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あらすじ
ストーリー
Episode1「クロノとの再会」
キャラ | セリフ |
---|---|
タイヨウ | ……来てしまった。 ど、どうしよう……クロノさんいるかな……? |
クロノ | あれ……タイヨウ? |
タイヨウ | わっ、わあ! クロノさん! |
クロノ | お前、引っ越したんじゃなかったのか? |
タイヨウ | あ、はい…… 今日が引っ越しの日だったんですけどまだ時間があるので、最後に…… もう1度、クロノさんに会えたらって…… |
クロノ | そっか。ありがとな。 |
タイヨウ | い、いいえ! 僕の方こそありがとうございました! クロノさんにファイトを教えてもらってから自分でもいろいろ努力してるんです! 細かいルールとかカードの効果を覚えたりとか。 |
クロノ | ヘえ、がんぱってるな! じゃあ、試してみるか? |
タイヨウ | えっ? |
クロノ | 時間あるんだろ? なら、俺ともう1度ファイトしようぜ。 |
タイヨウ | いいんですか? 実はどれくらいファイトできるようになったのかたしかめたくて…… |
クロノ | もちろんだ! 準備はいいか? |
タイヨウ | は、はい! よろしくお願いします! |
タイヨウ &クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
クロノ | この短期間でよくここまで…… 俺が偉そうに言うのもなんだけどしっかりファイトできてると思うぜ! これなら次の学校に行っても大丈夫そうだな! |
タイヨウ | あ、ありがとうございます…… |
クロノ | ん? どうしたんだ? 浮かない顔して。 |
タイヨウ | あ…… いえ、そのファイトはしっかりできるようになったんですが相手を見つけられるか不安で…… |
クロノ | そんなの、普通に「ファイトしよう」って言えぱいいんじゃねぇか? |
タイヨウ | それは……頭では分かってるつもりなんですが僕には、やっぱり難しくて…… 前にも言った通り、僕は人に声をかけられなくて……今まで友だちも居ませんでしたから…… |
クロノ | (確かに、ここに初めて来たときもすごく、緊張してたみたいだしな) |
タイヨウ | 何か良い方法ないでしょうか? こんなこと話せるのクロノさんしか…… |
クロノ | うーん…… 俺も……前に似たようなこと言ったけど友だちなんて居なかったし。 だから、今もあんまり人付き合いは得意じゃないけど一緒に考えてみようぜ。 せっかく前向きになれたんだ、不安要素は全部解決して、明日から頑張ろうぜ。 |
タイヨウ | クロノさん……!! あ、ありがとうございます! |
クロノ | ……とは言ったものの具体的に何かできるわけでも……うーん…… |
タイヨウ | そ、そうですよね…… |
クロノ | 俺たちだけで考えてても埒が明かないな…… こういうときは他のやつに意見を求めよう。 |
タイヨウ | クロノさんの知り合いに友だちが多い人がいるんですか? |
クロノ | 友だちが多いっていうか…… なんていうか勢いのあるやつがいるんだ。 |
タイヨウ | い、勢いですか? |
クロノ | ああ、積極的にグイグイいくってことだ。 タイヨウはもっと積極性を身につけたほうがいいと思うんだ。 |
タイヨウ | は、はい……! 僕もそう思います。 |
クロノ | やっぱりこういうのは勢いが大事だしな! それに知らないやつと話すのもいい練習になるだろう。 |
タイヨウ | たしかにそうですね。 クロノさん、よろしくお願いします! |
クロノ | ああ! じゃさっそく行こうぜ! |
タイヨウ | はっ、はい! |
キャラ | セリフ |
---|---|
タイヨウ | ……来てしまった。 ど、どうしよう…… クロノさんいるかな……? |
クロノ | あれ……タイヨウ? |
タイヨウ | わっ、わあ! クロノさん! |
クロノ | お前、引っ越したんじゃなかったのか? |
タイヨウ | あ、はい…… 今日が引っ越しの日だったんですけど まだ時間があるので、最後に…… もう1度、クロノさんに会えたらって…… |
クロノ | そっか。 ありがとな。 |
タイヨウ | い、いいえ! 僕の方こそありがとうございました! クロノさんにファイトを教えてもらってから 自分でもいろいろ努力してるんです! 細かいルールとかカードの効果を覚えたりとか。 |
クロノ | ヘえ、がんぱってるな! じゃあ、試してみるか? |
タイヨウ | えっ? |
クロノ | 時間あるんだろ? なら、俺ともう1度ファイトしようぜ。 |
タイヨウ | いいんですか? 実はどれくらいファイトできるように なったのかたしかめたくて…… |
クロノ | もちろんだ! 準備はいいか? |
タイヨウ | は、はい! よろしくお願いします! |
タイヨウ &クロノ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
クロノ | この短期間でよくここまで…… 俺が偉そうに言うのもなんだけど しっかりファイトできてると思うぜ! これなら次の学校に行っても 大丈夫そうだな! |
タイヨウ | あ、ありがとうございます…… |
クロノ | ん? どうしたんだ? 浮かない顔して。 |
タイヨウ | あ……いえ、その ファイトはしっかりできるようになったんですが 相手を見つけられるか不安で…… |
クロノ | そんなの、普通に「ファイトしよう」って 言えぱいいんじゃねぇか? |
タイヨウ | それは……頭では分かってるつもりなんですが 僕には、やっぱり難しくて…… 前にも言った通り、 僕は人に声をかけられなくて…… 今まで友だちも居ませんでしたから…… |
クロノ | (確かに、ここに初めて来たときも すごく、緊張してたみたいだしな) |
タイヨウ | 何か良い方法ないでしょうか? こんなこと話せるのクロノさんしか…… |
クロノ | うーん…… 俺も……前に似たようなこと言ったけど 友だちなんて居なかったし。 だから、今もあんまり人付き合いは 得意じゃないけど 一緒に考えてみようぜ。 せっかく前向きになれたんだ、 不安要素は全部解決して、明日から頑張ろうぜ。 |
タイヨウ | クロノさん……!! あ、ありがとうございます! |
