開催期間
2020/5/28~2020/6/6
主役キャラクター
あらすじ
Episode0 |
---|
VFサーキット日本ステージを目前に控えたQ4。 一生懸命に特訓する光景にデジャヴを感じ、「あの時、途中で変な奴が来たな」と話していると ――噂をすれば影。 修行を終え、帰国した矢作キョウたちが現れた。 櫂がNAL4に加入したことを知らなかった彼らは、それでも「修行の成果を試したい」と粘っていると来店した櫂が相手を買って出た。 |
Episode1 |
---|
櫂がカードキャピタルにやってきた理由は、「裏ファイトの猛者たちを次々と倒しまくり、櫂に執着する新手のファイターがいる」という噂を聞きつけたからであった。 厳しい苦行で磨いた技でも歯が立たない事にますます闘志を燃やしたキョウは、櫂にリターンマッチを要求した。 |
Episode2 |
---|
命懸けの修行で、以前より強くなったキョウ。 予想外の奮戦を見せるも、また櫂に負けてしまう。 復讐だとしたら後ろ向きでは、という三和の指摘にキョウの仲間が反論するも、キョウはそれを諭す。 「ファイトに勝つか負けるか。俺の意思は関係ない」 そして2人の全力を賭したラストファイトが始まる! |
Episode3 |
---|
雪山で櫂に倒され、命も救われたキョウは他人に情けをかけられた自分を許せなかった。 櫂を倒さなければ前へ進めなくなったキョウは『壁』を超えるため、がむしゃらになっていたのだ。 「お前は本当に世界の広さを知り尽くしたのか?」という櫂の問いかけにハッとしたキョウは今度こそ櫂を倒すため、再び修行の旅に出かけた。 彼が壁を乗り越える日は来るのだろうか――? |
ストーリー
Epispde0
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | フ……フフフ……ようやく帰って来たぜ、この日本に…… |
アキラ | これでこの国のファイターどもも、思い知ることになるわけだ…… |
ジョー | 日本にいるだけじゃわからない、「世界」の強さが、どんなものかをな…… |
キョウ | ……だが、忘れるな。 この国に戻ってきた、一番の目的は…… |
アキラ | もちろんだ。 |
ジョー | 俺たちだって忘れてない。 あの「山」で起こったことを、な…… |
キョウ | 今日こそ奴に、あの男に……敗北の味を教えてやるぜ! フ……フフフ……ハハハハハハ!! |
アイチ | ……ミサキさん。 もう一度、ファイトをお願いします! |
ミサキ | いいけど…… アイチ、休憩しなくていいの? |
三和 | そうだぜ、アイチ。 さっきからファイトしっぱなしだぞ。 |
アイチ | でも、日本ステージも迫ってます…… そのためには、ファイトを積んで強くならないと! |
ミサキ | ……あ。何か、この感じって…… |
シン | どうしたんです、ミサキ? |
ミサキ | いや。前にもこんなやり取りをしたことがあったな、って…… あれは確か……全国大会が終わった後で。 アイチは次こそ勝つんだって、すごく一生懸命になってて。 |
アイチ | ……ああ、思い出しました。 あれは、僕がテツさんに負けた直後で…… |
カムイ | そうそう、オレも思い出しました! それでみんなで強くなって、今度こそAL4に勝とうって! 確かに、そんなことありましたよ! あ……もう一つ思い出しちまった。 |
アイチ | え? |
カムイ | その後で、へんなヤツが来たんですよ。 |
アイチ | ヘンな奴? |
ミサキ | ……ああ。そうだったね。 |
カムイ | せっかく、皆でやる気になってたら…… |
キョウ | ……フ……フフフ……アハハハハ! |
カムイ | そうそう、あんな笑い声が聞こえてきて…… ……って、え? |
キョウ | ハハハハハ! 久しぶりだな、雑魚ファイターども! |
アイチ | ああっ、君は……! |
ミサキ | 矢作キョウ! |
キョウ | ハハハ、どうだ、驚いたか! この日本で最強の……いや、今や世界最強のファイター! この矢作キョウ様が、カードキャピタルに来てやったぜ! ハハハ……っと。ん~? |
全員 | …… |
キョウ | なんだ貴様ら、その態度は! 恐れおののくなり、あがめるなり、もっと盛り上がったらどうだ! |
カムイ | って、前の時と同じじゃねえか! これからってファイトに向けて、頑張ってる時に来やがって! 同じこと繰り返してんじゃねえ! |
キョウ | フフ……俺ほどの最強ファイターになると、何をしても許されるんでな…… |
カムイ | ああもう、わけがわかんねえ! |
アキラ | ……おい、ちょっと、キョウ。 |
ジョー | そもそもの目的を忘れてるぞ。 |
キョウ | おっと、そうだった。 今日も雑魚しかいないようだが……奴はどこだ。 |
カムイ | 奴~? |
ミサキ | それって…… |
キョウ | ケッ、そんなの決まってるだろう。 スカした目をした、あいつのことだ…… 奴は! 櫂トシキはどこにいる! |
