華、忍れど風流は月に映えてイベントストーリー | ヴァンガードZEROキャラクターwiki

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あらすじ

折りたたんでいます

Episode0
綺場財閥が出資するイベントでヴァンガードの催しをすることになったシオン。ハイメフラワーズに声をかけるとトコハたちは参加を快諾した。福原高校ヴァンガード部も参加するのだが、リンを説得するのに苦労した様子であった。しかしストライダーズは、クロノのための勉強会に付き合う形となり不参加になるのであった。

Episode0

綺場財閥が出資するイベントでヴァンガードの催しをすることになったシオン。
ハイメフラワーズに声をかけるとトコハたちは参加を快諾した。
福原高校ヴァンガード部も参加するのだが、リンを説得するのに苦労した様子であった。
しかしストライダーズは、クロノのための勉強会に付き合う形となり不参加になるのであった。

Episode1
イベントが始まり、トコハ、クミ、江西はヴァンガードの体験会担当、リンとハイメは、アンリが補佐に入りながらファイトの対戦会担当となった。シオンが様子を見に行くと、トコハたちは危なげなく仕事をこなしていた。一方、リンたちも問題なく仕事をこなしているように見えたのだが……

Episode1

イベントが始まり、トコハ、クミ、江西はヴァンガードの体験会担当、リンとハイメは、アンリが補佐に入りながらファイトの対戦会担当となった。
シオンが様子を見に行くと、トコハたちは危なげなく仕事をこなしていた。
一方、リンたちも問題なく仕事をこなしているように見えたのだが……

Episode2
アンリが来賓を誘導し、リンとハイメがファイトをする体制で進めていた3人。つまらないファイトに、リンはイライラがつのっていた。リンの次の相手は、ファイトに不慣れな老紳士。彼が悩んでいると、ハイメがすかさずフォローに入った。だが、ハイメたちはファイトそっちのけでトークに花を咲かせてしまい、リンの逆鱗に触れるのであった。

Episode2

アンリが来賓を誘導し、リンとハイメがファイトをする体制で進めていた3人。
つまらないファイトに、リンはイライラがつのっていた。
リンの次の相手は、ファイトに不慣れな老紳士。彼が悩んでいると、ハイメがすかさずフォローに入った。
だが、ハイメたちはファイトそっちのけでトークに花を咲かせてしまい、リンの逆鱗に触れるのであった。

Episode3
リンは怒りを鎮め、その場をやりすごした。仕事が終わり、シオンがお礼にスイーツを差し入れしようとしたところ、リンが待ったをかける。先ほどまでのイライラが限界に達していたリンが、原因となったハイメにファイトを仕掛けるのであった。

Episode4
リンの挑発をもろともせず、楽しそうにファイトをするハイメ。ファイトが終わり、気も晴れたリンはシオンたちと共にお月見を見ながら団子を食べるのであった。

ストーリー

Episode0

キャラ	セリフ
トコハ	ヴァンガードにアタック！
クミ	むむむ！ダメージチェック……負けた～。トコハちゃんさすがだね。
江西	岡崎も、見事なファイトだった。
ハイメ	だね！トコハもクミも存分に力を出し切れていたよ！
トコハ	へへっ。
シオン	やぁ。みんな、揃っているみたいだね。
トコハ	あれ、シオン？どうしたの？
シオン	実は、トコハたちに折り入ってお願いしたいことがあるんだ。
クミ	綺場君からお願いなんて珍しいね。
トコハ	確かに！で、お願いって一体どんなこと？
シオン	今度の日曜日に、綺場財閥が出資する日本の『和』をテーマにした展示会を開催するんだけど、そこに是非、ハイメフラワーズで参加してもらえないかなと思って。
江西	和をテーマとした……
シオン	はい。簡単に説明すると、国内外のビジネスパートナー向けに和風の商材をアピールする場、ですね。
ハイメ	WAO! 日本の『和』！とってもクールな響きだよね！
トコハ	えっと、大人の偉い人向けな展示会ってことはわかったけど…… 本当に、私たちが参加しても大丈夫なの？
シオン	もちろん！みんなには、ヴァンガードにをしてもらいたいんだ。
クミ	ヴァンガード？
シオン	うん。展示会の一角に『和』を織り交ぜたヴァンガードのコーナーを設けようと思うんだ。ヴァンガードも今や、世界的にも大切なコミュニケーションツールのひとつだから。日本文化を知ってもらうための手段のひとつとして、悪くないかなと思って。
トコハ	アンタ、考えてることのスケールが違うわね……
シオン	お褒めにあずかり光栄です。で、どうかな？
トコハ	うん、私は全然OKだけど、みんなは――
ハイメ	もちろん！　みんなで参加だよーっ！
トコハ	早っ!?
ハイメ	日本の文化とヴァンガードが融合だよ！これって、あれだよね！日本のココロ！ワビサビー！
トコハ	それはちょっと違うんじゃ……
クミ	私も参加賛成だよ～！江西っちは？
江西	あぁ。みんながそろって参加するというのであればチームの一員として、全力で応えよう。
ハイメ	よし！じゃあ決まりだね♪
シオン	ありがとう、助かるよ。
江西	ところで、我々以外にも参加するチームはあるのか？
シオン	もちろん、福原高校ヴァンガード部も参加します。
トコハ	リンさんも？
シオン	あぁ。
トコハ	よくOKもらえたわね……
シオン	(多少苦戦したけどね……)
	少し前のこと――
シオン	というわけなんですが、参加しませんか？
リン	はっ、誰がお前の都合のために参加なんて――
アンリ	いいね！すごくいいよ！是非、福原高校ヴァンガード部として参加しよう！
リン	っ……！
アンリ	ヴァンガードで文化交流……シオン君、ヴァンガードってやっぱりすごいね！
シオン	ありがとうございます。公式な場に僕らが出席することで部としてもさらに一歩公に認められる機会となりますからね。
アンリ	そうとなればなおさら参加するしかないね……！羽島先輩も、参加する、でいいですよね？
リン	興味ない。
アンリ	そ、そんな～！
シオン	もちろん、お礼は弾みます。出席予定の老舗の銘菓、和菓子を好きなだけご馳走させていただきます。
リン	(好きなだけ……)
アンリ	す……好きなだけ!?
シオン	はい、それに十五夜にちなんだお団子や名店の抹茶、玉露なんかもあるんです。
リン	フン、もので釣ってるつもり？
アンリ	で、でもいいのかな。俺たちは、参加させてもらえるだけでもすごい所に行く上に、その…… お礼まで貰うなんて、待遇が良すぎるんじゃ？
シオン	この件は僕からのお願いでもありますが、綺場財閥としての依頼でもあります。ですので報酬は当然の――あ、バイト代もあった方がいいのかな……
アンリ	い、いや！部活動なんだし、これ以上は大丈夫だから……！
リン	(くそっ、綺場のやつ、スイーツばかりそろえやがって) ……その程度で、この羽島リン様が動くとでも？
シオン	いえ、これだけではありません。
リン	？
シオン	今回の展示会、ヴァンガードを絡ませたのにはもうひとつ意味があるんです。
アンリ	え？　それって一体……
シオン	あらゆる業界の方々を招待していますが、中には、ヴァンガードの各所リーグに深く関わっている方もいます。つまり、プロファイターへの道しるべとなるきっかけがあるかもしれません。
アンリ	プ、プ、プロファイター!? それってすごいコネクションができるってことじゃ……!?
リン	うざっ。お前、そんな小細工のために私が誘いに乗るとでも思ったの。
シオン	もちろん、こんなことをしなくても羽島先輩であれば、すでに十分なスカウトが来てるとは思います。
リン	当たり前だろ。私は選ばれるんじゃなくて、選ぶ側だ。
シオン	えぇ。先輩ならそうですね。 ……でも、顔を広める事自体は決して悪くないことだと思いませんか？
リン	ちっ…… (コイツ……私を乗せようとしやがって……そういう態度が癪に障るんだよ！) (けど……) 綺場も福原もU20も全部利用してやる。全部私の踏み台だ。 ……安城トコハ、お前もだ！
トコハ	!?
リン	私は全ての者の上に立つ。それが私の居るべき場所だ。私は真の女王の座に着く。プロのファイターとして！
トコハ	プロのファイター……!?
リン	…… くそっ。……不味い団子を用意したら、許さないから。
アンリ	と、ということは！
シオン	ありがとうございます、当日は家までお迎えにあがります。
リン	当然ね。
トコハ	あ、そういえばクロノたちは参加するの？
シオン	声をかけてはいたんだけど、どうやらクロノ、小テストの点数がさんざんだったみたいで……
クミ	そういえば……新導君が学校で『勉強しないとまずい～』って、東海林君とお話してるの見たかも。
シオン	あぁ、それでタイヨウ君も巻き込んでチームで勉強会をしてるみたいなんだ。
トコハ	ったく、アイツ……中学生の時と変わってないじゃない。
ハイメ	変わらないトコロも良いトコロ☆ それもまた、ワビサビだね。
シオン	それはちょっと違うんじゃ……

