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あらすじ
ストーリー
【公式YouTube】ヴァンガードチャンネルで視聴公式動画なし
Episode1「子どもの体」
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ふう……後はこのスイッチを押すだけ……む…… (……届かないな。 まだ子どもの体にはなれないな……近くに台などはなかっただろうか) |
若水 | おや? どうかしましたか? |
リューズ | ああ、スイッチを…… |
若水 | ふむ……その姿では届かないでしょうから若水が代行いたしましょう。 後ほど、台も手配するのが良さそうですね。 |
リューズ | ……ああ、頼む。 (この本を部屋に運ぼうと思ったが……思ったよりも選びすぎたな。 この体では持ちきれない……) (仕方ない。誰かに声をかけて……) |
東雲 | リューズさん、ここに……おっと。 今日は読書の予定ですか? |
リューズ | あぁ。 |
東雲 | その量を1度に持つのは難しいでしょう。 俺が運びますよ。 |
リューズ | ……ふむ。ちょうど人を呼ぼうと思っていたところだ。 では、任せよう。 |
東雲 | ええ。 重いものは我々が運ぶとしても、台車のひとつくらい常備しておいてもよさそうですね。 |
リューズ | (計画のため子どもの体になったとはいえ最近は子ども扱いされすぎている気がする) (スイッチに本、それに……眠気に負けて、研究室で寝てしまえばいつのまにかベッドに移動していたこともあった) (もちろん、この姿は私が自ら望んだもの。 大いなる計画成就のためには必要なことだ……この姿について不満はない) (ないはずなのだが……これが、続くのかと思うと、いささか、億劫に感じるな) …………何か手はないものか。 気分転換に外にでも出て考えてみよう…… (……やはり、この外見なのが悪いのだろうか もう少し、成長した姿になれたら……) |
男の子A | あっ! そこのキミー! |
リューズ | ん……? |
男の子A | ねぇねぇ、キミ、ひとり? お願いがあるんだけど…… |
リューズ | (これくらいの子どもには頼られるんだな……) |
男の子A | いっしょにサッカーしよう! 人数がひとり足りなかったんだー! |
リューズ | (やれやれ……子どもというのは、自由だな) すまないが、忙しいんだ。他の人を見つけてくれ。 |
男の子A | えー!? |
リューズ | (どこか、静かなところはないものか…… いや、誰にも気に留められない場所がいいな) (ふむ……ここなら、人が多いから誰も私のことなど気にしないだろう) なかなか、ひとりになるのも難しいものだな…… |
警察官 | おや……そこのぼく! こんなところにひとりでどうしたんだい? |
リューズ | ぼ、ぼく……? |
警察官 | おうちの人は? |
リューズ | ………… |
警察官 | ん……今日は学校はお休みかな? |
リューズ | (そうか……このくらいの外見の子どもは学校に通っているか) (確かにひとりで出歩いていては不審だな…… しかし、弁明するのは不可能だ) (…………こうなっては仕方ない。早々に立ち去るしかないか) |
警察官 | あっ、こら! どこに行くんだ!! |
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ふう……後はこのスイッチを押すだけ…… む…… (……届かないな。 まだ子どもの体にはなれないな…… 近くに台などはなかっただろうか) |
若水 | おや? どうかしましたか? |
リューズ | ああ、スイッチを…… |
若水 | ふむ……その姿では届かないでしょうから 若水が代行いたしましょう。 後ほど、台も手配するのが良さそうですね。 |
リューズ | ……ああ、頼む。 (この本を部屋に運ぼうと思ったが…… 思ったよりも選びすぎたな。 この体では持ちきれない……) (仕方ない。 誰かに声をかけて……) |
東雲 | リューズさん、ここに……おっと。 今日は読書の予定ですか? |
リューズ | あぁ。 |
東雲 | その量を1度に持つのは難しいでしょう。 俺が運びますよ。 |
リューズ | ……ふむ。 ちょうど人を呼ぼうと思っていたところだ。 では、任せよう。 |
東雲 | ええ。重いものは我々が運ぶとしても、 台車のひとつくらい常備しておいても よさそうですね。 |
