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あらすじ
ストーリー
波乱の幕開け! 全国大会!!①
ストーリーパート
キャラ | セリフ |
---|---|
カムイ | お兄さん、おはようございます! |
アイチ | カムイくん、おはよう。 |
シン | じゃあ早速、出発しましょうか。 |
…… | |
アイチ | わぁー! |
カムイ | すっげー! |
ミサキ | シンさん、こっち裏口。 |
シン | えー!? |
アイチ | 地区大会の会場もすごかったけど、 ここはそれ以上に大きな会場なんですね! |
シン | そりゃあ全国大会ですから。 おかげで駐車場も既にいっぱい…… 僕は車を置いてきますから、 皆さんはその辺で待っていてください。 |
ミサキ | 帰ってくるのにしばらくかかりそうね。 |
カムイ | のんびり待つしかないか。 |
アイチ | そうだね。 ん? あれなんだろ。 |
カムイ | あー、テレビカメラですよ。 今日の大会は全国中継されますから。 |
アイチ | え? そうなの!? |
ミサキ | 全国大会はいっも中継されてるよ。 見たことないの? |
アイチ | あ、はい。 |
カムイ | お兄さん、ちょっと見学に行きましょうよ! |
アイチ | え? |
カムイ | あんな珍しいもの、めったに見られませんよ! ほら早く! |
どんっ | |
カムイ | うわっ! |
アイチ | カムイくん! |
カムイ | いってー…… |
光定 | ごめん、大丈夫かい? |
アイチ | カムイくん大丈夫? |
カムイ | 大丈夫です、お兄さん。 |
光定 | よかった。 |
カムイ | 「よかった」じゃねぇだろ。 人のこと跳ね飛ばしておいて! |
光定 | ごめんごめん。 でも、ぶつかってきたのは君の方で…… いや、でも怪我してないならよかった。ごめん。 |
カムイ | あぁ、オレの方こそ、よそ見してました。 すみません。 |
アイチ | すみませんでした。 |
ユリ | 何やってるの皇帝? |
ガイ | 何かあったんですか? |
光定 | いやー、ちょっとぶつかっちゃって。 |
ユリ | えー! ごめんね僕? 大丈夫だった? |
カムイ | ぼ、僕!? 子供扱いするんじゃねぇ! |
ユリ | 血が滲んでるわ、擦りむいたのね。 ちょっと待って、絆創膏あったはず。 |
カムイ | た、大したことねぇよ、こんなの! |
光定 | やっぱり怪我してたか。ほんと、ごめんな。 |
ユリ | はい、これでよし! |
カムイ | ……礼なんか言わないからな。 |
ユリ | いいわよ、そんなの。 |
ミサキ | 子供…… |
カムイ | あー! お前のせいでロケを見逃したじゃないかよ! |
光定 | え? あぁ、ごめんごめん。 |
アイチ | (無茶苦茶いい人だ) |
カムイ | そういえば、お前らは出場チームなのか? |
光定 | ああ、チームカエサルってチームなんだけど…… |
カムイ | チームカエサルだと!? |
波乱の幕開け! 全国大会!!②
ストーリーパート
キャラ | セリフ |
---|---|
カムイ | チームカエサルだと!? |
アイチ | 有名な人たちなの? |
カムイ | 何言ってるんですか!? 前回準優勝、 その前の大会の優勝チームですよ! |
アイチ | えぇ!? 優勝!? |
光定 | では改めて自己紹介といこうか。 僕がチームカエサルのリーダー、 光定ケンジだ。 |
ユリ | あたしは臼井ユリ。 |
ガイ | その弟でガイといいます。 |
カムイ | あれ? 光定ケンジ? |
ミサキ | さっきは違う名前で呼んでなかった? |
ユリ | あぁ、皇帝ね。光定だから皇帝。 |
アイチ | あぁ、音読みにしてるんですね。 |
ミサキ | なるほど。 だからチームカエサルなんだ。 |
カムイ | どういうことだよ? |
光定 | カエサルというのはね、 古代ローマの皇帝の称号なんだよ。 もっとも、その名の由来となった ガイウス・ユリウス・カエサル本人は 途中で暗殺されてしまい――。 |
ユリ | 話が長い。 |
光定 | ここからが面白いのに…… |
ユリ | そんな歴史うんちく、誰も聞きたくありません。 |
