開催期間
2020/12/4~2020/12/14
主役キャラクター
あらすじ
Episode0 |
---|
次のVF甲子園に向けて余念がないアイチたち。 ナオキが「いつもとは別の相手と戦いたい」と言い出し、他のメンバーも賛同した、その時! 部室の壁に1本の矢文が突き刺さった! 果たし状に従ってカードキャピタルを訪れるとそこにはニンジャマスターNEOの姿が! 復活のため腕試しがしたいと言う彼の挑戦をミサキが真正面から受けて立った。 |
Episode1 |
---|
ミサキとのファイトを通して、彼女の成長を喜ぶニンジャマスターNEO。 アイチたちはナオキがЯした事件を思い出し、その時の様子をニンジャマスターに伝える。 それを聞いた彼はいささか思案を巡らせたが、当人のナオキにファイトを要求。 VF甲子園の訓練になる、と胸を弾ませるナオキはその挑戦を喜んで引き受けた。 |
Episode2 |
---|
いいファイトだった、と感謝を伝え合うナオキとニンジャマスターNEO。 改めてナオキのЯの様子を聞いたニンジャマスターはその時の言動や、見た事もないカードの存在に乱世の到来を予感する。 他の声で我に返った彼は、腕試しの仕上げとして対戦相手にアイチを指名した! |
Episode3 |
---|
驚くほど強くなったアイチに完敗するも満足し、完全復活を遂げたニンジャマスターNEO。 彼はうっかり乱世の予感をほのめかしてしまうが、それでも彼らなら大丈夫だろうと誤魔化さずに伝え、感謝の後に煙幕で消えた。 この「Я」という乱世に救いを求める人々のためニンジャマスターNEOは宿命を背負って歩き出す。 |
ストーリー
Episode0
キャラ | セリフ |
---|---|
ナオキ | くっそ~! またアイチにやられちまったか。 |
アイチ | ……でも、次のターンが来てたらナオキくんが勝ってたんじゃないかな? |
シンゴ | ……ツッパリモドキにしちゃ、いい心がけなのです。 寸暇を惜しんで、訓練に余念がないとは。 |
ミサキ | 次のVF甲子園のためだからね。 今度は絶対、負けないために…… |
ナオキ | そう、番長の言うとおり! ……けど、よ。 |
ミサキ | ? |
ナオキ | いつもこのメンバーでファイトしてると、イマイチ刺激が足りねー、って気がしねえ? |
シンゴ | まったく、これだからツッパリモドキは……これ以上の練習相手が、他にいるわけないのです。 ……とはいうものの。 異なる相手と様々なファイトをして、経験値を上げる……という意味では、悪くない指摘とも言えるのです。 |
ナオキ | そう、それそれ! |
アイチ | そうだね…… 確かにいろんな相手とファイトすれば、それだけファイトの幅を広げられる。 ……どこか他の高校のカードファイト部に、対校戦を申し込んでみようか。 |
ナオキ | 嬉しいぜ、アイチ! そうこなくっちゃ! |
全員 | !? |
アイチ | 何、今の!? |
ナオキ | ……見ろよ! 壁にこんなものが。 |
シンゴ | 壁に、矢が刺さっているのです! |
ナオキ | どっから飛んできたんだ、危ねーな! |
ミサキ | 何か結わえつけてある…… ……手紙? |
アイチ | えっと……聞いてみますね。 …… これって……「果たし状」!? |
3人 | 果たし状!? |
貴殿らのファイターとしての評判は、天地にあまねく知られているでござる。 そこで拙者は貴殿らと、ぜひとも正々堂々たる果たし合いを所望するでござる。 その果たし合いの場所は…… | |
全員 | カードキャピタル!? |
シン | へえ。このカードキャピタルを指定してくるなんて…… ここに因縁のある人でしょうかね……? |
ミサキ | ねえ……何か見覚えない、果たし状の言い回し。 |
アイチ | はい……「ござる」、とか。 でも、まさか…… |
全員 | うわあ! 煙!? ごほごほ! |
ナオキ | 何なんだ、いったい!? |
??? | フフフ。宮地学園カードファイト部殿…… |
ニンジャ マスターNEO | ……よくそおいで下された! でござる! |
ナオキ | え? ……に、ニンジャ……? |
シンゴ | とも、言えないような……何なのです? |
ミサキ | やっぱり! |
アイチ | あなたは……ニンジャマスターM! |
ナオキ | アイチたちは、こいつを知ってんのか? |
シン | ……このカードキャピタルのショップ大会で、活躍していた伝説のファイターですから。 |
アイチ | だけどその正体は…… あ、ナオキくんも会ったことあるよね。学校の先生で…… |
ニンジャ マスターNEO | Noでござるよ、アイチ殿! 拙者はマーク先生に非ず! |
アイチ | あ、そ、そうでした。 |
