関連スキン
あらすじ
ストーリー
Episode1「星のかけら」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | こんちはー! |
カムイ | よっ、いらっしゃい。 今日もクエスト受けに来たのか? |
クロノ | はい、 綺場たちに遅れを取るわけにはいかないんで。 俺は俺で出来る事をやって、腕を磨いていかねぇと。 |
カムイ | うんうん、 切磋琢磨ってやつだな。 仲間とともに高め合う、 結構な事だ。若々しくていいねぇ。 |
クロノ | カムイさん、 それはちょっと年寄りくさいです。 |
カムイ | うっせえ、オレはまだ高校生だっての。 ほら、さっさとクエスト受けねぇといいの取られちまうかもしれないぜ。 |
クロノ | っとそうだ、急がねぇと。 それじゃ、ちょっと見させてもらいますね。 |
カムイ | おう、ごゆっくりー。 今日は結構な数、 新しいクエスト入ってたし迷っちまうんじねぇか? |
クロノ | 本当だ、 結構な数ありますね。 ファイト系のやつがいいんだけどなぁ。 |
カムイ | なんだ、 武者修行でもしたいのか? ファイトしたいならいつでも相手してやんのに。 |
クロノ | カムイさんとやるのももちろんいい刺激になりますけど、世界には色んなファイターが居るから。 俺はそういう、まだ知らないやつとも戦ってみたいんです。 |
カムイ | わかる、わかるぜクロノ…… オレ様もかつては世界を股にかけあらゆるファイターたちと…… |
クロノ | あ、それ聞きました。 でもナギサさんと駆け落ちをするために…… |
カムイ | だぁー! あいつの話はしなくていいんだっての! それに全然違う! 無駄口叩いてないでさっさと 受けるクエスト決めろ。 |
クロノ | わかりましたから、急かさないでくださいよ。 さてと、 本当に今日はクエストが多いな。 俺が受けられる範囲で、ちょうどいいやつは……ん、何だこのクエスト? |
カムイ | どうした? なんか気になるもんでもあったのか? |
クロノ | カムイさん、これ見てくださいよ。 ちょっと変わった内容だから気になったんですけど…… |
カムイ | なになに……星のかけら探し? 街に散らばった、2つの星のかけらを集めて欲しい、か。 この書き方なら、探しもの系か? でも、なくしたものを探して欲しい、って依頼にしては、少し変だな。 星のかけら なんて聞いたことねぇぞ。 なんか心当たりあるか? |
クロノ | いや、俺もさっぱりです。 ただ、星のかけら、って名前のものはなんだかゲームにありそうな感じですよね。 なんか、探しものってより宝探しゲームに付き合え、って感じですね。 |
カムイ | 依頼人に話聞いてみるまで分からねぇけど、この書き方からして、依頼人も結構な変わり者かもしれねぇな。 見たところは問題ないみたいだし面白そうだから受けてみろよ、クロノ。 |
クロノ | 俺がですか!? そうやって他人事だと思って…… |
カムイ | いいじゃねぇか、それにまだ何受けるか決まってねぇんだろ? オレもどんな 依頼なのか気になるしクリアしたら後で話聞かせてくれよ。 |
クロノ | まぁ、確かに気になります。 でも、やっぱ俺はファイト出来るのが受けたいっていうか…… |
カムイ | たまにはこういうモンで、息抜きするのも大事なんだぜ? それに、お前だってこのクエスト、少し楽しそうだって思っただろ? |
クロノ | それは、まぁそうですけど…… |
カムイ | ファイトの依頼はよく来るけど、こういったクエストはなかなかねぇからな。 せっかくだしやってみろよ。 どうしてもファイトしたい気持ちが抑えられなくなったらオレがいくらでも相手してやるからよ。 |
クロノ | 確かに、このクエストが目に留まったのもなんかの縁かもしれねぇ…… カムイさん、決めました! 俺、このクエスト受けてみます! |
カムイ | おう!そう来なくっちゃな! 気張っていけよ! |
クロノ | で、指定された公園まで来たけど…… 結局、カムイさんもついてきてるじゃないですか。 |
カムイ | 固いこと言うなって。 ちょうど休憩時間になったんだからよ! それに、もしお宝を見つけることが出来たら山分けできるかもしれないし…… どんなやつが依頼したのか見てみたいだろ? |
クロノ | まぁ気持ちはわかりますけど…… 俺も逆の立場ならついてきたかも。 |
カムイ | だろ? で、依頼人とはどこで待ち合わせなんだ? |
クロノ | この公園のベンチで、って 書いてありましたけど。 |
カムイ | なんだ、誰もいねぇじゃねぇか。 ……ん? どうした、クロノ。 |
クロノ | いや……今気付いたんですけど、このクエスト、受注したときに画像が一緒に送られてきてたみたいで…… なんだこれ、手紙……? わざわざ 新聞を切り抜いて文字を書いてる。 |
カムイ | どれどれ……本当だ。 星のかけら、なんてメルヘンな探し物なのにこれじゃまるで、脅迫状みたいだぜ。 それで、そいつにはなんて書いてあるんだ? |
クロノ | えっと…… 『クエストを受けてくれてありがとう』 『このクエストでは、星のかけらを探すゲームに付き合ってもらう』 『最初のかけらは公園の中にある。頑張って探してくれたまえ』 『1つの星のかけらを見つければ、もうひとつのかけらの場所もわかる……』 ……だそうです。 |
カムイ | なんだ、もったいぶりやがって。結構時間かかりそうだな。 まぁいい、さっさと探してクリアしちまえよ、クロノ。 |
クロノ | はぁ……なんか面倒なクエストを受けちまったかも…… |
カムイ | こらこら、1度受けた以上は責任持って最後までやれよ! |
クロノ | はーい、分かってますって。 |
カムイ | ま、ここの公園はそんな広くないしひとりでも30分もあれば余裕だろ。 |
クロノ | ん? 電話鳴ってますよ、カムイさん。 |
カムイ | ……やべ、アラーム!? もう休憩時間が終わっちまう! オレはもう戻るけど、どんな依頼人で、どんなお宝があったか後で絶対教えてくれよな! じゃあな、 頑張れよクロノ! |
クロノ | カムイさん、すごいスピードだ。もう見えなくなっちまった…… よし、さっさと 星のかけらを見つけてお宝もらって終わらせるか。 (……あれ? お宝をもらえるクエストだったっけ? ……ま、いいか) |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | こんちはー! |
カムイ | よっ、いらっしゃい。 今日もクエスト受けに来たのか? |
クロノ | はい、 綺場たちに遅れを取るわけには いかないんで。 俺は俺で出来る事をやって、 腕を磨いていかねぇと。 |
カムイ | うんうん、 切磋琢磨ってやつだな。 仲間とともに高め合う、 結構な事だ。 若々しくていいねぇ。 |
クロノ | カムイさん、 それはちょっと 年寄りくさいです。 |
カムイ | うっせえ、オレはまだ高校生だっての。 ほら、さっさとクエスト受けねぇと いいの取られちまうかもしれないぜ。 |
クロノ | っとそうだ、急がねぇと。 それじゃ、ちょっと見させてもらいますね。 |
カムイ | おう、ごゆっくりー。 今日は結構な数、 新しいクエスト入ってたし 迷っちまうんじゃねぇか? |
クロノ | 本当だ、 結構な数ありますね。 ファイト系のやつがいいんだけどなぁ。 |
カムイ | なんだ、 武者修行でもしたいのか? ファイトしたいならいつでも 相手してやんのに。 |
クロノ | カムイさんとやるのも もちろんいい刺激になりますけど、 世界には色んなファイターが居るから。 俺はそういう、まだ知らないやつとも 戦ってみたいんです。 |
カムイ | わかる、わかるぜクロノ…… オレ様もかつては世界を股にかけ あらゆるファイターたちと…… |
クロノ | あ、それ聞きました。 でもナギサさんと駆け落ちをするために…… |
カムイ | だぁー! あいつの話はしなくていいんだっての! それに全然違う! 無駄口叩いてないで さっさと 受けるクエスト決めろ。 |
クロノ | わかりましたから、 急かさないでくださいよ。 さてと、 本当に今日はクエストが多いな。 俺が受けられる範囲で、ちょうどいいやつは…… ん、何だこのクエスト? |
カムイ | どうした? なんか気になるもんでもあったのか? |
クロノ | カムイさん、これ見てくださいよ。 ちょっと変わった内容だから 気になったんですけど…… |
