変なら、たまには逃げ出したくなる気持ちもわかるかも…… 支部長の仕事ってのは本当に大変なものなんだな。 |
大山 | ん? 支部長の仕事? |
マモル | 支部長!! |
クロノ | あ! マモルさん。迎えに来たんですか? |
大山 | あっ!! マ、ママ、マモル君!? |
マモル | 早く支部にもどってください! サボってた分お仕事が待っていますよ! |
クロノ | あ、あの! 支部長ならちゃんと仕事をしてましたよ。 俺も手伝ったし、間違いありません。 |
マモル | クロノ君……この人の手伝いをしていたのかい? |
クロノ | はいっ! |
マモル | それは……すまないことをした。 |
クロノ | すまないって……悪い事なんてしてませんでしたよ? |
マモル | いや、違うんだ。 実はね、支部長がやっていたのは支部の仕事ではないんだよ。 |
クロノ | ……はぁ!? あんなイベントまで開いてたのに!? |
マモル | しょっちゅうやっているんだ。 ヴァンガード教室とか街へ出て人助けとか…… |
大山 | い、いいじゃないか! 困ってる人を助けるのがいけないのかい!? デスクに向かう仕事ももちろん大切だよ。 でも、世の中には人と向き合って初めてわかる事がたくさんある。 今日の出会い、来てくれた人の笑顔、困っていた事、分からなかったルール…… そのすべてが僕らの明日に役立つんだ。 |
クロノ | 支部長……! カッケー……! |
マモル | ほだされないで、クロノ君! もちろん、それは立派な心がけです。 ただし、自分の仕事をちゃんと片付けた上でなら、です! |
クロノ | じゃあやっぱり支部長としての仕事は……? |
マモル | ああ、全く終わっていないんだよ。 なのに逃げ出して、この人は…… |
クロノ | な、何をやってるんだよ、あんたは…… |
大山 | ご、ごめんよ、マモルきゅ~ん…… でも今日はクロノ君のおかげでヴァンガード教室も大成功だったよ! 公園掃除もして、くたくたなんだ! それに免じて勘弁してよ。ねっ? |
クロノ | あんた、さっきは疲れなんか吹き飛んだって…… |
大山 | クロノ君! しーっ! あとでアイスあげるからっ! |
マモル | そうですね、支部長はともかく…… クロノ君には、手伝ってくれたお礼と、振り回されたお詫びをしないと。 |
クロノ | いや、俺も好きでやってたし、そんなのは気にしなくていいですよ。 それよりも、今日の仕事がまだ終わってないなら早く戻ってやった方がいいんじゃ…… |
大山 | クロノ君!? キミはどっちの味方なの!? |
クロノ | でも、マモルさんだって困ってるみたいだし…… |
マモル | クロノ君の言う通りだ。 さぁ来てもらいますよ、支部長! 仕事が大幅に遅れてるんですから! |
大山 | そんなぁ! 助けてクロノ君! |
クロノ | いや、さすがに支部長の仕事は俺には難しすぎると思うぜ…… |
マモル | クロノ君、今日は本当にすまなかったね。 |
クロノ | 俺も結構楽しかったし……全然大丈夫です。 |
大山 | いや、本当に助かったよ! またよろしく頼む! |
クロノ | ヴァンガ郎以外なら、いつでも! |
大山 | 約束だよー! |
マモル | その前に支部長としての仕事はしっかり終わらせてくださいね! |
大山 | は、はーい…… |
マモル | じゃ、まずは支部に戻って溜まってる仕事を片付けましょう! |
大山 | あぁっ引っ張らないで! わかったから! またねー、クロノ君! |
クロノ | ……行っちまった。 人騒がせなおっさんだったな。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
大山 | いやぁ、大成功だったねぇ! 本当に何から何まで手伝ってくれて ありがとう、クロノ君。 |
クロノ | はぁー……疲れた! 支部長、なんでまだ元気なんですか? |
大山 | 僕は慣れているからね。 それに、みんなの笑顔が疲れなんか 吹き飛ばしちゃうんだ! |