全員 | …… |
キョウ | なんだ、そのぽかんとした顔は! |
カムイ | ……なんだ、お前知らないのか? |
キョウ | 何を! |
アイチ | その……櫂くんは今、僕たちのチームじゃなくて。 NAL4のメンバーなんだけど。 |
キョウ | N……AL4!? ってことは、あいつは今、レン達のチームなのか! おい、それは本当か! |
ミサキ | あんたこそ、本当に知らなかったの? |
キョウ | なんだと……ッ! 過酷な修行に明け暮れるため、俗世の縁を断ち切っていたが…… それが裏目に出ちまったていうのか……! |
アイチ | ……知らなかったの、本当みたいだね。 |
カムイ | ……ま、そういうわけだからさ。 ここに櫂はいないんだし、オレたちは練習しなきゃならねーし。 諦めて帰ってくんねーかな。 |
キョウ | ……いや! 帰らん! |
カムイ | 何ぃ!? |
キョウ | 櫂がいないなら、貴様らでもいい! 俺と勝負しろ! |
カムイ | なんでだよ! |
キョウ | 俺はうずうずしてんだよ……修行の成果を試したくってな! |
シン | あの、さっきから「修行」って言ってますけど…… |
ミサキ | それって、一体……? |
キョウ | ふふ……俺とファイトしてみれば、 その修行のすさまじさを、お前らも思い知ることになる…… ハハ、アハハ、ハハハハハ! |
??? | ……その修行の成果とやら…… 俺が、試させてもらおう。 |
アイチ | ……え。 |
ミサキ | その声は!? |
カムイ | あ! てめえは!! |
櫂 | …… |
アイチ | か……櫂くん! |
キョウ | フ……フフフ……ハハハハ! 櫂、ついに出てきやがったか! 待っていたぞ、この日をな……今日こそ貴様をぶちのめしてやる! |
アイチ | どうして……櫂くん……? |
櫂 | ……準備はいいか。 |
キョウ | いつでもな! 行くぜ、櫂!! |
櫂 | いいだろう……! |
櫂& キョウ | スタンドアップ! (THE) ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | フ……フフフ…… ようやく帰って来たぜ、この日本に…… |
アキラ | これでこの国のファイターどもも、 思い知ることになるわけだ…… |
ジョー | 日本にいるだけじゃわからない、 「世界」の強さが、どんなものかをな…… |
キョウ | ……だが、忘れるな。 この国に戻ってきた、一番の目的は…… |
アキラ | もちろんだ。 |
ジョー | 俺たちだって忘れてない。 あの「山」で起こったことを、な…… |
キョウ | 今日こそ奴に、あの男に…… 敗北の味を教えてやるぜ! フ……フフフ……ハハハハハハ!! |
アイチ | ……ミサキさん。 もう一度、ファイトをお願いします! |
ミサキ | いいけど…… アイチ、休憩しなくていいの? |
三和 | そうだぜ、アイチ。 さっきからファイトしっぱなしだぞ。 |
アイチ | でも、日本ステージも迫ってます…… そのためには、 ファイトを積んで強くならないと! |
ミサキ | ……あ。何か、この感じって…… |
シン | どうしたんです、ミサキ? |
ミサキ | いや。前にもこんなやり取りを したことがあったな、って…… あれは確か……全国大会が終わった後で。 アイチは次こそ勝つんだって、 すごく一生懸命になってて。 |
アイチ | ……ああ、思い出しました。 あれは、僕がテツさんに負けた直後で…… |
カムイ | そうそう、オレも思い出しました! それでみんなで強くなって、 今度こそAL4に勝とうって! 確かに、そんなことありましたよ! あ…… もう一つ思い出しちまった。 |
アイチ | え? |
カムイ | その後で、へんなヤツが来たんですよ。 |
アイチ | ヘンな奴? |
ミサキ | ……ああ。そうだったね。 |
カムイ | せっかく、皆でやる気になってたら…… |
キョウ | ……フ……フフフ……アハハハハ! |
カムイ | そうそう、あんな笑い声が聞こえてきて…… ……って、え? |
キョウ | ハハハハハ! 久しぶりだな、雑魚ファイターども! |
アイチ | ああっ、君は……! |
ミサキ | 矢作キョウ! |
キョウ | ハハハ、どうだ、驚いたか! この日本で最強の…… いや、今や世界最強のファイター! この矢作キョウ様が、 カードキャピタルに来てやったぜ! ハハハ……っと。ん~? |
全員 | …… |
キョウ | なんだ貴様ら、その態度は! 恐れおののくなり、あがめるなり、 もっと盛り上がったらどうだ! |
カムイ | って、前の時と同じじゃねえか! これからってファイトに向けて、 頑張ってる時に来やがって! 同じこと繰り返してんじゃねえ! |
キョウ | フフ……俺ほどの最強ファイターになると、 何をしても許されるんでな…… |
カムイ | ああもう、わけがわかんねえ! |
