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あらすじ
ストーリー
Episode1「デートのお誘い」
キャラ | セリフ |
---|---|
マモル | あっ、江西支部長! お疲れ様です、少しいいですか? |
江西 | ……ドラゴンエンパイア支部の、安城さん。 お疲れ様です、構いませんよ。 |
マモル | ありがとうございます。 今日の支部合同イべント急な提案だったのに協力いただけて頭が上がりません…… |
江西 | ……こちらとしても多くの人がヴァンガードを楽しむ空間があるのは、願ってもいないことです。 |
マモル | はは、その言葉を聞けて少し安心しました。 うちの支部長も、江西さんのように落ち着いてほしいのに…… |
江西 | ……ところで、話があったのでは? |
マモル | おっと、失礼しました。 ラミラビさんのライブ後に合流するため導線の共有をしておきたかったんです。 |
江西 | お願いします。 (ラミーラビリンスとのエキシビジョンマッチ、間近で直接確認出来るなら、都合がいい) |
女性ファンA | あれ、マモルさんよね? |
女性ファンB | 江西さんもいるわ! |
江西 | …… |
マモル | あはは……ここで立ち話をしていると注目されてしまいそうですね。 ……どこか会議室を借りればよかったかな。 すみません、少し移動しても良いですか? |
江西 | ええ。 …………ん? |
女の子 | ねえ、ねえ、支部長のお兄さん。 |
江西 | …………私のことだろうか? |
女の子 | そうだよ! お兄さん、支部長だよね? 本で見たから知ってるんだ。 |
江西 | ああ……それで、私に何か用事が? |
女の子 | ねえねえ、お兄さん、私とデートして? |
江西 | デ…………キミと、私が? |
マモル | あはは! 江西支部長、人気者ですね。 |
江西 | からかわないでください。 すまないが、今は仕事中なんだ。 だからその……デートは出来ない。 |
女の子 | えーっ! ちょっとぐらいいいじゃん! |
マモル | 駄目だ、これから私は安城さんと大事な会議をしに―― |
女の子 | 難しい話しないでよ~…… あっ、じゃあ、じゃあ! 私とファイトして! |
江西 | デートだから断っているのではない……ファイトも出来ない。 |
女の子 | じゃあ、何ならいいの~? |
マモル | まぁデートはともかく……キミ、ひとりで来たのかな? 今日みたいな日は、キミくらいの歳の子は大人と一緒に行動する決まりなんだ。 |
女の子 | ………… |
マモル | ……一緒に来た人と、はぐれちゃったかな? |
江西 | ふむ、迷子か。 |
女の子 | ………… |
マモル | (迷子よりも 、脱走の線が強そうだけど……) このままにしておけないし とりあえず、一緒に迷子センターに行こうか。 |
スタッフA | あっ、安城さん! こちらにいらっしゃったんですね! |
マモル | ええ……なにかあったんですか? |
スタッフA | すみません! 運営本部で複数のトラブルが発生していてすぐに戻って対応してほしいと要請が…… |
マモル | ご、午前中は順調だったのに……! ええと…… 申し訳ありません、江西支部長。この子、お任せしてもいいですか? 打ち合わせも、後程改めて。 |
江西 | 承知した。 迷子センターに届けた後は私も本部に合流します。 |
マモル | ありがとうございます! それじゃあ、お兄さんから離れず、一緒に迷子センターに行くんだよ。 |
スタッフA | 安城さん、お願いします! |
マモル | うん、今いくよ! 江西支部長、あとはよろしくお願いします。それでは! |
江西 | ……さあ、我々も行こう。 そう遠くない、キミにも歩ける距離だ。 |
女の子 | むぅ……迷子じゃないから、デートしたいなぁ。 |
江西 | …………きっと搜されている、早く向かおう。 |
女の子 | じゃあ、ちゃんとエスコートしてねっ! 私の手も離さないで♪ |
江西 | (手を繋がれてしまった……) だが……人通りも多くなる時間帯だこの方が安全ではあるか。了解した。 |
女の子 | も~、ムードないなぁ。 |
江西 | さあ、行くぞ。 |
女の子 | はぁい! |
江西 | (……こんなことをしている場合ではないのだが まあ、これも支部長の仕事の一環だと思えば仕方ないか……) (それにしても、随分な人通りだ。 手を繋いでいても、幼い子どもなど、あっという間に見失いそうだ) ああ、迷子センターが見えてきたな もう少しだ…………おっと! |