クロノ | ……とは言ったものの 具体的に何かできるわけでも…… うーん…… |
タイヨウ | そ、そうですよね…… |
クロノ | 俺たちだけで考えてても 埒が明かないな…… こういうときは 他のやつに意見を求めよう。 |
タイヨウ | クロノさんの知り合いに 友だちが多い人がいるんですか? |
クロノ | 友だちが多いっていうか…… なんていうか勢いのあるやつが いるんだ。 |
タイヨウ | い、勢いですか? |
クロノ | ああ、積極的にグイグイ いくってことだ。 タイヨウはもっと 積極性を身につけたほうが いいと思うんだ。 |
タイヨウ | は、はい……! 僕もそう思います。 |
クロノ | やっぱりこういうのは 勢いが大事だしな! それに知らないやつと話すのも いい練習になるだろう。 |
タイヨウ | たしかにそうですね。 クロノさん、よろしくお願いします! |
クロノ | ああ! じゃさっそく行こうぜ! |
タイヨウ | はっ、はい! |
Episode2「初めてのイベント」
キャラ | セリフ |
---|---|
タイヨウ | クロノさん…… アドバイスをもらいにいくのはどんな人なんですか? |
クロノ | 俺と初めてファイトしたときに話しかけてきたやつ覚えてるか? |
タイヨウ | えーっと…… |
クロノ | ピンクのスカートで、えーと……気の強そうな…… |
タイヨウ | ……あっ、なんとなく思い出しました! |
クロノ | 今からいくのはそいつのところだ。 |
タイヨウ | そうなんですね。 優しそうな人でしたよね? 少し安心しました。 |
クロノ | あっ、おーい、安城ー! |
トコハ | 新導? それに……その子って前にあんたがティーチングファイトしてた子よね? |
タイヨウ | あ、明日川タイヨウです。 |
トコハ | 安城トコハよ。よろしくね。 で、ふたりしてどうしたの? |
クロノ | 実はさ…… |
トコハ | なるほどね……事情はわかったわ。 でも…… |
クロノ | でも? |
トコハ | 勢いがある人っていうので、どうして私のところに1番に来るのよ! |
クロノ | だって、実際勢いあるだろ? 行動力だってあるし。 |
トコハ | はー……まったくあんたが私のことどう思ってるのかよくわかったわ。 |
タイヨウ | あ、あの……すみません。 いきなりこんなお願いしてしまって。 |
トコハ | ううん、いいのよ。 そういう不安があるの、わからなくもないし頼られるのは悪い気しないから。 私も、協力するわ。 |
タイヨウ | あっ、ありがとうございます! |
クロノ | サンキュー、安城! |
トコハ | さっそくだけど声をかけるのが不安なのよね? |
タイヨウ | は、はい…… |
トコハ | なら、とにかく知らない人と話すのに慣れていかなきゃね! まずは声をかけやすいところに行ってみましょ! |
クロノ | 声かけやすい場所って? |
トコハ | 今日、ドラエン支部でイベントやってるの。 フリーイべントなんだけどみんなファイトしに来てるからお誘いは断られる心配ナシ! |
タイヨウ | たしかにフリーイベントでファイトに誘うのは普通のことですもんね。 |
クロノ | 転校先の教室よりはハードルが低いか…… よしタイヨウ、行ってみようぜ。 |
タイヨウ | はっ、はい! うわぁ~…… すごい! 支部ってこうなってるんですね! 僕、初めて来ました! |
クロノ | はは、最初に来た時は俺も圧倒されたっけな。 |
タイヨウ | ちょっと、遊園地みたいですね……! |
トコハ | ふふん! ドラエン支部は環境がいいからね! こういうフリーイべントにも人がいっぱい来るのよ。 みんなファイトするのが目的だし練習するにはうってつけでしよ? |
クロノ | ああ、そうだな。 タイヨウ、大丈夫そうか? |
タイヨウ | ううっ……緊張してきました。 |
トコハ | ガ、ガチガチじゃない。 じゃ、まずは私がお手本見せるわね。 |
タイヨウ | は、はい! お願いします! |
トコハ | あっ、あそこファイト終わったみたい…… じゃ、行ってくるわ。 |
クロノ | よろしくな。 |
トコハ | すみませーん! 次は私とファイトしませんか? |
男の子A | ああ、いいぜ! やろう! |
トコハ | ありがとうございます! |
タイヨウ | し、自然だ…… |
クロノ | 俺もあんな自然に声はかけられねー…… よ……よし、タイヨウ! お前の番だ! |
タイヨウ | は、はい……頑張ってみます! |
クロノ | おっ、あっちファイト終わったみたいだぜ。今なら……! |
タイヨウ | わ、わかりました! 行ってきます……! はい……っ あ、あの……すみませ…… |
男の子B | あのー! 次、僕とファイトしてもらってもいいですか? |
女の子A | もちろんです! よろしくおねがいします! |
タイヨウ | あ……っ |
クロノ | (諦めるなタイヨウ! まだまだ、人はいっぱいいるぞ!) |
タイヨウ | あっ、あのー。 |
男の子C | 次、俺とファイトしてもらっていいですか? |
女の子B | あっ、お願いします! |
タイヨウ | ………… |
クロノ | あちゃー…… |
トコハ | 新導、どう? タイヨウ君は。 |
クロノ | いやー…… |
トコハ | だ、ダメだったみたいね…… |
タイヨウ | ………… |
クロノ | みんなファイトしに来てるとはいえちょっとハードル高かったかもな。 |
タイヨウ | ごめんなさい…… |
トコハ | 謝らなくていいのよ。 私こそ、いきなり連れてきちゃってごめんね。 |
タイヨウ | いえ、そんな…… |
トコハ | うーん、そうね…… ねぇ、綺場のところ行ってみない? 家の仕事で色々な人と話してるから知らない人と打ち解けるコツみたいなもの持ってるのかも。 |
クロノ | そうだな。行ってみるか。 |
タイヨウ | よ、よろしくお願いします……! |
キャラ | セリフ |
---|---|
タイヨウ | クロノさん…… アドバイスをもらいにいくのは どんな人なんですか? |
クロノ | 俺と初めてファイトしたときに 話しかけてきたやつ覚えてるか? |
タイヨウ | えーっと…… |
クロノ | ピンクのスカートで、えーと…… 気の強そうな…… |