アキラ | ……おい、ちょっと、キョウ。 |
ジョー | そもそもの目的を忘れてるぞ。 |
キョウ | おっと、そうだった。 今日も雑魚しかいないようだが…… 奴はどこだ。 |
カムイ | 奴~? |
ミサキ | それって…… |
キョウ | ケッ、そんなの決まってるだろう。 スカした目をした、あいつのことだ…… 奴は! 櫂トシキはどこにいる! |
全員 | …… |
キョウ | なんだ、そのぽかんとした顔は! |
カムイ | ……なんだ、お前知らないのか? |
キョウ | 何を! |
アイチ | その……櫂くんは今、 僕たちのチームじゃなくて。 NAL4のメンバーなんだけど。 |
キョウ | N……AL4!? ってことは、 あいつは今、レン達のチームなのか! おい、それは本当か! |
ミサキ | あんたこそ、本当に知らなかったの? |
キョウ | なんだと……ッ! 過酷な修行に明け暮れるため、 俗世の縁を断ち切っていたが…… それが裏目に出ちまったていうのか……! |
アイチ | ……知らなかったの、本当みたいだね。 |
カムイ | ……ま、そういうわけだからさ。 ここに櫂はいないんだし、 オレたちは練習しなきゃならねーし。 諦めて帰ってくんねーかな。 |
キョウ | ……いや! 帰らん! |
カムイ | 何ぃ!? |
キョウ | 櫂がいないなら、貴様らでもいい! 俺と勝負しろ! |
カムイ | なんでだよ! |
キョウ | 俺はうずうずしてんだよ…… 修行の成果を試したくってな! |
シン | あの、 さっきから「修行」って言ってますけど…… |
ミサキ | それって、一体……? |
キョウ | ふふ……俺とファイトしてみれば、 その修行のすさまじさを、 お前らも思い知ることになる…… ハハ、アハハ、ハハハハハ! |
??? | ……その修行の成果とやら…… 俺が、試させてもらおう。 |
アイチ | ……え。 |
ミサキ | その声は!? |
カムイ | あ! てめえは!! |
櫂 | …… |
アイチ | か……櫂くん! |
キョウ | フ……フフフ……ハハハハ! 櫂、ついに出てきやがったか! 待っていたぞ、この日をな…… 今日こそ貴様をぶちのめしてやる! |
アイチ | どうして……櫂くん……? |
櫂 | …… 準備はいいか。 |
キョウ | いつでもな! 行くぜ、櫂!! |
櫂 | いいだろう……! |
櫂& キョウ | スタンドアップ! (THE) ヴァンガード! |
Episode1
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | くう……うう……うおおおおお! 俺は、世界最強になったはず! その俺が、なぜ! どうしてまた、櫂トシキに負ける!? |
アキラ | キョウ! |
ジョー | 落ち着け! |
ミサキ | ……でも、すごいファイトだった…… |
カムイ | ああ……櫂の野郎もすごかったけど、キョウの奴だって…… |
ミサキ | ……前より、はるかに強くなってる…… |
櫂 | …… |
アイチ | ……でも、櫂くんはどうしてここに? |
櫂 | ……裏ファイトの連中の間で、噂が広がっていてな。 |
アイチ | 裏ファイト……って、裏路地でこっそり行われてる、あの。 |
三和 | で、噂って? |
櫂 | 新手のファイターが現れて、凄腕の裏ファイターたちを次々と倒して回っていると聞いた。 負けた奴が言うには、そいつはかなりの使い手で、そして…… 俺にこだわっているらしい、とな…… |
三和 | はは。「そんな相手なら、戦ってみたい」 お前のことだ、そう考えたんだろ。 |
櫂 | 俺が狙いだとすれば、いずれAL4の本部に現れるはず。 しかし、奴は現れなかった。となると…… |
シン | 昔、チームだったQ4の、このカードキャピタルに……というわけですか。 |
櫂 | だが……まさかそれが、矢作キョウだったとはな。 |
キョウ | ……なぜだ! どうしてだ!! |
アイチ | キョウさん…… |
キョウ | あれだけの時間を費やして、世界のあちこちを駆け巡って! 血のにじむような、いや! 血すら出つくして一滴も出なくなるような、あれほどの修行をしてきたって言うのに! |
カムイ | お前……いったいどんな修行を…… |
キョウ | 知りたいか…… 知りたければ教えてやる! 俺がしてきた修行の数々を! |
カムイ | 一体、どんな恐ろしい修行なんだ……! |
キョウ | ある時は大雪山に身をひそめ! ヴァンガードをする雪男・イエティに変装し! 噂を聞きつけてやって来るヴァンガードファイターと百人組手! |
カムイ | 雪男に…… |
ミサキ | 変装……? |
キョウ | そしてまた、ある時は! 熱帯のジャングルに身をひそめ! 大蛇・アナコンダを体に巻きつけて、食うか食われるかの緊張の中、絶対の必殺を編み出す! |
カムイ | アナコンダを…… |
ミサキ | 体に巻きつけ……? |