ニンジャ マスターNEO | もう1つ言えば、ニンジャマスターMでもござらぬ! この額の印をよく見てほしいでござる! |
アイチ | え? |
ミサキ | あ……ほんとだ。 |
アイチ | 前はMのマークだったけど、今はNEOって書いてある! |
シン | ああ……森川君がここにいたら、きっと喜んだでしょうねえ…… |
アイチ | でも、マーク先生…… じゃなかった、ニンジャマスターは引退したはずじゃなかったんですか? |
シン | そうですよ。次の世代に称号を譲ると言って…… |
ニンジャ マスターNEO | 確かにそのはずでござった……しかし。 さる理由のため、このたび復活を決意したのでござる。 |
ミサキ | ……さる理由? |
アイチ | それって、いったい……? |
ニンジャ マスターNEO | ……ともあれ、復活を決意した以上、腕をなまらせたままにしておけないでござる。 そこで! 宮地のカードファイト部殿を相手に、腕試しを所望するのでござる! |
アイチ | それで果たし状を、僕たちに…… |
ニンジャ マスターNEO | 御推察の通りでござる! |
ミサキ | どうする、アイチ? |
アイチ | ……わかりました。その挑戦、受けます! |
ニンジャ マスターNEO | さすがアイチ殿! 感謝でござる! |
ナオキ | おいおいアイチ。本当にこんなヘンな奴と、ファイトするつもりなのか? |
アイチ | 見た目は確かに変わってるけど、この人は侮れないファイターなんだ。 ナオキくんも言ってたよね。たまには違う相手とファイトしてみたいって! VF甲子園のための訓練相手として、申し分ないファイターだよ。 |
ナオキ | た、確かに、そうは言ったけどよ…… |
ミサキ | ……じゃあ、1番手は私が行く。 ショップ大会でのファイトを見てて、1度手合わせしてみたいって思ってたんだ。 |
ニンジャ マスターNEO | おお、ミサキ殿が相手でござるか! 拙者の忍法が衰えていないか、確かめるにはまたとない相手でござる! |
ナオキ | ……番長が自分から、ファイトしてみたいだと……? |
シンゴ | やはり、本当はかなりのファイター……? |
ミサキ | それじゃニンジャさん……準備はいい? |
ニンジャ マスターNEO | 無論でござる! いざ、尋常に勝負でござる! |
ミサキ | ……行くよ! |
ふたり | スタンドアップ! ヴァンガード! |
ニンジャ マスターNEO | で、ござる! |
キャラ | セリフ |
---|---|
ナオキ | くっそ~! またアイチにやられちまったか。 |
アイチ | ……でも、次のターンが来てたら ナオキくんが勝ってたんじゃないかな? |
シンゴ | ……ツッパリモドキにしちゃ、 いい心がけなのです。 寸暇を惜しんで、訓練に余念がないとは。 |
ミサキ | 次のVF甲子園のためだからね。 今度は絶対、負けないために…… |
ナオキ | そう、番長の言うとおり! ……けど、よ。 |
ミサキ | ? |
ナオキ | いつもこのメンバーでファイトしてると、 イマイチ刺激が足りねー、って気がしねえ? |
シンゴ | まったく、これだからツッパリモドキは…… これ以上の練習相手が、 他にいるわけないのです。 ……とはいうものの。 異なる相手と様々なファイトをして、 経験値を上げる……という意味では、 悪くない指摘とも言えるのです。 |
ナオキ | そう、それそれ! |
アイチ | そうだね…… 確かにいろんな相手とファイトすれば、 それだけファイトの幅を広げられる。 ……どこか他の高校のカードファイト部に、 対校戦を申し込んでみようか。 |
ナオキ | 嬉しいぜ、アイチ! そうこなくっちゃ! |
全員 | !? |
アイチ | 何、今の!? |
ナオキ | ……見ろよ! 壁にこんなものが。 |
シンゴ | 壁に、矢が刺さっているのです! |
ナオキ | どっから飛んできたんだ、危ねーな! |
ミサキ | 何か結わえつけてある…… ……手紙? |
アイチ | えっと……聞いてみますね。 …… これって……「果たし状」!? |
3人 | 果たし状!? |
貴殿らのファイターとしての評判は、 天地にあまねく知られているでござる。 そこで拙者は貴殿らと、ぜひとも正々堂々たる 果たし合いを所望するでござる。 その果たし合いの場所は…… | |
全員 | カードキャピタル!? |
シン | へえ。このカードキャピタルを 指定してくるなんて…… ここに因縁のある人でしょうかね……? |
ミサキ | ねえ……何か見覚えない、 果たし状の言い回し。 |
アイチ | はい……「ござる」、とか。 でも、まさか…… |
全員 | うわあ! 煙!? ごほごほ! |