タイヨウ | ……あっ、なんとなく思い出しました! |
クロノ | 今からいくのはそいつのところだ。 |
タイヨウ | そうなんですね。 優しそうな人でしたよね? 少し安心しました。 |
クロノ | あっ、おーい、安城ー! |
トコハ | 新導? それに……その子って前にあんたが ティーチングファイトしてた子よね? |
タイヨウ | あ、明日川タイヨウです。 |
トコハ | 安城トコハよ。よろしくね。 で、ふたりしてどうしたの? |
クロノ | 実はさ…… |
トコハ | なるほどね…… 事情はわかったわ。 でも…… |
クロノ | でも? |
トコハ | 勢いがある人っていうので、 どうして私のところに1番に来るのよ! |
クロノ | だって、実際勢いあるだろ? 行動力だってあるし。 |
トコハ | はー……まったく あんたが私のことどう思ってるのか よくわかったわ。 |
タイヨウ | あ、あの……すみません。 いきなりこんなお願いしてしまって。 |
トコハ | ううん、いいのよ。 そういう不安があるの、わからなくもないし 頼られるのは悪い気しないから。 私も、協力するわ。 |
タイヨウ | あっ、ありがとうございます! |
クロノ | サンキュー、安城! |
トコハ | さっそくだけど 声をかけるのが不安なのよね? |
タイヨウ | は、はい…… |
トコハ | なら、とにかく知らない人と 話すのに慣れていかなきゃね! まずは声をかけやすいところに 行ってみましょ! |
クロノ | 声かけやすい場所って? |
トコハ | 今日、ドラエン支部でイベントやってるの。 フリーイべントなんだけど みんなファイトしに来てるから お誘いは断られる心配ナシ! |
タイヨウ | たしかにフリーイベントで ファイトに誘うのは 普通のことですもんね。 |
クロノ | 転校先の教室よりは ハードルが低いか…… よしタイヨウ、行ってみようぜ。 |
タイヨウ | はっ、はい! うわぁ~…… すごい! 支部ってこうなってるんですね! 僕、初めて来ました! |
クロノ | はは、最初に来た時は 俺も圧倒されたっけな。 |
タイヨウ | ちょっと、遊園地みたいですね……! |
トコハ | ふふん! ドラエン支部は環境がいいからね! こういうフリーイべントにも 人がいっぱい来るのよ。 みんなファイトするのが目的だし 練習するにはうってつけでしよ? |
クロノ | ああ、そうだな。 タイヨウ、大丈夫そうか? |
タイヨウ | ううっ……緊張してきました。 |
トコハ | ガ、ガチガチじゃない。 じゃ、まずは私がお手本見せるわね。 |
タイヨウ | は、はい! お願いします! |
トコハ | あっ、あそこファイト終わったみたい…… じゃ、行ってくるわ。 |
クロノ | よろしくな。 |
トコハ | すみませーん! 次は私とファイトしませんか? |
男の子A | ああ、いいぜ! やろう! |
トコハ | ありがとうございます! |
タイヨウ | し、自然だ…… |
クロノ | 俺もあんな自然に声はかけられねー…… よ……よし、タイヨウ! お前の番だ! |
タイヨウ | は、はい…… 頑張ってみます! |
クロノ | おっ、あっちファイト終わったみたいだぜ。 今なら……! |
タイヨウ | わ、わかりました! 行ってきます……! はい……っ あ、あの…… すみませ…… |
男の子B | あのー! 次、僕とファイトしてもらってもいいですか? |
女の子A | もちろんです! よろしくおねがいします! |
タイヨウ | あ……っ |
クロノ | (諦めるなタイヨウ! まだまだ、人はいっぱいいるぞ!) |
タイヨウ | あっ、あのー。 |
男の子C | 次、俺とファイトしてもらっていいですか? |
女の子B | あっ、お願いします! |
タイヨウ | ………… |
クロノ | あちゃー…… |
トコハ | 新導、どう? タイヨウ君は。 |
クロノ | いやー…… |
トコハ | だ、ダメだったみたいね…… |
タイヨウ | ………… |
クロノ | みんなファイトしに来てるとはいえ ちょっとハードル高かったかもな。 |
タイヨウ | ごめんなさい…… |
トコハ | 謝らなくていいのよ。 私こそ、いきなり連れてきちゃってごめんね。 |
タイヨウ | いえ、そんな…… |
トコハ | うーん、そうね…… ねぇ、綺場のところ行ってみない? 家の仕事で色々な人と話してるから 知らない人と打ち解けるコツみたいなもの 持ってるのかも。 |
クロノ | そうだな。 行ってみるか。 |
タイヨウ | よ、よろしくお願いします……! |
Episode3「シオンの助け」
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | えっと、さっき綺場に連絡したらここらへんにいるって言ってたんだけど…… |
タイヨウ | あの……あそこに何か人だかりができてますけど…… |
クロノ | あの女子のかたまり…… もしかしてあの中心に綺場がいるんじゃねぇか……? |
トコハ | ……そうっぽいわね。 |
女の子A | シオン君! 今日はクッキー焼いてみたの! 食ベてみてー! |
シオン | ありがとう。後でいただくよ。 |
女の子B | シオン君、前の授業ですっごい難しい問題スラスラ解いてたよね! |
シオン | あ、あれはたまたま予習してたところにあっただけだよ。 |
女の子たち | きゃー!! かっこいい~! |
タイヨウ | す、すごい……! |
クロノ | あんだけ人と話してたら友だちの作り方は楽勝だろうな。 |
トコハ | あの囲まれ方は……友だちとはちょっと違うんじゃない? どっちかというとファンよね…… |
シオン | 新導! 安城さんも。 ごめんね、友人が来たみたいだから道を開けてくれるかな。 |
女の子たち | はぁ~い! |
クロノ | ……確かに、友だちとは違うかもな。 なんか、妙に統率取れてるし…… |
トコハ | でしょ……? |
シオン | どうしたの? ふたりとも。 |
トコハ& クロノ | いーえ、何でも。 |
シオン | あ……そこの彼はこの間、新導とファイトしてた子だよね? |
タイヨウ | 明日川タイヨウです。 よろしくお願いします。 |
シオン | 僕は綺場シオン、よろしく。 今日はみんなでどうしたの? |
