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あらすじ
ストーリー
Episode1「一通のラブレター?」
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | ねえ、クミちゃん今日このあと用事ある? |
クミ | ノートが切れそうだから文房具屋さんに寄って行こうかなって♪ トコハちゃんも一緒に文房具屋さん行く? |
トコハ | う、うん……文房具屋に行った後ちょっとクミちゃんに相談があって…… |
クミ | 私に相談? なになに? 聞くよー! |
トコハ | まあ、そんな大したことじゃないんだけど…… ちょっとここじゃ話しづらいから、ドラゴンエンパイア支部の喫茶店でもいいかな? |
クミ | いいよ♪ でも珍しいね~トコハちゃんが悩み事なんて。 |
トコハ | あはは……! ほ、本当に大したことじゃないから! |
クミ | ふぅん……? そう言われると余計気になるな~。 |
トコハ | と、とにかく! 喫茶店に行きましょ! |
クミ | は~い! |
トコハ | 私はミルクティーにしようかな。 クミちゃんは? |
クミ | 私もミルクティーにする~。 ここのミルクティー美味しいもんね! ケーキも美味しいからケーキセットにしようかな~♪ |
トコハ | あっ! それいいね! 私もセットにしようっと…… でも食べすぎかな? ああ~悩む! |
クミ | ふふふ! トコハちゃん悩んでばっかり! |
トコハ | え、あはは……そうかも。 |
クミ | そろそろ相談の内容を聞いちゃおっかな。 |
トコハ | そ、そうね…… ……うちの生徒は、誰もいないよね? |
クミ | うん、いないと思うよ。 |
トコハ | 実は、これなんだけど…… |
クミ | 手紙? |
トコハ | そうなの。 今日、下駄箱に入ってたんだけど…… |
クミ | 差出人の名前はないね…… 手紙、読んでもいいの? |
トコハ | 大丈夫! 一緒に考えてもらうために相談したんだし……クミちゃんにも、見てもらいたいな。 |
クミ | じゃあ、見ちゃうね~。 ええっと……なになに? 「今度の土曜日、公園まで来てください伝えたいことがあります」……? って、えっ、これって……! |
トコハ | 呼び出しの手紙っぽいけど差出人の名前も書いてないし…… なんだかちょっと怖くない? |
クミ | 怖くなんてないよ! |
トコハ | そ、そう? |
クミ | うん、だってこれってたぶん……ラブレターだから! |
トコハ | ラ、ラブレター!? ま、まさか……そんな……有り得ないって。 |
クミ | それにこの筆跡は絶対男の子! トコハちゃんもそう思うでしょ? |
トコハ | たしかに女の子の字っぽくないけど…… 普通ラブレターなら自分の名前くらい書くでしょ! |
クミ | それはきっと緊張して書き忘れちゃったんだよ! |
トコハ | え~! そんなことある? |
クミ | あるある! それが恋する男心だよ~! |
トコハ | それを言うなら乙女心でしょ! |
クミ | ね! 絶対ラブレターだよ! キャー! どうしよう!? |
トコハ | ど、どうしようって…… (もし、本当にラブレターだったら……それはそれでちょっとうれしい……かも) (でも、どんな人が私にラブレターを……だんだん気になってきた) |
クミ | あっ! トコハちゃんニヤニヤしてる~! |
トコハ | な、何言ってんの! ニヤニヤなんてしてないってば! |
クミ | 別に否定しなくてもいいのに~! はぁ~……でもついにトコハちゃんにも春が来ちゃうのか~。 寂しくなっちゃうなぁ…… |
トコハ | ま、まだそうと決まったわけじゃないんだから! |
クミ | ふふふ~ そういうことにしておいてあげよう! |
トコハ | も、もう……クミちゃんったら…… |
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | ねえ、クミちゃん 今日このあと用事ある? |
クミ | ノートが切れそうだから 文房具屋さんに寄って行こうかなって♪ トコハちゃんも 一緒に文房具屋さん行く? |
トコハ | う、うん……文房具屋に行った後 ちょっとクミちゃんに相談があって…… |
クミ | 私に相談? なになに? 聞くよー! |
トコハ | まあ、そんな大したことじゃないんだけど…… ちょっとここじゃ話しづらいから、 ドラゴンエンパイア支部の喫茶店でもいいかな? |
クミ | いいよ♪ でも珍しいね~ トコハちゃんが悩み事なんて。 |
トコハ | あはは……! ほ、本当に大したことじゃないから! |
クミ | ふぅん……? そう言われると余計気になるな~。 |
トコハ | と、とにかく! 喫茶店に行きましょ! |
クミ | は~い! |
トコハ | 私はミルクティーにしようかな。 クミちゃんは? |
クミ | 私もミルクティーにする~。 ここのミルクティー美味しいもんね! ケーキも美味しいから ケーキセットにしようかな~♪ |
トコハ | あっ! それいいね! 私もセットにしようっと…… でも食べすぎかな? ああ~悩む! |
クミ | ふふふ! トコハちゃん悩んでばっかり! |
トコハ | え、あはは……そうかも。 |
クミ | そろそろ相談の内容を 聞いちゃおっかな。 |
トコハ | そ、そうね…… ……うちの生徒は、誰もいないよね? |
クミ | うん、いないと思うよ。 |
トコハ | 実は、これなんだけど…… |
クミ | 手紙? |
トコハ | そうなの。 今日、下駄箱に入ってたんだけど…… |
クミ | 差出人の名前はないね…… 手紙、読んでもいいの? |
トコハ | 大丈夫! 一緒に考えてもらうために相談したんだし…… クミちゃんにも、見てもらいたいな。 |
クミ | じゃあ、見ちゃうね~。 ええっと……なになに? 「今度の土曜日、公園まで来てください 伝えたいことがあります」……? って、えっ、これって……! |
トコハ | 呼び出しの手紙っぽいけど 差出人の名前も書いてないし…… なんだかちょっと怖くない? |
クミ | 怖くなんてないよ! |
トコハ | そ、そう? |
クミ | うん、だってこれってたぶん…… ラブレターだから! |
トコハ | ラ、ラブレター!? ま、まさか……そんな…… 有り得ないって。 |
クミ | それにこの筆跡は絶対男の子! トコハちゃんもそう思うでしょ? |
トコハ | たしかに女の子の字っぽくないけど…… 普通ラブレターなら 自分の名前くらい書くでしょ! |
クミ | それはきっと 緊張して書き忘れちゃったんだよ! |
トコハ | え~! そんなことある? |
クミ | あるある! それが恋する男心だよ~! |