ナオキ | 何なんだ、いったい!? |
??? | フフフ。宮地学園カードファイト部殿…… |
ニンジャ マスターNEO | ……よくそおいで下された! でござる! |
ナオキ | え? ……に、ニンジャ……? |
シンゴ | とも、言えないような……何なのです? |
ミサキ | やっぱり! |
アイチ | あなたは……ニンジャマスターM! |
ナオキ | アイチたちは、こいつを知ってんのか? |
シン | ……このカードキャピタルのショップ大会で、 活躍していた伝説のファイターですから。 |
アイチ | だけどその正体は…… あ、ナオキくんも会ったことあるよね。 学校の先生で…… |
ニンジャ マスターNEO | Noでござるよ、アイチ殿! 拙者はマーク先生に非ず! |
アイチ | あ、そ、そうでした。 |
ニンジャ マスターNEO | もう1つ言えば、 ニンジャマスターMでもござらぬ! この額の印をよく見てほしいでござる! |
アイチ | え? |
ミサキ | あ……ほんとだ。 |
アイチ | 前はMのマークだったけど、 今はNEOって書いてある! |
シン | ああ……森川君がここにいたら、 きっと喜んだでしょうねえ…… |
アイチ | でも、マーク先生…… じゃなかった、ニンジャマスターは 引退したはずじゃなかったんですか? |
シン | そうですよ。 次の世代に称号を譲ると言って…… |
ニンジャ マスターNEO | 確かにそのはずでござった……しかし。 さる理由のため、 このたび復活を決意したのでござる。 |
ミサキ | ……さる理由? |
アイチ | それって、いったい……? |
ニンジャ マスターNEO | ……ともあれ、復活を決意した以上、 腕をなまらせたままにしておけないでござる。 そこで! 宮地のカードファイト部殿を相手に、 腕試しを所望するのでござる! |
アイチ | それで果たし状を、僕たちに…… |
ニンジャ マスターNEO | 御推察の通りでござる! |
ミサキ | どうする、アイチ? |
アイチ | …… わかりました。その挑戦、受けます! |
ニンジャ マスターNEO | さすがアイチ殿! 感謝でござる! |
ナオキ | おいおいアイチ。本当にこんなヘンな奴と、 ファイトするつもりなのか? |
アイチ | 見た目は確かに変わってるけど、 この人は侮れないファイターなんだ。 ナオキくんも言ってたよね。 たまには違う相手とファイトしてみたいって! VF甲子園のための訓練相手として、 申し分ないファイターだよ。 |
ナオキ | た、確かに、 そうは言ったけどよ…… |
ミサキ | ……じゃあ、1番手は私が行く。 ショップ大会でのファイトを見てて、 1度手合わせしてみたいって思ってたんだ。 |
ニンジャ マスターNEO | おお、ミサキ殿が相手でござるか! 拙者の忍法が衰えていないか、 確かめるにはまたとない相手でござる! |
ナオキ | ……番長が自分から、 ファイトしてみたいだと……? |
シンゴ | やはり、 本当はかなりのファイター……? |
ミサキ | それじゃニンジャさん……準備はいい? |
ニンジャ マスターNEO | 無論でござる! いざ、尋常に勝負でござる! |
ミサキ | ……行くよ! |
ふたり | スタンドアップ! ヴァンガード! |
ニンジャ マスターNEO | で、ござる! |
Episode1
キャラ | セリフ |
---|---|
ミサキ | ……さすがだね。ブランクを感じさせないファイト。 だけど…… |
ニンジャ マスターNEO | ……無念でござる。 |
シン | 勝者、戸倉ミサキ! |
アイチ | やりましたね、ミサキさん! |
シンゴ | ……確かに、勝利は収めたのです。 ですが、あのニンジャも、けっこう侮れない腕を…… |
ナオキ | ……そ、そうだったのか? |
シンゴ | って、何を言っているのです。 今のファイト、見ていなかったのですか? |
ナオキ | だ、だってよ! 「忍法変り身の術」だの「分身の術!」だのってファイト中に言いやがるから……見てて、頭がこんがらがるだろ!? おかげでニンジャが強いのか弱いのか、さっぱりわかんなくなっちまったんだ! |
ニンジャ マスターNEO | ふふふ……そうした人心かく乱も、忍術の基本でござる。 まんまと拙者の術中にはまってくれたようでござるな。 ぬはははは! |
シンゴ | あ~もう! 「変り身の術」と言ってもただのライドですし、「分身の術」と言っても同じユニットを隣に置いただけなのです! まったく、これだからツッパリモドキは! |
ニンジャ マスターNEO | ……それにしてもミサキ殿、拙者は感服いたした。以前より、はるかに腕を上げたでござるな。 |