キャラ	セリフ
トコハ	ヴァンガードにアタック！
クミ	むむむ！ダメージチェック……負けた～。トコハちゃんさすがだね。
江西	岡崎も、見事なファイトだった。
ハイメ	だね！トコハもクミも存分に力を出し切れていたよ！
トコハ	へへっ。
シオン	やぁ。みんな、揃っているみたいだね。
トコハ	あれ、シオン？どうしたの？
シオン	実は、トコハたちに折り入ってお願いしたいことがあるんだ。
クミ	綺場君からお願いなんて珍しいね。
トコハ	確かに！で、お願いって一体どんなこと？
シオン	今度の日曜日に、綺場財閥が出資する日本の『和』をテーマにした展示会を開催するんだけど、そこに是非、ハイメフラワーズで参加してもらえないかなと思って。
江西	和をテーマとした……
シオン	はい。簡単に説明すると、国内外のビジネスパートナー向けに和風の商材をアピールする場、ですね。
ハイメ	WAO! 日本の『和』！とってもクールな響きだよね！
トコハ	えっと、大人の偉い人向けな展示会ってことはわかったけど…… 本当に、私たちが参加しても大丈夫なの？
シオン	もちろん！みんなには、ヴァンガードにをしてもらいたいんだ。
クミ	ヴァンガード？
シオン	うん。展示会の一角に『和』を織り交ぜたヴァンガードのコーナーを設けようと思うんだ。ヴァンガードも今や、世界的にも大切なコミュニケーションツールのひとつだから。日本文化を知ってもらうための手段のひとつとして、悪くないかなと思って。
トコハ	アンタ、考えてることのスケールが違うわね……
シオン	お褒めにあずかり光栄です。で、どうかな？
トコハ	うん、私は全然OKだけど、みんなは――
ハイメ	もちろん！　みんなで参加だよーっ！
トコハ	早っ!?
ハイメ	日本の文化とヴァンガードが融合だよ！これって、あれだよね！日本のココロ！ワビサビー！
トコハ	それはちょっと違うんじゃ……
クミ	私も参加賛成だよ～！江西っちは？
江西	あぁ。みんながそろって参加するというのであればチームの一員として、全力で応えよう。
ハイメ	よし！じゃあ決まりだね♪
シオン	ありがとう、助かるよ。
江西	ところで、我々以外にも参加するチームはあるのか？
シオン	もちろん、福原高校ヴァンガード部も参加します。
トコハ	リンさんも？
シオン	あぁ。
トコハ	よくOKもらえたわね……
シオン	(多少苦戦したけどね……)
	少し前のこと――
シオン	というわけなんですが、参加しませんか？
リン	はっ、誰がお前の都合のために参加なんて――
アンリ	いいね！すごくいいよ！是非、福原高校ヴァンガード部として参加しよう！
リン	っ……！
アンリ	ヴァンガードで文化交流…… シオン君、ヴァンガードってやっぱりすごいね！
シオン	ありがとうございます。公式な場に僕らが出席することで部としてもさらに一歩公に認められる機会となりますからね。
アンリ	そうとなればなおさら参加するしかないね……！羽島先輩も、参加する、でいいですよね？
リン	興味ない。
アンリ	そ、そんな～！
シオン	もちろん、お礼は弾みます。出席予定の老舗の銘菓、和菓子を好きなだけご馳走させていただきます。
リン	(好きなだけ……)
アンリ	す……好きなだけ!?
シオン	はい、それに十五夜にちなんだお団子や名店の抹茶、玉露なんかもあるんです。
リン	フン、もので釣ってるつもり？
アンリ	で、でもいいのかな。俺たちは、参加させてもらえるだけでもすごい所に行く上に、その……お礼まで貰うなんて、待遇が良すぎるんじゃ？
シオン	この件は僕からのお願いでもありますが、綺場財閥としての依頼でもあります。ですので報酬は当然の―― あ、バイト代もあった方がいいのかな……
アンリ	い、いや！部活動なんだし、これ以上は大丈夫だから……！
リン	(くそっ、綺場のやつ、スイーツばかりそろえやがって) ……その程度で、この羽島リン様が動くとでも？
シオン	いえ、これだけではありません。
リン	？
シオン	今回の展示会、ヴァンガードを絡ませたのにはもうひとつ意味があるんです。
アンリ	え？　それって一体……
シオン	あらゆる業界の方々を招待していますが、中には、ヴァンガードの各所リーグに深く関わっている方もいます。つまり、プロファイターへの道しるべとなるきっかけがあるかもしれません。
アンリ	プ、プ、プロファイター!? それってすごいコネクションができるってことじゃ……!?
リン	うざっ。お前、そんな小細工のために私が誘いに乗るとでも思ったの。
シオン	もちろん、こんなことをしなくても羽島先輩であれば、すでに十分なスカウトが来てるとは思います。
リン	当たり前だろ。私は選ばれるんじゃなくて、選ぶ側だ。
シオン	えぇ。先輩ならそうですね。 ……でも、顔を広める事自体は決して悪くないことだと思いませんか？
リン	ちっ…… (コイツ……私を乗せようとしやがって…… そういう態度が癪に障るんだよ！) (けど……) 綺場も福原もU20も全部利用してやる。全部私の踏み台だ。 ……安城トコハ、お前もだ！
トコハ	!?
リン	私は全ての者の上に立つ。それが私の居るべき場所だ。私は真の女王の座に着く。プロのファイターとして！
トコハ	プロのファイター……!?
リン	…… くそっ。 ……不味い団子を用意したら、許さないから。
アンリ	と、ということは！
シオン	ありがとうございます、当日は家までお迎えにあがります。
リン	当然ね。
トコハ	あ、そういえばクロノたちは参加するの？
シオン	声をかけてはいたんだけど、どうやらクロノ、小テストの点数がさんざんだったみたいで……
クミ	そういえば……新導君が学校で『勉強しないとまずい～』って、東海林君とお話してるの見たかも。
シオン	あぁ、それでタイヨウ君も巻き込んでチームで勉強会をしてるみたいなんだ。
トコハ	ったく、アイツ…… 中学生の時と変わってないじゃない。
ハイメ	変わらないトコロも良いトコロ☆ それもまた、ワビサビだね。
シオン	それはちょっと違うんじゃ……