カムイ | なになに……星のかけら探し? 街に散らばった、2つの星のかけらを 集めて欲しい、か。 この書き方なら、探しもの系か? でも、なくしたものを探して欲しい、って 依頼にしては、少し変だな。 星のかけらなんて聞いたことねぇぞ。 なんか心当たりあるか? |
クロノ | いや、俺も さっぱりです。 ただ、星のかけら、って名前のものは なんだかゲームにありそうな 感じですよね。 なんか、探しものってより 宝探しゲームに付き合え、って感じですね。 |
カムイ | 依頼人に話聞いてみるまで分からねぇけど、 この書き方からして、依頼人も結構な 変わり者かもしれねぇな。 見たところは問題ないみたいだし 面白そうだから受けてみろよ、クロノ。 |
クロノ | 俺がですか!? そうやって他人事だと思って…… |
カムイ | いいじゃねぇか、それに まだ何受けるか決まってねぇんだろ? オレもどんな 依頼なのか気になるし クリアしたら後で話聞かせてくれよ。 |
クロノ | まぁ、確かに気になります。 でも、やっぱ俺はファイト出来るのが 受けたいっていうか…… |
カムイ | たまにはこういうモンで、息抜きするのも 大事なんだぜ? それに、お前だって このクエスト、少し楽しそうだって 思っただろ? |
クロノ | それは、まぁそうですけど…… |
カムイ | ファイトの依頼はよく来るけど、 こういったクエストはなかなかねぇからな。 せっかくだしやってみろよ。 どうしてもファイトしたい気持ちが 抑えられなくなったら オレがいくらでも相手してやるからよ。 |
クロノ | 確かに、このクエストが目に留まったのも なんかの縁かもしれねぇ…… カムイさん、決めました! 俺、このクエスト受けてみます! |
カムイ | おう!そう来なくっちゃな! 気張っていけよ! |
クロノ | で、指定された公園まで来たけど…… 結局、カムイさんも ついてきてるじゃないですか。 |
カムイ | 固いこと言うなって。 ちょうど休憩時間になったんだからよ! それに、もしお宝を見つけることが出来たら 山分けできるかもしれないし…… どんなやつが依頼したのか 見てみたいだろ? |
クロノ | まぁ気持ちはわかりますけど…… 俺も逆の立場ならついてきたかも。 |
カムイ | だろ? で、依頼人とはどこで待ち合わせなんだ? |
クロノ | この公園のベンチで、って 書いてありましたけど。 |
カムイ | なんだ、誰もいねぇじゃねぇか。 ……ん?どうした、クロノ。 |
クロノ | いや……今気付いたんですけど、 このクエスト、 受注したときに 画像が一緒に送られてきてたみたいで…… なんだこれ、手紙……? わざわざ新聞を切り抜いて 文字を書いてる。 |
カムイ | どれどれ……本当だ。 星のかけら、なんてメルヘンな探し物なのに これじゃまるで、脅迫状みたいだぜ。 それで、そいつにはなんて書いてあるんだ? |
クロノ | えっと…… 『クエストを受けてくれてありがとう』 『このクエストでは、 星のかけらを探すゲームに 付き合ってもらう』 『最初のかけらは公園の中にある。 頑張って探してくれたまえ』 『1つの星のかけらを見つければ、 もうひとつのかけらの場所もわかる……』 ……だそうです。 |
カムイ | なんだ、もったいぶりやがって。 結構時間かかりそうだな。 まぁいい、さっさと探して クリアしちまえよ、クロノ。 |
クロノ | はぁ……なんか面倒なクエストを 受けちまったかも…… |
カムイ | こらこら、1度受けた以上は 責任持って最後までやれよ! |
クロノ | はーい、分かってますって。 |
カムイ | ま、ここの公園はそんな広くないし ひとりでも30分もあれば余裕だろ。 |
クロノ | ん? 電話鳴ってますよ、カムイさん。 |
カムイ | ……やべ、アラーム!? もう休憩時間が終わっちまう! オレはもう戻るけど、 どんな依頼人で、どんなお宝があったか 後で絶対教えてくれよな! じゃあな、頑張れよクロノ! |
クロノ | カムイさん、すごいスピードだ。 もう見えなくなっちまった…… よし、さっさと星のかけらを見つけて お宝もらって終わらせるか。 (……あれ? お宝をもらえるクエストだったっけ? ……ま、いいか) |
Episode2「星のかけらを探す者」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | さてと、探すって言ったって…… この公園の中、ってことしか手がかりはねぇんだよな。 しかたねぇ、まずはものを隠せそうな……茂みの中とか、探してみるか。 手当たり次第にはなるけど動かないよりはずっとマシだろ。 |
ガサガサ | |
クロノ | っていうか、そもそも 星のかけらってなんなんだ……? |
??? | 痛っ! |
クロノ | あっ、すみません! 考え事してたからぶつかっちまって…… |
トコハ | 私のほうこそ……って新導!? |
クロノ | 安城!? 悪い、ケガはないか? |
トコハ | うん、大丈夫。転んだだけ。 |
クロノ | ほら、立てるか? ところでお前、こんなところで何してるんだ? |
トコハ | それはこっちの台詞よ。 新導こそ、こんな茂みでこそこそ何してんのよ! |
クロノ | 人聞きの悪い言い方すんなよ。 俺はクエストでちょっと探しものをしてるんだよ。 |
トコハ | あら、私も同じ。 探しものクエスト中なんだけど指定されたものが見つからなくて。 |
クロノ | なんだ、安城もクエスト中か。 お前も似たような事やってたからこんなとこ探してたんだな。 |
トコハ | そういうこと。 考えることはお互い一緒みたいね。 |
クロノ | まぁ、そう簡単に見つかる場所ならわざわざクエストにしないだろうしな。 じゃ、お互いクリア目指して頑張っていこうぜ。 |
トコハ | ありがと、あんたの方も頑張りなさいよ。 それじゃ、私こっちの方から探していくから。 探すのに夢中になりすぎてまたぶつかったりしないでよね。 |
クロノ | そっちこそ気を付けろよ。 ケガしてからじゃ遅いんだからな。 しかし、安城も似たようなクエスト受けてたなんて珍しい事もあるもんだな…… |
??? | 痛っ! |
クロノ | おわっ……すみません! ……ってまたお前かよ! |
トコハ | それはこっちの台詞だっての! 何回も何回もそうやってぶつかって! ちょっと注意力が足りないんじゃないの? |
クロノ | お互い様だろうが、ったく…… お前、まだ見つかってねぇのか? |
トコハ | そういうあんたこそ。 |
クロノ | まぁな、変わったもん探してて…… 正直、どこ探したらいいのかわかんねぇつーか…… |
トコハ | へぇー、あんたの方もなんだ。 私もちょっと変わったクエスト受けててなかなか進まないのよね。 |
クロノ | ……なぁ、安城が受けてたクエストってどういう内容のクエストなんだ? |
トコハ | 私のクエスト? この公園で、星のかけらっていうのを探すクエストよ。 なんかミステリアスだし、ロマンチックな響きじゃない? だから気になって受けたのよ。 |
クロノ | ロマンチックゥ……? あんま似合わねぇな。 |
トコハ | んー? 何? 喧嘩なら受けて立つけど? |
クロノ | な、何でもねぇよ! 笑顔で詰め寄ってくるな! そんな事より、クエストの内容! 俺が受けたのも、星のかけらを探して欲しいってクエストだったんだよ。 |
トコハ | ええ? どういうこと? なんで同じ内容のクエストが2つも出されてるのよ。 |
クロノ | 俺が知るかっての。 ちょっとクエストの情報、見せてくれよ。なんか分かるかもしれねぇし…… |
トコハ | そうね、情報を交換しましょ。 見落としてるヒントが隠れてるかも。 |
クロノ | ……依頼文まで一緒だな。 |
トコハ | もしかして、ミスで同じクエストが2個出されてた、とか……? |
クロノ | その可能性もあるな。 |
トコハ | とりあえず、一旦 カードキャピタルに戻ってカムイさんに調べてもらいましょ。 |
クロノ | ああ、そうだな。 |
カムイ | それで、お前らが公園で鉢合わせてここに戻ってきたってわけか。 |
トコハ | そうなんです。ちょっと確認をお願いしたくて。 |
クロノ | 俺たちが受けたクエスト、2つとも同じだったんですよ。 |
カムイ | 珍しいクエストの出し方だな。 分かった、今確認してくるからちょっと待っとけ。 ……確認したけど同じ内容のクエストがいくつか依頼されてるな。 他にも何人か受領してるみたいだし何なんだ、これ? |
クロノ | ってことは、ミスとは考えづらいですよね。 実は何かのゲームだったりして……ちょっとワクワクしてきたぜ! |