クロノ | 何だ、説明しなかったのかよ? |
トコハ | 直接説明したほうが早いかと思って。 |
タイヨウ | あ、あの、僕、頑張って自分から説明してみます……! |
クロノ | おっ……そうだな。タイヨウ、頼むぜ。 |
トコハ | 頑張って。 |
タイヨウ | はっ、はい……! あ、あの……シオンさんに教えていただきたいことが…… |
女の子A | ねー、キミってシオン君の友だち? |
タイヨウ | えっ……あっ、い、いえ…… |
女の子B | もしかして、弟さん? |
タイヨウ | ち……違います。 |
女の子C | えーっ、まさか妹ちゃん? |
タイヨウ | ええっ!? 違います! |
シオン | みんな、落ち着いて。彼は僕に用事があって…… |
女の子たち | かわいい~!! |
タイヨウ | あっ、あの、ちょっと……!! |
トコハ | あっという間に囲まれちゃったわね。 まあ、タイヨウ君が可愛いっていうのはちょっとわかる気もするけど…… |
クロノ | わかるのかよ…… |
タイヨウ | ク、クロノさぁ~ん…… |
クロノ | タイヨウ、チャンスだ! そのままファイト誘えって! |
タイヨウ | む、無茶言わないでください~! こんな、状況じゃ、無理ですよ~! |
女の子たち | きゃー! |
タイヨウ | うう~。 |
トコハ | ねえ、新導。 あれ、助けてあげたほうがいいんじゃない? |
クロノ | あ、ああ……そうだな。 |
タイヨウ | お、お願いします~! |
クロノ | おい、綺場! なんとかしてやってくれ! ……あれ? 綺場? どこ行ったんだ? |
トコハ | 新導、あれ! |
女の子たち | きゃー!! シオン君! |
クロノ | あいつ、また囲まれてんのか…… |
シオン | 僕も、助けてくれると嬉しいんだけど。 |
クロノ | お前もかよ! |
トコハ | なんか相談するどころの話じゃなくなったわね…… とにかくタイヨウ君を早く助けてあげましょ! |
クロノ | ああ、そうだな……タイヨウ、待ってろよ! |
タイヨウ | はっ、はい~!! |
キャラ | セリフ |
---|---|
トコハ | えっと、さっき綺場に連絡したら ここらへんにいるって言ってたんだけど…… |
タイヨウ | あの……あそこに何か 人だかりができてますけど…… |
クロノ | あの女子のかたまり…… もしかしてあの中心に 綺場がいるんじゃねぇか……? |
トコハ | ……そうっぽいわね。 |
女の子A | シオン君! 今日はクッキー焼いてみたの! 食ベてみてー! |
シオン | ありがとう。 後でいただくよ。 |
女の子B | シオン君、前の授業で すっごい難しい問題スラスラ解いてたよね! |
シオン | あ、あれはたまたま 予習してたところにあっただけだよ。 |
女の子たち | きゃー!! かっこいい~! |
タイヨウ | す、すごい……! |
クロノ | あんだけ人と話してたら 友だちの作り方は楽勝だろうな。 |
トコハ | あの囲まれ方は…… 友だちとはちょっと違うんじゃない? どっちかというとファンよね…… |
シオン | 新導! 安城さんも。 ごめんね、友人が来たみたいだから 道を開けてくれるかな。 |
女の子たち | はぁ~い! |
クロノ | ……確かに、友だちとは違うかもな。 なんか、妙に統率取れてるし…… |
トコハ | でしょ……? |
シオン | どうしたの? ふたりとも。 |
トコハ& クロノ | いーえ、何でも。 |
シオン | あ……そこの彼は この間、新導とファイトしてた子だよね? |
タイヨウ | 明日川タイヨウです。 よろしくお願いします。 |
シオン | 僕は綺場シオン、よろしく。 今日はみんなでどうしたの? |
クロノ | 何だ、説明しなかったのかよ? |
トコハ | 直接説明したほうが早いかと思って。 |
タイヨウ | あ、あの、僕、頑張って 自分から説明してみます……! |
クロノ | おっ……そうだな。 タイヨウ、頼むぜ。 |
トコハ | 頑張って。 |
タイヨウ | はっ、はい……! あ、あの…… シオンさんに教えていただきたいことが…… |
女の子A | ねー、キミってシオン君の友だち? |
タイヨウ | えっ…… あっ、い、いえ…… |
女の子B | もしかして、弟さん? |
タイヨウ | ち……違います。 |
女の子C | えーっ、まさか妹ちゃん? |
タイヨウ | ええっ!? 違います! |
シオン | みんな、落ち着いて。 彼は僕に用事があって…… |
女の子たち | かわいい~!! |
タイヨウ | あっ、あの、ちょっと……!! |
トコハ | あっという間に囲まれちゃったわね。 まあ、タイヨウ君が可愛いっていうのは ちょっとわかる気もするけど…… |
クロノ | わかるのかよ…… |
タイヨウ | ク、クロノさぁ~ん…… |
クロノ | タイヨウ、チャンスだ! そのままファイト誘えって! |
タイヨウ | む、無茶言わないでください~! こんな、状況じゃ、無理ですよ~! |
女の子たち | きゃー! |
タイヨウ | うう~。 |
トコハ | ねえ、新導。 あれ、助けてあげたほうがいいんじゃない? |
クロノ | あ、ああ……そうだな。 |
タイヨウ | お、お願いします~! |
クロノ | おい、綺場! なんとかしてやってくれ! ……あれ? 綺場? どこ行ったんだ? |
トコハ | 新導、あれ! |
女の子たち | きゃー!! シオン君! |
クロノ | あいつ、また囲まれてんのか…… |
シオン | 僕も、助けてくれると嬉しいんだけど。 |
クロノ | お前もかよ! |
トコハ | なんか相談するどころの話じゃ なくなったわね…… とにかくタイヨウ君を 早く助けてあげましょ! |
クロノ | ああ、そうだな…… タイヨウ、待ってろよ! |
タイヨウ | はっ、はい~!! |
Episode4「フレンドリーなカムイ」
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | な……なんとか逃げ切ったな…… |
タイヨウ | は、はぁ……はぁ…… みなさん、すごい勢いで……大変な目に遭いました…… |
トコハ | 相変わらず……綺場は……すごい、モテるわね…… |
シオン | ははは……迷惑かけてごめんね。 |