リューズ | (計画のため子どもの体になったとはいえ 最近は子ども扱いされすぎている気がする) (スイッチに本、それに……眠気に負けて、 研究室で寝てしまえばいつのまにかベッドに 移動していたこともあった) (もちろん、この姿は私が自ら望んだもの。 大いなる計画成就のためには必要なことだ…… この姿について不満はない) (ないはずなのだが…… これが、続くのかと思うと、 いささか、億劫に感じるな) …………何か手はないものか。 気分転換に外にでも出て 考えてみよう…… (……やはり、この外見なのが悪いのだろうか もう少し、成長した姿になれたら……) |
男の子A | あっ! そこのキミー! |
リューズ | ん……? |
男の子A | ねぇねぇ、キミ、ひとり? お願いがあるんだけど…… |
リューズ | (これくらいの子どもには 頼られるんだな……) |
男の子A | いっしょにサッカーしよう! 人数がひとり足りなかったんだー! |
リューズ | (やれやれ…… 子どもというのは、自由だな) すまないが、忙しいんだ。 他の人を見つけてくれ。 |
男の子A | えー!? |
リューズ | (どこか、静かなところはないものか…… いや、誰にも気に留められない場所がいいな) (ふむ……ここなら、人が多いから 誰も私のことなど気にしないだろう) なかなか、ひとりになるのも 難しいものだな…… |
警察官 | おや……そこのぼく! こんなところにひとりでどうしたんだい? |
リューズ | ぼ、ぼく……? |
警察官 | おうちの人は? |
リューズ | ………… |
警察官 | ん……今日は学校はお休みかな? |
リューズ | (そうか…… このくらいの外見の子どもは 学校に通っているか) (確かにひとりで出歩いていては不審だな…… しかし、弁明するのは不可能だ) (…………こうなっては仕方ない。 早々に立ち去るしかないか) |
警察官 | あっ、こら! どこに行くんだ!! |
Episode2「追われるリューズ」
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ……はぁはぁ。 少し、走っただけで疲れるとは……この体は本当に不便だな。 ……だが、どうやら撒いたようだ。 ここなら人気もないし、もう大丈夫だろう。 |
不良A | あ……? なんだ、このガキ。 |
リューズ | やれやれ、またか…… |
不良A | おいおい、ガキ。 どこから入り込んできたんだ。 |
不良B | ここは、俺たちの縄張りだぜ~! 怪我したくないなら、とっとと帰りな。 |
不良A・B | ぎゃはははは! |
リューズ | ……はぁ。ここにもうるさいヤツらがいたのか…… |
不良A | んだと!? |
不良B | テメェ、痛い目みてぇか!? 俺らはここいらじゃ一番強い路地裏ファイターのチームなんだよ! |
リューズ | ……お山の大将か。いい気なものだ。 |
不良A | いい度胸じゃねえか…… なめられたままじゃいられねぇ……俺とファイトしやがれ! |
リューズ | 私は今、考え事で忙しいんだ。 勝つとわかっているファイトに割く時間はない。失礼する。 |
不良A | なっ……お、おい!! どこ行きやがる! |
不良B | 待ちやがれ! 追いかけるぞ! |
リューズ | ……まだ追ってきている。 なかなかしつこいヤツらだ。 |
不良A | どこ行きやがった? |
不良B | 俺たちのこと、なめてかかるなんて承知しねーぞ! |
リューズ | ここに安息はないな……仕方ない……街の方へ戻るか。 ん……? |
警察官 | さっきの男の子はどこへ行ったんだ? こんな時間にひとりでいるなんて……保護してあげないと…… |
リューズ | なっ! (さっきの警官、まだ追ってきてたのか) ………… (カンパニーの誰かに迎えにこさせるか……? そうすれぱ問題は解決するだろう) (……いや、そんなことをすれば私の子ども扱いに拍車がかかるだけだ。 迎えに来させるのはやめておこう) |
警察官 | おーい! どこに行ったんだーい! |
不良A | くっそ、あいつ、どこに行きやがったんだ! |
不良B | あっち側じゃねえか!? |
リューズ | なんでこんなことに…… (とにかく身を隠す場所を探すしかないな。 どっちに見つかっても面倒だ) |
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ……はぁはぁ。 少し、走っただけで疲れるとは…… この体は本当に不便だな。 ……だが、どうやら撒いたようだ。 ここなら人気もないし、もう大丈夫だろう。 |