トコハ | それなら、やることはシンプルってことじゃない。 |
カムイ | おいおい、お前ら。まだ続けてくつもりなのか? イタズラの可能性も捨てきれないぞ? |
クロノ | 1度引き受けた以上は責任持って最後まで……ですよね? |
トコハ | そうそう、それに星のかけらって一体どんなものなのか見てみたいし! |
クロノ | ああ、何が目的で、何個もクエスト貼って星のかけらとやらを探させてるのかも聞き出してやらねぇとな! |
カムイ | お前らなぁ…… よし分かった、なら止めはしねぇけど怪しいクエストなのは間違いねぇんだ。 少しでも危なそうだと思ったら深入りしねぇで、すぐ大人に連絡しろ。いいな! |
クロノ& トコハ | はい!! |
トコハ | そうと決まったら、急いで公園に戻るわよ。 私の方が先にクリアしてやるんだから! |
クロノ | おう、絶対負けねぇ! それじゃ、行ってきます、カムイさん! |
カムイ | おう、ふたりとも頑張ってこいよ! しかし、ライバルで仲間か。 あいつらを見てると、オレも少し懐かしい気分になるな。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | さてと、探すって言ったって…… この公園の中、ってことしか 手がかりはねぇんだよな。 しかたねぇ、まずは ものを隠せそうな…… 茂みの中とか、探してみるか。 手当たり次第にはなるけど 動かないよりはずっとマシだろ。 |
ガサガサ | |
クロノ | っていうか、そもそも 星のかけらって なんなんだ……? |
??? | 痛っ! |
クロノ | あっ、すみません! 考え事してたからぶつかっちまって…… |
トコハ | 私のほうこそ……って新導!? |
クロノ | 安城!? 悪い、ケガはないか? |
トコハ | うん、大丈夫。 転んだだけ。 |
クロノ | ほら、立てるか? ところでお前、こんなところで 何してるんだ? |
トコハ | それはこっちの台詞よ。 新導こそ、こんな茂みで こそこそ何してんのよ! |
クロノ | 人聞きの悪い言い方すんなよ。 俺はクエストでちょっと探しものを してるんだよ。 |
トコハ | あら、私も同じ。 探しものクエスト中なんだけど 指定されたものが見つからなくて。 |
クロノ | なんだ、安城もクエスト中か。 お前も似たような事やってたから こんなとこ探してたんだな。 |
トコハ | そういうこと。 考えることはお互い一緒みたいね。 |
クロノ | まぁ、そう簡単に見つかる場所なら わざわざクエストにしないだろうしな。 じゃ、お互いクリア目指して 頑張っていこうぜ。 |
トコハ | ありがと、あんたの方も頑張りなさいよ。 それじゃ、私こっちの方から 探していくから。 探すのに夢中になりすぎて またぶつかったりしないでよね。 |
クロノ | そっちこそ気を付けろよ。 ケガしてからじゃ遅いんだからな。 しかし、安城も 似たようなクエスト受けてたなんて 珍しい事もあるもんだな…… |
??? | 痛っ! |
クロノ | おわっ……すみません! ……ってまたお前かよ! |
トコハ | それはこっちの台詞だっての! 何回も何回もそうやってぶつかって! ちょっと注意力が足りないんじゃないの? |
クロノ | お互い様だろうが、ったく…… お前、まだ見つかってねぇのか? |
トコハ | そういうあんたこそ。 |
クロノ | まぁな、変わったもん探してて…… 正直、どこ探したらいいのか わかんねぇつーか…… |
トコハ | へぇー、あんたの方もなんだ。 私もちょっと変わったクエスト受けてて なかなか進まないのよね。 |
クロノ | ……なぁ、安城が受けてたクエストって どういう内容のクエストなんだ? |
トコハ | 私のクエスト? この公園で、星のかけらっていうのを 探すクエストよ。 なんかミステリアスだし、 ロマンチックな響きじゃない? だから気になって受けたのよ。 |
クロノ | ロマンチックゥ……? あんま似合わねぇな。 |
トコハ | んー? 何? 喧嘩なら受けて立つけど? |
クロノ | な、何でもねぇよ! 笑顔で詰め寄ってくるな! そんな事より、クエストの内容! 俺が受けたのも、星のかけらを 探して欲しいってクエストだったんだよ。 |
トコハ | ええ? どういうこと? なんで同じ内容のクエストが2つも 出されてるのよ。 |
クロノ | 俺が知るかっての。 ちょっとクエストの情報、見せてくれよ。 なんか分かるかもしれねぇし…… |
トコハ | そうね、情報を交換しましょ。 見落としてるヒントが隠れてるかも。 |
クロノ | ……依頼文まで一緒だな。 |
トコハ | もしかして、ミスで同じクエストが 2個出されてた、とか……? |
クロノ | その可能性もあるな。 |
トコハ | とりあえず、一旦 カードキャピタルに戻って カムイさんに調べてもらいましょ。 |
クロノ | ああ、そうだな。 |
カムイ | それで、お前らが公園で鉢合わせて ここに戻ってきたってわけか。 |
トコハ | そうなんです。 ちょっと確認をお願いしたくて。 |
クロノ | 俺たちが受けたクエスト、2つとも同じ だったんですよ。 |
カムイ | 珍しいクエストの出し方だな。 分かった、今確認してくるから ちょっと待っとけ。 ……確認したけど 同じ内容のクエストがいくつか 依頼されてるな。 他にも何人か受領してるみたいだし 何なんだ、これ? |
クロノ | ってことは、ミスとは考えづらいですよね。 実は何かのゲームだったりして…… ちょっとワクワクしてきたぜ! |
トコハ | それなら、やることはシンプルって ことじゃない。 |
カムイ | おいおい、お前ら。 まだ続けてくつもりなのか? イタズラの可能性も捨てきれないぞ? |
クロノ | 1度引き受けた以上は責任持って 最後まで……ですよね? |
トコハ | そうそう、それに 星のかけらって一体どんなものなのか 見てみたいし! |
クロノ | ああ、何が目的で、何個もクエスト貼って 星のかけらとやらを探させてるのかも 聞き出してやらねぇとな! |
カムイ | お前らなぁ…… よし分かった、なら止めはしねぇけど 怪しいクエストなのは間違いねぇんだ。 少しでも危なそうだと思ったら 深入りしねぇで、すぐ大人に連絡しろ。 いいな! |
クロノ& トコハ | はい!! |
トコハ | そうと決まったら、急いで公園に戻るわよ。 私の方が先にクリアしてやるんだから! |
クロノ | おう、絶対負けねぇ! それじゃ、行ってきます、カムイさん! |
カムイ | おう、ふたりとも頑張ってこいよ! しかし、ライバルで仲間か。 あいつらを見てると、 オレも少し懐かしい気分になるな。 |
Episode3「星のかけらと手紙」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | なぁ、安城。 このクエスト、星のかけらを見つけたらどうなると思う? |
トコハ | どうなるって……依頼主に渡して終わりじゃないの? |
クロノ | それならいいんだけど、もし…… もしも、星のかけらなんてただのでまかせで、なにか別の目的のためにこのクエストを大量に出しているとしたら俺たちは実はなにかの罠に…… |
トコハ | はぁ? 何言ってんの、映画の見過ぎ。 そんなことあるわけないでしょ。 |
クロノ | でも、こんなに探しても見付からないんだぞ。 |
トコハ | さ……探してるところが悪いだけでしょ。 ていうか、罠って何よ! 落とし穴なんて怖くないって! |
クロノ | だけどもし、クエストの途中でケガするようなことがあったらマモルさんだって心配するだろうし…… |
トコハ | 兄さんは今関係ないでしょ! そんなビビってるなら新導は諦めなさいよ! 私は続けるからね! |
クロノ | はぁ!? 俺はビビってなんかねぇ! |
トコハ | 罠かもしれない~ってビビってるじゃない。 普段強がってるくせに随分肝っ玉が小さいのね、新導! |
クロノ | お前っ……! 俺はお前が危険に巻き込まれないようにだな……! |
シオン | やれやれ、随分賑やかだと思ったらふたりとも、こんなところで何を言い合ってるんだ。 |
トコハ | 綺場! 聞いてよ、このぐるぐる頭がさ…… |
クロノ | ぐるぐるじゃねぇ! なぁ、お前からも言ってやれよ綺場! |
シオン | 待って待って、ふたりとも 熱くなりすぎだ。 熱くなるのはいいけど、ここは外なんだしまずは深呼吸して落ち着きなよ。 |
クロノ | あ、あぁ、悪い…… すぅー、はぁー……そういや、綺場。 お前ももしかして、クエストを受けてこの公園に来たのか? |