ミサキ | ……ありがとう。 |
ニンジャ マスターNEO | 全国大会やアジアサーキット、VF甲子園での活躍ぶりは、拙者も拝見していたでござるよ。 そうした戦いで学んだことが、ここまでの積み重ねになったのでござるな…… 学んで成長する者を見るのは、まったく教師としての喜びでござる……! |
ナオキ | ん? |
シンゴ | 教師って……? |
ニンジャ マスターNEO | はっ、しまった! いや、なんでもないでござる! |
シン | ……学んで成長したのは、ミサキだけじゃありませんよ。 アイチ君もそうですし…… それに、ここにいるナオキ君やシンゴ君も、日々、学んで成長しているんですよ。 |
ニンジャ マスターNEO | そうでござったか…… 拙者、教師……ではござらぬが、実に喜ばしいのでござる! |
シンゴ | あ……いや、でも。 |
ニンジャ マスターNEO | む? |
シンゴ | このツッパリモドキに限っては……そうとばかりは言えないかも、なのです。 |
アイチ | え? |
シンゴ | だってほら、この前などは、これと言ったことを学んでもいないのに…… |
アイチ | ……あ。そうか、あの時の事! あの時は確かにびっくりしたよ。 |
ニンジャ マスターNEO | ……何の話をしているでござるか? |
アイチ | ナオキくんが、いきなり強くなっちゃったことがあったんです。 その上、まるで性格も変わったみたいになっちゃって…… |
ニンジャ マスターNEO | いきなり強くなり、性格も…… ……さようなことがあったでござるか。 それはいささか、興味深そうなお話でござるな…… |
シン | ……何か、心当たりでもあるんですか? |
ニンジャ マスターNEO | ……いや…… では拙者、そのナオキ殿とのファイトを所望するでござる! |
ナオキ | ええっ! ニンジャが俺と!? |
アイチ | ……ナオキくん、いいチャンスだよ。 |
ナオキ | アイチ。 |
アイチ | いつもと違うファイトができる、絶好の機会だし。 VF甲子園のための訓練になると思うよ。 |
ナオキ | そ、そうか……! よ~し、やってやる! こいつが強いかどうかいまひとつわかんねーけど、こんなヘンな奴に負けねえぞ! |
ニンジャ マスターNEO | ヘンな奴とは失礼でござるが、よくぞ言ってくれたでござる! では、準備はよろしいか、ナオキ殿! |
ナオキ | もちろんだ! いつでも来い! |
ニンジャ マスターNEO | それでは、参るでござる! |
ふたり | スタンドアップ! ヴァンガード! |
ニンジャ マスターNEO | で、ござる! |
キャラ | セリフ |
---|---|
ミサキ | ……さすがだね。 ブランクを感じさせないファイト。 だけど…… |
ニンジャ マスターNEO | ……無念でござる。 |
シン | 勝者、戸倉ミサキ! |
アイチ | やりましたね、ミサキさん! |
シンゴ | ……確かに、勝利は収めたのです。 ですが、あのニンジャも、 けっこう侮れない腕を…… |
ナオキ | ……そ、そうだったのか? |
シンゴ | って、何を言っているのです。 今のファイト、見ていなかったのですか? |
ナオキ | だ、だってよ! 「忍法変り身の術」だの「分身の術!」だのって ファイト中に言いやがるから…… 見てて、頭がこんがらがるだろ!? おかげでニンジャが強いのか弱いのか、 さっぱりわかんなくなっちまったんだ! |
ニンジャ マスターNEO | ふふふ…… そうした人心かく乱も、忍術の基本でござる。 まんまと拙者の術中に はまってくれたようでござるな。 ぬはははは! |
シンゴ | あ~もう! 「変り身の術」と言っても ただのライドですし、「分身の術」と言っても 同じユニットを隣に置いただけなのです! まったく、これだからツッパリモドキは! |
ニンジャ マスターNEO | ……それにしてもミサキ殿、 拙者は感服いたした。以前より、 はるかに腕を上げたでござるな。 |
ミサキ | ……ありがとう。 |
ニンジャ マスターNEO | 全国大会やアジアサーキット、 VF甲子園での活躍ぶりは、 拙者も拝見していたでござるよ。 そうした戦いで学んだことが、 ここまでの積み重ねになったのでござるな…… 学んで成長する者を見るのは、 まったく教師としての喜びでござる……! |
ナオキ | ん? |
シンゴ | 教師って……? |
ニンジャ マスターNEO | はっ、しまった! いや、なんでもないでござる! |
シン | ……学んで成長したのは、 ミサキだけじゃありませんよ。 アイチ君もそうですし…… それに、ここにいるナオキ君やシンゴ君も、 日々、学んで成長しているんですよ。 |