キョウ | フフ……どうだ、恐ろしいだろう。恐ろしすぎて言葉も出まい。 身も心も凍り付くような、あるいは体が焼き尽くされるような、そんな修行をしてきたんだ、俺は! |
三和 | ……いや。そりゃ雪山にいりゃ凍りつくだろうし。 |
シン | 熱帯にいれば熱いでしょうし。 |
カムイ | ……っていうか、お前一体、何をしてんだ? |
キョウ | 呆れたような目で俺を見るなああ! |
アキラ | そうだ! やったこともないくせに! |
ジョー | お前らに、あの恐ろしさ、あの辛さがわかってたまるか! |
カムイ | いや。全然やるつもりないし。 |
櫂 | ……俺には、わかった。 |
キョウ | ! |
櫂 | お前が本気で、命を懸けて、強くなろうとしていたことが、な…… |
キョウ | ……櫂…… |
櫂 | だが……その成果が、この程度か? |
キョウ | な、なにぃっ! |
櫂 | 裏ファイトでの噂を聞いた時、そいつなら、少しは楽しませてくれるかと思ったが…… |
キョウ | …… |
櫂 | どうやら、見込み違いだったか…… |
アキラ | 櫂、貴様! |
ジョー | キョウの努力も知らないで! |
アイチ | 櫂くん…… |
キョウ | フ……フフフ……ハハハハハ! |
アイチ | え……? |
キョウ | 他人を見下すようなそのスカした目、まったく変わってねえよなあ…… お前は全く、面白い奴だぜ。 しかし、その目が……俺の闘志を奮い立たせる! |
アキラ& ジョー | キョウ! |
アイチたち | !! |
キョウ | 俺がしてきたすさまじい修行……今、話しただけだと思うのか? |
櫂 | …… |
キョウ | んなワケはねえ! 俺が積んできた修業は、あれだけじゃねえんだ! 更なる必殺技を見せてやるぜ…… そして、その時! 俺様は遂に、お前に勝利する! |
櫂 | ……いいだろう。 その技とやら、見せてもらおう……! |
ミサキ | リターンマッチ!? |
アイチ | 櫂くん……! |
キョウ | 櫂トシキ! 敗北の味ってのがどんなもんか、今こそお前に教えてやる! |
櫂 | 来い! |
キョウ &櫂 | スタンドアップ! (THE) ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | くう……うう……うおおおおお! 俺は、世界最強になったはず! その俺が、なぜ! どうしてまた、櫂トシキに負ける!? |
アキラ | キョウ! |
ジョー | 落ち着け! |
ミサキ | ……でも、すごいファイトだった…… |
カムイ | ああ……櫂の野郎もすごかったけど、 キョウの奴だって…… |
ミサキ | ……前より、はるかに強くなってる…… |
櫂 | …… |
アイチ | ……でも、櫂くんはどうしてここに? |
櫂 | ……裏ファイトの連中の間で、 噂が広がっていてな。 |
アイチ | 裏ファイト……って、 裏路地でこっそり行われてる、あの。 |
三和 | で、噂って? |
櫂 | 新手のファイターが現れて、 凄腕の裏ファイターたちを 次々と倒して回っていると聞いた。 負けた奴が言うには、 そいつはかなりの使い手で、そして…… 俺にこだわっているらしい、とな…… |
三和 | はは。「そんな相手なら、戦ってみたい」 お前のことだ、そう考えたんだろ。 |
櫂 | 俺が狙いだとすれば、 いずれAL4の本部に現れるはず。 しかし、奴は現れなかった。 となると…… |
シン | 昔、チームだったQ4の、 このカードキャピタルに……というわけですか。 |
櫂 | だが……まさかそれが、 矢作キョウだったとはな。 |
キョウ | ……なぜだ! どうしてだ!! |
アイチ | キョウさん…… |
キョウ | あれだけの時間を費やして、 世界のあちこちを駆け巡って! 血のにじむような、いや! 血すら出つくして一滴も出なくなるような、 あれほどの修行をしてきたって言うのに! |
カムイ | お前…… いったいどんな修行を…… |
キョウ | 知りたいか…… 知りたければ教えてやる! 俺がしてきた修行の数々を! |
カムイ | 一体、どんな恐ろしい修行なんだ……! |
キョウ | ある時は大雪山に身をひそめ! ヴァンガードをする雪男・イエティに変装し! 噂を聞きつけてやって来る ヴァンガードファイターと百人組手! |
カムイ | 雪男に…… |
ミサキ | 変装……? |
キョウ | そしてまた、ある時は! 熱帯のジャングルに身をひそめ! 大蛇・アナコンダを体に巻きつけて、 食うか食われるかの緊張の中、 絶対の必殺を編み出す! |
カムイ | アナコンダを…… |
ミサキ | 体に巻きつけ……? |
キョウ | フフ……どうだ、恐ろしいだろう。 恐ろしすぎて言葉も出まい。 身も心も凍り付くような、 あるいは体が焼き尽くされるような、 そんな修行をしてきたんだ、俺は! |
三和 | ……いや。 そりゃ雪山にいりゃ凍りつくだろうし。 |