シオン | そうだけど…… そう聞くということは、もしかしてキミたちも? |
クロノ | ああ、俺たちもクエストで来てるんだ。 星のかけら探しのクエストで。 |
シオン | 驚いたな…… 僕も全く同じ内容で、この公園を指定されたから来たんだ。 |
トコハ | カムイさんに調べてもらったらクエスト自体は正規の手順で登録されてて問題はないみたいだけど…… |
クロノ | めちゃくちゃ怪しいだろ? だから安城に、俺に任せろって言ってたんだけど…… |
トコハ | そんなの一言も言ってないじゃない! 罠かもしれないってひとりでビビってただけでしょ! |
シオン | ははは! キミたちらしいな。 心配しているようなことはないと思うけれど…… 3人でいれば対応出来ることも増える。 新導が言うように、罠があったとしてもなんとか出来るんじゃないかな。 |
クロノ | 確かに、俺たちふたりだけよりも心強くはあるな。 |
トコハ | なんだ、やっぱりビビってたんじゃない。 |
クロノ | うるせぇな。何があるか分からないからこそだよ。 |
シオン | はは、そのくらいにしておいて早速クエストに取り掛かろう。 僕ら以外の人もこのクエストを受けているとしたらのんびりしてもいられないんじゃないかな。 |
クロノ | それもそうか、急がねぇと……! 俺たちは茂みとか探してたんだけど。 |
トコハ | 全然、何の手がかりも見つからなかったわ。 本当にここに星のかけらがあるのかしら? |
シオン | ふむふむ…… ふたりは茂みの方をくまなく探していたんだね? |
トコハ | うん、探すのに夢中になりすぎて新導と何回かぶつかっちゃったの。 |
クロノ | ああ、もし埋められてたりしたら気付かなかったかもしれねぇけど、そうじゃなきゃ、見落としはねぇと思う。 この開けた公園の中で何か隠せそうな場所なんか、茂みの中くらいなもんじゃないか? |
シオン | それでも見付からなかった、なら発想を変えてみたらどうかな? |
クロノ | 発想を変える? |
シオン | 茂みの中、つまり地面付近をそれだけ探しても見付からなかった。 それならば、次に視線を向けるべきは下ではなくて上の方じゃないかな? 高いもの……例えばあの大きな木を調べてみたら、新しいヒントが見つかるかもしれない。 |
クロノ | なるほど……よし、ちょっと上がって調べてみるか! |
シオン | どうだい、新導。 何か見つかったかい? |
クロノ | ちょっと待てって、葉っぱの影になっててよく見えねぇ…… お、なんかあるぞ! だけど……なんだこりゃ? 星のおもちゃじゃねぇか。 |
トコハ | 星のかけら、おもちゃだったんだ。 ちょっと期待してたのになぁ。 |
シオン | でも、一緒に手紙がつけられているね。 |
トコハ | それなら、肝心なのは手紙の内容でしょ? ほら新導、さっさと読んでみてよ。 |
クロノ | わかってるって。 えっと、なになに…… 『よく星のかけらを見つけた。 だが、星のかけらは1番強い者にのみ持つ資格が与えられる』 『見つけた人間たちの中で、誰が1番強いのかファイトで勝って力を示せ』 |
シオン | 最初に受け取った画像と同じく新聞の切り抜きを貼り合わせた手紙だね。 |
トコハ | なにこれ、依頼主は私たちを試そうとしてるってこと? |
クロノ | ああ、俺たちをふるいにかけるつもりなのかもしれねぇな。 |
シオン | それなら、今僕たちがこうしているのを依頼人は見ているかも知れないな。 |
クロノ | だけど、好都合だぜ! 探しものばっかで焦れったかったんだ。 ファイトで強いやつが勝ち抜く、わかりやすいクエストじゃねぇか。 お前たちなら、ファイトの相手として申し分ねぇしな! |
シオン | 奇遇だな、僕も同じ事を考えていた。 せっかくこの3人がこうして集まったんだ。 |
トコハ | 私も、そろそろファイトしたくてうずうずしてきたとこだし…… |
クロノ | ああ、やろうぜ、綺場、安城! それで今日は俺が勝つ! |
シオン | そうはいかない、キミたちには申し訳ないけどここは僕が勝たせてもらうよ。 |
トコハ | 余裕見せて、後で泣いても知らないわよ! 本気でいくからね! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | なぁ、安城。 このクエスト、星のかけらを見つけたら どうなると思う? |
トコハ | どうなるって…… 依頼主に渡して終わりじゃないの? |
クロノ | それならいいんだけど、もし…… もしも、星のかけらなんてただのでまかせで、 なにか別の目的のために このクエストを大量に出しているとしたら 俺たちは実はなにかの罠に…… |
トコハ | はぁ? 何言ってんの、映画の見過ぎ。 そんなことあるわけないでしょ。 |
クロノ | でも、こんなに探しても 見付からないんだぞ。 |
トコハ | さ……探してるところが悪いだけでしょ。 ていうか、罠って何よ! 落とし穴なんて怖くないって! |
クロノ | だけどもし、クエストの途中で ケガするようなことがあったら マモルさんだって心配するだろうし…… |
トコハ | 兄さんは今関係ないでしょ! そんなビビってるなら新導は諦めなさいよ! 私は続けるからね! |
クロノ | はぁ!? 俺はビビってなんかねぇ! |
トコハ | 罠かもしれない~って ビビってるじゃない。 普段強がってるくせに 随分肝っ玉が小さいのね、新導! |
クロノ | お前っ……! 俺はお前が危険に巻き込まれない ようにだな……! |
シオン | やれやれ、随分賑やかだと思ったら ふたりとも、こんなところで何を 言い合ってるんだ。 |
トコハ | 綺場! 聞いてよ、このぐるぐる頭がさ…… |
クロノ | ぐるぐるじゃねぇ! なぁ、お前からも言ってやれよ綺場! |
シオン | 待って待って、ふたりとも 熱くなりすぎだ。 熱くなるのはいいけど、ここは外なんだし まずは深呼吸して落ち着きなよ。 |
クロノ | あ、あぁ、悪い…… すぅー、はぁー…… そういや、綺場。 お前ももしかして、クエストを受けて この公園に来たのか? |
シオン | そうだけど…… そう聞くということは、もしかして キミたちも? |
クロノ | ああ、俺たちもクエストで来てるんだ。 星のかけら探しのクエストで。 |
シオン | 驚いたな…… 僕も全く同じ内容で、 この公園を指定されたから来たんだ。 |
トコハ | カムイさんに調べてもらったら クエスト自体は正規の手順で登録されてて 問題はないみたいだけど…… |
クロノ | めちゃくちゃ怪しいだろ? だから安城に、俺に任せろって 言ってたんだけど…… |
トコハ | そんなの一言も言ってないじゃない! 罠かもしれないってひとりで ビビってただけでしょ! |
シオン | ははは! キミたちらしいな。 心配しているようなことはないと 思うけれど…… 3人でいれば対応出来ることも増える。 新導が言うように、罠があったとしても なんとか出来るんじゃないかな。 |
クロノ | 確かに、俺たちふたりだけよりも 心強くはあるな。 |
トコハ | なんだ、やっぱりビビってたんじゃない。 |
クロノ | うるせぇな。 何があるか分からないからこそだよ。 |
シオン | はは、そのくらいにしておいて 早速クエストに取り掛かろう。 僕ら以外の人もこのクエストを 受けているとしたら のんびりしてもいられないんじゃないかな。 |
クロノ | それもそうか、急がねぇと……! 俺たちは茂みとか探してたんだけど。 |
トコハ | 全然、何の手がかりも見つからなかったわ。 本当にここに星のかけらがあるのかしら? |
シオン | ふむふむ…… ふたりは茂みの方をくまなく 探していたんだね? |
トコハ | うん、探すのに夢中になりすぎて 新導と何回かぶつかっちゃったの。 |
クロノ | ああ、もし埋められてたりしたら 気付かなかったかもしれねぇけど、 そうじゃなきゃ、見落としはねぇと思う。 この開けた公園の中で 何か隠せそうな場所なんか、 茂みの中くらいなもんじゃないか? |
シオン | それでも見付からなかった、なら 発想を変えてみたらどうかな? |
クロノ | 発想を変える? |
シオン | 茂みの中、つまり地面付近を それだけ探しても見付からなかった。 それならば、次に視線を向けるべきは 下ではなくて上の方じゃないかな? 高いもの……例えばあの大きな木を 調べてみたら、 新しいヒントが見つかるかもしれない。 |
クロノ | なるほど…… よし、ちょっと上がって調べてみるか! |