Episode1

キャラ	セリフ
トコハ	へぇ～。良い会場じゃない。
クミ	なんだか緊張しちゃうね～。
シオン	みんな、そろったね。今日は、展示会への協力ありがとう。
リン	(ふーん……この衣装のセンス、ま、悪くないってところね)
トコハ	リンさん、その袴とっても似合ってますね！
クミ	うんうん、可愛い～♪
リン	(ざけんな。こいつらが私と同じ感性だなんて認めないからな)
トコハ	ハイメもすっごく似合ってる！
クミ	うんうん、俳優さんみたい～♪
江西	あぁ、完璧に着こなしている。
ハイメ	へへ～。ありがとう、俺のお花たち！今度はみんなでキモノ着て、浅草観光しよう♪ でも……リン！今日はキミの衣装がナンバーワンさ！
リン	……
ハイメ	その姿、まさしく日本の美！クールビューティーだね♪
アンリ	はい、普段の羽島先輩とも違って素敵です！
リン	ちっ！
アンリ	えぇ!? どうして!?
シオン	そ、それじゃあ、改めてみんなの役割について説明するよ。まず、ヴァンガードのエリアは『体験の間』と『勝負の間』のふたつに別れていて、『体験の間』は名前の通り、まずはヴァンガードを知ってもらう場所。『勝負の間』は学んだことを実践できる、だけでなく腕の立つファイターとも対戦ができる場所…… よくある分け方だけど、それぞれ会場の雰囲気を含めて和のテイストが織り込まれているんだ。
江西	なるほど。そのひとつとして和装を盛り込んでいるということか。
シオン	はい。それと、来賓の中には小さな子どもと一緒の方もいるんだけど、基本的には大人を相手にすることが多いからあまり意識しなくて大丈夫だと思う。あとは……言葉づかいに注意すれば十分かな。
アンリ	大人…… し、失礼なことをして、シオン君の顔に泥を塗らないように気を付けないと……！
リン	はっ。そうなったら、見ものだな。
アンリ	そ、そんなこと言わないで下さいよ～！シオン君、本当に俺なんかでよかったのかな!?
シオン	はい、理事たちに接するときのように堂々としていれば大丈夫ですよ。
アンリ	そ、そうかな……!? よし、シオン君のため、福原高校ヴァンガード部のため頑張ってみせるよ！
シオン	トコハたちは大丈夫？
トコハ	まっかせてよ！子どもから大人までドンと来いよ！
シオン	ありがとう、頼もしいよ。それじゃあ、『体験の間』は、トコハ、岡崎さん、江西さんの3人でお願いします。
クミ	任された～！
江西	了解した、全力を尽くそう。
シオン	そして、『勝負の間』にはハイメさん、羽島先輩と早尾先輩で。おふたりはファイトの対戦相手役、早尾先輩はそのフォローをお願いします。
アンリ	わかったよ！
リン	……
ハイメ	ブ～ブ～～～！やっぱり俺もあっちに行きたい～。ハイメフラワーズと一緒がいい～！
トコハ	わがまま言わない。シオンだってあえてそうしたんだから、ね？
シオン	プロファイターのハイメさんとファイト出来る機会なんてそうないし、きっと来賓の方にも喜んでもらえると思って。場慣れしているし……なにより、うちのヴァンガード部としても近くで見させてもらいたいんだ。
ハイメ	ん～～～！シオンがそこまでいうなら仕方ないなぁ。
アンリ	よく考えなくてもハイメさんってプロファイターなんですよね。そ、そんなすごい人とご一緒できるなんて……！若輩者ですが、よろしくお願いします！
ハイメ	ヘイ！肩の力抜いて、楽しんでいこうよ♪
リン	プロのファイター…… (ちっコイツそれで私が喜ぶとでも思ったのか) 余計な事すんな。
シオン	いえ、僕は適材適所を考えたまでです。おっと、そろそろ時間ですね……僕は、挨拶回りがあるからあとで様子を見に行くよ。それじゃあ、みんなよろしく！
ハイメ	まかせてよ、アミーゴ☆
シオン	少し時間が空いたな。よし、この隙に……
クミ	そうそう、アタックするときはカードを横に向けて――
少年A	すみませーん。この時ってどうすればいでしょうか？
クミ	あわわ。えっと……
トコハ	クミちゃん私がいくね、はいはーい！その時ですけど――
シオン	おや。思った以上に盛況みたいだね。
クミ	あ、綺場君。そうなの、トコハちゃんが教えるのが上手で、口コミで広がってるみたい。
シオン	(さすがトコハ……パリでも支部の手伝いをしてたって言ってたっけ) だけど、岡崎さんがいてこそトコハが安心して動けているんだと思うよ。
クミ	えへへ。そう言われると照れるでござるな～。
シオン	……あれ？そういえば江西さんの姿が見えないけど。休憩かい？
トコハ	何言ってるのシオン。ほら、あそこにいるわよ。
シオン	え？
江西	よ、良い子には風船をあげるッ……ダガァー!!
シオン	まさかあれって……
クミ	ヴァンガ郎君 in 江西っちだよ～。
江西	ヴァンガード体験会、やっってるぅダガァ。みんな集まるダガ。
シオン	ヴァンガ郎君なんていつの間に？
トコハ	江西さん、どうやら普及協会に掛け合って、持ってきてたみたいなの。
シオン	そうだったのか……そこまでして協力してくれるなんて。
トコハ	ま、ヴァンガ郎、ちょっとぎこちないけどね。だけど、私は嫌いじゃないな。
クミ	うん、江西っちの良さがたっぷりでてる！
シオン	ふふ。そうだね！じゃあ次は、先輩たち…… 早尾先輩、どうですか？
アンリ	あ、シオン君。うん、こっちは今のところ一応順調かな？ハイメさんは盛り上げ上手だし、羽島先輩も……ファイトしてくれているよ。特に、ハイメさんは老若男女問わず人気があって…… やっぱりカリスマっていうのかな、すごいや。
シオン	羽島先輩は？
アンリ	うん、羽島先輩も誰に対しても手加減なしで正々堂々ファイトしてくれているよ。
シオン	はは、羽島先輩らしいですね。
アンリ	あ、でも安心して！初心者の人や動きに詰まった人がいれば、俺が声をかけるようにしているから。
シオン	いいチームワークですね。 (早尾先輩もだけど、羽島先輩って、こういう時だけはすごくしっかりしてくれるな) こちらも順調そうで安心しました。やっぱり先輩たちに来てもらって本当に――あれ？ ……羽島先輩の顔色……ちょっと曇ってきてませんか？
アンリ	え!? …………ほ、本当だね……