トコハ | それを言うなら乙女心でしょ! |
クミ | ね! 絶対ラブレターだよ! キャー! どうしよう!? |
トコハ | ど、どうしようって…… (もし、本当にラブレターだったら…… それはそれでちょっとうれしい……かも) (でも、どんな人が私にラブレターを…… だんだん気になってきた) |
クミ | あっ! トコハちゃん ニヤニヤしてる~! |
トコハ | な、何言ってんの! ニヤニヤなんてしてないってば! |
クミ | 別に否定しなくてもいいのに~! はぁ~……でもついに トコハちゃんにも春が来ちゃうのか~。 寂しくなっちゃうなぁ…… |
トコハ | ま、まだそうと 決まったわけじゃないんだから! |
クミ | ふふふ~ そういうことにしておいてあげよう! |
トコハ | も、もう……クミちゃんったら…… |
Episode2「謎の差出人」
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | (クミちゃんは、ラブレターだって言ってたけどどうなんだろう、これ……) あー!! うだうだ悩むなんて、全っ然私らしくない! そうよ、わからないなら誰かに聞いてみよう! って……思ったけどこういうのに詳しい人なんて誰も…… あっ、綺場なら、詳しいかも! あいつ、女子から人気あるしこういうの絶対もらったことあるよね。 思ったら即行動! 今日はきっとカードキャピタル2号店にいるよね…… ええっと……綺場、いるかな…… |
女の子 | 綺場くん、このカードをデッキに入れてみようかと思うんだけど…… |
シオン | うん、いいんじゃないかな。 キミのデッキに合ってると思うよ。 |
トコハ | あっ、いた! やっぱり女の子に話しかけられてるわね。 これはいいアドバイスをくれそう…… 綺場! ちょっといい? |
シオン | 安城さん、どうしたの? |
トコハ | ちょっと、あんたに聞きたいことがあって…… 今、時間って大丈夫? |
シオン | うん、構わないよ。 |
トコハ | じゃ……端の席に移動しましょ。 |
シオン | え……? 人に聞かれると困る話? |
トコハ | う、うん……ちょっとね。 あんまり聞かれたくないかな。 |
シオン | わかった……じゃ移動しよう。 それで、僕に聞きたいことって? |
トコハ | 実は……呼び出しの手紙をもらったの。 綺場なら、こういうのもらったことあるかなぁって思ったんだけど…… |
シオン | 呼び出しの手紙? |
トコハ | そう、公園に来てくれって。 クミちゃんはラブレターだって言うんだけど、綺場はどう思う? |
シオン | うーん……ラブレターではない気がするけど…… 便箋も簡素なもので無記名だし。 |
トコハ | えっ! やっぱりそう!? |
シオン | あくまでもそう思うだけで絶対に違うとは言い切れないけど…… |
トコハ | そっか~…… ラブレターだったらどうしようって頭抱えちゃってたわ。 |
シオン | あはは、もしラブレターだったとしても特別変わったことをする必要はないよ。 |
トコハ | そ、そう? |
シオン | そうだよ。 相手の話を聞いてあげて自分がどう思ったか伝えればいいんだ。 |
トコハ | へー……そんなもんかなぁ。 |
ツネト | ト、トトト、トコハちゃんにら、ラブレターだとーーーー!? |
トコハ | わっ! |
カル | 僕たちもいますよ! |
トコハ | あ、あんたたち、人の話、盗み聞きしてたの!? |
ツネト | わざとじゃないって! ふたりで話してるの珍しいなーって思って…… そしたら、ラブレターって聞こえたから! |
シオン | そうだとしても感心できないな。 |
カル | だって、気になるじゃないですか! ラ、ラ、ラブレターですよ!? |
ケイ | ラブ…… ドキドキ。 |
トコハ | だからラブレターって決まってないから! ラ、ラブレターだったとしてあんたたちには関係ないでしょ! |
ツネト | 関係ないだとぉ!? 寂しい~! 俺たちも恋バナしたいっ!! |
カムイ | こらー、お前らー! ちょっと、騒がしくし過ぎだぞ! |
トコハ | カムイさん! ごめんなさい…… |
カムイ | ったく……何の話で盛り上がってんだ? ラブレターとか聞こえたけどシオンがラブレターをもらうなんてそう驚くことじゃないだろう。 |
ツネト | それが、綺場のお坊ちゃんではなく、トコハちゃんがもらったらしいです! |
トコハ | ちょ、ちょっと……! カムイさんに言わなくたっていいでしょ! |
カムイ | な、な、なにーーーーー!? トコハちゃんにラブレター!? どこのどいつだ!? |
シオン | 差出人の無い呼び出しの手紙なのでラブレターと決まったわけでは…… |
カムイ | そうなのか! うぉぉぉぉ! 青春だなっ!! |
トコハ | ちょっと、カムイさん! さっき、自分で騒がしいって言ったばっかりでしょ! |
カムイ | シオンは同じ学校だろ? 出しそうなやつ心当たりないのか? |
シオン | うーん…… ラブレターにしろ、そうでないにしろ差し出し人に心当たりはないですね。 |
トコハ | 綺場も答えなくていいの! |
ツネト | ふぅ~む……どんなヤツなんだろうな。 |
カル | 名前も書かずに出したんですからきっとシャイな人ですよね。 |
ケイ | うん。 モジモジさん…… |
カムイ | シャイねぇ……そんなんで告白出来るのか? |
トコハ | (ま、まずい……!話が広がっていってる。 この辺りで打ち切らないと……!) はい! この話はおしまい!! 解散! |
ツネト | えー! トコハちゃん、そりゃないって! |
トコハ | うるさーーーいっ! おしまいったら、おしまい!! 綺場、相談乗ってくれてありがとう! |
シオン | えっ、あ、うん。 どういたしまして。 |
クロノ | ちわーっス! って、わっ、安城? |
トコハ | 新導……! ごめん! ちょっと急いでるから! |
クロノ | お、おう、じゃあな…… ……綺場、安城のヤツどうしたんだ? |
シオン | ああ、差出人不明の手紙で土曜日呼び出されたらしいんだ。 |
クロノ | 呼び出し……? ふーん。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | (クミちゃんは、ラブレターだって言ってたけど どうなんだろう、これ……) あー!! うだうだ悩むなんて、全っ然私らしくない! そうよ、わからないなら誰かに聞いてみよう! って……思ったけど こういうのに詳しい人なんて誰も…… あっ、綺場なら、詳しいかも! あいつ、女子から人気あるし こういうの絶対もらったことあるよね。 思ったら即行動! 今日はきっと カードキャピタル2号店にいるよね…… ええっと……綺場、いるかな…… |
女の子 | 綺場くん、 このカードをデッキに入れて みようかと思うんだけど…… |