シオン | どうだい、新導。 何か見つかったかい? |
クロノ | ちょっと待てって、葉っぱの影になってて よく見えねぇ…… お、なんかあるぞ! だけど……なんだこりゃ? 星のおもちゃじゃねぇか。 |
トコハ | 星のかけら、おもちゃだったんだ。 ちょっと期待してたのになぁ。 |
シオン | でも、一緒に手紙がつけられているね。 |
トコハ | それなら、肝心なのは手紙の内容でしょ? ほら新導、さっさと読んでみてよ。 |
クロノ | わかってるって。 えっと、なになに…… 『よく星のかけらを見つけた。 だが、星のかけらは1番強い者にのみ 持つ資格が与えられる』 『見つけた人間たちの中で、誰が1番強いのか ファイトで勝って力を示せ』 |
シオン | 最初に受け取った画像と同じく 新聞の切り抜きを貼り合わせた手紙だね。 |
トコハ | なにこれ、依頼主は私たちを試そうと してるってこと? |
クロノ | ああ、俺たちをふるいにかけるつもり なのかもしれねぇな。 |
シオン | それなら、今僕たちがこうしているのを 依頼人は見ているかも知れないな。 |
クロノ | だけど、好都合だぜ! 探しものばっかで焦れったかったんだ。 ファイトで強いやつが勝ち抜く、 わかりやすいクエストじゃねぇか。 お前たちなら、ファイトの相手として 申し分ねぇしな! |
シオン | 奇遇だな、僕も同じ事を考えていた。 せっかくこの3人がこうして集まったんだ。 |
トコハ | 私も、そろそろファイトしたくて うずうずしてきたとこだし…… |
クロノ | ああ、やろうぜ、綺場、安城! それで今日は俺が勝つ! |
シオン | そうはいかない、キミたちには申し訳ないけど ここは僕が勝たせてもらうよ。 |
トコハ | 余裕見せて、後で泣いても知らないわよ! 本気でいくからね! |
Episode4「トリニティドラゴン襲来!」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | いけぇ! クロノジェット・ドラゴン! こいつでトドメだ! |
シオン | くっ、ノーガード……! ダメージチェック……トリガーは無し。 |
クロノ | よっしゃあ! じゃあ、俺の勝ちだな! |
トコハ | はぁ……仕方ないわね。勝負は勝負だもの。 |
シオン | ああ……今日はキミの勝ちだ、新導。星のかけらはキミに預けておくよ。 ……でも、依頼人は現れなかったね。 ファイトをさせるのが目的だったのなら依頼人が見ているのかと思ったけれど…… |
クロノ | 次のかけらの場所で依頼人に会えるのか? |
シオン | うん、その可能性は高いんじゃないかな。 このまま接触せずに終わるとは考えにくいからね。 でも、僕たちはここでクエストリタイアだ。 |
トコハ | 私たちに勝って進むんだから、最後までやり遂げないと承知しないんだからね! |
クロノ | わかってるよ。やるからには完璧にクリアしてきてやる! |
トコハ | うん、その意気よ。 私たちはリタイアの申請があるからショップに戻るけど…… |
シオン | 僕たちの分も頑張ってくれ、応援しているよ。 |
クロノ | おう! 任せとけって! 手紙の裏に雷門に行けって書いてあったけどここで何を…… |
ツネト | 待ちわびたぞ! 星に選ばれし者よ! さぁ、お前が持つ星を俺に見せてみろ! 星の番人たる、この…… |
3人 | チーム・トリニティドラゴンに!! |
クロノ | な、トリドラ!? まさかお前たちがこのクエストの依頼人!? |
ツネト | なんだ、お前かよ、新導クロノ。 お前が星のかけらを手に入れたなんてよっぽど楽なクエストなんだな、これ。 |
クロノ | うるせぇ、俺だって苦労して手に入れてきたんだっての! それより、お前、何考えてこんな依頼をいくつも出してたんだ? |
ツネト | はぁ? 何のことだ? 俺たちはこの、星のかけらを渡されてここでもうひとつのかけらを持つファイターが来るのを待ってただけだ。 |
クロノ | じゃあ、お前らが星のかけら探しをさせてた訳じゃねぇのか? |
ツネト | そんな事して何になるんだよ。 ファイトがしたいなら、そういうクエストを出せばいいじゃねぇか。 ファイトするためだけにそんな回りくどい真似するかよ。 |
クロノ | まぁ、それもそうか…… なら、やっぱり依頼人は別にいるのか。 |
ツネト | どうでもいいけどよ、やるのか? やらねぇのか? 今なら尻尾巻いて逃げ帰っても見なかったことにしといてやるぜぇ? |
クロノ | はっ、誰がお前らなんかに怖気づくかよ! |
ツネト | 強がってても、こっちにはふたりも応援がついてるんだぜ? たったひとりでビビってるんじゃねぇか? |
クロノ | フン、応援なんてなくたってこっちは実力者ふたり倒して来てるんだ。 そう簡単に負けねーっつーの! |
カル | ツネトさん、クロノのやついつになく本気みたいですよ! |
ツネト | ああ、そうでなきゃ叩き潰しがいもねぇ! デッキを構えろ、新導クロノ! 星のかけらを賭けてファイトだ! |
クロノ | 望むところだ! いくぜぇ! |
ツネト& クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
クロノ | いくぜ、ツインドライブ! ゲット、クリティカルトリガー! これで終わりだぁ! |
ツネト | ぐぁぁぁぁ! |
カル& ケイ | つ、ツネトさぁん! |
クロノ | はぁ、はぁ……どうだ! 俺の勝ちだな! |
ツネト | くっそぉ、いい線いってたのになぁ、勝ちきれねぇか……! |
クロノ | 危なかった……いいファイトだったぜ、ツネト。 |
ツネト | ……ふん! ほらよ、受け取れ! 勝者がこいつを得られるルールだ! |
クロノ | お、おう。サンキュ。 ……なぁ、今度はショップでファイトしようぜ! |
ツネト | ふん、俺たちトリニティドラゴンはいつ誰の挑戦だって受けてやる! 叩きのめされて泣きべそかくなよ、新導クロノ! |
クロノ | お前なぁ、今さっき負けたばっかでよくそんな…… |
ツネト | うるせぇ! 今日のところはこの辺で勘弁しといてやる! 覚えてろよ! |
クロノ | おい、お前ら……! って、もう行っちまった。 星のかけらとやらが2つ集まったけど、手紙はもうない、か。 ……これ、この後どうすりゃいいんだ……? やっぱり、いたずらだったのか……? |
少年 | あの、すみません。 その手に持ってるやつ…… |
クロノ | ん、あぁ。 お前も、星のかけらを集めるクエストを受けたのか? |
少年 | 違います、あのクエストを依頼したのは僕なんです。 |
クロノ | ええっ!? |
少年 | 僕はどうしても強いファイターに協力してほしいことがあって…… こうやってファイターをテストして実力を見極めていたんです。 |
クロノ | あ、ああ……そういうことだったのか。 (だったら最初から条件を書いておけばこんな苦労しなくて済んだんじゃ……) |
少年 | えっと……怒ってますよね、ごめんなさい。 僕が強いファイターを探すにはこういうやり方しか思いつかなくて…… 星のかけら探しのクエストの報酬はちゃんと渡します! だから少しだけ、僕に協力してください。 |
クロノ | い、いや怒ってはないからな。 とりあえず、事情はわかったよ。 で、お前は俺に何を頼みたいんだ? わざわざヴァンガードの強さで選んだならヴァンガードに関することなんだろ? |
少年 | はい、それは……見てもらった方が早いですね。 ちょっと、ついてきてください。 |
クロノ | あ、おい! ちょっと待てって……! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | いけぇ! クロノジェット・ドラゴン! こいつでトドメだ! |
シオン | くっ、ノーガード……! ダメージチェック……トリガーは無し。 |
クロノ | よっしゃあ! じゃあ、俺の勝ちだな! |
トコハ | はぁ……仕方ないわね。 勝負は勝負だもの。 |
シオン | ああ……今日はキミの勝ちだ、新導。 星のかけらはキミに預けておくよ。 ……でも、依頼人は現れなかったね。 ファイトをさせるのが目的だったのなら 依頼人が見ているのかと思ったけれど…… |
クロノ | 次のかけらの場所で 依頼人に会えるのか? |
シオン | うん、その可能性は高いんじゃないかな。 このまま接触せずに終わるとは 考えにくいからね。 でも、僕たちはここでクエストリタイアだ。 |
トコハ | 私たちに勝って進むんだから、 最後までやり遂げないと 承知しないんだからね! |