キャラ	セリフ
トコハ	へぇ～。良い会場じゃない。
クミ	なんだか緊張しちゃうね～。
シオン	みんな、そろったね。今日は、展示会への協力ありがとう。
リン	(ふーん…… この衣装のセンス、ま、悪くないってところね)
トコハ	リンさん、その袴とっても似合ってますね！
クミ	うんうん、可愛い～♪
リン	(ざけんな。こいつらが私と同じ感性だなんて認めないからな)
トコハ	ハイメもすっごく似合ってる！
クミ	うんうん、俳優さんみたい～♪
江西	あぁ、完璧に着こなしている。
ハイメ	へへ～。ありがとう、俺のお花たち！今度はみんなでキモノ着て、浅草観光しよう♪ でも……リン！今日はキミの衣装がナンバーワンさ！
リン	……
ハイメ	その姿、まさしく日本の美！クールビューティーだね♪
アンリ	はい、普段の羽島先輩とも違って素敵です！
リン	ちっ！
アンリ	えぇ!? どうして!?
シオン	そ、それじゃあ、改めてみんなの役割について説明するよ。まず、ヴァンガードのエリアは『体験の間』と『勝負の間』のふたつに別れていて、『体験の間』は名前の通り、まずはヴァンガードを知ってもらう場所。『勝負の間』は学んだことを実践できる、だけでなく腕の立つファイターとも対戦ができる場所…… よくある分け方だけど、それぞれ会場の雰囲気を含めて和のテイストが織り込まれているんだ。
江西	なるほど。そのひとつとして和装を盛り込んでいるということか。
シオン	はい。それと、来賓の中には小さな子どもと一緒の方もいるんだけど、基本的には大人を相手にすることが多いからあまり意識しなくて大丈夫だと思う。あとは……言葉づかいに注意すれば十分かな。
アンリ	大人…… し、失礼なことをして、シオン君の顔に泥を塗らないように気を付けないと……！
リン	はっ。そうなったら、見ものだな。
アンリ	そ、そんなこと言わないで下さいよ～！シオン君、本当に俺なんかでよかったのかな!?
シオン	はい、理事たちに接するときのように堂々としていれば大丈夫ですよ。
アンリ	そ、そうかな……!? よし、シオン君のため、福原高校ヴァンガード部のため頑張ってみせるよ！
シオン	トコハたちは大丈夫？
トコハ	まっかせてよ！子どもから大人までドンと来いよ！
シオン	ありがとう、頼もしいよ。それじゃあ、『体験の間』は、トコハ、岡崎さん、江西さんの3人でお願いします。
クミ	任された～！
江西	了解した、全力を尽くそう。
シオン	そして、『勝負の間』にはハイメさん、羽島先輩と早尾先輩で。おふたりはファイトの対戦相手役、早尾先輩はそのフォローをお願いします。
アンリ	わかったよ！
リン	……
ハイメ	ブ～ブ～～～！やっぱり俺もあっちに行きたい～。ハイメフラワーズと一緒がいい～！
トコハ	わがまま言わない。シオンだってあえてそうしたんだから、ね？
シオン	プロファイターのハイメさんとファイト出来る機会なんてそうないし、きっと来賓の方にも喜んでもらえると思って。場慣れしているし…… なにより、うちのヴァンガード部としても近くで見させてもらいたいんだ。
ハイメ	ん～～～！シオンがそこまでいうなら仕方ないなぁ。
アンリ	よく考えなくてもハイメさんってプロファイターなんですよね。そ、そんなすごい人とご一緒できるなんて……！若輩者ですが、よろしくお願いします！
ハイメ	ヘイ！肩の力抜いて、楽しんでいこうよ♪
リン	プロのファイター…… (ちっコイツそれで私が喜ぶとでも思ったのか) 余計な事すんな。
シオン	いえ、僕は適材適所を考えたまでです。おっと、そろそろ時間ですね…… 僕は、挨拶回りがあるからあとで様子を見に行くよ。それじゃあ、みんなよろしく！
ハイメ	まかせてよ、アミーゴ☆
シオン	少し時間が空いたな。よし、この隙に……
クミ	そうそう、アタックするときはカードを横に向けて――
少年A	すみませーん。この時ってどうすればいでしょうか？
クミ	あわわ。えっと……
トコハ	クミちゃん私がいくね、はいはーい！その時ですけど――
シオン	おや。思った以上に盛況みたいだね。
クミ	あ、綺場君。そうなの、トコハちゃんが教えるのが上手で、口コミで広がってるみたい。
シオン	(さすがトコハ…… パリでも支部の手伝いをしてたって言ってたっけ) だけど、岡崎さんがいてこそトコハが安心して動けているんだと思うよ。
クミ	えへへ。そう言われると照れるでござるな～。
シオン	……あれ？そういえば江西さんの姿が見えないけど。休憩かい？
トコハ	何言ってるのシオン。ほら、あそこにいるわよ。
シオン	え？
江西	よ、良い子には風船をあげるッ……ダガァー!!
シオン	まさかあれって……
クミ	ヴァンガ郎君 in 江西っちだよ～。
江西	ヴァンガード体験会、やっってるぅダガァ。みんな集まるダガ。
シオン	ヴァンガ郎君なんていつの間に？
トコハ	江西さん、どうやら普及協会に掛け合って、持ってきてたみたいなの。
シオン	そうだったのか……そこまでして協力してくれるなんて。
トコハ	ま、ヴァンガ郎、ちょっとぎこちないけどね。だけど、私は嫌いじゃないな。
クミ	うん、江西っちの良さがたっぷりでてる！
シオン	ふふ。そうだね！じゃあ次は、先輩たち…… 早尾先輩、どうですか？
アンリ	あ、シオン君。うん、こっちは今のところ一応順調かな？ハイメさんは盛り上げ上手だし、羽島先輩も……ファイトしてくれているよ。特に、ハイメさんは老若男女問わず人気があって…… やっぱりカリスマっていうのかな、すごいや。
シオン	羽島先輩は？
アンリ	うん、羽島先輩も誰に対しても手加減なしで正々堂々ファイトしてくれているよ。
シオン	はは、羽島先輩らしいですね。
アンリ	あ、でも安心して！初心者の人や動きに詰まった人がいれば、俺が声をかけるようにしているから。
シオン	いいチームワークですね。 (早尾先輩もだけど、羽島先輩って、こういう時だけはすごくしっかりしてくれるな) こちらも順調そうで安心しました。やっぱり先輩たちに来てもらって本当に――あれ？ ……羽島先輩の顔色…… ちょっと曇ってきてませんか？
アンリ	え!? …………ほ、本当だね……