ニンジャ マスターNEO | そうでござったか…… 拙者、教師……ではござらぬが、 実に喜ばしいのでござる! |
シンゴ | あ……いや、でも。 |
ニンジャ マスターNEO | む? |
シンゴ | このツッパリモドキに限っては…… そうとばかりは言えないかも、なのです。 |
アイチ | え? |
シンゴ | だってほら、この前などは、 これと言ったことを学んでもいないのに…… |
アイチ | ……あ。そうか、あの時の事! あの時は確かにびっくりしたよ。 |
ニンジャ マスターNEO | ……何の話をしているでござるか? |
アイチ | ナオキくんが、いきなり 強くなっちゃったことがあったんです。 その上、まるで性格も 変わったみたいになっちゃって…… |
ニンジャ マスターNEO | いきなり強くなり、性格も…… ……さようなことがあったでござるか。 それはいささか、 興味深そうなお話でござるな…… |
シン | ……何か、心当たりでもあるんですか? |
ニンジャ マスターNEO | ……いや…… では拙者、そのナオキ殿との ファイトを所望するでござる! |
ナオキ | ええっ! ニンジャが俺と!? |
アイチ | ……ナオキくん、いいチャンスだよ。 |
ナオキ | アイチ。 |
アイチ | いつもと違うファイトができる、 絶好の機会だし。 VF甲子園のための訓練になると思うよ。 |
ナオキ | そ、そうか……! よ~し、やってやる! こいつが強いかどうか いまひとつわかんねーけど、 こんなヘンな奴に負けねえぞ! |
ニンジャ マスターNEO | ヘンな奴とは失礼でござるが、 よくぞ言ってくれたでござる! では、準備はよろしいか、ナオキ殿! |
ナオキ | もちろんだ! いつでも来い! |
ニンジャ マスターNEO | それでは、参るでござる! |
ふたり | スタンドアップ! ヴァンガード! |
ニンジャ マスターNEO | で、ござる! |
Episode2
キャラ | セリフ |
---|---|
シンゴ | う~む、さすがはツッパリモドキなのです。 こんなヘンな奴とか言っておきながら……ガッツリ負けてしまうとは! 期待を裏切らないボケっぷりなのです! |
ナオキ | うっせー! お前の期待に応えたわけじゃね~! ……しかしまったく、ヴァンガードってのは奥が深いぜ。 見た目がどんなにヘンな奴でも、こんなにすげえ実力を持ってるんだからな! |
ニンジャ マスターNEO | 「ヘンな奴」は余計でござる。 |
ナオキ | とにかく、ニンジャ! いいファイトさせてもらって、感謝するぜ! |
ニンジャ マスターNEO | こちらこそ、申し分なきファイトを感謝するでござる! 拙者の忍法手裏剣の術や、忍法金縛りの術に、あそこまで耐えてみせるとは…… さすが、宮地学園カードファイト部のルーキーでござった! |
アイチ | ……よかった。 ナオキくんにとって、いいファイトになったみたいだ…… |
ニンジャ マスターNEO | ……ところで、お聞きしたいのでござるが。 |
アイチ | はい、なんです? |
ニンジャ マスターNEO | さっきの話の、続きでござる。 前に「いきなり強くなった時」、というのは……今のナオキ殿よりも、強かったのでござろうか? |
ナオキ | ……それが、自分じゃよく覚えてねーんだよな~。 |
シンゴ | そうですね……今よりは強かった、と言えるのです。 |
ニンジャ マスターNEO | ほう。 |
シンゴ | ……とはいえ、その時の相手は先導君。 ファイターとしてのレベルが違い過ぎ、とてもじゃないけど歯が立たなかったのです! まあ、所詮はツッパリモドキにすぎない、ということで…… |
ナオキ | うっせー! |
アイチ | ……いや、そうでもなかったよ。 |
ニンジャ マスターNEO | む? |
アイチ | あの時は、僕も相当追いつめられたし……あんなに強い……というか。 ……鬼気迫るようなナオキくんは、初めてだったよ…… |
ニンジャ マスターNEO | ほう…… |
アイチ | そうだ、もう1つ思い出した。 ファーストヴァンガードも、見たことのないものだったんです。 |
ミサキ | ああ、そういえばそうだったね。 |
ニンジャ マスターNEO | 見たことのない……? |
ミサキ | それを使いながら、何か変なことも言ってなかった? 確か、こんなこと……「俺が求めてるのは、強い相手だ」、みたいな。 |
ニンジャ マスターNEO | ふむ…… |
シンゴ | そうそう、思い出したのです! 強い相手を求めてるから、僕では「足りない」とかダメ出ししたのです! |
ナオキ | へえ、俺、そんなこと言ったのか。 覚えてねえけど……正しいだろ、それ。 |