シン | 熱帯にいれば熱いでしょうし。 |
カムイ | ……っていうか、 お前一体、何をしてんだ? |
キョウ | 呆れたような目で俺を見るなああ! |
アキラ | そうだ! やったこともないくせに! |
ジョー | お前らに、あの恐ろしさ、 あの辛さがわかってたまるか! |
カムイ | いや。全然やるつもりないし。 |
櫂 | ……俺には、わかった。 |
キョウ | ! |
櫂 | お前が本気で、命を懸けて、 強くなろうとしていたことが、な…… |
キョウ | ……櫂…… |
櫂 | だが……その成果が、この程度か? |
キョウ | な、なにぃっ! |
櫂 | 裏ファイトでの噂を聞いた時、 そいつなら、少しは楽しませてくれるかと 思ったが…… |
キョウ | …… |
櫂 | どうやら、見込み違いだったか…… |
アキラ | 櫂、貴様! |
ジョー | キョウの努力も知らないで! |
アイチ | 櫂くん…… |
キョウ | フ……フフフ……ハハハハハ! |
アイチ | え……? |
キョウ | 他人を見下すようなそのスカした目、 まったく変わってねえよなあ…… お前は全く、面白い奴だぜ。 しかし、その目が……俺の闘志を奮い立たせる! |
アキラ& ジョー | キョウ! |
アイチたち | !! |
キョウ | 俺がしてきたすさまじい修行…… 今、話しただけだと思うのか? |
櫂 | …… |
キョウ | んなワケはねえ! 俺が積んできた修業は、あれだけじゃねえんだ! 更なる必殺技を見せてやるぜ…… そして、その時! 俺様は遂に、お前に勝利する! |
櫂 | ……いいだろう。 その技とやら、見せてもらおう……! |
ミサキ | リターンマッチ!? |
アイチ | 櫂くん……! |
キョウ | 櫂トシキ! 敗北の味ってのがどんなもんか、 今こそお前に教えてやる! |
櫂 | 来い! |
キョウ &櫂 | スタンドアップ! (THE) ヴァンガード! |
Episode2
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | くっ……ううっ……くそおおおおおおお! |
櫂 | …… |
三和 | ……また、あいつの負けか…… |
アイチ | でも……今のファイト、一戦目以上にすごかったです。 キョウさん、本当に強くなってる…… |
キョウ | なぜ……なぜだ、どうしてだ! 修行の成果を、あれだけつぎ込んだって言うのに! |
アイチ | だけど、あの技はすごかったです。 えっと、確か…… |
キョウ | 『アバランチ・クラッシュラッシュ』か! それとも『アナコンダアタック』か! |
アイチ | いえ、それじゃなくて…… |
キョウ | じゃ、『ジョーズ・エクスプロージョン』か! |
アイチ | そう、それです! |
キョウ | くっ……しかしその『ジョーズ・エクスプロージョン』も、奴には効かなかった…… |
シン | それって一体……? |
キョウ | 南の海にダイビングし、人食い鮫に追われながら、極度の緊張の中で編み出した技! |
全員 | …… |
キョウ | その上、『ライオン・イーティング』も破られちまうとは! |
ミサキ | 『ライオン・イーティング』? |
キョウ | アフリカの大草原で、ライオンの群れに囲まれて生活し! いつ食われるかの恐怖の中で、編み出した必殺技! |
全員 | …… |
キョウ | 更に、まさかあの、『イーグル・ランディング』まで! |
カムイ | 『イーグル・ランディング』? |
キョウ | スカイダイビングで急降下しつつ、王者のように飛ぶ鷹を見つけて、そいつに襲い掛かりながら編み出した技! |
全員 | …… |
アイチ | 本当に、命を懸けてるんですね…… |
三和 | ……いや。命を懸けりゃいいってもんじゃ。 |
櫂 | だが、その極限の緊張が…… |
アイチ | 櫂くん。 |
櫂 | ……こいつの精神を研ぎ澄まし、技を強力なものにしていたのは、確かだ。 |
アイチ | …… |
シン | ええ。本当に前より強かったですし…… |
三和 | ……でもさ。そんだけ強くなれたんなら、いつまでも櫂にこだわることもねえのに。 |
アイチ | え? |
三和 | 以前、こいつは櫂にやられた。 櫂にこだわるってことは、その「復讐」ってことなんだろうけど。 それって……なんか後ろ向きじゃね? |
アキラ | 違う……それは違うぞ! |
三和 | ん? |
ジョー | キョウは後ろ向きの理由で、櫂に挑んでるわけじゃない! |
キョウ | ……言うな、アキラ、ジョー! |
アイチ | え……? |
キョウ | 俺が何を考えてようが、こいつにとっちゃ関係ねえ…… ファイトってのは勝つか負けるか! ただそれだけだ!! |
櫂 | …… |
キョウ | 櫂……最後に、もう一度勝負だ。 |
櫂 | …… |
キョウ | そのファイトで俺は、これまでの修行の全てをかける! そしてその力で……櫂トシキ! 俺は、貴様を必ず倒す!! |