Episode2

キャラ	セリフ
	シオンが様子を見に来る少し前のこと――
ハイメ	いっくよー！ヴァンガードにアターック！
来賓A	ぐぬぬ！負けてしまったか…… いやぁ、実に楽しいファイトだったよ。さすがハイメ・アルカラスは一味違うねぇ。
ハイメ	最高のファイトだったよ、ありがとう、アミーゴ！
来賓A	私がアミーゴかい？
ハイメ	そうさ！ファイトをすればみんな仲間、アミーゴさ！
来賓A	はっはっは！愉快愉快！
アンリ	ハイメさんすごい……誰にも物おじせず、自分のファイトができるなんて…… 僕なんて、この気品ある雰囲気に飲み込まれてしまいそうだっていうのに……
リン	おい。
アンリ	はい……あっ、す、すみません！こちらのターンが来ました！カードをスタンドさせて、ドローです。
来賓B	ふむふむ…… いや～楽しかったわ。久しぶりだったけど、やっぱりヴァンガードっていいものね。
アンリ	はい！仲間と共に切磋琢磨して、胸が熱くなって最高のカードゲームです！って、すみません！ひとりで語っちゃって……
来賓B	ううん、若い子のパワーを沢山もらえた気分。ありがとうね。ふたりとも。帰ったら、孫と戦ってみようかしら。
アンリ	わぁ、素敵です！羽島先輩！良かったですね、すごく喜んでもらえましたよ！
リン	そ。
アンリ	『そ』、だけなんて～。今のってすごいことですよ！ファイトで心がつながった証拠です！
リン	(くそっ。綺場のやつ、くそ面倒な役回り押し付けやがって) (何がスカウトだ。こんな歯ごたえのないファイト、続けたって無駄なだけだろ)
アンリ	(は、羽島先輩怒ってる……？)
ハイメ	ヘーイ！こっちもファイト終わったよ～！
アンリ	は、はい！それじゃあ、次の人を呼んできますね。
リン	……
ハイメ	今日は色んな人とファイト出来てハッピー！リンも、楽しんでるかい？
リン	別に。大して強くもないやつとファイトして何が楽しいのか。
ハイメ	そうかい？俺は、色々な人の想いやファイトスタイルを知ることができてすっごく楽しいな。それに、俺とファイトをして笑顔になってくれたらもっと楽しい！
リン	ふーん。……それ、説教のつもり？
ハイメ	セッキョー？ホーホケキョー？なになに？
アンリ	ひぃぃ。羽島先輩、ハイメさんにまで噛みついてる～。
ハイメ	リン！
リン	(なんだコイツ、ウザすぎる!!)
ハイメ	もっと、スマイルだよスマイル♪
リン	……は？
ハイメ	リンは笑顔の方がいいよ！今よりももっとキラキラと輝いてみえるからね。
リン	はっ、笑顔って…… でも、弱いやつをファイトでいたぶっていいのなら面白くて笑っちゃうかもね。
ハイメ	ワオ！それはダメ！ ……だけど、そんなにらみつけるような目つきもクールビューティーで俺は、好きかな！
リン	ちっ！
アンリ	ふ、ふ、ふたりとも～！準備が整ったので、次のファイトができますよ……！
ハイメ	アンリ、グラシアス！それじゃあ、お互い始めようか！リン、楽しんでね♪
アンリ	羽島先輩、お願いします。
老紳士	よっこいしょっと……ふぅ。懐かしいのぉ、ヴァンガード。
アンリ	わぁ、昔遊ばれていたんですか？
老紳士	あぁ、少し前まではバリバリの現役じゃった。まさか、仕事に来た先でヴァンガードができるなんて思ってもみなかったのぉ。せっかくならばと寄ってみたはいいものの、久しぶりでついていけるか……
アンリ	俺……僕がサポートするので、お任せください！
老紳士	これは頼もしいな。 ……それじゃあ、ファイト、よろしく頼みますぞお嬢さん。
リン	……えぇ。
リン& 老紳士	スタンドアップ！ヴァンガード！
老紳士	えーっと……
アンリ	次は、メインフェイズですね。カードをリアガードサークルにコールできます。
老紳士	おぉ！そうじゃったな。どれどれ……
リン	(少しはファイトが出来るやつかと思えば、また面倒なだけじゃねぇか) スタンド&ドロー。ライド。
老紳士	エンジェル……フェザー、おお、懐かしいのぉ。ワシも一時期エンジェルフェザーに憧れてデッキを組んだことがあっての。
アンリ	へぇ～……！確かに、綺麗でカッコイイですよね。
老紳士	うむうむ。だが、思うようなプレイができなくて、苦戦しただけじゃったなぁ。
アンリ	エンジェルフェザーは、ダメージゾーンを使ったテクニカルな動きが求められますからね。
老紳士	そうそう、ダメージゾーンじゃ。その力をいかんなく発揮できるお嬢さんはきっとすごいファイターなのじゃろうな。
アンリ	そうなんですよ！羽島先輩は、俺たち福原高校ヴァンガード部のエースで、大会でいつも引っ張ってくれるんです。
老紳士	ほー！何と頼もしい先輩かの。
リン	(ファイトするか、しゃべるかどっちかにしろっての……) おい。
アンリ	あ、すみません！次はえーっと、おじいさんのターンです。
老紳士	これはこれは、よし、スタンド&ドロー……
ゲスト	すみません。少しよろしいですか？
アンリ	あ、はい！えっと……その……
老紳士	ワシなら大丈夫じゃ。だいぶ勘が戻ってきおったからの。
アンリ	それじゃあ。お言葉に甘えて。失礼します！
リン	お、おい！
老紳士	お嬢さん、よそ見をしていると攻撃してしまいますぞ？
リン	!?
老紳士	ファッファッファッ！冗談。冗談。さてさて、こやつをコールして……えーっと……
リン	(ちっ……) ゲット、ヒールトリガー。1枚回復。
老紳士	ぬぉー。なんとやるのぉ……
リン	(全然、やってないから。ったく、こんなファイトさっさと終わらせて……)
老紳士	スタンド&ドロー。むぅぅ……こんなときは……むぅぅ……
リン	……
老紳士	むうう………………
ハイメ	ヘイ！サポートしようか？
老紳士	おぉ！これはこれは…… ひとりでできると思ったが、なかなかうまくいかなくてね、お願いできるかい？
ハイメ	おやすい御用さ！うんうん……そうだね、この状況だったらここがこうで、こーんな感じはどうかな？
老紳士	おぉ。なるほど！それじゃあ、ライド！
リン	!?
老紳士	そして、これとこれを……コールじゃ！
ハイメ	いい感じだよ！
老紳士	ファッファッ！
リン	(ふーん。少しは面白くなりそうね)
シオン	早尾先輩、どうですか？
アンリ	あ、シオン君。うん、こっちは今のところ一応順調かな？
リン	ヴァンガードにアタック。
老紳士	ここは、完全ガード！いやぁ……危ないところじゃった。お嬢さんは本当に強いのぉ。
リン	まぁ、……別に。
老紳士	ワシ相手に、謙遜しなくていいんじゃよ。
ハイメ	ケンソン……！日本の美学だね！
老紳士	なんと、『謙遜』という言葉を知っているとは。ハイメ君。さすがプロは違うのぉ。まぁ、謙遜が絶対に良いというわけではないがの。ファッファッファッ！
リン	(それ、プロ関係ないだろ!? つーか、さっきからファイトから話が脱線しすぎ。 ……くそっ)
老紳士	しかし、本当にお嬢さんはお強い。プロも夢ではなさそうじゃのう。
ハイメ	そうだよ！リンは大会でもイイ成績を収めている凄腕ファイターさ。僕らのチームにも引けを取らない日本のクールビューティーだよ♪
老紳士	ほぉ、日本風で言うと大和撫子、かのぉ。
ハイメ	WAO! ヤマトナデシコ！
老紳士	あぁ、凛とした佇まいの――おっと、凛というのは、りりしくてしっかりしている…… つまり芯のある人、という意味かのぉ。
ハイメ	へぇ～。つまり、リンはクールビューティーなヤマトナデシコ！リンだけに、凛としてる！ってね☆
	ぶちっ
アンリ	シ、シオン君……！
シオン	まずい……！