参加者 | すみません、急いでて。大丈夫ですか? |
江西 | ああ、……問題ない。 私より彼女の方が…… …………しまった……はぐれたか。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
マモル | あっ、江西支部長! お疲れ様です、少しいいですか? |
江西 | ……ドラゴンエンパイア支部の、安城さん。 お疲れ様です、構いませんよ。 |
マモル | ありがとうございます。今日の支部合同イべント 急な提案だったのに協力いただけて 頭が上がりません…… |
江西 | ……こちらとしても 多くの人がヴァンガードを楽しむ空間が あるのは、願ってもいないことです。 |
マモル | はは、その言葉を聞けて少し安心しました。 うちの支部長も、江西さんのように 落ち着いてほしいのに…… |
江西 | …… ところで、話があったのでは? |
マモル | おっと、失礼しました。 ラミラビさんのライブ後に合流するため 導線の共有をしておきたかったんです。 |
江西 | お願いします。 (ラミーラビリンスとのエキシビジョンマッチ、 間近で直接確認出来るなら、都合がいい) |
女性ファンA | あれ、マモルさんよね? |
女性ファンB | 江西さんもいるわ! |
江西 | …… |
マモル | あはは……ここで立ち話をしていると 注目されてしまいそうですね。 ……どこか会議室を借りればよかったかな。 すみません、少し移動しても良いですか? |
江西 | ええ。 …………ん? |
女の子 | ねえ、ねえ、支部長のお兄さん。 |
江西 | …………私のことだろうか? |
女の子 | そうだよ! お兄さん、支部長だよね? 本で見たから知ってるんだ。 |
江西 | ああ…… それで、私に何か用事が? |
女の子 | ねえねえ、お兄さん、私とデートして? |
江西 | デ………… キミと、私が? |
マモル | あはは! 江西支部長、人気者ですね。 |
江西 | からかわないでください。 すまないが、今は仕事中なんだ。 だからその……デートは出来ない。 |
女の子 | えーっ! ちょっとぐらいいいじゃん! |
マモル | 駄目だ、これから私は安城さんと 大事な会議をしに―― |
女の子 | 難しい話しないでよ~…… あっ、じゃあ、じゃあ! 私とファイトして! |
江西 | デートだから断っているのではない…… ファイトも出来ない。 |
女の子 | じゃあ、何ならいいの~? |
マモル | まぁデートはともかく…… キミ、ひとりで来たのかな? 今日みたいな日は、キミくらいの歳の子は 大人と一緒に行動する決まりなんだ。 |
女の子 | ………… |
マモル | ……一緒に来た人と、はぐれちゃったかな? |
江西 | ふむ、迷子か。 |
女の子 | ………… |
マモル | (迷子よりも 、脱走の線が強そうだけど……) このままにしておけないし とりあえず、一緒に迷子センターに行こうか。 |
スタッフA | あっ、安城さん! こちらにいらっしゃったんですね! |
マモル | ええ……なにかあったんですか? |
スタッフA | すみません! 運営本部で複数のトラブルが発生していて すぐに戻って対応してほしいと要請が…… |
マモル | ご、午前中は順調だったのに……! ええと…… 申し訳ありません、江西支部長。 この子、お任せしてもいいですか? 打ち合わせも、後程改めて。 |
江西 | 承知した。 迷子センターに届けた後は 私も本部に合流します。 |
マモル | ありがとうございます! それじゃあ、お兄さんから離れず、 一緒に迷子センターに行くんだよ。 |
スタッフA | 安城さん、お願いします! |
マモル | うん、今いくよ! 江西支部長、あとはよろしくお願いします。 それでは! |
江西 | ……さあ、我々も行こう。 そう遠くない、キミにも歩ける距離だ。 |
女の子 | むぅ…… 迷子じゃないから、デートしたいなぁ。 |
江西 | ………… きっと搜されている、早く向かおう。 |
女の子 | じゃあ、ちゃんとエスコートしてねっ! 私の手も離さないで♪ |
江西 | (手を繋がれてしまった……) だが……人通りも多くなる時間帯だ この方が安全ではあるか。了解した。 |
女の子 | も~、ムードないなぁ。 |
江西 | さあ、行くぞ。 |
女の子 | はぁい! |