櫂 | いいだろう。 ならば、この俺も……全力を尽くして、お前の前に立つ。 |
アイチ | 櫂くん……! |
キョウ | フ……フフフ……ハハハハハ! よく言ってくれたぜ、櫂! ラスト・ファイトだ! 行くぜ、櫂! |
櫂 | ……来い! |
全員 | ……! |
キョウ &櫂 | スタンドアップ! (THE) ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | くっ……ううっ…… くそおおおおおおお! |
櫂 | …… |
三和 | ……また、あいつの負けか…… |
アイチ | でも……今のファイト、 一戦目以上にすごかったです。 キョウさん、本当に強くなってる…… |
キョウ | なぜ……なぜだ、どうしてだ! 修行の成果を、 あれだけつぎ込んだって言うのに! |
アイチ | だけど、あの技はすごかったです。 えっと、確か…… |
キョウ | 『アバランチ・クラッシュラッシュ』か! それとも『アナコンダアタック』か! |
アイチ | いえ、それじゃなくて…… |
キョウ | じゃ、『ジョーズ・エクスプロージョン』か! |
アイチ | そう、それです! |
キョウ | くっ……しかしその 『ジョーズ・エクスプロージョン』も、 奴には効かなかった…… |
シン | それって一体……? |
キョウ | 南の海にダイビングし、 人食い鮫に追われながら、 極度の緊張の中で編み出した技! |
全員 | …… |
キョウ | その上、『ライオン・イーティング』も 破られちまうとは! |
ミサキ | 『ライオン・イーティング』? |
キョウ | アフリカの大草原で、 ライオンの群れに囲まれて生活し! いつ食われるかの恐怖の中で、 編み出した必殺技! |
全員 | …… |
キョウ | 更に、まさかあの、 『イーグル・ランディング』まで! |
カムイ | 『イーグル・ランディング』? |
キョウ | スカイダイビングで急降下しつつ、 王者のように飛ぶ鷹を見つけて、 そいつに襲い掛かりながら編み出した技! |
全員 | …… |
アイチ | 本当に、命を懸けてるんですね…… |
三和 | ……いや。命を懸けりゃいいってもんじゃ。 |
櫂 | だが、その極限の緊張が…… |
アイチ | 櫂くん。 |
櫂 | ……こいつの精神を研ぎ澄まし、 技を強力なものにしていたのは、確かだ。 |
アイチ | …… |
シン | ええ。本当に前より強かったですし…… |
三和 | ……でもさ。そんだけ強くなれたんなら、 いつまでも櫂にこだわることもねえのに。 |
アイチ | え? |
三和 | 以前、こいつは櫂にやられた。 櫂にこだわるってことは、 その「復讐」ってことなんだろうけど。 それって……なんか後ろ向きじゃね? |
アキラ | 違う…… それは違うぞ! |
三和 | ん? |
ジョー | キョウは後ろ向きの理由で、 櫂に挑んでるわけじゃない! |
キョウ | ……言うな、アキラ、ジョー! |
アイチ | え……? |
キョウ | 俺が何を考えてようが、 こいつにとっちゃ関係ねえ…… ファイトってのは勝つか負けるか! ただそれだけだ!! |
櫂 | …… |
キョウ | 櫂……最後に、もう一度勝負だ。 |
櫂 | …… |
キョウ | そのファイトで俺は、 これまでの修行の全てをかける! そしてその力で…… 櫂トシキ! 俺は、貴様を必ず倒す!! |
櫂 | いいだろう。 ならば、この俺も…… 全力を尽くして、お前の前に立つ。 |
アイチ | 櫂くん……! |
キョウ | フ……フフフ……ハハハハハ! よく言ってくれたぜ、櫂! ラスト・ファイトだ! 行くぜ、櫂! |
櫂 | ……来い! |
全員 | ……! |
キョウ &櫂 | スタンドアップ! (THE) ヴァンガード! |
Episode3
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | フ……フフフ……ハハハハハ! |
櫂 | …… |
カムイ | ……また、櫂の奴が勝ったな。 |
シン | でも、すさまじいファイトでした…… |
三和 | 櫂を相手にして、あれだけできるファイターは…… |
ミサキ | ……ああ。そうはいないね。 |
キョウ | ……好きにしろ。 |
櫂 | ……ん? |
キョウ | ……ケッ。 ここまでやって負けちまった以上……俺にはもう、明日という日はねえ!! |
カムイ | キョウ…… |
三和 | ……明日はない、って、そんな大げさな。 |
アイチ | ……キョウさん? それって、どういう……? |
キョウ | ……今となっちゃ、隠すこともねーか。 話してやるよ……あの、大雪山での話だ…… 俺はこいつと……櫂トシキと戦った。 そして……こいつに倒された。 |
櫂 | …… |