シオン | うん、いいんじゃないかな。 キミのデッキに合ってると思うよ。 |
トコハ | あっ、いた! やっぱり女の子に話しかけられてるわね。 これはいいアドバイスをくれそう…… 綺場! ちょっといい? |
シオン | 安城さん、どうしたの? |
トコハ | ちょっと、あんたに聞きたいことがあって…… 今、時間って大丈夫? |
シオン | うん、構わないよ。 |
トコハ | じゃ…… 端の席に移動しましょ。 |
シオン | え……? 人に聞かれると困る話? |
トコハ | う、うん……ちょっとね。 あんまり聞かれたくないかな。 |
シオン | わかった……じゃ移動しよう。 それで、僕に聞きたいことって? |
トコハ | 実は……呼び出しの手紙をもらったの。 綺場なら、こういうのもらったこと あるかなぁって思ったんだけど…… |
シオン | 呼び出しの手紙? |
トコハ | そう、公園に来てくれって。 クミちゃんはラブレターだって 言うんだけど、綺場はどう思う? |
シオン | うーん…… ラブレターではない気がするけど…… 便箋も簡素なもので無記名だし。 |
トコハ | えっ! やっぱりそう!? |
シオン | あくまでもそう思うだけで 絶対に違うとは言い切れないけど…… |
トコハ | そっか~…… ラブレターだったらどうしようって 頭抱えちゃってたわ。 |
シオン | あはは、もしラブレターだったとしても 特別変わったことをする必要はないよ。 |
トコハ | そ、そう? |
シオン | そうだよ。 相手の話を聞いてあげて 自分がどう思ったか伝えればいいんだ。 |
トコハ | へー……そんなもんかなぁ。 |
ツネト | ト、トトト、トコハちゃんに ら、ラブレターだとーーーー!? |
トコハ | わっ! |
カル | 僕たちもいますよ! |
トコハ | あ、あんたたち、人の話、盗み聞きしてたの!? |
ツネト | わざとじゃないって! ふたりで話してるの珍しいなーって思って…… そしたら、ラブレターって聞こえたから! |
シオン | そうだとしても 感心できないな。 |
カル | だって、気になるじゃないですか! ラ、ラ、ラブレターですよ!? |
ケイ | ラブ…… ドキドキ。 |
トコハ | だからラブレターって決まってないから! ラ、ラブレターだったとして あんたたちには関係ないでしょ! |
ツネト | 関係ないだとぉ!? 寂しい~! 俺たちも恋バナしたいっ!! |
カムイ | こらー、お前らー! ちょっと、騒がしくし過ぎだぞ! |
トコハ | カムイさん! ごめんなさい…… |
カムイ | ったく……何の話で盛り上がってんだ? ラブレターとか聞こえたけど シオンがラブレターをもらうなんて そう驚くことじゃないだろう。 |
ツネト | それが、綺場のお坊ちゃんではなく、 トコハちゃんがもらったらしいです! |
トコハ | ちょ、ちょっと……! カムイさんに言わなくたっていいでしょ! |
カムイ | な、な、なにーーーーー!? トコハちゃんにラブレター!? どこのどいつだ!? |
シオン | 差出人の無い呼び出しの手紙なので ラブレターと決まったわけでは…… |
カムイ | そうなのか! うぉぉぉぉ! 青春だなっ!! |
トコハ | ちょっと、カムイさん! さっき、自分で騒がしいって 言ったばっかりでしょ! |
カムイ | シオンは同じ学校だろ? 出しそうなやつ心当たりないのか? |
シオン | うーん…… ラブレターにしろ、そうでないにしろ 差し出し人に心当たりはないですね。 |
トコハ | 綺場も答えなくていいの! |
ツネト | ふぅ~む…… どんなヤツなんだろうな。 |
カル | 名前も書かずに出したんですから きっとシャイな人ですよね。 |
ケイ | うん。 モジモジさん…… |
カムイ | シャイねぇ…… そんなんで告白出来るのか? |
トコハ | (ま、まずい……! 話が広がっていってる。 この辺りで打ち切らないと……!) はい! この話はおしまい!! 解散! |
ツネト | えー! トコハちゃん、そりゃないって! |
トコハ | うるさーーーいっ! おしまいったら、おしまい!! 綺場、相談乗ってくれてありがとう! |
シオン | えっ、あ、うん。 どういたしまして。 |
クロノ | ちわーっス! って、わっ、安城? |
トコハ | 新導……! ごめん! ちょっと急いでるから! |
クロノ | お、おう、じゃあな…… ……綺場、安城のヤツどうしたんだ? |
シオン | ああ、差出人不明の手紙で 土曜日呼び出されたらしいんだ。 |
クロノ | 呼び出し……? ふーん。 |
Episode3「土曜日前の約束」
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | (よーっし! 授業終わり! 今日は兄さんのところに行って……) |
クロノ | 安城! ちょっといいか? |
トコハ | 新導? うん、どうしたの? |
クロノ | お前、時間あるか? |
トコハ | 今から? |
クロノ | いや、今じゃなくても土曜日の前ならいつでもいいぜ。 |
トコハ | ええっと…… 今日は兄さんのところに行かなきゃだし明日はクミちゃんと遊ぶから…… 明後日なら、時間作れると思うけど…… |
クロノ | そっか。じゃあ、明後日な! |
トコハ | ああっ、ちょっと新導! 行っちゃった……何の用なのよ! それに土曜日の前ならって…… まったく、あいつはいっつも言葉が足りないんだから! 兄さーん! いるー? お届け物でーす! |
マモル | トコハ! こっちだよ。 いつもありがとう、悪いな。重かっただろ? |
トコハ | ぜーんぜん。 あ、母さんが週末にでも帰ってきなさいって言ってたよ! |
マモル | ははは…… こっちの仕事が片付いたら帰れそうなんだけどもうちょっとかかるかなぁ…… |
トコハ | 相変わらず忙しいのね、兄さん…… ちょっとは休まないと体壊すよ? |
マモル | うん、気をつけるよ、ありがとう。 でも、トコハもこれから忙しくなるんじゃないか? |
トコハ | うん! これから大会もはじまるしがんばらなくちゃ! |
マモル | そうだね。そういえば、トコハ土曜日の予定って空いてるかな? イベントの手伝いをしてほしいんだけど…… |
トコハ | えっ!? 土曜日……? 土曜日は、ちょっと予定が入ってて…… |
マモル | そうか、うっかりしてた。 土曜日にはとても大事な用事があるんだったね。 |
トコハ | えっ、ど、どうして兄さんがそれを…… で、でもあれはラブレターって決まったわけじゃないから…… |
マモル | ラブレター? |
トコハ | あっ……ち、違うの! あれは本当にラブレターじゃないと思う。 |