キャラ	セリフ
	シオンが様子を見に来る少し前のこと――
ハイメ	いっくよー！ヴァンガードにアターック！
来賓A	ぐぬぬ！負けてしまったか…… いやぁ、実に楽しいファイトだったよ。さすがハイメ・アルカラスは一味違うねぇ。
ハイメ	最高のファイトだったよ、ありがとう、アミーゴ！
来賓A	私がアミーゴかい？
ハイメ	そうさ！ファイトをすればみんな仲間、アミーゴさ！
来賓A	はっはっは！愉快愉快！
アンリ	ハイメさんすごい…… 誰にも物おじせず、自分のファイトができるなんて…… 僕なんて、この気品ある雰囲気に飲み込まれてしまいそうだっていうのに……
リン	おい。
アンリ	はい……あっ、す、すみません！こちらのターンが来ました！カードをスタンドさせて、ドローです。
来賓B	ふむふむ…… いや～楽しかったわ。久しぶりだったけど、やっぱりヴァンガードっていいものね。
アンリ	はい！仲間と共に切磋琢磨して、胸が熱くなって最高のカードゲームです！って、すみません！ひとりで語っちゃって……
来賓B	ううん、若い子のパワーを沢山もらえた気分。ありがとうね。ふたりとも。帰ったら、孫と戦ってみようかしら。
アンリ	わぁ、素敵です！羽島先輩！良かったですね、すごく喜んでもらえましたよ！
リン	そ。
アンリ	『そ』、だけなんて～。今のってすごいことですよ！ファイトで心がつながった証拠です！
リン	(くそっ。綺場のやつ、くそ面倒な役回り押し付けやがって) (何がスカウトだ。こんな歯ごたえのないファイト、続けたって無駄なだけだろ)
アンリ	(は、羽島先輩怒ってる……？)
ハイメ	ヘーイ！こっちもファイト終わったよ～！
アンリ	は、はい！それじゃあ、次の人を呼んできますね。
リン	……
ハイメ	今日は色んな人とファイト出来てハッピー！リンも、楽しんでるかい？
リン	別に。大して強くもないやつとファイトして何が楽しいのか。
ハイメ	そうかい？俺は、色々な人の想いやファイトスタイルを知ることができてすっごく楽しいな。それに、俺とファイトをして笑顔になってくれたらもっと楽しい！
リン	ふーん。 ……それ、説教のつもり？
ハイメ	セッキョー？ホーホケキョー？なになに？
アンリ	ひぃぃ。羽島先輩、ハイメさんにまで噛みついてる～。
ハイメ	リン！
リン	(なんだコイツ、ウザすぎる!!)
ハイメ	もっと、スマイルだよスマイル♪
リン	……は？
ハイメ	リンは笑顔の方がいいよ！今よりももっとキラキラと輝いてみえるからね。
リン	はっ、笑顔って……でも、弱いやつをファイトでいたぶっていいのなら面白くて笑っちゃうかもね。
ハイメ	ワオ！それはダメ！ ……だけど、そんなにらみつけるような目つきもクールビューティーで俺は、好きかな！
リン	ちっ！
アンリ	ふ、ふ、ふたりとも～！準備が整ったので、次のファイトができますよ……！
ハイメ	アンリ、グラシアス！それじゃあ、お互い始めようか！リン、楽しんでね♪
アンリ	羽島先輩、お願いします。
老紳士	よっこいしょっと…… ふぅ。懐かしいのぉ、ヴァンガード。
アンリ	わぁ、昔遊ばれていたんですか？
老紳士	あぁ、少し前まではバリバリの現役じゃった。まさか、仕事に来た先でヴァンガードができるなんて思ってもみなかったのぉ。せっかくならばと寄ってみたはいいものの、久しぶりでついていけるか……
アンリ	俺……僕がサポートするので、お任せください！
老紳士	これは頼もしいな。 ……それじゃあ、ファイト、よろしく頼みますぞお嬢さん。
リン	……えぇ。
リン& 老紳士	スタンドアップ！ヴァンガード！
老紳士	えーっと……
アンリ	次は、メインフェイズですね。カードをリアガードサークルにコールできます。
老紳士	おぉ！そうじゃったな。どれどれ……
リン	(少しはファイトが出来るやつかと思えば、また面倒なだけじゃねぇか) スタンド&ドロー。ライド。
老紳士	エンジェル……フェザー、おお、懐かしいのぉ。ワシも一時期エンジェルフェザーに憧れてデッキを組んだことがあっての。
アンリ	へぇ～……！確かに、綺麗でカッコイイですよね。
老紳士	うむうむ。だが、思うようなプレイができなくて、苦戦しただけじゃったなぁ。
アンリ	エンジェルフェザーは、ダメージゾーンを使ったテクニカルな動きが求められますからね。
老紳士	そうそう、ダメージゾーンじゃ。その力をいかんなく発揮できるお嬢さんはきっとすごいファイターなのじゃろうな。
アンリ	そうなんですよ！羽島先輩は、俺たち福原高校ヴァンガード部のエースで、大会でいつも引っ張ってくれるんです。
老紳士	ほー！何と頼もしい先輩かの。
リン	(ファイトするか、しゃべるかどっちかにしろっての……) おい。
アンリ	あ、すみません！次はえーっと、おじいさんのターンです。
老紳士	これはこれは、よし、スタンド&ドロー……
ゲスト	すみません。少しよろしいですか？
アンリ	あ、はい！えっと……その……
老紳士	ワシなら大丈夫じゃ。だいぶ勘が戻ってきおったからの。
アンリ	それじゃあ。お言葉に甘えて。失礼します！
リン	お、おい！
老紳士	お嬢さん、よそ見をしていると攻撃してしまいますぞ？
リン	!?
老紳士	ファッファッファッ！冗談。冗談。さてさて、こやつをコールして……えーっと……
リン	(ちっ……) ゲット、ヒールトリガー。 1枚回復。
老紳士	ぬぉー。なんとやるのぉ……
リン	(全然、やってないから。ったく、こんなファイトさっさと終わらせて……)
老紳士	スタンド&ドロー。むぅぅ……こんなときは……むぅぅ……
リン	……
老紳士	むうう………………
ハイメ	ヘイ！サポートしようか？
老紳士	おぉ！これはこれは……ひとりでできると思ったが、なかなかうまくいかなくてね、お願いできるかい？
ハイメ	おやすい御用さ！うんうん…… そうだね、この状況だったらここがこうで、こーんな感じはどうかな？
老紳士	おぉ。なるほど！それじゃあ、ライド！
リン	!?
老紳士	そして、これとこれを……コールじゃ！
ハイメ	いい感じだよ！
老紳士	ファッファッ！
リン	(ふーん。少しは面白くなりそうね)
シオン	早尾先輩、どうですか？
アンリ	あ、シオン君。うん、こっちは今のところ一応順調かな？
リン	ヴァンガードにアタック。
老紳士	ここは、完全ガード！いやぁ……危ないところじゃった。お嬢さんは本当に強いのぉ。
リン	まぁ、……別に。
老紳士	ワシ相手に、謙遜しなくていいんじゃよ。
ハイメ	ケンソン……！日本の美学だね！
老紳士	なんと、『謙遜』という言葉を知っているとは。ハイメ君。さすがプロは違うのぉ。まぁ、謙遜が絶対に良いというわけではないがの。ファッファッファッ！
リン	(それ、プロ関係ないだろ!? つーか、さっきからファイトから話が脱線しすぎ。 ……くそっ)
老紳士	しかし、本当にお嬢さんはお強い。プロも夢ではなさそうじゃのう。
ハイメ	そうだよ！リンは大会でもイイ成績を収めている凄腕ファイターさ。僕らのチームにも引けを取らない日本のクールビューティーだよ♪
老紳士	ほぉ、日本風で言うと大和撫子、かのぉ。
ハイメ	WAO! ヤマトナデシコ！
老紳士	あぁ、凛とした佇まいの――おっと、凛というのは、りりしくてしっかりしている…… つまり芯のある人、という意味かのぉ。
ハイメ	へぇ～。つまり、リンはクールビューティーなヤマトナデシコ！リンだけに、凛としてる！ってね☆
	ぶちっ
アンリ	シ、シオン君……！
シオン	まずい……！