不良A | あ……? なんだ、このガキ。 |
リューズ | やれやれ、またか…… |
不良A | おいおい、ガキ。 どこから入り込んできたんだ。 |
不良B | ここは、俺たちの縄張りだぜ~! 怪我したくないなら、とっとと帰りな。 |
不良A・B | ぎゃはははは! |
リューズ | ……はぁ。 ここにもうるさいヤツらがいたのか…… |
不良A | んだと!? |
不良B | テメェ、痛い目みてぇか!? 俺らはここいらじゃ一番強い 路地裏ファイターのチームなんだよ! |
リューズ | ……お山の大将か。 いい気なものだ。 |
不良A | いい度胸じゃねえか…… なめられたままじゃいられねぇ…… 俺とファイトしやがれ! |
リューズ | 私は今、考え事で忙しいんだ。 勝つとわかっているファイトに割く時間はない。 失礼する。 |
不良A | なっ……お、おい!! どこ行きやがる! |
不良B | 待ちやがれ! 追いかけるぞ! |
リューズ | ……まだ追ってきている。 なかなかしつこいヤツらだ。 |
不良A | どこ行きやがった? |
不良B | 俺たちのこと、なめてかかるなんて 承知しねーぞ! |
リューズ | ここに安息はないな…… 仕方ない……街の方へ戻るか。 ん……? |
警察官 | さっきの男の子はどこへ行ったんだ? こんな時間にひとりでいるなんて…… 保護してあげないと…… |
リューズ | なっ! (さっきの警官、まだ追ってきてたのか) ………… (カンパニーの誰かに迎えにこさせるか……? そうすれぱ問題は解決するだろう) (……いや、そんなことをすれば 私の子ども扱いに拍車がかかるだけだ。 迎えに来させるのはやめておこう) |
警察官 | おーい! どこに行ったんだーい! |
不良A | くっそ、あいつ、 どこに行きやがったんだ! |
不良B | あっち側じゃねえか!? |
リューズ | なんでこんなことに…… (とにかく身を隠す場所を探すしかないな。 どっちに見つかっても面倒だ) |
Episode3「銀河を旅する」
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | (逃げ回るのもさすがに疲れてきたな……だが歩みを止めれば見つかってしまう。 どこか隠れるのにいいところはないか……) んっ! あれは……こんなところに劇場があったのか。 (ほう……寂れてはいるが公演はやっているみたいだな……) (演目は……ふたりの少年が夜汽車に乗って銀河を旅する話か………………) 公演までまだ時間はあるが……あいつらもこの中までは探しにはこないだろう。 ここに潜ませてもらうとするか…… ……静かでいい場所だ。 |
座長 | おっ、待ってたよ! こっちだ、こっち! |
リューズ | ……? |
座長 | 随分と待ってたんだよ。 ほら、こっちだ! 急いで着替えないと幕が上がっちまう! |
リューズ | 一体何の話を……? |
座長 | キミが今日、代役で来てくれた子だろう? 来てくれる予定だった役者の子、急に病気になっちゃって…… |
リューズ | ……それは、私のことではない。私はただの観客だ。 |
座長 | ええっ!? そうだったのかい? 私たちのファンだったのか! |
リューズ | いや……偶然訪れただけだ。 |
座長 | そ、そうかい……でもじゃあ、本当の代役の子は? |
リューズ | 私に聞くな。 |
劇団員 | 座長、どうやらその代役の子もトラブルがあったみたいで、到着遅れるみたいです…… |
座長 | な、なんだって……!? 困ったぞ! 子役がいなけれぱこの劇は……ハッ……! |
リューズ | ……? |
座長 | キミ、舞台の原作を読んだことはある? |
リューズ | だったらなんだ? |
座長 | よく見たら、キミほど今回の役にあっている人物はいない! 頼む! 代打の代打になってくれ! |
リューズ | 私に舞台に立てというのか? ……それは無理だ。 |
劇団員 | でも、座長のいうとおりです! 衣装のサイズもきっとピッタリ……! |
座長 | だろう!? 彼以外の人間には考えられない! なんてついてるんだ、私たちは! |
リューズ | (……聞く耳を持たないなんて勝手な者たちだ) (もう少しここにいたかったが…… 彼らが勝手に盛り上がってるうちに立ち去るとしよう) |