マモル | なるほど、そういうことだったのか。 トコハに手伝いを頼もうと思ってるってカムイ君に話したら、その日は大事な用があるって言われてね。 でもカムイ君、なんか様子がおかしかったし詳しいことも教えてくれないから…… それで気になってちょっとトコハにカマをかけてしまった。すまない。 |
トコハ | そうだったんだ…… あーでも、恥ずかしいから兄さんには知られたくなかったなぁ。 |
マモル | あはは! そんなに落ち込まなくてもいいじゃないか。 それにしてもトコハがラブレターかぁ…… 兄としてはどんな相手か気になるなぁ。 |
トコハ | 兄さん、楽しんでない? |
マモル | いやいや、兄として妹を心配してるだけだよ。 |
トコハ | 心配って……おおげさすぎ! |
マモル | そんなことないよ! 当日、僕もついていって待ち合わせ場所で見守りたいくらいだ。 |
トコハ | 兄さん! それだけは絶対やめてよね! |
マモル | ははは、やっぱりダメかな? |
トコハ | 当たり前でしょ! どこの世界に妹の呼び出しについて来る兄がいるのよ! まだラブレターって決まったわけじゃないんだしそんなに心配しなくても大丈夫! |
マモル | うーん、そんなもんかな…… |
トコハ | だいたい私がラブレターなんかもらうように見える? |
マモル | トコハは可愛いんだからもらっても不思議はないだろう。 |
トコハ | か、カワイイ!? からかわないでよ! |
マモル | あはは、そういう気が強いところもトコハのカワイイところだよ。 |
トコハ | 何言ってんの!? 私は別に気が強くなんか……あっ! (こうやって言い返すところが気が強いって言われる原因なのかも……) |
マモル | まあ、 実際について行ったりはしないけど困ったことになったら、相談してね。 |
トコハ | ……うん。 ありがとう、兄さん! |
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | (よーっし! 授業終わり! 今日は兄さんのところに行って……) |
クロノ | 安城! ちょっといいか? |
トコハ | 新導? うん、どうしたの? |
クロノ | お前、時間あるか? |
トコハ | 今から? |
クロノ | いや、今じゃなくても 土曜日の前ならいつでもいいぜ。 |
トコハ | ええっと…… 今日は兄さんのところに行かなきゃだし 明日はクミちゃんと遊ぶから…… 明後日なら、時間作れると思うけど…… |
クロノ | そっか。 じゃあ、明後日な! |
トコハ | ああっ、ちょっと新導! 行っちゃった…… 何の用なのよ! それに土曜日の前ならって…… まったく、あいつはいっつも 言葉が足りないんだから! 兄さーん! いるー? お届け物でーす! |
マモル | トコハ! こっちだよ。 いつもありがとう、悪いな。 重かっただろ? |
トコハ | ぜーんぜん。 あ、母さんが週末にでも帰ってきなさいって 言ってたよ! |
マモル | ははは…… こっちの仕事が片付いたら帰れそうなんだけど もうちょっとかかるかなぁ…… |
トコハ | 相変わらず忙しいのね、兄さん…… ちょっとは休まないと体壊すよ? |
マモル | うん、気をつけるよ、ありがとう。 でも、トコハもこれから 忙しくなるんじゃないか? |
トコハ | うん! これから大会もはじまるし がんばらなくちゃ! |
マモル | そうだね。そういえば、トコハ 土曜日の予定って空いてるかな? イベントの手伝いをしてほしいんだけど…… |
トコハ | えっ!? 土曜日……? 土曜日は、ちょっと予定が入ってて…… |
マモル | そうか、うっかりしてた。 土曜日にはとても大事な用事が あるんだったね。 |
トコハ | えっ、ど、どうして兄さんがそれを…… で、でもあれはラブレターって 決まったわけじゃないから…… |
マモル | ラブレター? |
トコハ | あっ……ち、違うの! あれは本当にラブレターじゃないと思う。 |
マモル | なるほど、そういうことだったのか。 トコハに手伝いを頼もうと思ってるって カムイ君に話したら、その日は 大事な用があるって言われてね。 でもカムイ君、なんか様子がおかしかったし 詳しいことも教えてくれないから…… それで気になって ちょっとトコハにカマをかけてしまった。 すまない。 |
トコハ | そうだったんだ…… あーでも、 恥ずかしいから兄さんには 知られたくなかったなぁ。 |
マモル | あはは! そんなに落ち込まなくてもいいじゃないか。 それにしてもトコハがラブレターかぁ…… 兄としてはどんな相手か気になるなぁ。 |
トコハ | 兄さん、楽しんでない? |
マモル | いやいや、兄として 妹を心配してるだけだよ。 |
トコハ | 心配って…… おおげさすぎ! |
マモル | そんなことないよ! 当日、僕もついていって 待ち合わせ場所で 見守りたいくらいだ。 |
トコハ | 兄さん! それだけは絶対やめてよね! |
マモル | ははは、やっぱりダメかな? |
トコハ | 当たり前でしょ! どこの世界に妹の呼び出しに ついて来る兄がいるのよ! まだラブレターって 決まったわけじゃないんだし そんなに心配しなくても大丈夫! |
マモル | うーん、そんなもんかな…… |
トコハ | だいたい私が ラブレターなんかもらうように見える? |
マモル | トコハは可愛いんだから もらっても不思議はないだろう。 |
トコハ | か、カワイイ!? からかわないでよ! |
マモル | あはは、そういう気が強いところも トコハのカワイイところだよ。 |
トコハ | 何言ってんの!? 私は別に気が強くなんか…… あっ! (こうやって言い返すところが気が強いって 言われる原因なのかも……) |
マモル | まあ、 実際について行ったりはしないけど 困ったことになったら、相談してね。 |
トコハ | ……うん。 ありがとう、兄さん! |
Episode4「クロノの用事」
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | やーっと放課後だぁ! クミちゃん、準備は出来てる? |
クミ | もちろんだよ、トコハちゃん! お買い物が楽しみで、6時間目はソワソワしちやった~。 |
トコハ | あはは! 私も。 |
クミ | よーし! じゃお買い物へレッツゴー! |
トコハ | ふー……よかった、色々いいもの見つけられて! クミちゃん、付き合ってくれてありがとう! |
クミ | どういたしまして~! 私も可愛い小物見つけられたし、 大満足~♪ |
トコハ | 楽しかったね! |
クミ | うん♪ これで土曜日もバッチリだね! |
トコハ | うっ! 土曜日……! |
クミ | トコハちゃん? だ、 大丈夫……? 急に顔色悪くなったけど。 |