ガイ | ともかくローマの皇帝にあやかって チームカエサルにした、と。 そういうわけなんです。 |
アイチ | そうなんだ! |
ガイ | そういえば、君たちのチームは4人いるけど ファイトには誰が出るのか決めているのかい? |
アイチ | それは…… (そうだ今日のファイトも地区大会と同じ 3人1組のチーム戦) (あの時はミサキさんがいなかったから 僕が出場したけどこのメンバーだと やっぱり僕は……) |
ユリ | やめなさい、ガイ。 他のチームのイ作戦をあまり詮索しないの。 |
櫂 | いや、構わん。 作戦と呼べるものじゃないからな。 簡単なことだ。 4人の中で一番弱い奴が抜ける。それだけだ。 |
カムイ | 櫂! てめぇ、言い方ってもんがあんだろ! |
櫂 | ふん。 |
光定 | 喧嘩はダメだよ2人とも。 |
カムイ | ほっといてくれ! これはオレたちチームQ4の問題だ! |
櫂 | 問題? そう、問題だな。 |
カムイ | てめぇ! |
アイチ | 待ってカムイくん! |
カムイ | お兄さん…… |
アイチ | 大丈夫。僕、外れるよ。 |
カムイ | でも…… |
アイチ | 一番弱いファイターカ抜ける。 櫂くんの言ってることは正しいよ。 そしてチームQ4の中で一番弱いのは 僕なんだ…… |
カムイ | お兄さん…… |
櫂 | 決まりだな。 |
カムイ | 櫂。1つ答えろ。 お前にとってヴァンガードとはなんだ? |
櫂 | より強い相手を求め、戦い、勝利する。 それが俺のヴァンガードだ。 |
カムイ | それだけか? |
櫂 | あぁ。 |
カムイ | そうか。 オレは元々好きでカードキャピタルに 出入りするようになったわけじゃねぇ。 ただ、チーム男前に居たくねぇ理由があったから 仕方なく顔を出すようになったんだ。 だからチームQ4だってそんなに 思い入れのあるチームじゃなかった。 けどな、今はいいチームだと思ってんだ。 このチームで勝ちたいってな。 なのにお前は…… ミサキさんの時だってそうだ。 「勝手にやめろ」だの「抜けろ」だの 言いやがって! 櫂! お前は仲間をなんだと思ってんだ! |
櫂 | 興味ないな。 どう思おうが勝ち負けに関係しないだろ。 |
カムイ | こんのー!! |
アイチ | カムイくん…… |
カムイ | やってらんねー! お兄さん。悪いけどオレ、これ以上 こいつと一緒に戦うことできません。 だから……すいません! |
アイチ | カムイくん! ――カムイくん!! |
シン | よかったー。 皆こんなところにいたんですか。 探しましたよ。 |
アイチ | ごめんなさい店長、ちょっと急いでるんです! |
シン | え? どこに行くんですか? もう大会が始まりますよ! |
アイチ | え? |
櫂 | 戸倉、行くぞ。 来い、アイチ。 |
アイチ | ……櫂くん。 |
櫂 | 葛木がいなくなった以上、お前が来なければ チームQ4は棄権することになる。 それでもいいのか? |
シン | カムイ君? 棄権? |
光定 | ちょっといいかな。 全国大会は今日と来週の2日間行われるって 知ってるかい? 今日はその第1日目、予選が行われるんだ。 そして今曰勝ち抜いたら1週間後の 決勝トーナメントに進出できるってわけだ。 今は彼の後を追うより、予選を突破して 彼の帰ってくる場所…… そいつを確保しておくべきじゃないかな? |
アイチ | (カムイくん……) |
光定 | どうかな? チームってそういうことだと思うよ。 |
アイチ | はい…… |
MCミヤ | さぁ、ここからの司会進行は ご存知私MCミヤです! |
森川 | ご存知じゃねーよ! さっさとウルトラレアを出しやがれ! |
井崎 | 森川! |
森川 | コーリンちゃんを出せ! |
三和 | 普通にマイク持て! 小指立てんな! |
井崎 | こっちもか……! |
MCミヤ | ……それでは、暖かい声援にお応えして 今回のアシスタントをご紹介しましょう! ウルトラレアの皆さんです! どうぞー! |
レッカ | 今日は絶好のヴァンガード日和だよね! |
コーリン | それじゃ、みんなヴァンガっちゃおう! |
スイコ | 元気よく楽しくヴァンガろうね! |
アイチ | (カムイくん待ってて、 きっとこの予選を突破して 君を迎えに行くから) (チームQ4に帰ってきてもらうために) |