キョウ | しかも……ただ、倒されただけじゃねえ…… 思い出すのも腹立たしいが、俺はこいつに……命まで救われちまった。 この俺が……矢作キョウ様が! 他人に情けをかけられるなんて! そんな甘っちょろいことは、俺のプライドが許さねえんだ!! こいつに命を救われたなんて、俺は自分で自分を許せねえ! |
櫂 | …… |
キョウ | あの時から、こいつは俺にとって『壁』になった…… なんとしても超えなくちゃならねえ、でかいでかい『壁』にな……! そして、その『壁』をぶち破らねえ限り…… 俺に! 矢作キョウ様に! 明日という日は来ねえんだよ! |
アキラ& ジョー | …… |
アイチ | そうか……わかったような気がします。 |
ミサキ | アイチ? |
アイチ | キョウさんにとって、櫂くんを倒すことは…… きっと、明日に進むための、ステップ…… |
アキラ | フ……察しがいいな、お前は。図星だよ。 |
ジョー | キョウは、後ろを向いてたわけじゃない。 むしろ、前に進んでいきたいからこそ……『壁』を、ぶち破らなきゃならなかったんだ。 |
キョウ | …… |
櫂 | ……今のファイトは、悪くなかった。 |
キョウ | …… |
櫂 | 今日は、俺がお前に勝った。 だが、以前の俺だったら……雪山の頃か、それ以前の俺なら……あるいは…… そして、次がどうなるかは…… |
キョウ | ……!! |
櫂 | お前が世界を回ってきたことはわかる。 だが……お前は本当に、世界の広さを知り尽くしたと言えるのか。 |
キョウ | 何ッ!? |
櫂 | お前にとって、世界がまだまだ広ければ…… |
アキラ | そうだ……世界は広い。 強い、未知のファイターがまだいるはず…… |
ジョー | そいつらと戦って腕を上げれば、いつかは櫂に勝てるように……いや、奴以上のファイターになることだって……! |
アキラ | キョウは……いや、俺たちは。 前に向かって進んでいける……! |
キョウ | …… そうだ……世界は広い。 世界が広い、ということは…… ……「修行」の種もまだまだ尽きない!! なるほど! 確かにその通りだ!! |
アイチ | ……え? |
アキラ& ジョー | ……は? |
櫂 | …… |
キョウ | ハハ、ハハハ、ハハハハハ! 櫂! お前もバカな奴だ。 この矢作キョウ様に、お前の最大のライバルに、塩を送るような真似をするとはな! いいことに気付かせてもらったぜ…… 修行の種が尽きない以上! 俺は、まだまだ強くなれる! そしていつかは、貴様に勝てるように……いや! お前以上のファイターになってみせる! |
櫂 | フ……楽しみにしている。 |
三和 | ……何か、微妙にズレてないか? |
アイチ | でも……櫂くんが言いたかったことは、どうやら伝わってるみたいです。 |
キョウ | こうなったらぐずぐずしていられねえ。 アキラ、ジョー! さっそく新たな修行を始めるぞ! |
アキラ | はは、いいぜ、そうこなくっちゃ! |
ジョー | それでこそキョウだ! |
キョウ | 櫂、待っていろ! 次に会うのは、VFサーキットだ! ハハ、ハハハ、ハハハハハハハ! |
アイチ | ……行っちゃいましたね。 |
シン | 毎回、騒がしい人ですねえ。 |
櫂 | …… |
アイチ | 櫂くん、どこへ。 |
櫂 | 俺の用は、もう済んだ。 |
アイチ | え。もう行っちゃうの? |
シン | せっかく来たんだし、ゆっくりしていけばいいのに。 |
櫂 | 忘れたのか……今の俺は、NAL4だ。 |
アイチ | ! |
櫂 | あいつのセリフじゃないが…… 次に会うのは、サーキットの日本ステージだ。 |
アイチ | 櫂くん…… |
ミサキ | ……相変わらずだね、あいつ。 |
カムイ | ……お兄さん。 |
アイチ | え。なに、カムイくん? |
カムイ | オレ、矢作キョウを見てて思ったんですけど…… あそこまで強くなれるなら! オレたちも何か、危険な修行とかやってみませんか! |
アイチ | え? な、何を言ってるの? |
カムイ | 例えば……そう! バンジージャンプしながらファイトする、とか! すげーこえ~! ってなりながら、それでも集中力を保てるかどうか! |
ミサキ | ……私、パス。 |
カムイ | え、そんな~!? |
アイチ | えっと、そういう修行はともかくとして…… 僕たちも、櫂くんやキョウさんに負けないように頑張りましょう! そして、二人が言ってたみたいに…… 次に会うのは、日本ステージです……! |
キャラ | セリフ |
---|---|
キョウ | フ……フフフ…… ハハハハハ! |
櫂 | …… |
カムイ | ……また、櫂の奴が勝ったな。 |
シン | でも、すさまじいファイトでした…… |
三和 | 櫂を相手にして、 あれだけできるファイターは…… |
ミサキ | ……ああ。そうはいないね。 |
キョウ | ……好きにしろ。 |
櫂 | ……ん? |
キョウ | ……ケッ。 ここまでやって負けちまった以上…… 俺にはもう、明日という日はねえ!! |