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | (逃げ回るのもさすがに疲れてきたな…… だが歩みを止めれば見つかってしまう。 どこか隠れるのにいいところはないか……) んっ! あれは…… こんなところに劇場があったのか。 (ほう……寂れてはいるが 公演はやっているみたいだな……) (演目は……ふたりの少年が 夜汽車に乗って銀河を旅する話か…… …………) 公演までまだ時間はあるが…… あいつらもこの中までは探しにはこないだろう。 ここに潜ませてもらうとするか…… ……静かでいい場所だ。 |
座長 | おっ、待ってたよ! こっちだ、こっち! |
リューズ | ……? |
座長 | 随分と待ってたんだよ。 ほら、こっちだ! 急いで着替えないと幕が上がっちまう! |
リューズ | 一体何の話を……? |
座長 | キミが今日、代役で来てくれた子だろう? 来てくれる予定だった役者の子、 急に病気になっちゃって…… |
リューズ | ……それは、私のことではない。 私はただの観客だ。 |
座長 | ええっ!? そうだったのかい? 私たちのファンだったのか! |
リューズ | いや……偶然訪れただけだ。 |
座長 | そ、そうかい…… でもじゃあ、本当の代役の子は? |
リューズ | 私に聞くな。 |
劇団員 | 座長、どうやらその代役の子も トラブルがあったみたいで、 到着遅れるみたいです…… |
座長 | な、なんだって……!? 困ったぞ! 子役がいなけれぱこの劇は…… ハッ……! |
リューズ | ……? |
座長 | キミ、舞台の原作を読んだことはある? |
リューズ | だったらなんだ? |
座長 | よく見たら、キミほど 今回の役にあっている人物はいない! 頼む! 代打の代打になってくれ! |
リューズ | 私に舞台に立てというのか? ……それは無理だ。 |
劇団員 | でも、座長のいうとおりです! 衣装のサイズもきっとピッタリ……! |
座長 | だろう!? 彼以外の人間には考えられない! なんてついてるんだ、私たちは! |
リューズ | (……聞く耳を持たない なんて勝手な者たちだ) (もう少しここにいたかったが…… 彼らが勝手に盛り上がってるうちに 立ち去るとしよう) |
Episode4「100万人目の来場者」
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ……ふう。なんとか劇場からは抜け出したな。 間もなく日暮れだが、人目は警戒しなくては…… (ん……ここは水族館か。 なるほど、この中なら薄暗いしあまり他人に関心は寄せないだろう) (上手くいけば閉館まで中で過ごすこともできそうだ) よし…… |
受付 | はーい、チケット預かりますね。 ……って、あら? |
リューズ | む? |
受付 | ふふ、ぼくちゃん、キミは子ども料金でいいのよ。 その分のお金は返すわね。 |
リューズ | (……しまった。大人料金で購入してしまったか) |
受付 | あら? ひとりだけ? 誰かと一緒じゃないの? |
リューズ | ……先に到着したんだ。あとですぐに来る。 |
受付 | ふふ、そうなんだ。 入り口の近くにベンチがあるからそこで待っているといいよ。 |
リューズ | …… (ひとりでいると、やはり目立つな 早く中へ進もう) |
職員 | おめでとうございます~! |
リューズ | !? |
職員 | お客様が当館100万人目のご来場者となりました! こちら、記念品です! |
リューズ | わ……私か? (まずい、人目が……) |
ツネト | おお~いいなぁ~! |
カル | 羨ましいですね~! |
ケイ | 記念品……ほしかった…… |
座長 | 探せ! なんとしても、彼に出てもらうんだ! でなければ我々の劇団の未来はないぞ! |
劇団員 | おお~!! |
リューズ | (さっきの劇団……!? こんなところまで来るのか……?) (面倒なことになる前に逃げなければ……ちっ、仕方がない) |
職員 | あ、お、お客様~!? |
ツネト | ん? あいつなんか落としたぞ! あっ、記念品じゃねえか! |
カル | ホントだ……気づかないで行っちゃいましたよ! |
ツネト | せっかくもらったのにもったいねぇな~。 |
ケイ | 入ったばかりなのに……出ていった。 |
ツネト | たしかに、あいつ何がしたかったんだ? |
座長 | ここに入るのを見たんだ。 みんな、他のお客さんの迷惑にならないように探すんだ。 |
カル | もしかしたら、あの人たちから逃げてたのかもしれませんね。 |
ツネト | ワケありってことか…… よくわかんねぇけど仕方ない。 せっかくの記念品だし、届けてやるか! |
カル | そうですね! |
ケイ | 行こう……! |