Episode3

キャラ	セリフ
シオン	すぐに止めに行って――
アンリ	待って、シオン君！
シオン	でも……
アンリ	見て！羽島先輩……怒らないんだ……
シオン	えっ!?
リン	…… (ハイメ・アルカラス……！あとで、絶対ぶっ飛ばす!!) (会場の雰囲気をぶち壊して、お坊ちゃまの顔に泥を塗るのも悪くない……でも) (空気も読めない雑魚みたいなダサいことこの私がするわけないだろ！) ……こっちはターンエンド。
老紳士	お、そうじゃったそうじゃった。ワシのターンじゃの。スタンド&ドロー。うむむ……！
ハイメ	ふたりともファイトだよ♪
シオン	怒りを鎮めた……!?
アンリ	ふぅ……俺はてっきり大変なことが起こるんじゃないかってヒヤヒヤしたよ……
シオン	ぼ、僕もです…… (羽島先輩……)
老紳士	おぉ、これはこれは綺場財閥の――
シオン	っ！ ――こんにちは、綺場シオンです。本日はお越しいただきありがとうございます。
老紳士	この度は、お招きいただき感謝しておりますぞ。それにしてもヴァンガードがここでできるとは。年甲斐にもなくはしゃいでしまいましたわい。
シオン	ふふ、少し前から楽しそうなご様子を拝見していました。何か……ご不便などはありませんでしたか？
老紳士	とんでもない！丁寧な解説をしてくれるわ、老人のたわごとに文句言わず付き合ってくれたんですからの。感謝こそすれど、迷惑なことなどひとつもありませんでしたぞ。
シオン	(ほっ……) それは何よりです。
老紳士	とくに、あのリンというお嬢さん、彼女は勇ましかったの！謙虚でおしとやかな姿勢にもかかわらずファイトだけは一切の隙も見せない。まさしくプロのファイターじゃった。
シオン	……！
老紳士	シオンさん、良き仲間をお持ちですな。
シオン	あ……ありがとうございます。
老紳士	では、これにて――
アンリ	羽島先輩！さっきのおじいさん、先輩のことすごく褒めてくれてたみたいですよ！ファイトに向き合う姿勢がすごいって！
リン	っ……！べ、別に何もしてないから。それより、次早く呼んでこい！
アンリ	は、はい！
ハイメ	ははっ！
トコハ	終わった終わった～。ハイメ、お疲れ様！着物は大丈夫？着崩れなかった？
ハイメ	トコハ～！寂しかった～！木は崩れてないよー！はい、みんなギュギュギュ～ッ♪
クミ	えへへ、私もギュ～♪
江西	(抱きしめ返した方がいいのだろうか……？)
トコハ	あはは、息が苦しいでしょ！リンさんたちも、お疲れ様です。
リン	ふん。
アンリ	お疲れ様です！
シオン	みんな、今日はありがとうございました。僕たちの仕事はこれで終了だよ。向こうにお礼のスイーツを用意しているから、思う存分楽しんで――
リン	おい、何勝手に締めようとしてんだよ。
シオン	え？
リン	こっちはまだ終わってないんだよ！
アンリ	ちょ、ちょっと羽島先輩!? 俺たちの仕事はもう終わりましたよ!?
リン	うるさい、黙ってろ！おい、ハイメ・アルカラス。さっきはよくもやってくれたな。
江西	……？ハイメ、彼女に何かしたのか？
ハイメ	？みんなで楽しくファイトしただけだよ？
クミ	(すごい顔で睨んでる～！な、何かしちゃったんだね……)
リン	あんなつまらないファイトばかりでイライラしているのに、お前がしゃしゃり出てきて散々かき乱して好き放題していっただろ!!
ハイメ	う～ん、俺は笑顔のリンが見たいけどその目つきもサイコーだね！
	ぶちっ
リン	おい、勝負だ。
ハイメ	え？
リン	ヴァンガードでファイトしろって言ってんだよ！
アンリ	は。羽島先輩～！落ち着いてください～！
シオン	…………だめだ、先輩の声が届いてない。人前でこうならなかっただけ、良かったと思うべきか……
ハイメ	リンからこんなにも熱烈なアタックを受けるなんて！これは、期待に応えないといけないね！
リン	うるさい!! さっさと準備しやがれ！
トコハ	もー、ハイメってば……
江西	む？状況があまり飲み込めないのだが……
リン	外野は黙ってろ！
江西	なっ――!?
ハイメ	OK、アミーゴ、良いファイトにしよう♪
リン	地獄に叩き落してやる！
ハイメ &リン	スタンドアップ！ヴァンガード！

キャラ	セリフ
シオン	すぐに止めに行って――
アンリ	待って、シオン君！
シオン	でも……
アンリ	見て！羽島先輩……怒らないんだ……
シオン	えっ!?
リン	…… (ハイメ・アルカラス……！あとで、絶対ぶっ飛ばす!!) (会場の雰囲気をぶち壊して、お坊ちゃまの顔に泥を塗るのも悪くない…… でも) (空気も読めない雑魚みたいなダサいことこの私がするわけないだろ！) ……こっちはターンエンド。
老紳士	お、そうじゃったそうじゃった。ワシのターンじゃの。スタンド&ドロー。うむむ……！
ハイメ	ふたりともファイトだよ♪
シオン	怒りを鎮めた……!?
アンリ	ふぅ……俺はてっきり大変なことが起こるんじゃないかってヒヤヒヤしたよ……
シオン	ぼ、僕もです…… (羽島先輩……)
老紳士	おぉ、これはこれは綺場財閥の――
シオン	っ！ ――こんにちは、綺場シオンです。本日はお越しいただきありがとうございます。
老紳士	この度は、お招きいただき感謝しておりますぞ。それにしてもヴァンガードがここでできるとは。年甲斐にもなくはしゃいでしまいましたわい。
シオン	ふふ、少し前から楽しそうなご様子を拝見していました。何か……ご不便などはありませんでしたか？
老紳士	とんでもない！丁寧な解説をしてくれるわ、老人のたわごとに文句言わず付き合ってくれたんですからの。感謝こそすれど、迷惑なことなどひとつもありませんでしたぞ。
シオン	(ほっ……) それは何よりです。
老紳士	とくに、あのリンというお嬢さん、彼女は勇ましかったの！謙虚でおしとやかな姿勢にもかかわらずファイトだけは一切の隙も見せない。まさしくプロのファイターじゃった。
シオン	……！
老紳士	シオンさん、良き仲間をお持ちですな。
シオン	あ……ありがとうございます。
老紳士	では、これにて――
アンリ	羽島先輩！さっきのおじいさん、先輩のことすごく褒めてくれてたみたいですよ！ファイトに向き合う姿勢がすごいって！
リン	っ……！べ、別に何もしてないから。それより、次早く呼んでこい！
アンリ	は、はい！
ハイメ	ははっ！
トコハ	終わった終わった～。ハイメ、お疲れ様！着物は大丈夫？着崩れなかった？
ハイメ	トコハ～！寂しかった～！木は崩れてないよー！はい、みんなギュギュギュ～ッ♪
クミ	えへへ、私もギュ～♪
江西	(抱きしめ返した方がいいのだろうか……？)
トコハ	あはは、息が苦しいでしょ！リンさんたちも、お疲れ様です。
リン	ふん。
アンリ	お疲れ様です！
シオン	みんな、今日はありがとうございました。僕たちの仕事はこれで終了だよ。向こうにお礼のスイーツを用意しているから、思う存分楽しんで――
リン	おい、何勝手に締めようとしてんだよ。
シオン	え？
リン	こっちはまだ終わってないんだよ！
アンリ	ちょ、ちょっと羽島先輩!? 俺たちの仕事はもう終わりましたよ!?
リン	うるさい、黙ってろ！おい、ハイメ・アルカラス。さっきはよくもやってくれたな。
江西	……？ハイメ、彼女に何かしたのか？
ハイメ	？みんなで楽しくファイトしただけだよ？
クミ	(すごい顔で睨んでる～！な、何かしちゃったんだね……)
リン	あんなつまらないファイトばかりでイライラしているのに、お前がしゃしゃり出てきて散々かき乱して好き放題していっただろ!!
ハイメ	う～ん、俺は笑顔のリンが見たいけどその目つきもサイコーだね！
	ぶちっ
リン	おい、勝負だ。
ハイメ	え？
リン	ヴァンガードでファイトしろって言ってんだよ！
アンリ	は。羽島先輩～！落ち着いてください～！
シオン	…………だめだ、先輩の声が届いてない。人前でこうならなかっただけ、良かったと思うべきか……
ハイメ	リンからこんなにも熱烈なアタックを受けるなんて！これは、期待に応えないといけないね！
リン	うるさい!! さっさと準備しやがれ！
トコハ	もー、ハイメってば……
江西	む？状況があまり飲み込めないのだが……
リン	外野は黙ってろ！
江西	なっ――!?
ハイメ	OK、アミーゴ、良いファイトにしよう♪
リン	地獄に叩き落してやる！
ハイメ &リン	スタンドアップ！ヴァンガード！