クロノ | 結局……カードキャピタルまで戻ってきちゃったな。 |
タイヨウ | そうですね…… |
シオン | そういえば、聞けずじまいだったけれど僕に用事ってなんだったんだい? |
クロノ | ああ、実は…… |
シオン | なるほど、そういうことだったのか…… みんなでタイヨウ君に協力していたんだね。 |
タイヨウ | でもなかなか声をかけられなくて…… せっかくおふたりに手伝ってもらってるのに失敗ばかりで…… |
トコハ | そんなの、気にしなくていいのよ。 |
タイヨウ | ありがとうございます。 |
クロノ | 綺場、なんかいい手ないか? お前家の仕事でいろんな人に会うんだろ? |
シオン | うーん…… 確かに会うけど友だちってわけじゃないからなぁ…… そうだ! カムイさんに相談するのはどうかな? 僕たちよりも先輩だしいい解決策を教えてくれるんじゃないかな? |
トコハ | そうね、私たちよりもよっぽどいろんな人とフレンドリーに毎日話してるわけだし。 |
タイヨウ | す、すごい……! そんな人がいるんですね。 |
クロノ | おう! カードキャピタルでバイトしてるんだ。店に入ろうぜ! カムイさーん! |
カムイ | おう、みんなそろってなんかあったのか? |
クロノ | ほら、タイヨウ。説明してくれ。 |
タイヨウ | あ、あの……僕、明日川タイヨウと言います。 今日は、その……相談があって…… |
カムイ | お? お前は確か……前にクロノとファイトしてたよな。 いいぞー、お兄さんになんでも相談してみろ! |
タイヨウ | 実は…… |
カムイ | なるほどそういうことか…… |
タイヨウ | 何かアドバイスをいただけないでしょうか……? |
クロノ | いろいろやってみたんですけど思ってたのと違ってて…… |
カムイ | そうだな…… こういうのは最初が肝心だから自己紹介のときにファイトしてくれる人を募集してみるのはどうだ? |
タイヨウ | 自己紹介なら、みんな聞いてくれますもんね…… 緊張しますけどがんばってみます。 |
カムイ | あんまり大したアドバイスできなくてごめんな。 でも、初めて会話したオレとも話せてるんだ。 きっと上手くいくと思うぜ! |
タイヨウ | あ、ありがとうございます。 みなさんのおかげでちょっとずつやれそうな気がしてきました。 |
クロノ | ちなみになんですけどカムイさんが小学校の転校生だったらそういうとき、なんていいますか? |
カムイ | 小学生のオレだったら~? そうだなぁ…… 「この天才ヴァンガードファイター葛木カムイ様と勝負したい奴はいるかー!」 |
シオン | これは……小さい頃のカムイさんって一体…… |
カムイ | 小学生なんて、みんなこんなもんじゃないか? |
トコハ | まあ、カムイさんって小学生のころから全国大会とか世界大会出てたし…… 並みの同級生なんかじゃとても太刀打ちできないわよね。 |
カムイ | そうだ、タイヨウ。今のセリフ使っていいぜ? |
タイヨウ | えっ、ええっ!? あ、あの……ちょっと、僕には……初心者だし天才だなんて……すみません…… |
カムイ | ははは、遠慮すんなって! |
クロノ | 遠慮じゃないですって…… |
ツネト | おやおや~ん? 新導クロノ! それに、シオンに、トコハちゃんも! |
カル | 「トライスリー」勢ぞろいですね! 何かあったんですか? |
ケイ | みんな……いる。 |
クロノ | 何だ、トリニティドラゴンかよ。 |
ツネト | 何だとはなんだぁ! ……んんっ? お前、見たことないファイターだな? |
タイヨウ | えっ、ええ……ええっと…… |
ツネト | 見たことがないファイターに挑むのはヴァンガードファイターの性だ! お前、俺と勝負しろ! |
タイヨウ | えっ……!? |
クロノ | いいんじゃないか。 せっかく申し込んできたんだしファイトしてみろよ。 |
タイヨウ | そ、そうですね……よろしくおねがいします! |
ツネト | よぉーし! さっそくやるぞー!! |
タイヨウ | はっ、はい! |
キャラ | セリフ |
---|---|
クロノ | な……なんとか 逃げ切ったな…… |
タイヨウ | は、はぁ……はぁ…… みなさん、すごい勢いで…… 大変な目に遭いました…… |
トコハ | 相変わらず……綺場は…… すごい、モテるわね…… |
シオン | ははは…… 迷惑かけてごめんね。 |
クロノ | 結局……カードキャピタルまで 戻ってきちゃったな。 |
タイヨウ | そうですね…… |
シオン | そういえば、聞けずじまいだったけれど 僕に用事ってなんだったんだい? |
クロノ | ああ、実は…… |
シオン | なるほど、そういうことだったのか…… みんなでタイヨウ君に協力していたんだね。 |
タイヨウ | でもなかなか声をかけられなくて…… せっかくおふたりに手伝ってもらってるのに 失敗ばかりで…… |
トコハ | そんなの、気にしなくていいのよ。 |
タイヨウ | ありがとうございます。 |
クロノ | 綺場、なんかいい手ないか? お前家の仕事でいろんな人に 会うんだろ? |
シオン | うーん…… 確かに会うけど友だちって わけじゃないからなぁ…… そうだ! カムイさんに相談するのはどうかな? 僕たちよりも先輩だし いい解決策を教えてくれるんじゃないかな? |
トコハ | そうね、私たちよりも よっぽどいろんな人とフレンドリーに 毎日話してるわけだし。 |
タイヨウ | す、すごい……! そんな人がいるんですね。 |
クロノ | おう! カードキャピタルでバイトしてるんだ。 店に入ろうぜ! カムイさーん! |
カムイ | おう、みんなそろってなんかあったのか? |
クロノ | ほら、タイヨウ。 説明してくれ。 |
タイヨウ | あ、あの…… 僕、明日川タイヨウと言います。 今日は、その…… 相談があって…… |
カムイ | お? お前は確か……前にクロノと ファイトしてたよな。いいぞー、 お兄さんになんでも相談してみろ! |
タイヨウ | 実は…… |
カムイ | なるほどそういうことか…… |
タイヨウ | 何かアドバイスをいただけないでしょうか……? |
クロノ | いろいろやってみたんですけど 思ってたのと違ってて…… |
カムイ | そうだな…… こういうのは最初が肝心だから 自己紹介のときにファイトしてくれる人を 募集してみるのはどうだ? |