トコハ | 大丈夫……思い出すとなんだか緊張しちゃって。 もしラプレターだったらどう振る舞ったらいいのかなぁって。 |
クミ | うんうん、悩むよね~。 |
トコハ | 綺場は普通にしてればいいって言ってくれたけど…… ねえ、クミちゃんならどうする? |
クミ | う~ん…… 実際にそうなってみないとわからないなぁ。 でも……呼ぱれたからっていつもと違うトコハちゃんになる必要はないんじゃないかな? |
トコハ | そっか……そうだよね、ありがとう でもせめて気が強く見えないようにしたいな。 |
クミ | えー、そうなの? そういうところもかわいくて好きなのになぁ~。 |
トコハ | でも、兄さんにも気が強いって言われちゃって気になってるんだよね。 |
クミ | うーん……わかった。 トコハちゃんがそうしたいなら私も協力するね。 |
トコハ | 本当? |
クミ | うん! でも気が強いってイメージを持たれないようにって、具体的にはどうすれぱいいんだろう……? |
トコハ | た、たしかに……うーん…… |
クミ | う~ん…… |
トコハ | あっ、そうだ! クミちゃんの真似をしてみるとか! |
クミ | えっ、私? |
トコハ | そうそう! クミちゃん、私と違って、おっとりしてて、優しい感じだし! |
クミ | そうかなぁ? |
トコハ | そうだよ! ええっと……こほん クミちゃん、緊張するね~! |
クミ | あっ、それ、私の真似~? すごい似てるかも~! |
トコハ | でしょ~? 私、クミちゃんのことよく見てるんだから~! |
クミ | そんなに見られてたなんてなんだか恥ずかしい~! |
トコハ | えへへ~! これも結構楽しいね~! |
クミ | ね~! 今度は私がトコハちゃんのマネをしてみようかな~! |
トコハ | あっ、それも楽しそうだね! やってみようよ! |
クロノ | あれ、安城と……岡崎? |
トコハ | げっ! |
クロノ | げってなんだよ! |
トコハ | ああ、ごめんごめん! |
シオン | ふたりとも楽しそうだね。 何の話で盛り上がっていたの? |
トコハ | ちょ、ちょっとね! ウインドウショッピングしてただけ。 そっちこそ、ふたりでお出かけ? |
クロノ | 別に…… カードキャピタルに行こうと思ったら綺場に偶然会っただけだよ。 |
トコハ | へ、へぇ……そうだったんだ。 |
シオン | 新導、カムイさんと約束したって言ってなかった? 時間はいいの? |
クロノ | あっ、そうだ! 急がねぇと! |
シオン | それじゃ、僕もここで。 |
トコハ | うん、じゃあね! |
クロノ | おい、安城! 明曰、放課後な。忘れんなよ! |
トコハ | あ、うん、わかってるわよ! じゃあね! |
クミ | トコハちゃん新導君にも呼ぴ出されてたの? |
トコハ | 呼び出されたというわけでは…… あれ? そういえば何するんだろう。 土曜日の前なら、いつでもいいって言うから明曰になったんだけど。 |
クミ | え~! 土曜日の前ならって…… |
トコハ | な、何? |
クミ | 気づいてないの? もしかしたら新導君もトコハちゃんのこと……! |
トコハ | な、なんでそうなるの!? |
クミ | だって土曜日の前に呼び出すってことは手紙の送り主の前にトコハちゃんに告白したいってことじゃ…… |
トコハ | それはない! 天地がひっくり返ってもないから! |
クミ | でももしかしたらもしかするかもしれないよ~? |
トコハ | 相手はあの新導よ? なんか用事があるのよ! |
クミ | わからないよ~! ずっとトコハちゃんのこと好きだったかもしれないよ~! ずっと胸に秘めた想い……きゃー!! |
トコハ | クミちゃん……!? |
クミ | トコハちゃん、どっちかに決めないと……! ラブレターの子と新導君、どっちにするの? |
トコハ | ええ!? ……って、も~! からかいすぎ! |
クミ | あはは、ごめんごめん。 でも、告白じゃないなら新導君の用事ってなんだろうね……? |
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | やーっと放課後だぁ! クミちゃん、準備は出来てる? |
クミ | もちろんだよ、トコハちゃん! お買い物が楽しみで、6時間目は ソワソワしちやった~。 |
トコハ | あはは! 私も。 |
クミ | よーし! じゃお買い物へレッツゴー! |
トコハ | ふー……よかった、色々いいもの見つけられて! クミちゃん、付き合ってくれてありがとう! |
クミ | どういたしまして~! 私も可愛い小物見つけられたし、 大満足~♪ |
トコハ | 楽しかったね! |
クミ | うん♪ これで土曜日もバッチリだね! |
トコハ | うっ! 土曜日……! |
クミ | トコハちゃん? だ、 大丈夫……? 急に顔色悪くなったけど。 |
トコハ | 大丈夫…… 思い出すとなんだか緊張しちゃって。 もしラプレターだったら どう振る舞ったらいいのかなぁって。 |
クミ | うんうん、悩むよね~。 |
トコハ | 綺場は普通にしてればいいって 言ってくれたけど…… ねえ、クミちゃんならどうする? |
クミ | う~ん…… 実際にそうなってみないと わからないなぁ。 でも……呼ぱれたからって いつもと違うトコハちゃんになる必要は ないんじゃないかな? |
トコハ | そっか……そうだよね、ありがとう でもせめて気が強く 見えないようにしたいな。 |
クミ | えー、そうなの? そういうところもかわいくて 好きなのになぁ~。 |
トコハ | でも、兄さんにも気が強いって 言われちゃって気になってるんだよね。 |
クミ | うーん……わかった。 トコハちゃんがそうしたいなら 私も協力するね。 |
トコハ | 本当? |
クミ | うん! でも気が強いってイメージを 持たれないようにって、具体的には どうすれぱいいんだろう……? |
トコハ | た、たしかに…… うーん…… |
クミ | う~ん…… |
トコハ | あっ、そうだ! クミちゃんの真似をしてみるとか! |
クミ | えっ、私? |
トコハ | そうそう! クミちゃん、私と違って、 おっとりしてて、優しい感じだし! |
クミ | そうかなぁ? |
トコハ | そうだよ! ええっと……こほん クミちゃん、緊張するね~! |
クミ | あっ、それ、私の真似~? すごい似てるかも~! |
トコハ | でしょ~? 私、クミちゃんのことよく見てるんだから~! |
クミ | そんなに見られてたなんて なんだか恥ずかしい~! |
トコハ | えへへ~! これも結構楽しいね~! |
クミ | ね~! 今度は私がトコハちゃんのマネを してみようかな~! |
トコハ | あっ、それも楽しそうだね! やってみようよ! |