シンゴ | 失礼にもほどがあるのです! 今更ながら、許せないのです! |
ナオキ | 何を~!? やるのか、カリアゲメガネ! |
アイチ | まあまあ、ふたりとも落ち着いて!? |
ニンジャ マスターNEO | (ふむ……) (いきなり性格が変わってしまい、そしていきなり強くなり……) (更に、見たことのないカード……) (これは、どうやら……拙者がひそかに感じていた、「乱世」の予感は……) |
アイチ | ……どうしたんですか? |
ニンジャ マスターNEO | ん? いや、ちょっと考え事をしていただけでござる。 (……余計な事を言って、アイチ殿たちを不安がらせる必要もないでござろう……) (それよりも今はまず……拙者の腕試しを終わらせるのが先でござる!) というわけで、拙者はただいま1勝1敗! 最後に、宮地学園カードファイト部最強の、アイチ殿! ファイトを挑みたいでござる! |
アイチ | 喜んで! 僕も久しぶりに…… じゃないけど、ニンジャマスターNEOさんと、ファイトしてみたいです! |
ニンジャ マスターNEO | それではアイチ殿、行くでござるよ! |
アイチ | はい! |
ふたり | スタンドアップ! ヴァンガード! |
ニンジャ マスターNEO | で、ござる! |
キャラ | セリフ |
---|---|
シンゴ | う~む、さすがはツッパリモドキなのです。 こんなヘンな奴とか言っておきながら…… ガッツリ負けてしまうとは! 期待を裏切らないボケっぷりなのです! |
ナオキ | うっせー! お前の期待に応えたわけじゃね~! ……しかしまったく、 ヴァンガードってのは奥が深いぜ。 見た目がどんなにヘンな奴でも、 こんなにすげえ実力を持ってるんだからな! |
ニンジャ マスターNEO | 「ヘンな奴」は余計でござる。 |
ナオキ | とにかく、ニンジャ! いいファイトさせてもらって、感謝するぜ! |
ニンジャ マスターNEO | こちらこそ、申し分なきファイトを 感謝するでござる! 拙者の忍法手裏剣の術や、 忍法金縛りの術に、 あそこまで耐えてみせるとは…… さすが、宮地学園カードファイト部の ルーキーでござった! |
アイチ | ……よかった。 ナオキくんにとって、 いいファイトになったみたいだ…… |
ニンジャ マスターNEO | ……ところで、お聞きしたいのでござるが。 |
アイチ | はい、なんです? |
ニンジャ マスターNEO | さっきの話の、続きでござる。 前に「いきなり強くなった時」、というのは…… 今のナオキ殿よりも、強かったのでござろうか? |
ナオキ | ……それが、 自分じゃよく覚えてねーんだよな~。 |
シンゴ | そうですね…… 今よりは強かった、と言えるのです。 |
ニンジャ マスターNEO | ほう。 |
シンゴ | ……とはいえ、その時の相手は先導君。 ファイターとしてのレベルが違い過ぎ、 とてもじゃないけど歯が立たなかったのです! まあ、所詮は ツッパリモドキにすぎない、ということで…… |
ナオキ | うっせー! |
アイチ | ……いや、そうでもなかったよ。 |
ニンジャ マスターNEO | む? |
アイチ | あの時は、僕も相当追いつめられたし…… あんなに強い……というか。 ……鬼気迫るようなナオキくんは、 初めてだったよ…… |
ニンジャ マスターNEO | ほう…… |
アイチ | そうだ、もう1つ思い出した。 ファーストヴァンガードも、 見たことのないものだったんです。 |
ミサキ | ああ、そういえばそうだったね。 |
ニンジャ マスターNEO | 見たことのない……? |
ミサキ | それを使いながら、 何か変なことも言ってなかった? 確か、こんなこと…… 「俺が求めてるのは、強い相手だ」、みたいな。 |
ニンジャ マスターNEO | ふむ…… |
シンゴ | そうそう、思い出したのです! 強い相手を求めてるから、 僕では「足りない」とかダメ出ししたのです! |
ナオキ | へえ、俺、そんなこと言ったのか。 覚えてねえけど…… 正しいだろ、それ。 |
シンゴ | 失礼にもほどがあるのです! 今更ながら、許せないのです! |
ナオキ | 何を~!? やるのか、カリアゲメガネ! |
アイチ | まあまあ、ふたりとも落ち着いて!? |
ニンジャ マスターNEO | (ふむ……) (いきなり性格が変わってしまい、 そしていきなり強くなり……) (更に、見たことのないカード……) (これは、どうやら…… 拙者がひそかに感じていた、 「乱世」の予感は……) |
アイチ | ……どうしたんですか? |