クロノ | わかってるよ。 やるからには完璧にクリアしてきてやる! |
トコハ | うん、その意気よ。 私たちはリタイアの申請があるから ショップに戻るけど…… |
シオン | 僕たちの分も頑張ってくれ、 応援しているよ。 |
クロノ | おう! 任せとけって! 手紙の裏に雷門に行けって書いてあったけど ここで何を…… |
ツネト | 待ちわびたぞ! 星に選ばれし者よ! さぁ、お前が持つ星を俺に見せてみろ! 星の番人たる、この…… |
3人 | チーム・トリニティドラゴンに!! |
クロノ | な、トリドラ!? まさかお前たちがこのクエストの依頼人!? |
ツネト | なんだ、お前かよ、新導クロノ。 お前が星のかけらを手に入れたなんて よっぽど楽なクエストなんだな、これ。 |
クロノ | うるせぇ、俺だって苦労して 手に入れてきたんだっての! それより、お前、何考えて こんな依頼をいくつも出してたんだ? |
ツネト | はぁ? 何のことだ? 俺たちはこの、星のかけらを渡されて ここでもうひとつのかけらを持つ ファイターが来るのを待ってただけだ。 |
クロノ | じゃあ、お前らが星のかけら探しを させてた訳じゃねぇのか? |
ツネト | そんな事して何になるんだよ。 ファイトがしたいなら、そういうクエストを 出せばいいじゃねぇか。 ファイトするためだけに そんな回りくどい真似するかよ。 |
クロノ | まぁ、それもそうか…… なら、やっぱり依頼人は別にいるのか。 |
ツネト | どうでもいいけどよ、やるのか? やらねぇのか? 今なら尻尾巻いて逃げ帰っても 見なかったことにしといてやるぜぇ? |
クロノ | はっ、誰がお前らなんかに 怖気づくかよ! |
ツネト | 強がってても、こっちにはふたりも 応援がついてるんだぜ? たったひとりでビビってるんじゃねぇか? |
クロノ | フン、応援なんてなくたって こっちは実力者ふたり倒して来てるんだ。 そう簡単に負けねーっつーの! |
カル | ツネトさん、クロノのやつ いつになく本気みたいですよ! |
ツネト | ああ、そうでなきゃ叩き潰しがいもねぇ! デッキを構えろ、新導クロノ! 星のかけらを賭けてファイトだ! |
クロノ | 望むところだ! いくぜぇ! |
ツネト& クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
クロノ | いくぜ、ツインドライブ! ゲット、クリティカルトリガー! これで終わりだぁ! |
ツネト | ぐぁぁぁぁ! |
カル& ケイ | つ、ツネトさぁん! |
クロノ | はぁ、はぁ……どうだ! 俺の勝ちだな! |
ツネト | くっそぉ、いい線いってたのになぁ、 勝ちきれねぇか……! |
クロノ | 危なかった…… いいファイトだったぜ、ツネト。 |
ツネト | ……ふん! ほらよ、受け取れ! 勝者がこいつを得られるルールだ! |
クロノ | お、おう。サンキュ。 ……なぁ、今度はショップで ファイトしようぜ! |
ツネト | ふん、俺たちトリニティドラゴンは いつ誰の挑戦だって受けてやる! 叩きのめされて泣きべそかくなよ、 新導クロノ! |
クロノ | お前なぁ、今さっき負けたばっかで よくそんな…… |
ツネト | うるせぇ! 今日のところはこの辺で勘弁しといてやる! 覚えてろよ! |
クロノ | おい、お前ら……! って、もう行っちまった。 星のかけらとやらが2つ集まったけど、 手紙はもうない、か。 ……これ、この後 どうすりゃいいんだ……? やっぱり、いたずらだったのか……? |
少年 | あの、すみません。 その手に持ってるやつ…… |
クロノ | ん、あぁ。 お前も、星のかけらを集めるクエストを 受けたのか? |
少年 | 違います、あのクエストを依頼したのは 僕なんです。 |
クロノ | ええっ!? |
少年 | 僕はどうしても 強いファイターに協力して ほしいことがあって…… こうやってファイターを テストして実力を見極めていたんです。 |
クロノ | あ、ああ……そういうことだったのか。 (だったら最初から条件を書いておけば こんな苦労しなくて済んだんじゃ……) |
少年 | えっと……怒ってますよね、ごめんなさい。 僕が強いファイターを探すには こういうやり方しか思いつかなくて…… 星のかけら探しのクエストの報酬は ちゃんと渡します! だから少しだけ、僕に協力してください。 |
クロノ | い、いや怒ってはないからな。 とりあえず、事情はわかったよ。 で、お前は俺に何を頼みたいんだ? わざわざヴァンガードの強さで選んだなら ヴァンガードに関することなんだろ? |
少年 | はい、それは…… 見てもらった方が早いですね。 ちょっと、ついてきてください。 |
クロノ | あ、おい! ちょっと待てって……! |
Episode5「少年の依頼」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | ただいまぁー。 |
カムイ | おう、おかえり。 みんなからだいたい話は聞いたぜ。 あのクエストはどうなったんだ? |
クロノ | それが…… |
カムイ | ん? あのクエストをクリアして戻って来たんじゃないのか? |
クロノ | いえ……まだです。 依頼人には会ったんですけど…… |
カムイ | おおっ! 依頼人はどんなやつだった? |
クロノ | 俺たちよりも年下の子どもでした。 それで、ちょっと悩んでるんです。 |
カムイ | 悩んでる……? やっぱりイタズラだったのか? |
クロノ | いや、そうじゃないんです。 依頼人の子どもに連れられてそいつらの遊び場に行ったんですけど…… 友だちのひとりが、ズルをしてファイトしているみたいなんですよ。 |
カムイ | ええ? なんか穏やかじゃないな。 |
クロノ | 先攻後攻決めで後出しジャンケンするとか……そんな感じのズルです。 依頼人の子は、友だちがズルしてファイトすることが許せなくて何度も注意したらしいんです。 ただいつもごまかされるみたいで…… でも、このまま放っておくわけにもいかないし…… |
カムイ | うーん……たしかにファイトも楽しめないし、いつか取り返しのつかないことになる。 |
クロノ | だからズルをされても勝てるくらい強いファイターにその友だちを懲らしめてほしい…… っていうのが依頼だったんです。 |
カムイ | だから強いファイターを探すためにクエストで探してたってわけか…… 最初から本当の目的を言ったらその友だちに気づかれるかもしれねぇしな。 で、お前はどうやって解決するつもりなんだ? |
クロノ | どうしたらいいのかわからなくなっちまって…… ちょっと考えさせてくれって言って戻ってきたんです。 |
カムイ | はぁー、なるほどな。 それでいかにも悩んでますって顔で戻ってきたってワケか。 |
クロノ | 茶化さないでくださいよ! 俺も俺なりに考えて悩んでるんですから。 |
カムイ | はは、悪い悪い。珍しい顔してるもんだからつい。 |
クロノ | ズルをするのは悪いことですけど でも「ファイトで懲らしめる」っていうのは……うまく言えないけど違う気がして。 |
カムイ | ああ、オレもそう思うぜ。 ヴァンガードはお仕置きするための道具じゃないからな。 |
クロノ | はい……誰とでも楽しさを共有できるのがヴァンガードなのに、って。 勝つことだけを目的にしたファイトをしたら、勝った方も負けた方もヴァンガードの楽しさを忘れちまうと思う。 でもアイツなりに考えて協力者を探していたんだから、なんとか力になりたいと思うんですけど…… でも、どうするのがあいつらの為になるのか……あー、分からねぇ! |
カムイ | なあ、クロノ。 お前、ファイトのときにズルしようと思ったことはあるか? |
クロノ | ありませんよ! いきなり、どうしたんですか? |
カムイ | いや、ちょっとな。 ズルすれば勝てる、って時なら魔が差すこともあるかと思って。 |
クロノ | 魔が差すって……そんなの本当の勝ちじゃねぇし、 勝ちが決まってるようなファイトなんか何度やっても楽しくないです! |
カムイ | ああ、そうだ! ファイトの本当の楽しさを知っていたらズルしようなんて思わねえ! ……そのズルっ子はよ! もしかしたらヴァンガードの面白さがわかってねぇのかもしれねぇな? |
クロノ | ……! それなら、ヴァンガードの本当の面白さを伝えてやれば……! |
カムイ | お、なんか掴めたみたいだな? |
クロノ | はい、決めました! 俺はズルをする子どもにファイトの楽しさを教えます。 |