クロノ | あれ、安城と……岡崎? |
トコハ | げっ! |
クロノ | げってなんだよ! |
トコハ | ああ、ごめんごめん! |
シオン | ふたりとも楽しそうだね。 何の話で盛り上がっていたの? |
トコハ | ちょ、ちょっとね! ウインドウショッピングしてただけ。 そっちこそ、ふたりでお出かけ? |
クロノ | 別に…… カードキャピタルに行こうと思ったら 綺場に偶然会っただけだよ。 |
トコハ | へ、へぇ…… そうだったんだ。 |
シオン | 新導、カムイさんと 約束したって言ってなかった? 時間はいいの? |
クロノ | あっ、そうだ! 急がねぇと! |
シオン | それじゃ、僕もここで。 |
トコハ | うん、じゃあね! |
クロノ | おい、安城! 明曰、放課後な。 忘れんなよ! |
トコハ | あ、うん、わかってるわよ! じゃあね! |
クミ | トコハちゃん 新導君にも呼ぴ出されてたの? |
トコハ | 呼び出されたというわけでは…… あれ? そういえば何するんだろう。 土曜日の前なら、いつでもいいって言うから 明曰になったんだけど。 |
クミ | え~! 土曜日の前ならって…… |
トコハ | な、何? |
クミ | 気づいてないの? もしかしたら新導君も トコハちゃんのこと……! |
トコハ | な、なんでそうなるの!? |
クミ | だって土曜日の前に呼び出すってことは 手紙の送り主の前にトコハちゃんに 告白したいってことじゃ…… |
トコハ | それはない! 天地がひっくり返ってもないから! |
クミ | でももしかしたら もしかするかもしれないよ~? |
トコハ | 相手はあの新導よ? なんか用事があるのよ! |
クミ | わからないよ~! ずっとトコハちゃんのこと 好きだったかもしれないよ~! ずっと胸に秘めた想い…… きゃー!! |
トコハ | クミちゃん……!? |
クミ | トコハちゃん、どっちかに決めないと……! ラブレターの子と新導君、どっちにするの? |
トコハ | ええ!? ……って、も~! からかいすぎ! |
クミ | あはは、ごめんごめん。 でも、告白じゃないなら新導君の用事って なんだろうね……? |
Episode5「クロノとの約束」
キャラ | セリフ |
---|---|
クミ | トコハちゃん、ー緒に帰ろ……あ。 この後、新導君との約束があるんだっけ。 |
トコハ | うん、だから今日は先に帰っててね。 ……ニヤニヤするの禁止! |
クミ | えへへ、どうなっちゃうのかなってなんだかドキドキしちやって~。 どうなっちゃうんだろ~。 ねえ、あとで話聞かせてね♪ |
トコハ | いいけど…… クミちゃんの期待しているような話にはならないと思うな。 |
クミ | そりゃ~、そうだろうけど…… がんぱってきてね~! |
トコハ | がんばることなんかないと思うけど行ってくるね! |
クロノ | 来たか、安城。 |
トコハ | 新導…… こんなところに呼ぴ出して何の用なの? |
クロノ | お前が呼び出しを受けたって聞いてひとりでいろいろと考えたんだ。 それで、どうしても呼び出しの前にお前と…… |
トコハ | わ、私と……? |
クロノ | 一戦交えておかないとって思ったんだ。 安城……俺とファイトしろ! |
トコハ | は……? え? |
クロノ | 安城、何ボケっとしてんだ? ファイトの準備をしろ! |
トコハ | な、何でもないわよ! どうせこんなことだろうと思ったわ! いいわ、受けて立ってやろうじゃない! 「がんばる」 時が来たってわけね! ……本気で行くわよ! 新導! 覚悟はいい? |
クロノ | 望むところだ! 行くぜ! |
トコハ& クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
クロノ | さすがだぜ、安城……これなら、明日も安心だな! |
トコハ | 明日? どういうこと? っていうか、私とファイトするためにわざわざここに呼び出したの? 普通にファイトしようって誘えばいいじゃない! |
クロノ | だってそれじゃ雰囲気が出ないだろ? これは明日の予行練習なんだから。 決戦の前にしっかりと鍛えられただろ? |
トコハ | へ? 決戦ってなんのこと? |
クロノ | お前さ、果たし状もらったんだろ? |
トコハ | は、果たし状……!? もらってないわよ、そんなもの! |
クロノ | え? だって綺場が言ってたぜ。 安城が手紙で呼ぴ出されたって…… |
トコハ | たしかに呼び出されたけどどうしてそれが果たし状になるのよ!? |
クロノ | はあ? 手紙で呼び出しって言ったら果たし状だろ? |
トコハ | あんた、いつの時代の人なの……? 他にもあるでしょ? |
クロノ | 他……? |
トコハ | たとえば……ラ、ラブレターとか! (自分で何言ってんだろ、私…… でも、ラブレターの話が出ないのもそれはそれで複雑だし……) |
クロノ | ああ、そっか……ラブレターか。 安城宛だから果たし状だと思い込んでた。 |
トコハ | ちょっと、それどういう意味よ! 私はラブレターをもらえないってこと? |
クロノ | いや、そういうわけじゃないけど…… その手紙、ラブレターだったのか? |
トコハ | うっ、そ、それは……別にそうと決まったわけじゃ…… |
クロノ | だろ? 安城は強いファイターなんだから挑戦者が果たし状を送ってきたんだって! |
トコハ | 褒めてくれてるのはうれしいんだけど果たし状と決めつけられると複雑な気分…… ああ、マズい! だんだん果たし状に思えてきた! |
クロノ | 安城? |
トコハ | 新導が変なこというから! どうしてくれんのよ! |
クロノ | へ、変なことって…… 俺はただファイト仲間としてお前に勝ってほしいと思って…… |
トコハ | ええい! 問答無用! |
クロノ | な、なんだよ! あっ! もしかしてお前ラブレターほしいのか? |
トコハ | だっ、だれもそんなこと言ってないでしょ! |
クロノ | でも…… |
トコハ | いいから! ほら、ファイトの続きしましょ! |
クロノ | お、おう……! ファイトならいくらでもつき合ってやるぜ! |
トコハ | よーし……こうなったらとことんやるわよ! |
トコハ& クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クミ | トコハちゃん、ー緒に帰ろ……あ。 この後、新導君との約束があるんだっけ。 |
トコハ | うん、だから今日は先に帰っててね。 ……ニヤニヤするの禁止! |
クミ | えへへ、どうなっちゃうのかなって なんだかドキドキしちやって~。 どうなっちゃうんだろ~。 ねえ、あとで話聞かせてね♪ |