江西 | (……こんなことをしている場合ではないのだが まあ、これも支部長の仕事の一環だと思えば 仕方ないか……) (それにしても、随分な人通りだ。 手を繋いでいても、 幼い子どもなど、あっという間に見失いそうだ) ああ、迷子センターが見えてきたな もう少しだ…………おっと! |
参加者 | すみません、急いでて。 大丈夫ですか? |
江西 | ああ、……問題ない。 私より彼女の方が…… ………… しまった……はぐれたか。 |
Episode2「迷子の女の子」
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | (見失った……この人込みの流れを辿ってでも搜した方がいいのだろうか……) すまない、少しいいか。 |
アム | えっ……江西さん? どうしてここに? まだ約束の時間じゃ…… |
江西 | ひとりで行動する少女を見ただろうか? 5、6歳ぐらいの子だ。 |
ルーナ | 迷子になっちゃったってことですよね。 なにか特徴とかありますか? |
江西 | 特徴……? 髪は肩くらいまでの長さで……あとは、そうだな…… |
アム | うーん、もうちょっと詳しくないと…… 着ていた服の色はわかりますか? |
江西 | 服の、色……? (黄色……? いやオレンジだったような?) |
ルーナ | ええっと、ひとりでいる女の子を見かけたら気にかけてはおきます。 |
江西 | すまないが、よろしく頼む。 |
マモル | 江西支部長、ここに居ると聞いて……ってあれ? 迷子の子は…… |
江西 | すみません。 あの子を見失ってしまって 今、搜しているところです。 |
マモル | (つ、次から次へと問題が増えていく……) ええと……実は本部の方に、あの子のお母さんと思われる女性が来ていて…… どうも、あの子は少し体が弱いみたいで 今日は入院中の病院に許可をもらって一時的な外出で遊びに来たみたいです。 |
江西 | ……入院、ですか。 |
マモル | あぁ、命に関わるものではないそうです。 でもまだ小さい子ですし、早めに見つけてあげないと…… |
江西 | ………… 申し訳ない、あの時手を離さなけれぱ…… |
マモル | この人込みですから、そんなこともありますよ。 ええと、館内放送を手配しつつお母さんは迷子センターで待機してもらおう。 それから巡回職員にも連絡を入れて―― |
アム | (イベント慣れが尋常じゃないわね) 私たちも手伝ってあげたいところだけど…… |
江西 | 協力の申し出には感謝するが……キミたちはライブの時間だ 私の失態は私が取り戻す。 |
マモル | ……さ、僕たちも搜しに行きましょう。 ライブが始まる前には見つけられると良いなぁ…… |
ルーナ | 気を付けて行ってきてくださいね。 ……私たちも、会場で呼びかけてみる? どう思う、アム? |
アム | そうね。うーんと…… 『迷子になったらいい子のみんなは赤いお屋根を目指してね! おうちの人が来てくれるよ~!』とか? |
ルーナ | すごい、さすがアム♪ それなら私も…… 『大人のみんなも、迷子を見つけたら迷子センターに案内してあげてね!』だね! |
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | (見失った…… この人込みの流れを辿ってでも 搜した方がいいのだろうか……) すまない、少しいいか。 |
アム | えっ……江西さん? どうしてここに? まだ約束の時間じゃ…… |
江西 | ひとりで行動する少女を見ただろうか? 5、6歳ぐらいの子だ。 |
ルーナ | 迷子になっちゃったってことですよね。 なにか特徴とかありますか? |
江西 | 特徴……? 髪は肩くらいまでの長さで…… あとは、そうだな…… |
アム | うーん、もうちょっと詳しくないと…… 着ていた服の色はわかりますか? |
江西 | 服の、色……? (黄色……? いやオレンジだったような?) |
ルーナ | ええっと、ひとりでいる女の子を見かけたら 気にかけてはおきます。 |
江西 | すまないが、よろしく頼む。 |
マモル | 江西支部長、ここに居ると聞いて……って あれ? 迷子の子は…… |
江西 | すみません。 あの子を見失ってしまって 今、搜しているところです。 |
マモル | (つ、次から次へと問題が増えていく……) ええと……実は本部の方に、あの子の お母さんと思われる女性が来ていて…… どうも、あの子は少し体が弱いみたいで 今日は入院中の病院に許可をもらって 一時的な外出で遊びに来たみたいです。 |
江西 | ……入院、ですか。 |