ニンジャ マスターNEO | ん? いや、 ちょっと考え事をしていただけでござる。 (……余計な事を言って、アイチ殿たちを 不安がらせる必要もないでござろう……) (それよりも今はまず…… 拙者の腕試しを終わらせるのが先でござる!) というわけで、拙者はただいま1勝1敗! 最後に、宮地学園カードファイト部最強の、 アイチ殿! ファイトを挑みたいでござる! |
アイチ | 喜んで! 僕も久しぶりに…… じゃないけど、ニンジャマスターNEOさんと、 ファイトしてみたいです! |
ニンジャ マスターNEO | それではアイチ殿、行くでござるよ! |
アイチ | はい! |
ふたり | スタンドアップ! ヴァンガード! |
ニンジャ マスターNEO | で、ござる! |
Episode3
キャラ | セリフ |
---|---|
ニンジャ マスターNEO | さすがはアイチ殿。見事でござった…… アイチ殿は、驚くほど強くなられたでござるな……拙者の完敗でござる。 |
アイチ | だけど、先生……いや、ニンジャマスターさんもすごかったです。 ファイト中、何度も追い詰められました…… さすが、後江高校ヴァンガード部の顧問ですね! |
ニンジャ マスターNEO | そうそう、彼らを指導するためには、並の力では……って、おっとっと。 何を言われているかわからないでござる! |
アイチ | あ、そうでした。 |
ニンジャ マスターNEO | ……しかし拙者も、敗北とはいえ、今のファイトは実に満足のいくものでござった…… ここまで充実した気分を味わえたのも、久しぶりでござる……が、これもひとえに、アイチ殿が強敵であったればこそ。 そうであるが故に拙者も、眠っていた力を目覚めさせることができた、と言えるでござろう。 自分で言うのも変でござるが…… おかげでニンジャマスターも、これで完全復活でござる! アイチ殿……感謝するでござるよ! |
アイチ | そんな…… 僕の方こそ、いいファイトさせてもらって、ありがとうございました! |
ニンジャ マスターNEO | ……拙者、嬉しいでござるよ…… これだけの力を取り戻せれば、いかなる「乱世」が訪れようとも…… |
アイチ | え……「乱世」? |
ニンジャ マスターNEO | (はっ、しまった。また拙者、余計なことを……) |
アイチ | ……歴史のお話ですか? |
ニンジャ マスターNEO | …… ……アイチ殿、これだけは申しておくでござる。 かつてなかったような「乱世」が、近づきつつあるかもしれないでござる。 |
アイチ | え……? |
ニンジャ マスターNEO | と、申しても、それは拙者の思い違いかもしれぬでござるが…… |
アイチ | ……思い違い? |
ニンジャ マスターNEO | ……あくまで「かも」、という話でござる。 しかし、万一「乱世」が訪れようとも…… アイチ殿、ミサキ殿、そしてナオキ殿やシンゴ殿。 |
4人 | …… |
ニンジャ マスターNEO | 貴殿らの若き力があれば、どのような「乱世」でも、きっと乗り越えられるでござろう。 |
アイチ | は、はい……? |
ニンジャ マスターNEO | ……ともあれ本日は、良きファイトが出来たでござる。 ひとかたならぬ世話になり、貴殿らには心から感謝するでござるよ。 それでは……これにてさらばでござる! |
ナオキ | うわ、何だこの煙!? |
シンゴ | ごほごほ。 |
ナオキ | ん……ニンジャが消えた! |
シンゴ | ……忍者らしい姿の消し方なのです。 |
ナオキ | でも……気になるな。 「乱世」って一体、なんのことだ? |
シン | それは……やっぱり、あのことじゃないでしょうか。 |
ミサキ | あのこと? |
シン | ほら、VF甲子園ですよ! 予想もしなかったような強敵がいっぱい現れて、乱世を思わせるような大荒れの展開になる、ということなんじゃないでしょうか。 |
ナオキ | ……なるほど、そうか! |
アイチ | VF甲子園で「乱世」かあ……ニンジャマスターが言いそうな例えですね。 |
ミサキ | 確かに。 |
アイチ | ……じゃあ、僕たちももっと頑張らなきゃ! VF甲子園の「乱世」を乗り切っていけるよう、いっぱい練習して強くなろう! |
全員 | お~! |
ニンジャ マスターNEO | ……どうやらアイチ殿たちは、まだ何も感じていないようでござるな…… やはり拙者が、この事を「予感」しているのは、忍者として鍛えてきた直観のたまものでござろうか…… そう……この「予感」、「乱世」への予感が、拙者に再び、この忍者装束を復活させる決意をさせたのでござる…… ナオキ殿には、何か異変があったとのこと。 おそらく、拙者の「乱世」への予感は、それと何らかの関わりがあるやもしれぬ…… ……ただ、アイチ殿たちには力がある。 その一方で、「乱世」においては、歴史が示している通り、救いを必要とする人々が必ずいる…… 拙者はそうした人々を、忍びの術で救わねばならぬでござる…… そう……そして、それこそが。 忍者でもあり、教師でもある、このニンジャマスターNEOに課せられた、宿命(さだめ)なのでござる……! |