トコハ | いいけど…… クミちゃんの期待しているような話には ならないと思うな。 |
クミ | そりゃ~、そうだろうけど…… がんぱってきてね~! |
トコハ | がんばることなんかないと思うけど 行ってくるね! |
クロノ | 来たか、安城。 |
トコハ | 新導…… こんなところに呼ぴ出して 何の用なの? |
クロノ | お前が呼び出しを受けたって聞いて ひとりでいろいろと考えたんだ。 それで、どうしても呼び出しの前に お前と…… |
トコハ | わ、私と……? |
クロノ | 一戦交えておかないとって思ったんだ。 安城……俺とファイトしろ! |
トコハ | は……? え? |
クロノ | 安城、何ボケっとしてんだ? ファイトの準備をしろ! |
トコハ | な、何でもないわよ! どうせこんなことだろうと思ったわ! いいわ、受けて立ってやろうじゃない! 「がんばる」 時が来たってわけね! ……本気で行くわよ! 新導! 覚悟はいい? |
クロノ | 望むところだ! 行くぜ! |
トコハ& クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
クロノ | さすがだぜ、安城…… これなら、明日も安心だな! |
トコハ | 明日? どういうこと? っていうか、私とファイトするために わざわざここに呼び出したの? 普通にファイトしようって 誘えばいいじゃない! |
クロノ | だってそれじゃ雰囲気が出ないだろ? これは明日の予行練習なんだから。 決戦の前にしっかりと 鍛えられただろ? |
トコハ | へ? 決戦ってなんのこと? |
クロノ | お前さ、果たし状もらったんだろ? |
トコハ | は、果たし状……!? もらってないわよ、そんなもの! |
クロノ | え? だって綺場が言ってたぜ。 安城が手紙で呼ぴ出されたって…… |
トコハ | たしかに呼び出されたけど どうしてそれが果たし状になるのよ!? |
クロノ | はあ? 手紙で呼び出しって言ったら 果たし状だろ? |
トコハ | あんた、いつの時代の人なの……? 他にもあるでしょ? |
クロノ | 他……? |
トコハ | たとえば…… ラ、ラブレターとか! (自分で何言ってんだろ、私…… でも、ラブレターの話が出ないのも それはそれで複雑だし……) |
クロノ | ああ、そっか……ラブレターか。 安城宛だから果たし状だと思い込んでた。 |
トコハ | ちょっと、それどういう意味よ! 私はラブレターをもらえないってこと? |
クロノ | いや、そういうわけじゃないけど…… その手紙、ラブレターだったのか? |
トコハ | うっ、そ、それは…… 別にそうと決まったわけじゃ…… |
クロノ | だろ? 安城は強いファイターなんだから 挑戦者が果たし状を送ってきたんだって! |
トコハ | 褒めてくれてるのはうれしいんだけど 果たし状と決めつけられると 複雑な気分…… ああ、マズい! だんだん果たし状に思えてきた! |
クロノ | 安城? |
トコハ | 新導が変なこというから! どうしてくれんのよ! |
クロノ | へ、変なことって…… 俺はただファイト仲間として お前に勝ってほしいと思って…… |
トコハ | ええい! 問答無用! |
クロノ | な、なんだよ! あっ! もしかしてお前 ラブレターほしいのか? |
トコハ | だっ、だれもそんなこと 言ってないでしょ! |
クロノ | でも…… |
トコハ | いいから! ほら、ファイトの続きしましょ! |
クロノ | お、おう……! ファイトならいくらでも つき合ってやるぜ! |
トコハ | よーし…… こうなったらとことんやるわよ! |
トコハ& クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
Episode6「手紙の真相」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | 安城のやつもう来てるか? |
クミ | ううん、まだみたいだよ~。 |
クロノ | 昨日あれだけファイトしたんだ。 相手がどんな強いやつでも今日は安城が勝つ! |
クミ | 私はラブレターだと思うけどな~♪ |
シオン | まあ、果たし状よりはラプレターの方が可能性はあるかな。 それにしても陰からこそこそのぞくなんて、あんまり褒められた行為じゃないね。 |
クロノ | そういうお前だってちゃっかり来てるじゃんか。 |
シオン | それは出会い頭にキミたちが引っ張ってきたから…… |
クミ | 本当に告白だったら退散するよ~♪ それと、もしも変な人が来たら、ふたりにも追い払ってもらうの手伝ってもらうんだからね! |
シオン | あ……安城さんが来たみたいだ。 |
トコハ | (ちょっと、約束より早く着いちゃったかな。 手紙の人は……まだ来てないみたい) (いよいよ手紙の内容が明らかになるのよね……) (新導が言うみたいに果たし状だったら気が楽なんだけどなぁ) |
男子生徒 | あ、安城さん! |
トコハ | あ……はい! |
男子生徒 | よかった……! |
トコハ | えっと、あなたがこの手紙をくれた人? |
男子生徒 | そ、そうです! 来てくれてありがとうございます! |
クミ | 同じ学校の男子だ~! |
クロノ | お、おい……そんなに大きな声出したら…… |
クミ | あっ、ごめん……つい…… |
シオン | でも、果たし状を送りつけるタイプには見えないな。 |
クロノ | ってことはラブレターなのか? |
クミ | そうだよ! 恋のお手紙だったんだよ~……! |
トコハ | それで……呼ぴ出した用件って何? |
男子生徒 | え、ええっと……その…… 今日は安城さんに伝えたいことがあって…… |
クミ | ほら、ほら!! これは、きっと! 告白だよ! |
クロノ | ま、まさか…… |
シオン | ちょっと、退散するんじゃなかったの……? |
男子生徒 | えっと……安城さんは、その…… 可憐で美しくて……それでいて力強さもあって…… |
トコハ | (えっ、うそ、まさか、本当に……) |
男子生徒 | そんな安城さん…… |
トコハ | (き、きたー……!) |
男子生徒 | ……のファイトに憧れています! もうすぐショップ大会があって……それまでどうか僕を弟子にしてください! |
トコハ | で……弟子ーーーー!? |
クミ | ……………………あれ? |
クロノ | なるほど。そっちのパターンか…… |
シオン | 結局ラブレターじゃなかったみたいだね…… |
トコハ | 弟子になりたくて手紙を書いたの!? |
男子生徒 | すみません。 いきなりで失礼ですよね……でも他に方法思いつかなくて…… |
トコハ | いや、そういうことじゃないんだけど…… せめて手紙に名前くらいは書いてほしかったっていうか…… |