マモル | あぁ、命に関わるものではないそうです。 でもまだ小さい子ですし、早めに見つけて あげないと…… |
江西 | ………… 申し訳ない、あの時手を離さなけれぱ…… |
マモル | この人込みですから、そんなこともありますよ。 ええと、館内放送を手配しつつ お母さんは迷子センターで待機してもらおう。 それから巡回職員にも連絡を入れて―― |
アム | (イベント慣れが尋常じゃないわね) 私たちも手伝ってあげたいところだけど…… |
江西 | 協力の申し出には感謝するが…… キミたちはライブの時間だ 私の失態は私が取り戻す。 |
マモル | ……さ、僕たちも搜しに行きましょう。 ライブが始まる前には 見つけられると良いなぁ…… |
ルーナ | 気を付けて行ってきてくださいね。 ……私たちも、会場で呼びかけてみる? どう思う、アム? |
アム | そうね。うーんと……『迷子になったら いい子のみんなは赤いお屋根を目指してね! おうちの人が来てくれるよ~!』とか? |
ルーナ | すごい、さすがアム♪ それなら私も…… 『大人のみんなも、迷子を見つけたら 迷子センターに案内してあげてね!』だね! |
Episode3「デートスポットを探して」
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | (これだけ搜しても見つからないなんて そう遠くへは行けないはずだが……) |
マモル | 江西支部長~! 見つかりましたか? |
江西 | いえ、そちらの方は? |
マモル | いや、こちらもまだ…… 放送でも呼びかけてますし、かなりのエリアは見たはずなのに。 |
江西 | まさか……どこかで倒れているのでは…… |
マモル | 今日は人の入りも多いですから 倒れている子どもがいれば誰かが見つけて騒ぎになっているはずです。 倒れてしまうような症状では無いそうですから、どちらかというと…… |
江西 | ………… ……まさかとは思うが自ら離れて、遊びに……? |
マモル | そうですね。 今日は子どもが好きそうな出し物も多いんです、ヴァンガ郎くんのコーナーとか。 |
江西 | ……とりあえず、そこに行ってみましょう。 ……見当たらないな。 |
大山 | あっ! この声は!? |
マモル | あっ、支部長! こんなところで何をしてるんですか! |
大山 | や、やっほ~マモルきゅん♪ こんなところで会うなんて……! |
マモル | まさか、今日もヴァンガ郎くんに入ってたなんていいませんよね……? |
大山 | そんなわけない、ないってば~! と、ところで、めずらしい組み合わせだね。ふたりで何をしているのかな? |
江西 | 迷子の女の子を捜しています。 保護者を連れていない小さな女の子はこちらに来ませんでしたか? |
大山 | 迷子搜しかぁ、いかにもって子は見てない…… あ、うーん? いや……今思い返すと、不自然な子は居たかも? この支部で一番ロマンチックなところはどこって聞かれたんだ。 答えている途中、走って向こうに行っちゃって。 |
江西 | ロ、ロマンチック……どこを案内したのですか? |
大山 | この支部はロマンの塊だからね! いろいろあって、迷っちゃったよ~。 食堂の窓の景色もなかなかいいしギアースで星を眺めるのも最高にロマンチックじゃないか。 でも僕は支部長としてファイター同士がぷつかり合うファイトステージをおすすめしていたんだ! あそこにはファイターの夢とロマンが溢れているからね! |
マモル | …………おそらくですが それは女の子の求める答えとはちょっと違ったんじゃないですか? |
江西 | ……でもこれで彼女がロマンチックな場所に行きたがっているのとわかりました。 |
マモル | あの時もあの子はあなたをデートに誘うつもりでいたから……デートスポットを探しているのかも。 ひとりで居るのは心配だけど元気そうな様子がわかってよかった、かな? |
江西 | ………… |
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | (これだけ搜しても見つからないなんて そう遠くへは行けないはずだが……) |
マモル | 江西支部長~! 見つかりましたか? |
江西 | いえ、そちらの方は? |
マモル | いや、こちらもまだ…… 放送でも呼びかけてますし、 かなりのエリアは見たはずなのに。 |
江西 | まさか…… どこかで倒れているのでは…… |