キャラ | セリフ |
---|---|
ニンジャ マスターNEO | さすがはアイチ殿。見事でござった…… アイチ殿は、 驚くほど強くなられたでござるな…… 拙者の完敗でござる。 |
アイチ | だけど、先生…… いや、ニンジャマスターさんも すごかったです。 ファイト中、何度も追い詰められました…… さすが、後江高校ヴァンガード部の 顧問ですね! |
ニンジャ マスターNEO | そうそう、彼らを指導するためには、 並の力では……って、おっとっと。 何を言われているかわからないでござる! |
アイチ | あ、そうでした。 |
ニンジャ マスターNEO | ……しかし拙者も、 敗北とはいえ、今のファイトは 実に満足のいくものでござった…… ここまで充実した気分を味わえたのも、 久しぶりでござる……が、これもひとえに、 アイチ殿が強敵であったればこそ。 そうであるが故に拙者も、 眠っていた力を目覚めさせることができた、 と言えるでござろう。 自分で言うのも変でござるが…… おかげでニンジャマスターも、 これで完全復活でござる! アイチ殿……感謝するでござるよ! |
アイチ | そんな…… 僕の方こそ、いいファイトさせてもらって、 ありがとうございました! |
ニンジャ マスターNEO | ……拙者、嬉しいでござるよ…… これだけの力を取り戻せれば、 いかなる「乱世」が訪れようとも…… |
アイチ | え……「乱世」? |
ニンジャ マスターNEO | (はっ、しまった。 また拙者、余計なことを……) |
アイチ | ……歴史のお話ですか? |
ニンジャ マスターNEO | …… ……アイチ殿、これだけは申しておくでござる。 かつてなかったような「乱世」が、 近づきつつあるかもしれないでござる。 |
アイチ | え……? |
ニンジャ マスターNEO | と、申しても、それは 拙者の思い違いかもしれぬでござるが…… |
アイチ | ……思い違い? |
ニンジャ マスターNEO | ……あくまで「かも」、という話でござる。 しかし、万一「乱世」が訪れようとも…… アイチ殿、ミサキ殿、 そしてナオキ殿やシンゴ殿。 |
4人 | …… |
ニンジャ マスターNEO | 貴殿らの若き力があれば、 どのような「乱世」でも、 きっと乗り越えられるでござろう。 |
アイチ | は、はい……? |
ニンジャ マスターNEO | ……ともあれ本日は、 良きファイトが出来たでござる。 ひとかたならぬ世話になり、 貴殿らには心から感謝するでござるよ。 それでは……これにてさらばでござる! |
ナオキ | うわ、何だこの煙!? |
シンゴ | ごほごほ。 |
ナオキ | ん……ニンジャが消えた! |
シンゴ | ……忍者らしい姿の消し方なのです。 |
ナオキ | でも……気になるな。 「乱世」って一体、なんのことだ? |
シン | それは……やっぱり、 あのことじゃないでしょうか。 |
ミサキ | あのこと? |
シン | ほら、VF甲子園ですよ! 予想もしなかったような強敵がいっぱい現れて、 乱世を思わせるような大荒れの展開になる、 ということなんじゃないでしょうか。 |
ナオキ | ……なるほど、そうか! |
アイチ | VF甲子園で「乱世」かあ…… ニンジャマスターが言いそうな例えですね。 |
ミサキ | 確かに。 |
アイチ | ……じゃあ、僕たちももっと頑張らなきゃ! VF甲子園の「乱世」を乗り切っていけるよう、 いっぱい練習して強くなろう! |
全員 | お~! |
ニンジャ マスターNEO | ……どうやらアイチ殿たちは、 まだ何も感じていないようでござるな…… やはり拙者が、この事を「予感」しているのは、 忍者として鍛えてきた直観のたまもので ござろうか…… そう……この「予感」、「乱世」への予感が、 拙者に再び、この忍者装束を 復活させる決意をさせたのでござる…… ナオキ殿には、何か異変があったとのこと。 おそらく、拙者の「乱世」への予感は、 それと何らかの関わりがあるやもしれぬ…… ……ただ、アイチ殿たちには力がある。 その一方で、「乱世」においては、 歴史が示している通り、 救いを必要とする人々が必ずいる…… 拙者はそうした人々を、 忍びの術で救わねばならぬでござる…… そう……そして、それこそが。 忍者でもあり、教師でもある、 このニンジャマスターNEOに課せられた、 宿命(さだめ)なのでござる……! |