カムイ | キョウ…… |
三和 | ……明日はない、って、そんな大げさな。 |
アイチ | ……キョウさん? それって、どういう……? |
キョウ | ……今となっちゃ、隠すこともねーか。 話してやるよ…… あの、大雪山での話だ…… 俺はこいつと……櫂トシキと戦った。 そして……こいつに倒された。 |
櫂 | …… |
キョウ | しかも……ただ、倒されただけじゃねえ…… 思い出すのも腹立たしいが、 俺はこいつに……命まで救われちまった。 この俺が……矢作キョウ様が! 他人に情けをかけられるなんて! そんな甘っちょろいことは、 俺のプライドが許さねえんだ!! こいつに命を救われたなんて、 俺は自分で自分を許せねえ! |
櫂 | …… |
キョウ | あの時から、こいつは俺にとって 『壁』になった…… なんとしても超えなくちゃならねえ、 でかいでかい『壁』にな……! そして、その『壁』をぶち破らねえ限り…… 俺に! 矢作キョウ様に! 明日という日は来ねえんだよ! |
アキラ& ジョー | …… |
アイチ | そうか……わかったような気がします。 |
ミサキ | アイチ? |
アイチ | キョウさんにとって、櫂くんを倒すことは…… きっと、明日に進むための、ステップ…… |
アキラ | フ……察しがいいな、お前は。 図星だよ。 |
ジョー | キョウは、後ろを向いてたわけじゃない。 むしろ、前に進んでいきたいからこそ…… 『壁』を、ぶち破らなきゃならなかったんだ。 |
キョウ | …… |
櫂 | ……今のファイトは、悪くなかった。 |
キョウ | …… |
櫂 | 今日は、俺がお前に勝った。 だが、以前の俺だったら…… 雪山の頃か、それ以前の俺なら…… あるいは…… そして、次がどうなるかは…… |
キョウ | ……!! |
櫂 | お前が世界を回ってきたことはわかる。 だが…… お前は本当に、 世界の広さを知り尽くしたと言えるのか。 |
キョウ | 何ッ!? |
櫂 | お前にとって、世界がまだまだ広ければ…… |
アキラ | そうだ……世界は広い。 強い、未知のファイターがまだいるはず…… |
ジョー | そいつらと戦って腕を上げれば、 いつかは櫂に勝てるように……いや、 奴以上のファイターになることだって……! |
アキラ | キョウは……いや、俺たちは。 前に向かって進んでいける……! |
キョウ | …… そうだ……世界は広い。 世界が広い、ということは…… ……「修行」の種もまだまだ尽きない!! なるほど! 確かにその通りだ!! |
アイチ | ……え? |
アキラ& ジョー | ……は? |
櫂 | …… |
キョウ | ハハ、ハハハ、ハハハハハ! 櫂! お前もバカな奴だ。 この矢作キョウ様に、お前の最大のライバルに、 塩を送るような真似をするとはな! いいことに気付かせてもらったぜ…… 修行の種が尽きない以上! 俺は、まだまだ強くなれる! そしていつかは、貴様に勝てるように……いや! お前以上のファイターになってみせる! |
櫂 | フ……楽しみにしている。 |
三和 | ……何か、 微妙にズレてないか? |
アイチ | でも……櫂くんが言いたかったことは、 どうやら伝わってるみたいです。 |
キョウ | こうなったらぐずぐずしていられねえ。 アキラ、ジョー! さっそく新たな修行を始めるぞ! |
アキラ | はは、いいぜ、そうこなくっちゃ! |
ジョー | それでこそキョウだ! |
キョウ | 櫂、待っていろ! 次に会うのは、VFサーキットだ! ハハ、ハハハ、ハハハハハハハ! |
アイチ | ……行っちゃいましたね。 |
シン | 毎回、騒がしい人ですねえ。 |
櫂 | …… |
アイチ | 櫂くん、どこへ。 |
櫂 | 俺の用は、もう済んだ。 |
アイチ | え。もう行っちゃうの? |
シン | せっかく来たんだし、 ゆっくりしていけばいいのに。 |
櫂 | 忘れたのか……今の俺は、 NAL4だ。 |
アイチ | ! |
櫂 | あいつのセリフじゃないが…… 次に会うのは、サーキットの日本ステージだ。 |
アイチ | 櫂くん…… |
ミサキ | ……相変わらずだね、あいつ。 |
カムイ | ……お兄さん。 |
アイチ | え。なに、カムイくん? |
カムイ | オレ、矢作キョウを見てて 思ったんですけど…… あそこまで強くなれるなら! オレたちも何か、 危険な修行とかやってみませんか! |
アイチ | え? な、何を言ってるの? |
カムイ | 例えば……そう! バンジージャンプしながらファイトする、とか! すげーこえ~! ってなりながら、 それでも集中力を保てるかどうか! |
ミサキ | ……私、パス。 |
カムイ | え、そんな~!? |
アイチ | えっと、そういう修行はともかくとして…… 僕たちも、櫂くんやキョウさんに 負けないように頑張りましょう! そして、二人が言ってたみたいに…… 次に会うのは、日本ステージです……! |