クロノ | はは! ちょっとだけ、わかったかも。 正直、ドラエン支部の支部長が 普段何してんのか、ピンと 来てなかったんだけど…… 今日1日、一緒に行動して、 どれだけ大変なことしてたのか 身にしみて理解したっていうか。 |
大山 | わははっ! そうか! 分かってくれて嬉しいよ! |
クロノ | いつもこれだけ大変なら、 たまには逃げ出したくなる気持ちも わかるかも…… 支部長の仕事ってのは 本当に大変なものなんだな。 |
大山 | ん? 支部長の仕事? |
マモル | 支部長!! |
クロノ | あ! マモルさん。 迎えに来たんですか? |
大山 | あっ!! マ、ママ、マモル君!? |
マモル | 早く支部にもどってください! サボってた分 お仕事が待っていますよ! |
クロノ | あ、あの! 支部長なら ちゃんと仕事をしてましたよ。 俺も手伝ったし、間違いありません。 |
マモル | クロノ君……この人の手伝いを していたのかい? |
クロノ | はいっ! |
マモル | それは……すまないことをした。 |
クロノ | すまないって……悪い事なんて してませんでしたよ? |
マモル | いや、違うんだ。 実はね、支部長がやっていたのは 支部の仕事ではないんだよ。 |
クロノ | ……はぁ!? あんなイベントまで開いてたのに!? |
マモル | しょっちゅうやっているんだ。 ヴァンガード教室とか 街へ出て人助けとか…… |
大山 | い、いいじゃないか! 困ってる人を助けるのがいけないのかい!? デスクに向かう仕事ももちろん大切だよ。 でも、世の中には人と向き合って 初めてわかる事がたくさんある。 今日の出会い、来てくれた人の笑顔、 困っていた事、分からなかったルール…… そのすべてが僕らの明日に役立つんだ。 |
クロノ | 支部長……! カッケー……! |
マモル | ほだされないで、クロノ君! もちろん、それは立派な心がけです。 ただし、自分の仕事をちゃんと 片付けた上でなら、です! |
クロノ | じゃあやっぱり支部長としての仕事は……? |
マモル | ああ、全く終わっていないんだよ。 なのに逃げ出して、この人は…… |
クロノ | な、何をやってるんだよ、あんたは…… |
大山 | ご、ごめんよ、マモルきゅ~ん…… でも今日はクロノ君のおかげで ヴァンガード教室も大成功だったよ! 公園掃除もして、くたくたなんだ! それに免じて勘弁してよ。ねっ? |
クロノ | あんた、さっきは疲れなんか 吹き飛んだって…… |
大山 | クロノ君! しーっ! あとでアイスあげるからっ! |
マモル | そうですね、支部長はともかく…… クロノ君には、手伝ってくれたお礼と、 振り回されたお詫びをしないと。 |
クロノ | いや、俺も好きでやってたし、 そんなのは気にしなくていいですよ。 それよりも、今日の仕事が まだ終わってないなら 早く戻ってやった方がいいんじゃ…… |
大山 | クロノ君!? キミはどっちの味方なの!? |
クロノ | でも、マモルさんだって 困ってるみたいだし…… |
マモル | クロノ君の言う通りだ。 さぁ来てもらいますよ、支部長! 仕事が大幅に遅れてるんですから! |
大山 | そんなぁ! 助けてクロノ君! |
クロノ | いや、さすがに支部長の仕事は 俺には難しすぎると思うぜ…… |
マモル | クロノ君、今日は本当にすまなかったね。 |
クロノ | 俺も結構楽しかったし…… 全然大丈夫です。 |
大山 | いや、本当に助かったよ! またよろしく頼む! |
クロノ | ヴァンガ郎以外なら、いつでも! |
大山 | 約束だよー! |
マモル | その前に支部長としての仕事は しっかり終わらせてくださいね! |
大山 | は、はーい…… |
マモル | じゃ、まずは支部に戻って 溜まってる仕事を片付けましょう! |
大山 | あぁっ引っ張らないで! わかったから! またねー、クロノ君! |
クロノ | ……行っちまった。 人騒がせなおっさんだったな。 |