カムイ | おっ! いい考えじゃねぇか。 でも、どうやって伝えるんだ? |
クロノ | カムイさん、今からちょっと俺についてきてくれませんか? |
カムイ | オレが? |
クロノ | はい、そして子どもたちの前で俺とファイトしてください! |
カムイ | なるほど……そういうことか! |
クロノ | さすがカムイさん! わかってくれましたか! 本当に楽しいファイトを見せてやりましょう! |
カムイ | ああ! 任せろ! さあ、クロノ……子どもたちのところへ案内してくれ! |
クロノ | はい! こっちです! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | ただいまぁー。 |
カムイ | おう、おかえり。 みんなからだいたい話は聞いたぜ。 あのクエストはどうなったんだ? |
クロノ | それが…… |
カムイ | ん? あのクエストをクリアして 戻って来たんじゃないのか? |
クロノ | いえ……まだです。 依頼人には会ったんですけど…… |
カムイ | おおっ! 依頼人はどんなやつだった? |
クロノ | 俺たちよりも年下の子どもでした。 それで、ちょっと悩んでるんです。 |
カムイ | 悩んでる……? やっぱりイタズラだったのか? |
クロノ | いや、そうじゃないんです。 依頼人の子どもに連れられて そいつらの遊び場に行ったんですけど…… 友だちのひとりが、ズルをして ファイトしているみたいなんですよ。 |
カムイ | ええ? なんか穏やかじゃないな。 |
クロノ | 先攻後攻決めで 後出しジャンケンするとか…… そんな感じのズルです。 依頼人の子は、友だちがズルして ファイトすることが許せなくて 何度も注意したらしいんです。 ただいつもごまかされるみたいで…… でも、このまま放っておくわけにも いかないし…… |
カムイ | うーん……たしかに ファイトも楽しめないし、 いつか取り返しのつかないことになる。 |
クロノ | だからズルをされても勝てるくらい 強いファイターにその友だちを 懲らしめてほしい…… っていうのが依頼だったんです。 |
カムイ | だから強いファイターを探すために クエストで探してたってわけか…… 最初から本当の目的を言ったら その友だちに気づかれるかもしれねぇしな。 で、お前はどうやって 解決するつもりなんだ? |
クロノ | どうしたらいいのか わからなくなっちまって…… ちょっと考えさせてくれ って言って戻ってきたんです。 |
カムイ | はぁー、なるほどな。 それでいかにも悩んでますって顔で 戻ってきたってワケか。 |
クロノ | 茶化さないでくださいよ! 俺も俺なりに考えて悩んでるんですから。 |
カムイ | はは、悪い悪い。 珍しい顔してるもんだからつい。 |
クロノ | ズルをするのは悪いことですけど でも「ファイトで懲らしめる」っていうのは ……うまく言えないけど違う気がして。 |
カムイ | ああ、オレもそう思うぜ。 ヴァンガードはお仕置きするための 道具じゃないからな。 |
クロノ | はい……誰とでも楽しさを共有できるのが ヴァンガードなのに、って。 勝つことだけを目的にしたファイトをしたら、 勝った方も負けた方も ヴァンガードの楽しさを忘れちまうと思う。 でもアイツなりに考えて 協力者を探していたんだから、 なんとか力になりたいと思うんですけど…… でも、どうするのがあいつらの為になるのか ……あー、分からねぇ! |
カムイ | なあ、クロノ。 お前、ファイトのときにズルしようと 思ったことはあるか? |
クロノ | ありませんよ! いきなり、どうしたんですか? |
カムイ | いや、ちょっとな。 ズルすれば勝てる、って時なら 魔が差すこともあるかと思って。 |
クロノ | 魔が差すって…… そんなの本当の勝ちじゃねぇし、 勝ちが決まってるようなファイトなんか 何度やっても楽しくないです! |
カムイ | ああ、そうだ! ファイトの本当の楽しさを知っていたら ズルしようなんて思わねえ! ……そのズルっ子はよ! もしかしたらヴァンガードの面白さが わかってねぇのかもしれねぇな? |
クロノ | ……! それなら、ヴァンガードの本当の面白さを 伝えてやれば……! |
カムイ | お、なんか掴めたみたいだな? |
クロノ | はい、決めました! 俺はズルをする子どもに ファイトの楽しさを教えます。 |
カムイ | おっ! いい考えじゃねぇか。 でも、どうやって伝えるんだ? |
クロノ | カムイさん、今からちょっと 俺についてきてくれませんか? |
カムイ | オレが? |
クロノ | はい、そして子どもたちの前で 俺とファイトしてください! |
カムイ | なるほど……そういうことか! |
クロノ | さすがカムイさん! わかってくれましたか! 本当に楽しいファイトを 見せてやりましょう! |
カムイ | ああ! 任せろ! さあ、クロノ…… 子どもたちのところへ案内してくれ! |
クロノ | はい! こっちです! |
Episode6「ヴァンガードの星」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | よう、待たせたな! |
少年 | あ、クロノさん! 来てくれてありがとうございます! |
クロノ | ああ……! 俺だけじゃないぜ、あの葛木カムイさんも協力してくれることになった。 |
カムイ | よっ! クロノから話は聞かせてもらったぜ。 |
少年 | 葛木カムイ……って、あの!? お兄さん、カムイとも友だちだったんですか!? すごいや……! 強いファイターがふたりも……! |
カムイ | カムイさん、な! |
クロノ | はは……で、その友だちはどこにいるんだ? |
少年 | あっ! すぐ呼んできますから、ちょっと待っててください! |
友人 | なんだよ、急に呼び出したりして。 俺にズルするなって言いがかりつけると思ったら、こんな人まで巻き込んで…… |
少年 | お前がファイトでズルするからこの人たちにこらしめてもらうんだ! |
友人 | な、何!? |
少年 | さぁファイトしてください! |
友人 | そ、そんな急に言われても…… |
クロノ | 落ち着け。ファイトはするけど相手はお前じゃない。 オレの相手は、カムイさんだ! |
少年 | ええ!? 話が違うじゃないですか! |
クロノ | いいから、お前も。それとお前も! 俺たちのファイト、よーく見ておけよ! |
カムイ | ああ、このオレ様のファイトをこんな間近で見れる機会なんて滅多にないんだからな。 |
少年 | そ、そうだけど、でもどうして……? |
クロノ | 手加減なしでお願いします、カムイさん! |
カムイ | おう、当然だ! 全力で相手してやる、かかってこい! クロノ! |
クロノ& カムイ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
カムイ | 行くぜ、オレのターン! |
クロノ | ガード! 次はこっちのターンだ、行けぇ! |
少年 | な、なんだか……すごい、クロノさんも、カムイさんも……! |
友人 | これは……! |
クロノ | 今こそ示せ、我が真に望む世界を! ストライド・ジェネレーション!! |
カムイ | 来やがったな! いいぞ、全力で来い、クロノォ! |
少年 | す、すごい! ここでGユニットに超越するなんて……! |
友人 | だ、だけどカムイもあの攻撃をしのぎきったぞ! |
少年 | どっちも1歩も退かない! すごいファイトだ! |
友人 | なんか、すげぇ……! |
カムイ | 気持ちの乗った良い攻撃だったぜ、クロノ。 だが、まだまだオレ様には届かなかったみたいだな。 |
クロノ | くっ……まだまだ! 次のターンで、今度こそ決めてみせます! |
カムイ | 流石に、今のターンで決められなきゃ遅いぜ、クロノ。 オレ様のターン! このターンで決めてやる! ストライド・ジェネレーション!! |
クロノ | くっ……ノーガードです! ダメージチェックっ……! トリガーなし……だぁぁ、くそ、負けたぁ! |
カムイ | まだまだ、簡単に負けてやるわけにゃあいかねぇからな。 ナイスファイトだったぜ、クロノ! |
クロノ | やっぱり強ぇ……こっちこそ、ありがとうございました! |
少年 | すごい、すごいファイトでした! 夢中になって見ちゃってました! |
友人 | あ、あの、負けたのにっ……なんで、そんな楽しそうなんですか? |
クロノ | そりゃあ、全身全霊で思いっきり自分の力でファイトしたからな。 |