タイヨウ | 自己紹介なら、みんな聞いてくれますもんね…… 緊張しますけどがんばってみます。 |
カムイ | あんまり大したアドバイスできなくてごめんな。 でも、初めて会話したオレとも話せてるんだ。 きっと上手くいくと思うぜ! |
タイヨウ | あ、ありがとうございます。 みなさんのおかげで ちょっとずつやれそうな気がしてきました。 |
クロノ | ちなみになんですけど カムイさんが小学校の転校生だったら そういうとき、なんていいますか? |
カムイ | 小学生のオレだったら~? そうだなぁ…… 「この天才ヴァンガードファイター 葛木カムイ様と勝負したい奴はいるかー!」 |
シオン | これは…… 小さい頃のカムイさんって一体…… |
カムイ | 小学生なんて、みんなこんなもんじゃないか? |
トコハ | まあ、カムイさんって 小学生のころから 全国大会とか世界大会出てたし…… 並みの同級生なんかじゃ とても太刀打ちできないわよね。 |
カムイ | そうだ、タイヨウ。 今のセリフ使っていいぜ? |
タイヨウ | えっ、ええっ!? あ、あの……ちょっと、僕には…… 初心者だし天才だなんて……すみません…… |
カムイ | ははは、遠慮すんなって! |
クロノ | 遠慮じゃないですって…… |
ツネト | おやおや~ん? 新導クロノ! それに、シオンに、トコハちゃんも! |
カル | 「トライスリー」勢ぞろいですね! 何かあったんですか? |
ケイ | みんな……いる。 |
クロノ | 何だ、トリニティドラゴンかよ。 |
ツネト | 何だとはなんだぁ! ……んんっ? お前、見たことないファイターだな? |
タイヨウ | えっ、ええ……ええっと…… |
ツネト | 見たことがないファイターに挑むのは ヴァンガードファイターの性だ! お前、俺と勝負しろ! |
タイヨウ | えっ……!? |
クロノ | いいんじゃないか。 せっかく申し込んできたんだし ファイトしてみろよ。 |
タイヨウ | そ、そうですね…… よろしくおねがいします! |
ツネト | よぉーし! さっそくやるぞー!! |
タイヨウ | はっ、はい! |
Episode5「変わりたいタイヨウ」
キャラ | セリフ |
---|---|
ツネト | よっしゃー! 俺の勝ちだぜー!! |
カル | やりましたね、ツネトさん! |
ケイ | さすが……! |
トコハ | ったく! 初心者相手に大人気ないんだから。 |
クロノ | ……そ、そうだぞー! |
タイヨウ | い、いえ……真剣勝負するのがヴァンガードですから! でもやっぱり、いろいろな人とファイトするのはとても楽しいですね……! |
トコハ | うんうん、それわかる! タイヨウ君、だんだん活き活きしてきたわね。 |
タイヨウ | そ、そうでしょうか? 自分ではなんとも…… |
シオン | 思ったんだけど、タイヨウ君が転校して新しい学校に行けば向こうから声をかけてくれるんじゃないかな? 転校生はめずらしいだろうからきっとみんな興味を持ってくれるよ。 |
トコハ | うん、今のツネトみたいな感じでね。 自己紹介でヴァンガードが好きです、って言えたら大丈夫なんじゃない? |
クロノ | それはそうかもしれねぇけど…… |
トコハ | ファイトしていくうちにきっと慣れてみんなと友だちになれるわよ! まさかトリドラに気づかされるなんて。たまには役に立つのね! |
ツネト | たまには余計だって~! |
シオン | これで問題は解決かな。タイヨウ君、良かったね。 |
タイヨウ | ………… はい、ありがとうございます…… |
クロノ | なぁ、タイヨウ。 |
タイヨウ | はい? |
クロノ | タイヨウはそれでいいのか? |
タイヨウ | …… |
クロノ | 確かにファイトする仲間はできるかもしれないけど…… 声かけられるの待つだけなら今までと何も変わらないぜ? |
トコハ | ちょっと、新導……! |
クロノ | お前、本当は自分から声をかけられるようになりたかったんじゃないのか? |
タイヨウ | ……はい。 自分から……声をかけてファイトしてみたいです…… 新しい学校では今までの自分と違う自分になりたいんです……! |
シオン | タイヨウ君…… |
タイヨウ | クロノさんの言う通りです。 声をかけてもらえるのを待っていたら今までの自分と何も変わらない…… 自分から積極的に声をかけないと次の学校でも同じ道をたどることになってしまいます…… 僕はそんな自分を変えたくてヴァンガードをはじめたんです! |
トコハ | そうだったの…… じゃあやっぱり自分から声をかけられるようにならないとね! |
シオン | なら、また別の方法を考えよう。 出発するまでまだ時間はあるんだよね? |
タイヨウ | は、はい! みなさん、ありがとうございます。こんな僕につき合ってくれて…… |
クロノ | なあ、タイヨウ。 今思いついたんだけど、元のクラスメイトをファイトに誘ってみたらどうだ? 完全に知らない人よりも声をかけやすいだろうし…… ファイトに誘えたら、新しい学校の人も誘えるんじゃねぇか? |
タイヨウ | ………… |
トコハ | ちょっと新導! 簡単に言うけどタイヨウ君はそれができなくて困ってたんじゃないの? |
クロノ | ああ、でも今までのタイヨウと今のタイヨウは違う、そうだよな? |
タイヨウ | クロノさん……! |
クロノ | 本当はお前も一緒にやりたかったんだろ? |
タイヨウ | ……はい! 僕もみんなとファイトしたかった。 友だちになりたかった……! |
クロノ | だったら、最後にファイトに誘ってすっきりして次の学校へ行ったほうがいいんじゃねぇか? |
タイヨウ | そうですね……その通りです。 ここで変わるきっかけをつかんで新しい学校で友だちをつくりたいと思います! |
シオン | それじゃタイヨウ君のクラスメイトに会いに行こうか。 |
トコハ | でも、どこにいるかわかるの? 今日は学校もないし…… |
タイヨウ | はい、大丈夫です! 学校でヴァンガードする人が集まる場所を知ってます! 今度こそ成功させてみます! みなさん、もう少しだけ見守っていてください……! |
クロノ | ああ! 頑張れよ、タイヨウ! |
キャラ | セリフ |
---|---|