Episode4

キャラ	セリフ
リン	そんなぬるい攻撃で私が倒せるとでも思ってんのぉ!?
ハイメ	ははっ、アクアフォースの連続攻撃はまだまだ始まったばかりだよ！
リン	ゲット！ヒールトリガー！攻めきれなくて残念だったね～。
ハイメ	そこで引いてくるなんて。さすがリン！ファイトしてると、すっごくワクワクするよ！
リン	くそっ、余裕ぶってんじゃねぇ！
ハイメ	リン相手に、余裕なんて見せられないよ。それに俺は、キミと同じでいつだって全力でファイトするんだ！そうじゃないと、ハートが震えるファイトは出来ないからね♪
リン	なに急に語ってるんだよ。
ハイメ	今日のリンのファイト、誰に対しても真剣勝負でかっこよかったよ！
リン	勘違いすんな！あれは、一刻も早く終わらせたかっただけで――
ハイメ	ケンソン！それも、リンの良いところだよ。
リン	ちっ！
アンリ	羽島先輩の罵声が、あんまり届いてない……？
シオン	な、なんだか……不思議な光景ですね。
トコハ	新たな天敵発見……ってところかしら。
リン	ざけんな！スタンド&ドロー！
ハイメ	良いファイトだったね、リン！
リン	ちっ……
シオン	羽島先輩、気は済みましたか？
リン	うっさい！さっさと甘いもの、準備して。
シオン	はい、もちろんです。
トコハ	やったっ！
クミ	待ってました～！
江西	和菓子か、楽しみだな。
シオン	それじゃあ、みんな僕についてきてください。とっておきの場所を用意してますから――
リン	……！
トコハ	うわ～！良いロケーションじゃない！
クミ	きれいだねぇ～。
江西	あぁ、月もよく見える。
ハイメ	これが、フウリューってやつだね！
トコハ	あ、うん。それは使い方あってるね。
ハイメ	それにこのお団子もサイコーだよ！ハートにキターー!!
リン	腕を広げるな、目障りなんだよ！
シオン	あはは。
アンリ	お茶もらってきました。はい、羽島先輩。
リン	ん。……珍しく気を利かせて、何のつもり？
アンリ	珍しくって……あはは。
リン	(……っ！この団子、悪くない味ね)
ハイメ	今日は楽しかったー！ありがとうね、シオン♪
シオン	いや、感謝するのは僕だよ。みんなに助けてもらってばかりだから……
ハイメ	なに、水臭いこといってるんだい！アミーゴと助け合うのは当然だろ？
アンリ	そうだよ！シオン君、困ったことがあったらいつでも言ってね、力になるから！
シオン	ありがとうございます。
ハイメ	ね、リンもそうだろ？
リン	……ふん。ま、報酬次第ね。
ハイメ	とか言って～、耳が赤いよ！リン！
シオン& アンリ	羽島先輩……！
リン	この……っふたり揃って、こっち見るな!!

キャラ	セリフ
リン	そんなぬるい攻撃で私が倒せるとでも思ってんのぉ!?
ハイメ	ははっ、アクアフォースの連続攻撃はまだまだ始まったばかりだよ！
リン	ゲット！ヒールトリガー！攻めきれなくて残念だったね～。
ハイメ	そこで引いてくるなんて。さすがリン！ファイトしてると、すっごくワクワクするよ！
リン	くそっ、余裕ぶってんじゃねぇ！
ハイメ	リン相手に、余裕なんて見せられないよ。それに俺は、キミと同じでいつだって全力でファイトするんだ！そうじゃないと、ハートが震えるファイトは出来ないからね♪
リン	なに急に語ってるんだよ。
ハイメ	今日のリンのファイト、誰に対しても真剣勝負でかっこよかったよ！
リン	勘違いすんな！あれは、一刻も早く終わらせたかっただけで――
ハイメ	ケンソン！それも、リンの良いところだよ。
リン	ちっ！
アンリ	羽島先輩の罵声が、あんまり届いてない……？
シオン	な、なんだか……不思議な光景ですね。
トコハ	新たな天敵発見……ってところかしら。
リン	ざけんな！スタンド&ドロー！
ハイメ	良いファイトだったね、リン！
リン	ちっ……
シオン	羽島先輩、気は済みましたか？
リン	うっさい！さっさと甘いもの、準備して。
シオン	はい、もちろんです。
トコハ	やったっ！
クミ	待ってました～！
江西	和菓子か、楽しみだな。
シオン	それじゃあ、みんな僕についてきてください。とっておきの場所を用意してますから――
リン	……！
トコハ	うわ～！良いロケーションじゃない！
クミ	きれいだねぇ～。
江西	あぁ、月もよく見える。
ハイメ	これが、フウリューってやつだね！
トコハ	あ、うん。それは使い方あってるね。
ハイメ	それにこのお団子もサイコーだよ！ハートにキターー!!
リン	腕を広げるな、目障りなんだよ！
シオン	あはは。
アンリ	お茶もらってきました。はい、羽島先輩。
リン	ん。……珍しく気を利かせて、何のつもり？
アンリ	珍しくって……あはは。
リン	(……っ！この団子、悪くない味ね)
ハイメ	今日は楽しかったー！ありがとうね、シオン♪
シオン	いや、感謝するのは僕だよ。みんなに助けてもらってばかりだから……
ハイメ	なに、水臭いこといってるんだい！アミーゴと助け合うのは当然だろ？
アンリ	そうだよ！シオン君、困ったことがあったらいつでも言ってね、力になるから！
シオン	ありがとうございます。
ハイメ	ね、リンもそうだろ？
リン	……ふん。ま、報酬次第ね。
ハイメ	とか言って～、耳が赤いよ！リン！
シオン& アンリ	羽島先輩……！
リン	この……っふたり揃って、こっち見るな!!

クリアスチル「花と団子」

キャラ	セリフ
ハイメ	今日一日、俺がいなかったら寂しかっただろう？
トコハ	うーん。いつもより静かだったかな？
クミ	ハイメがいない分、3人で頑張ったんだよ～。
江西	あぁ。全力を尽くしたつもりだ
ハイメ	も～～！もっと寂しがってヨ～～～！