カムイ | お前たちだって、オレたちのファイトを見て胸の奥が熱くなっただろ? |
少年 | はい! 今すごい、ヴァンガードがやりたくて仕方ないです! |
クロノ | ヴァンガードってのは、楽しいもんなんだ。 勝つことだけにとらわれたら、楽しいもんも楽しめなくなっちまう。 逆に、思いっきり全力でぶつかれば負けたって、めちゃくちゃ楽しく、熱くなれる。 それが、ヴァンガードなんだ! |
友人 | ……なぁ、その、ごめんな。 今まで、ズルしててさ。 |
少年 | な、何だよ急に。 |
友人 | これからは、もうズルしないって約束する。 だから、その…… |
少年 | ……いいよ、一緒にファイトしよう! クロノさん、カムイさん、今日はありがとうございました! それじゃ、行こう! 今日は負けないからな! |
友人 | ズルなんてしなくたって俺も負けないからな! |
カムイ | 行っちまったな。 さて、それじゃあオレたちも帰るか。 |
クロノ | そうですね。 今日は付き合ってくれてありがとうございました。 |
カムイ | いいってことよ、礼には及ばなぇ。 お前があれだけ頑張ってたんだ、手を貸さねぇ方が野暮ってもんだぜ。 |
クロノ | カムイさんのおかげできっかけを掴めましたから。 カムイさんが本気で相手してくれたからあいつらにも、ヴァンガードの楽しさを伝えられたんで。 |
カムイ | よせよせ、そんな褒められたら逆にくすぐってぇんだよ。 そんな事よりよ、あの子どもたち、きっといいファイターになるな。 ヴァンガードの本当の楽しさを知ってるやつってのはメチャクチャ強くなるぜ? |
クロノ | そうですね。 もしかしたらショップ大会とかでまた会うことになるかも…… |
カムイ | そうなったら最高じゃねぇか。 いい事したなぁ、クロノ。オレも師匠として鼻が高いぜ。 |
クロノ | そ、そんな褒めないでくださいよ。 俺はただ、カムイさんや、ヴァンガードを通じて出会ったやつらに…… ヴァンガードの楽しさを教えてもらったからどうしても放っておけなかったんですよ。 |
カムイ | ……くぅ、いい事言うじゃねぇか! よし、帰りになんかおごってやる! コンビニ寄ってくぞ! |
クロノ | 良いんですか? あ、でもそれなら、さっきのリベンジでもう1戦相手して貰うほうが嬉しいです。 |
カムイ | おう、何回でも相手になってやるぜ。 |
クロノ | よっしゃ、そうこなくっちゃ! 次は負けないんで覚悟しておいてください! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | よう、待たせたな! |
少年 | あ、クロノさん! 来てくれてありがとうございます! |
クロノ | ああ……! 俺だけじゃないぜ、あの葛木カムイさんも 協力してくれることになった。 |
カムイ | よっ! クロノから話は聞かせてもらったぜ。 |
少年 | 葛木カムイ……って、あの!? お兄さん、カムイとも友だちだったんですか!? すごいや……! 強いファイターがふたりも……! |
カムイ | カムイさん、な! |
クロノ | はは……で、その友だちはどこにいるんだ? |
少年 | あっ! すぐ呼んできますから、 ちょっと待っててください! |
友人 | なんだよ、急に呼び出したりして。 俺にズルするなって言いがかりつけると 思ったら、こんな人まで巻き込んで…… |
少年 | お前がファイトでズルするから この人たちにこらしめてもらうんだ! |
友人 | な、何!? |
少年 | さぁファイトしてください! |
友人 | そ、そんな急に言われても…… |
クロノ | 落ち着け。 ファイトはするけど相手はお前じゃない。 オレの相手は、カムイさんだ! |
少年 | ええ!? 話が違うじゃないですか! |
クロノ | いいから、お前も。それとお前も! 俺たちのファイト、よーく見ておけよ! |
カムイ | ああ、このオレ様のファイトを こんな間近で見れる機会なんて 滅多にないんだからな。 |
少年 | そ、そうだけど、でもどうして……? |
クロノ | 手加減なしでお願いします、カムイさん! |
カムイ | おう、当然だ! 全力で相手してやる、かかってこい! クロノ! |
クロノ& カムイ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
カムイ | 行くぜ、オレのターン! |
クロノ | ガード! 次はこっちのターンだ、行けぇ! |
少年 | な、なんだか……すごい、クロノさんも、 カムイさんも……! |
友人 | これは……! |
クロノ | 今こそ示せ、我が真に望む世界を! ストライド・ジェネレーション!! |
カムイ | 来やがったな! いいぞ、全力で来い、クロノォ! |
少年 | す、すごい! ここでGユニットに超越するなんて……! |
友人 | だ、だけどカムイも あの攻撃をしのぎきったぞ! |
少年 | どっちも1歩も退かない! すごいファイトだ! |
友人 | なんか、すげぇ……! |
カムイ | 気持ちの乗った良い攻撃だったぜ、クロノ。 だが、まだまだオレ様には 届かなかったみたいだな。 |
クロノ | くっ……まだまだ! 次のターンで、今度こそ決めてみせます! |
カムイ | 流石に、今のターンで決められなきゃ 遅いぜ、クロノ。 オレ様のターン! このターンで決めてやる! ストライド・ジェネレーション!! |
クロノ | くっ……ノーガードです! ダメージチェックっ……! トリガーなし…… だぁぁ、くそ、負けたぁ! |
カムイ | まだまだ、簡単に負けてやるわけにゃあ いかねぇからな。 ナイスファイトだったぜ、クロノ! |
クロノ | やっぱり強ぇ…… こっちこそ、ありがとうございました! |
少年 | すごい、すごいファイトでした! 夢中になって見ちゃってました! |
友人 | あ、あの、負けたのにっ…… なんで、そんな楽しそうなんですか? |
クロノ | そりゃあ、全身全霊で思いっきり 自分の力でファイトしたからな。 |
カムイ | お前たちだって、オレたちのファイトを見て 胸の奥が熱くなっただろ? |
少年 | はい! 今すごい、ヴァンガードがやりたくて 仕方ないです! |
クロノ | ヴァンガードってのは、楽しいもんなんだ。 勝つことだけにとらわれたら、 楽しいもんも楽しめなくなっちまう。 逆に、思いっきり全力でぶつかれば 負けたって、めちゃくちゃ楽しく、 熱くなれる。 それが、ヴァンガードなんだ! |
友人 | ……なぁ、その、ごめんな。 今まで、ズルしててさ。 |
少年 | な、何だよ急に。 |
友人 | これからは、もうズルしないって 約束する。 だから、その…… |
少年 | ……いいよ、一緒にファイトしよう! クロノさん、カムイさん、今日は ありがとうございました! それじゃ、行こう! 今日は負けないからな! |
友人 | ズルなんてしなくたって 俺も負けないからな! |
カムイ | 行っちまったな。 さて、それじゃあオレたちも帰るか。 |
クロノ | そうですね。 今日は付き合ってくれて ありがとうございました。 |
カムイ | いいってことよ、礼には及ばなぇ。 お前があれだけ頑張ってたんだ、 手を貸さねぇ方が野暮ってもんだぜ。 |
クロノ | カムイさんのおかげで きっかけを掴めましたから。 カムイさんが本気で相手してくれたから あいつらにも、ヴァンガードの楽しさを 伝えられたんで。 |
カムイ | よせよせ、そんな褒められたら 逆にくすぐってぇんだよ。 そんな事よりよ、あの子どもたち、 きっといいファイターになるな。 ヴァンガードの本当の楽しさを 知ってるやつってのは メチャクチャ強くなるぜ? |
クロノ | そうですね。 もしかしたらショップ大会とかで また会うことになるかも…… |
カムイ | そうなったら最高じゃねぇか。 いい事したなぁ、クロノ。 オレも師匠として鼻が高いぜ。 |
クロノ | そ、そんな褒めないでくださいよ。 俺はただ、カムイさんや、 ヴァンガードを通じて出会ったやつらに…… ヴァンガードの楽しさを教えてもらったから どうしても放っておけなかったんですよ。 |
カムイ | ……くぅ、いい事言うじゃねぇか! よし、帰りになんかおごってやる! コンビニ寄ってくぞ! |
クロノ | 良いんですか? あ、でもそれなら、さっきのリベンジで もう1戦相手して貰うほうが嬉しいです。 |
カムイ | おう、何回でも相手になってやるぜ。 |
クロノ | よっしゃ、そうこなくっちゃ! 次は負けないんで 覚悟しておいてください! |