マモル | 今日は人の入りも多いですから 倒れている子どもがいれば 誰かが見つけて騒ぎになっているはずです。 倒れてしまうような症状では 無いそうですから、どちらかというと…… |
江西 | ………… ……まさかとは思うが 自ら離れて、遊びに……? |
マモル | そうですね。 今日は子どもが好きそうな出し物も多いんです、 ヴァンガ郎くんのコーナーとか。 |
江西 | ……とりあえず、そこに行ってみましょう。 ……見当たらないな。 |
大山 | あっ! この声は!? |
マモル | あっ、支部長! こんなところで何をしてるんですか! |
大山 | や、やっほ~マモルきゅん♪ こんなところで会うなんて……! |
マモル | まさか、今日もヴァンガ郎くんに 入ってたなんていいませんよね……? |
大山 | そんなわけない、ないってば~! と、ところで、めずらしい組み合わせだね。 ふたりで何をしているのかな? |
江西 | 迷子の女の子を捜しています。 保護者を連れていない小さな女の子は こちらに来ませんでしたか? |
大山 | 迷子搜しかぁ、いかにもって子は 見てない……あ、うーん? いや…… 今思い返すと、不自然な子は居たかも? この支部で一番ロマンチックなところはどこ って聞かれたんだ。 答えている途中、走って向こうに行っちゃって。 |
江西 | ロ、ロマンチック…… どこを案内したのですか? |
大山 | この支部はロマンの塊だからね! いろいろあって、迷っちゃったよ~。 食堂の窓の景色もなかなかいいし ギアースで星を眺めるのも 最高にロマンチックじゃないか。 でも僕は支部長として ファイター同士がぷつかり合う ファイトステージをおすすめしていたんだ! あそこにはファイターの夢とロマンが 溢れているからね! |
マモル | …………おそらくですが それは女の子の求める答えとは ちょっと違ったんじゃないですか? |
江西 | …… でもこれで彼女がロマンチックな場所に 行きたがっているのとわかりました。 |
マモル | あの時もあの子はあなたを デートに誘うつもりでいたから…… デートスポットを探しているのかも。 ひとりで居るのは心配だけど 元気そうな様子がわかってよかった、かな? |
江西 | ………… |
Episode4「差し伸べる手」
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | (……ここにもいないか。 命に危機が及ぷ病ではないとはいえ入院するほどだ、ひとりで居ていいはずが……) |
スタッフB | ……なんで、そんなところに人が入ってしまったんだ? 誰も見張ってなかったのか? |
スタッフC | うーん、下手に近づくと危なさそうだ。 安城さんに連絡をして…… |
江西 | 安城マモルのことか? |
スタッフB | 江西支部長!? あ、ああ、ちょうどよかったです! 安城さんから連絡のあった迷子らしき女の子が…… |
江西 | 見つかったのか? |
スタッフB | はい。ですが、立ち入り禁止区域に入ってしまったみたいなんです。 |
江西 | 立ち入り禁止区域? 連れ戻しに行くことも許されていないのか? |
スタッフC | それがその…… 監視台の上に上がってしまっていて怖くて降りられなくなっているんです。 |
スタッフB | 泣いていて、我々の話を聞いてくれなくて…… 足場も広くないですし、無理に近づくと危ない、と話していたところだったんです。 |
江西 | 私が向かおう。 キミたちは安城さんに連絡してくれ。 |
スタッフB | わかりました! |
江西 | (体調は……大丈夫そうだな) …………キミは、何故こんな場所に登ろうと思った? |
女の子 | だ、だって……いつも、病院の窓からしか、景色見られないから…… 高いところから、いろんなものを見てみたかったんだもん…… そしたら……怖くなっちゃったんだもん………… |
江西 | ……そうか。 さあ、降りよう。私の手を離さないように。 |
女の子 | うん……っ。 |
江西 | 迷子センターでキミのお母さんが待っている。早く戻ろう。 |
女の子 | うん……っ、ひっく……うええん…… |
江西 | ………… |
母親 | 本当に、ありがとうございます…… |
女の子 | ぐすっ……ごめんなさい。 |
母親 | もう、お願いだから危ないことはしないでね。 |
女の子 | はぁい…… |
マモル | 一件落着、無事に見つかってよかったです。 怪我も……していないね、うん。 |
江西 | (体調も悪くなってないようだ) |