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ……ふう。 なんとか劇場からは抜け出したな。 間もなく日暮れだが、人目は警戒しなくては…… (ん……ここは水族館か。 なるほど、この中なら薄暗いし あまり他人に関心は寄せないだろう) (上手くいけば閉館まで 中で過ごすこともできそうだ) よし…… |
受付 | はーい、チケット預かりますね。 ……って、あら? |
リューズ | む? |
受付 | ふふ、ぼくちゃん、 キミは子ども料金でいいのよ。 その分のお金は返すわね。 |
リューズ | (……しまった。 大人料金で購入してしまったか) |
受付 | あら? ひとりだけ? 誰かと一緒じゃないの? |
リューズ | ……先に到着したんだ。 あとですぐに来る。 |
受付 | ふふ、そうなんだ。 入り口の近くにベンチがあるから そこで待っているといいよ。 |
リューズ | …… (ひとりでいると、やはり目立つな 早く中へ進もう) |
職員 | おめでとうございます~! |
リューズ | !? |
職員 | お客様が当館100万人目の ご来場者となりました! こちら、記念品です! |
リューズ | わ……私か? (まずい、人目が……) |
ツネト | おお~いいなぁ~! |
カル | 羨ましいですね~! |
ケイ | 記念品……ほしかった…… |
座長 | 探せ! なんとしても、彼に出てもらうんだ! でなければ我々の劇団の未来はないぞ! |
劇団員 | おお~!! |
リューズ | (さっきの劇団……!? こんなところまで来るのか……?) (面倒なことになる前に逃げなければ…… ちっ、仕方がない) |
職員 | あ、お、お客様~!? |
ツネト | ん? あいつなんか落としたぞ! あっ、記念品じゃねえか! |
カル | ホントだ…… 気づかないで行っちゃいましたよ! |
ツネト | せっかくもらったのに もったいねぇな~。 |
ケイ | 入ったばかりなのに……出ていった。 |
ツネト | たしかに、あいつ何がしたかったんだ? |
座長 | ここに入るのを見たんだ。 みんな、他のお客さんの迷惑に ならないように探すんだ。 |
カル | もしかしたら、あの人たちから 逃げてたのかもしれませんね。 |
ツネト | ワケありってことか…… よくわかんねぇけど仕方ない。 せっかくの記念品だし、届けてやるか! |
カル | そうですね! |
ケイ | 行こう……! |
Episode5「小さな巨人」
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ……な、なんなんだ。この状況は………… 軽い気持ちで外出したらこんなに追われることになるなんて…… |
警察官 | 子どもが事件に巻き込まれてはいけない、パトロール強化中です! |
不良A | 出てきてファイトしろ! オレのメガコロニーでかわいがってやる! |
座長 | 絶対に見つけ出すんだ……! 我が劇団の未来のために! |
団員 | 座長、もうそろそろ公演の時間です! |
座長 | ぐ、諦めるわけには……! |
ツネト | おーい、落としものだぞーっ! 記念品だぞーっ! ふわふわメンダコちゃん、いらないのかー!? |
リューズ | ……………… |
警察官 | あっ! キミは昼間の……もしかして道に迷っていたのかな? 一緒に元の場所まで―― |
リューズ | もう、放っておいてくれ。 |
警察官 | あっ! 車道は危ないから走っちゃダメだ! |
不良B | あっ! いたっ! おい、あそこにいるぞ! |
リューズ | ……ち! |
不良A | よ~し! デッキの準備をしな~! |
警官 | キミたち! こんな子どもを相手に何をしようっていうんだ? |
不良A | け、警察……! |
リューズ | 今のうちだ……! (はぁ……やはりこの体は体力がない これ以上走るのは無理だ……) (隠れながら逃げるとしても……流石に限界が……) |
不良A | こっちに来たはずだ! 探せ! |
リューズ | (……仕方ない、ラボに連絡を――) |
男の子A | あれ? さっきの子じゃん! |
リューズ | む……? お前は、たしか……公園でサッカーをしていた…… |
男の子A | こんなところでかくれんぼしてるなんてやっぱり暇だったんだ! いっしょにサッカーやる? |
リューズ | いや……今は、それどころではない あの連中から姿を隠しているのだ。 |
男の子A | ええっ!? 追われてるの? うわあ、怖そうなお兄さんじゃん!! |