ツネト | よっしゃー! 俺の勝ちだぜー!! |
カル | やりましたね、ツネトさん! |
ケイ | さすが……! |
トコハ | ったく! 初心者相手に大人気ないんだから。 |
クロノ | ……そ、そうだぞー! |
タイヨウ | い、いえ…… 真剣勝負するのがヴァンガードですから! でもやっぱり、いろいろな人とファイトするのは とても楽しいですね……! |
トコハ | うんうん、それわかる! タイヨウ君、だんだん活き活きしてきたわね。 |
タイヨウ | そ、そうでしょうか? 自分ではなんとも…… |
シオン | 思ったんだけど、タイヨウ君が 転校して新しい学校に行けば 向こうから声をかけてくれるんじゃないかな? 転校生はめずらしいだろうから きっとみんな興味を持ってくれるよ。 |
トコハ | うん、今のツネトみたいな感じでね。 自己紹介でヴァンガードが好きです、って 言えたら大丈夫なんじゃない? |
クロノ | それはそうかもしれねぇけど…… |
トコハ | ファイトしていくうちに きっと慣れてみんなと友だちに なれるわよ! まさかトリドラに気づかされるなんて。 たまには役に立つのね! |
ツネト | たまには余計だって~! |
シオン | これで問題は解決かな。 タイヨウ君、良かったね。 |
タイヨウ | ………… はい、ありがとうございます…… |
クロノ | なぁ、タイヨウ。 |
タイヨウ | はい? |
クロノ | タイヨウはそれでいいのか? |
タイヨウ | …… |
クロノ | 確かにファイトする仲間は できるかもしれないけど…… 声かけられるの待つだけなら 今までと何も変わらないぜ? |
トコハ | ちょっと、新導……! |
クロノ | お前、本当は自分から声をかけられるように なりたかったんじゃないのか? |
タイヨウ | ……はい。 自分から……声をかけて ファイトしてみたいです…… 新しい学校では今までの自分と 違う自分になりたいんです……! |
シオン | タイヨウ君…… |
タイヨウ | クロノさんの言う通りです。 声をかけてもらえるのを待っていたら 今までの自分と何も変わらない…… 自分から積極的に声をかけないと 次の学校でも同じ道を たどることになってしまいます…… 僕はそんな自分を変えたくて ヴァンガードをはじめたんです! |
トコハ | そうだったの…… じゃあやっぱり自分から 声をかけられるようにならないとね! |
シオン | なら、また別の方法を考えよう。 出発するまでまだ時間はあるんだよね? |
タイヨウ | は、はい! みなさん、ありがとうございます。 こんな僕につき合ってくれて…… |
クロノ | なあ、タイヨウ。 今思いついたんだけど、元のクラスメイトを ファイトに誘ってみたらどうだ? 完全に知らない人よりも 声をかけやすいだろうし…… ファイトに誘えたら、新しい学校の人も 誘えるんじゃねぇか? |
タイヨウ | ………… |
トコハ | ちょっと新導! 簡単に言うけどタイヨウ君は それができなくて困ってたんじゃないの? |
クロノ | ああ、でも今までのタイヨウと 今のタイヨウは違う、そうだよな? |
タイヨウ | クロノさん……! |
クロノ | 本当はお前も一緒にやりたかったんだろ? |
タイヨウ | ……はい! 僕もみんなとファイトしたかった。 友だちになりたかった……! |
クロノ | だったら、最後にファイトに誘って すっきりして次の学校へ 行ったほうがいいんじゃねぇか? |
タイヨウ | そうですね……その通りです。 ここで変わるきっかけをつかんで 新しい学校で友だちをつくりたいと思います! |
シオン | それじゃタイヨウ君のクラスメイトに 会いに行こうか。 |
トコハ | でも、どこにいるかわかるの? 今日は学校もないし…… |
タイヨウ | はい、大丈夫です! 学校でヴァンガードする人が 集まる場所を知ってます! 今度こそ成功させてみます! みなさん、もう少しだけ 見守っていてください……! |
クロノ | ああ! 頑張れよ、タイヨウ! |
Episode6「薄明の光芒」
キャラ | セリフ |
---|---|
タイヨウ | こ、ここです…… |
クロノ | へー、たしかに何人か小学生がいるな。 どうだ、タイヨウ、クラスメイトとか知ってるやついそうか? |
タイヨウ | うーんと……あ! あそこに……! |
シオン | ちょうど、ファイトが終わったみたいだね。 |
トコハ | 声かけてみましょ、タイヨウ君。 |
タイヨウ | は、はいっ! (よぉし……頑張るぞ……! 協力してくれたクロノさんたちのためにも!) あ、あの! |
クラスメイトA | あれ? お前……明日川じゃん! 引っ越したんじゃなかったのか? |
タイヨウ | 引っ越しは今日なんだけど……出発までまだ時間があって…… ええっと……だから、その…… |
クラスメイトA | な、なんだよ? |
クロノ | (頑張れ……! タイヨウ!) |
タイヨウ | (クロノさんたちが応援してくれてるんだ……! 僕にもできる……!) ぼ、僕とヴァンガードを……ファイトしませんか? |
クラスメイトA | お前とヴァンガード? |
タイヨウ | う、うん…… |
クラスメイトA | いいぜ、やろうよ! |
タイヨウ | ……!! 本当に!? |
クラスメイトC | 当たり前だろ! ほら、こっちこいよ! |
タイヨウ | う、うん! |
クラスメイトB | っていうか明日川、ヴァンガードやってたんだな? もっと早く言えよ! |
タイヨウ | うん……最近初めたんだ。 |
クラスメイトA | へえ、そうなのか! 初心者相手でも真剣勝負でいくぜ! |
タイヨウ | そっちのほうが僕もうれしいよ! それじゃいくよ……! |
タイヨウ& クラスメイト | スタンドアップ! ヴァンガード! |
タイヨウ | ……負けちゃった。みんな、強いんだね! |
クラスメイトA | 最後は運よくトリガーを引けただけだよ! |
クラスメイトB | それにゴールドパラディンの使い方すっげーうまかったぜ! 始めたばっかなのに、すごいな! |
タイヨウ | そ、そうかな……! 褒めてくれてありがとう。 |
クラスメイトA | そうだ! 明日川のデッキならこのカード入れるともっと良くなると思うぜ! |
タイヨウ | えっ……! |
クラスメイトA | 俺が持ってても仕方ないからお前にやるよ! |