男子生徒 | えっ!? わー、ごめんなさい! 名前を書き忘れるなんて……! |
トコハ | 書き忘れって…… はぁ……なんかどっと疲れたわ。 |
男子生徒 | すみません…… |
トコハ | あっ……ううん。 こっちの話だから気にしないで。 (ラブレターじゃなかったのは別にいいんだけど……) (最初から果たし状って決めつけてた新導の予想が一番近かったのがなんかすっごい悔しい……!) 決めたわ……! 弟子にしてあげましょう! |
男子生徒 | ええ、本当ですか!? |
トコハ | うん! こうなったら徹底的に鍛えてあげる! やってやるんだから! |
男子生徒 | 安城さん! ありがとうございます! やったー! |
トコハ | こういうときはファイトでスッキリするのが一番なのよ! というわけで、みんな出てきなさい! 隠れてるのはわかってるんだから! |
クロノ | げっ……バレたか。 |
クミ | ご、ごめ~ん、トコハちゃん…… |
トコハ | やっぱり、こそこそ見てたのね……って、綺場までいたの!? |
シオン | あはは……成り行きで…… |
トコハ | ……まあ、いいわ。 せっかくだから、新導たちもつき合って! これから、みんなで彼とファイトしましょ! |
クロノ | ああ、いいぜ。 いろんなやつと戦った方が楽しいし上達も早くなるからな。 |
シオン | うん、そうだね。 僕も力になれることがあれば協力するよ。 |
クミ | 私はどっちかっていうとヴァンガードはまだまだ初心者だから…… 一緒に鍛えてもらっちゃおうかな! |
男子生徒 | ぽ、僕もがんばります! どうぞよろしくお願いします! |
トコハ | 私は厳しいわよ! 頑張ってついてきなさい! |
男子生徒 | は、はい!! |
トコハ | まずは相手を入れ替えながらガンガンファイトするわよー! |
全員 | おー!! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | 安城のやつもう来てるか? |
クミ | ううん、まだみたいだよ~。 |
クロノ | 昨日あれだけファイトしたんだ。 相手がどんな強いやつでも 今日は安城が勝つ! |
クミ | 私はラブレターだと思うけどな~♪ |
シオン | まあ、果たし状よりは ラプレターの方が可能性はあるかな。 それにしても陰からこそこそ のぞくなんて、あんまり褒められた 行為じゃないね。 |
クロノ | そういうお前だって ちゃっかり来てるじゃんか。 |
シオン | それは出会い頭に キミたちが引っ張ってきたから…… |
クミ | 本当に告白だったら退散するよ~♪ それと、もしも変な人が来たら、ふたりにも 追い払ってもらうの手伝ってもらうんだからね! |
シオン | あ……安城さんが来たみたいだ。 |
トコハ | (ちょっと、約束より早く着いちゃったかな。 手紙の人は……まだ来てないみたい) (いよいよ手紙の内容が 明らかになるのよね……) (新導が言うみたいに 果たし状だったら気が楽なんだけどなぁ) |
男子生徒 | あ、安城さん! |
トコハ | あ……はい! |
男子生徒 | よかった……! |
トコハ | えっと、あなたがこの手紙をくれた人? |
男子生徒 | そ、そうです! 来てくれてありがとうございます! |
クミ | 同じ学校の男子だ~! |
クロノ | お、おい…… そんなに大きな声出したら…… |
クミ | あっ、ごめん…… つい…… |
シオン | でも、果たし状を送りつけるタイプには 見えないな。 |
クロノ | ってことはラブレターなのか? |
クミ | そうだよ! 恋のお手紙だったんだよ~……! |
トコハ | それで……呼ぴ出した用件って何? |
男子生徒 | え、ええっと……その…… 今日は安城さんに伝えたいことがあって…… |
クミ | ほら、ほら!! これは、きっと! 告白だよ! |
クロノ | ま、まさか…… |
シオン | ちょっと、退散するんじゃなかったの……? |
男子生徒 | えっと……安城さんは、その…… 可憐で美しくて…… それでいて力強さもあって…… |
トコハ | (えっ、うそ、まさか、本当に……) |
男子生徒 | そんな安城さん…… |
トコハ | (き、きたー……!) |
男子生徒 | ……のファイトに憧れています! もうすぐショップ大会があって……それまで どうか僕を弟子にしてください! |
トコハ | で…… 弟子ーーーー!? |
クミ | ……………………あれ? |
クロノ | なるほど。 そっちのパターンか…… |
シオン | 結局ラブレターじゃなかったみたいだね…… |
トコハ | 弟子になりたくて 手紙を書いたの!? |
男子生徒 | すみません。 いきなりで失礼ですよね…… でも他に方法思いつかなくて…… |
トコハ | いや、そういうことじゃないんだけど…… せめて手紙に名前くらいは 書いてほしかったっていうか…… |
男子生徒 | えっ!? わー、ごめんなさい! 名前を書き忘れるなんて……! |
トコハ | 書き忘れって…… はぁ……なんかどっと疲れたわ。 |
男子生徒 | すみません…… |
トコハ | あっ……ううん。 こっちの話だから気にしないで。 (ラブレターじゃなかったのは 別にいいんだけど……) (最初から果たし状って決めつけてた 新導の予想が一番近かったのが なんかすっごい悔しい……!) 決めたわ……! 弟子にしてあげましょう! |
男子生徒 | ええ、本当ですか!? |
トコハ | うん! こうなったら徹底的に鍛えてあげる! やってやるんだから! |
男子生徒 | 安城さん! ありがとうございます! やったー! |
トコハ | こういうときはファイトで スッキリするのが一番なのよ! というわけで、みんな出てきなさい! 隠れてるのはわかってるんだから! |
クロノ | げっ……バレたか。 |
クミ | ご、ごめ~ん、トコハちゃん…… |
トコハ | やっぱり、こそこそ見てたのね…… って、綺場までいたの!? |
シオン | あはは……成り行きで…… |
トコハ | ……まあ、いいわ。 せっかくだから、新導たちもつき合って! これから、みんなで彼とファイトしましょ! |
クロノ | ああ、いいぜ。 いろんなやつと戦った方が楽しいし 上達も早くなるからな。 |
シオン | うん、そうだね。 僕も力になれることがあれば協力するよ。 |
クミ | 私はどっちかっていうと ヴァンガードはまだまだ初心者だから…… 一緒に鍛えてもらっちゃおうかな! |
男子生徒 | ぽ、僕もがんばります! どうぞよろしくお願いします! |
トコハ | 私は厳しいわよ! 頑張ってついてきなさい! |
男子生徒 | は、はい!! |
トコハ | まずは相手を入れ替えながら ガンガンファイトするわよー! |
全員 | おー!! |