リューズ | しっ……声が大きい! |
男の子A | ヤバそうだから、逃がしてあげる! 僕について来て! |
リューズ | 構わなくていい、ここから離れてくれ。 |
男の子A | もー! こっちに僕たちしか知らない秘密の抜け道があるんだよ。 |
リューズ | ……ほお。 |
男の子A | 特別に教えてあげるよ! その代わり今度は、サッカーして遊ぼうね! |
リューズ | ……………… この道に出るのか。 (ラボのすぐ近くとは……) |
男の子A | ほら、誰にも見つからなかったでしょ? |
リューズ | ……あぁ。 しかし、よくこのような道を見つけたな。 |
男の子A | でしょー!? 秘密基地を探してる時に偶然見つけたんだ。 それじゃまたね。次、かくれんぼでもいいよ! |
リューズ | それは……ん? もういなくなってしまった。 あの小さな体のどこにあれほどの元気があるのだ…… |
キャラ | セリフ |
---|---|
リューズ | ……な、なんなんだ。 この状況は………… 軽い気持ちで外出したら こんなに追われることになるなんて…… |
警察官 | 子どもが事件に巻き込まれてはいけない、 パトロール強化中です! |
不良A | 出てきてファイトしろ! オレのメガコロニーでかわいがってやる! |
座長 | 絶対に見つけ出すんだ……! 我が劇団の未来のために! |
団員 | 座長、もうそろそろ公演の時間です! |
座長 | ぐ、諦めるわけには……! |
ツネト | おーい、落としものだぞーっ! 記念品だぞーっ! ふわふわメンダコちゃん、いらないのかー!? |
リューズ | ……………… |
警察官 | あっ! キミは昼間の…… もしかして道に迷っていたのかな? 一緒に元の場所まで―― |
リューズ | もう、放っておいてくれ。 |
警察官 | あっ! 車道は危ないから走っちゃダメだ! |
不良B | あっ! いたっ! おい、あそこにいるぞ! |
リューズ | ……ち! |
不良A | よ~し! デッキの準備をしな~! |
警官 | キミたち! こんな子どもを相手に何を しようっていうんだ? |
不良A | け、警察……! |
リューズ | 今のうちだ……! (はぁ……やはりこの体は体力がない これ以上走るのは無理だ……) (隠れながら逃げるとしても…… 流石に限界が……) |
不良A | こっちに来たはずだ! 探せ! |
リューズ | (……仕方ない、ラボに連絡を――) |
男の子A | あれ? さっきの子じゃん! |
リューズ | む……? お前は、たしか…… 公園でサッカーをしていた…… |
男の子A | こんなところでかくれんぼしてるなんて やっぱり暇だったんだ! いっしょにサッカーやる? |
リューズ | いや……今は、それどころではない あの連中から姿を隠しているのだ。 |
男の子A | ええっ!? 追われてるの? うわあ、怖そうなお兄さんじゃん!! |
リューズ | しっ……声が大きい! |
男の子A | ヤバそうだから、逃がしてあげる! 僕について来て! |
リューズ | 構わなくていい、ここから離れてくれ。 |
男の子A | もー! こっちに僕たちしか知らない 秘密の抜け道があるんだよ。 |
リューズ | ……ほお。 |
男の子A | 特別に教えてあげるよ! その代わり今度は、サッカーして遊ぼうね! |
リューズ | ……………… この道に出るのか。 (ラボのすぐ近くとは……) |
男の子A | ほら、誰にも見つからなかったでしょ? |
リューズ | ……あぁ。 しかし、よくこのような道を見つけたな。 |
男の子A | でしょー!? 秘密基地を探してる時に 偶然見つけたんだ。 それじゃまたね。次、かくれんぼでもいいよ! |
リューズ | それは……ん? もういなくなってしまった。 あの小さな体のどこに あれほどの元気があるのだ…… |
Episode6「体力測定」
キャラ | セリフ |
---|---|
ヒロキ | んっ? リューズさんが外から戻ってきた。 |
リューズ | ……あぁ、少し出ていた。 |
ヒロキ | ふーん、服が泥だらけ……って膝もケガしてる!? |
リューズ | (擦り傷……最後の小道で膝をついたからか) 気にするほどのことではない。 |
ヒロキ | えぇ!? でも、ケッコー血が…… |
リューズ | 疲れた、少し休みたい。 (それにしても……体力が少なすぎるのではないか? もう少し動けるものだと思っていたが……) (これでは、いざというときに動けないこともあり得るか……) ふむ……この体についてもっと知っておく必要がありそうだ。 |