タイヨウ | そんな、悪いよ。 そうだ! なら交換しよう! まだあんまりカード持ってないんだけど…… ええっと……キミのクランだと……このカードとか、どう、かな…… |
クラスメイトA | おおっ、それ、探してたんだー! じゃあ、交換しようぜ! |
タイヨウ | うっ、うん! ありがとう……大事にする……! |
クラスメイトB | 明日川、オレもいいの持ってるよ! オレとも交換しようぜ! |
タイヨウ | うん! ええっと、キミのクランって…… |
クラスメイトB | オレは~…… せっかくヴァンガード始めたのに転校すんの残念だけど また、どっかで会ったらファイトしようぜ! |
タイヨウ | うん……! 今日はありがとう! |
クラスメイト | じゃあなー! |
クロノ | これなら新しい学校に行っても大丈夫そうだな。 |
シオン | そうだね。もう全然心配いらなさそうだ。 |
トコハ | 最初はあんなにおどおどしてたのに今は楽しそうにしてる。 よかったわね。 |
クロノ | おう! うまくいって、ほんと、安心した。 |
タイヨウ | クロノさーん!! 僕……僕、自分から声をかけてファイトできました……! |
クロノ | おう、見てたぜ! よかったな! |
タイヨウ | ……はい! みなさん、今日はありがとうございました……! これからたくさんファイトして次に会うときにはクロノさんに負けないくらいになっていたいです! |
クロノ | ああ、今度はお互い全力でファイトしような。楽しみにしてるぜ。 |
タイヨウ | はい……! また、会いましょう! |
クロノ | ………… |
トコハ | どうしたのよ、新導。 |
クロノ | いや、……何ていうかヴァンガードってやっぱりいいなって。 |
シオン& トコハ | …… |
シオン | ふふ、そうだね。 |
トコハ | 今度、タイヨウ君に会うの楽しみね。 |
クロノ | ああ。 (また、タイヨウと楽しいファイトができたらいいな) |
キャラ | セリフ |
---|---|
タイヨウ | こ、ここです…… |
クロノ | へー、たしかに何人か小学生がいるな。 どうだ、タイヨウ、クラスメイトとか 知ってるやついそうか? |
タイヨウ | うーんと…… あ! あそこに……! |
シオン | ちょうど、ファイトが終わったみたいだね。 |
トコハ | 声かけてみましょ、タイヨウ君。 |
タイヨウ | は、はいっ! (よぉし……頑張るぞ……! 協力してくれたクロノさんたちのためにも!) あ、あの! |
クラスメイトA | あれ? お前……明日川じゃん! 引っ越したんじゃなかったのか? |
タイヨウ | 引っ越しは今日なんだけど…… 出発までまだ時間があって…… ええっと……だから、その…… |
クラスメイトA | な、なんだよ? |
クロノ | (頑張れ……! タイヨウ!) |
タイヨウ | (クロノさんたちが応援してくれてるんだ……! 僕にもできる……!) ぼ、僕とヴァンガードを…… ファイトしませんか? |
クラスメイトA | お前とヴァンガード? |
タイヨウ | う、うん…… |
クラスメイトA | いいぜ、やろうよ! |
タイヨウ | ……!! 本当に!? |
クラスメイトC | 当たり前だろ! ほら、こっちこいよ! |
タイヨウ | う、うん! |
クラスメイトB | っていうか明日川、 ヴァンガードやってたんだな? もっと早く言えよ! |
タイヨウ | うん……最近初めたんだ。 |
クラスメイトA | へえ、そうなのか! 初心者相手でも真剣勝負でいくぜ! |
タイヨウ | そっちのほうが僕もうれしいよ! それじゃいくよ……! |
タイヨウ& クラスメイト | スタンドアップ! ヴァンガード! |
タイヨウ | ……負けちゃった。 みんな、強いんだね! |
クラスメイトA | 最後は運よくトリガーを引けただけだよ! |
クラスメイトB | それにゴールドパラディンの使い方 すっげーうまかったぜ! 始めたばっかなのに、すごいな! |
タイヨウ | そ、そうかな……! 褒めてくれてありがとう。 |
クラスメイトA | そうだ! 明日川のデッキならこのカード入れると もっと良くなると思うぜ! |
タイヨウ | えっ……! |
クラスメイトA | 俺が持ってても仕方ないから お前にやるよ! |
タイヨウ | そんな、悪いよ。 そうだ! なら交換しよう! まだあんまりカード持ってないんだけど…… ええっと……キミのクランだと…… このカードとか、どう、かな…… |
クラスメイトA | おおっ、それ、探してたんだー! じゃあ、交換しようぜ! |
タイヨウ | うっ、うん! ありがとう……大事にする……! |
クラスメイトB | 明日川、オレもいいの持ってるよ! オレとも交換しようぜ! |
タイヨウ | うん! ええっと、キミのクランって…… |
クラスメイトB | オレは~…… せっかくヴァンガード始めたのに 転校すんの残念だけど また、どっかで会ったらファイトしようぜ! |
タイヨウ | うん……! 今日はありがとう! |
クラスメイト | じゃあなー! |
クロノ | これなら新しい学校に 行っても大丈夫そうだな。 |
シオン | そうだね。 もう全然心配いらなさそうだ。 |
トコハ | 最初はあんなにおどおどしてたのに 今は楽しそうにしてる。 よかったわね。 |
クロノ | おう! うまくいって、ほんと、安心した。 |
タイヨウ | クロノさーん!! 僕……僕、自分から声をかけて ファイトできました……! |
クロノ | おう、見てたぜ! よかったな! |
タイヨウ | ……はい! みなさん、今日はありがとうございました……! これからたくさんファイトして 次に会うときにはクロノさんに 負けないくらいになっていたいです! |
クロノ | ああ、今度はお互い全力でファイトしような。 楽しみにしてるぜ。 |
タイヨウ | はい……! また、会いましょう! |
クロノ | ………… |
トコハ | どうしたのよ、新導。 |
クロノ | いや、……何ていうか ヴァンガードってやっぱりいいなって。 |
シオン& トコハ | …… |
シオン | ふふ、そうだね。 |
トコハ | 今度、タイヨウ君に会うの楽しみね。 |
クロノ | ああ。 (また、タイヨウと 楽しいファイトができたらいいな) |