若水 | おや……? あれは、リューズさんでしょうか? |
江西 | あぁ。 戻るなりトレーニングルームに向かったと聞いたが…… |
リューズ | はち……きゅう…… |
若水 | 腕立て伏せに、腹筋……あっ、今度はシャトルランをはじめましたよ。 体力測定でもしているのですか? |
江西 | いや……私も先ほど来たばかりだ。 よくわからない。 |
若水 | 肉体の強化を望むのなら、まずはこの若水に相談して頂ければいいものを…… しかし成長途中の体ですからね。 あまり外部からアレコレしてしまうのは避けるべきです。 |
江西 | …… |
若水 | 単純に若返ったのがうれしいのでしょう。 若さとは何ものにも代えがたいものです。 |
リューズ | 体を移す直前ほどではないがやはり疲れを感じるまでの時間が短すぎる |
ヒロキ | あ、ここにいた~! リューズさん、ばんそーこー持ってきたから はい、膝に貼って……ヨシっと! |
リューズ | ……なんだ、この柄は? |
ヒロキ | へへへっ!「超宇宙勇機ばんそーこー」俺のお気に入りで……ん? このリズム……ド~レ~ミ~って、なんだっけ? |
若水 | リューズさんは今、体力測定中ですよ。 あなたもちょこまか走り回るくらいなら一緒にやってみてはいかがですか? |
リューズ | そうだな……比較対象がいた方がより役立つデータがとれるはずだ…… いいだろう。 |
ヒロキ | 体力測定? やるやる! |
リューズ | では、シャトルランの続きからはじめよう。 準備はいいな? |
ヒロキ | シャトルラン……うーん。 ただ並んで走るのってツマンネーっていうか! どうせだったら鬼ごっこにしましょうよ! |
リューズ | ……それはもういい。散々やらされたからな。 |
ヒロキ | え? 鬼ごっこやったんですか? リューズさんが? 誰と!? |
リューズ | ………… |
キャラ | セリフ |
---|---|
ヒロキ | んっ? リューズさんが外から戻ってきた。 |
リューズ | ……あぁ、少し出ていた。 |
ヒロキ | ふーん、服が泥だらけ……って 膝もケガしてる!? |
リューズ | (擦り傷…… 最後の小道で膝をついたからか) 気にするほどのことではない。 |
ヒロキ | えぇ!? でも、ケッコー血が…… |
リューズ | 疲れた、少し休みたい。 (それにしても…… 体力が少なすぎるのではないか? もう少し動けるものだと思っていたが……) (これでは、いざというときに 動けないこともあり得るか……) ふむ……この体について もっと知っておく必要がありそうだ。 |
若水 | おや……? あれは、リューズさんでしょうか? |
江西 | あぁ。 戻るなりトレーニングルームに 向かったと聞いたが…… |
リューズ | はち……きゅう…… |
若水 | 腕立て伏せに、腹筋…… あっ、今度はシャトルランをはじめましたよ。 体力測定でもしているのですか? |
江西 | いや……私も先ほど来たばかりだ。 よくわからない。 |
若水 | 肉体の強化を望むのなら、まずはこの 若水に相談して頂ければいいものを…… しかし成長途中の体ですからね。 あまり外部からアレコレしてしまうのは 避けるべきです。 |
江西 | …… |
若水 | 単純に若返ったのがうれしいのでしょう。 若さとは何ものにも代えがたいものです。 |
リューズ | 体を移す直前ほどではないが やはり疲れを感じるまでの時間が短すぎる |
ヒロキ | あ、ここにいた~! リューズさん、ばんそーこー持ってきたから はい、膝に貼って……ヨシっと! |
リューズ | ……なんだ、この柄は? |
ヒロキ | へへへっ!「超宇宙勇機ばんそーこー」 俺のお気に入りで……ん? このリズム……ド~レ~ミ~って、なんだっけ? |
若水 | リューズさんは今、体力測定中ですよ。 あなたもちょこまか走り回るくらいなら 一緒にやってみてはいかがですか? |
リューズ | そうだな……比較対象がいた方が より役立つデータがとれるはずだ…… いいだろう。 |
ヒロキ | 体力測定? やるやる! |
リューズ | では、シャトルランの続きからはじめよう。 準備はいいな? |
ヒロキ | シャトルラン……うーん。 ただ並んで走るのってツマンネーっていうか! どうせだったら鬼ごっこにしましょうよ! |
リューズ | ……それはもういい。 散々やらされたからな。 |
ヒロキ | え? 鬼ごっこやったんですか? リューズさんが? 誰と!? |
リューズ | ………… |