母親 | 本当にみなさんにはご迷惑をおかけいたしました。 さ、帰りましょう。 |
女の子 | ………… |
江西 | ………… |
女の子 | …………まだ、お兄ちゃんと、一緒にいる。 |
母親 | こ、こら。お兄さんお仕事中なんだからわがままを言っちゃダメよ。 |
女の子 | イヤだ! 一緒に遊ぶもん! |
マモル | ……ふふっ。あ、いや、すみません。 昔トコハ……妹もこんなふうに僕から離れないって駄々をこねたことがあったのを思い出して、ふふ。 |
江西 | (妹……トライスリーの彼女か) |
マモル | おもちゃのところに連れて行ったりお菓子をあげたり……機嫌をとって気をそらしたっけなぁ。 ああなった子は手ごわいんですよね。 |
江西 | こうして再会させた以上、私の責務は果たしたはずだが―― |
女の子 | ………… |
マモル | 江西支部長の足、離しそうにありませんね。 |
母親 | ほ、本当にご迷惑ばかりおかけして…… ほら、お母さんと一緒にお店見に行こう? |
女の子 | むーっ! |
江西 | ……このあと 、すぐに病院へ戻る予定ですか? |
母親 | いいえ、ですが夕方には戻らないと…… |
江西 | 私も夕方以降は仕事があるのでそれまで少しの間ですが。 |
女の子 | ! 遊んでくれるの!? |
江西 | ああ。キミが行きたいところへ向かおう。 |
女の子 | やったぁ! |
江西 | その……打ち合わせは夕方、本部で合流後でも構わないだろうか? |
マモル | あはは、大丈夫ですよ。 (意外と、情に厚い人だった……のかな?) |
キャラ | セリフ |
---|---|
江西 | (……ここにもいないか。 命に危機が及ぷ病ではないとはいえ 入院するほどだ、ひとりで居ていいはずが……) |
スタッフB | ……なんで、そんなところに 人が入ってしまったんだ? 誰も見張ってなかったのか? |
スタッフC | うーん、下手に近づくと 危なさそうだ。 安城さんに連絡をして…… |
江西 | 安城マモルのことか? |
スタッフB | 江西支部長!? あ、ああ、ちょうどよかったです! 安城さんから連絡のあった 迷子らしき女の子が…… |
江西 | 見つかったのか? |
スタッフB | はい。ですが、立ち入り禁止区域に 入ってしまったみたいなんです。 |
江西 | 立ち入り禁止区域? 連れ戻しに行くことも許されていないのか? |
スタッフC | それがその…… 監視台の上に上がってしまっていて 怖くて降りられなくなっているんです。 |
スタッフB | 泣いていて、我々の話を聞いてくれなくて…… 足場も広くないですし、無理に近づくと 危ない、と話していたところだったんです。 |
江西 | 私が向かおう。 キミたちは安城さんに連絡してくれ。 |
スタッフB | わかりました! |
江西 | (体調は……大丈夫そうだな) …………キミは、 何故こんな場所に登ろうと思った? |
女の子 | だ、だって…… いつも、病院の窓からしか、 景色見られないから…… 高いところから、いろんなものを 見てみたかったんだもん…… そしたら…… 怖くなっちゃったんだもん………… |
江西 | ……そうか。 さあ、降りよう。 私の手を離さないように。 |
女の子 | うん……っ。 |
江西 | 迷子センターでキミのお母さんが待っている。 早く戻ろう。 |
女の子 | うん……っ、ひっく……うええん…… |
江西 | ………… |
母親 | 本当に、ありがとうございます…… |
女の子 | ぐすっ……ごめんなさい。 |
母親 | もう、お願いだから 危ないことはしないでね。 |
女の子 | はぁい…… |
マモル | 一件落着、無事に見つかってよかったです。 怪我も……していないね、うん。 |
江西 | (体調も悪くなってないようだ) |
母親 | 本当にみなさんには ご迷惑をおかけいたしました。 さ、帰りましょう。 |
女の子 | ………… |
江西 | ………… |
女の子 | …………まだ、お兄ちゃんと、 一緒にいる。 |
母親 | こ、こら。お兄さんお仕事中なんだから わがままを言っちゃダメよ。 |
女の子 | イヤだ! 一緒に遊ぶもん! |
マモル | ……ふふっ。あ、いや、すみません。 昔トコハ……妹もこんなふうに 僕から離れないって駄々をこねたことが あったのを思い出して、ふふ。 |
江西 | (妹……トライスリーの彼女か) |
マモル | おもちゃのところに連れて行ったり お菓子をあげたり…… 機嫌をとって気をそらしたっけなぁ。 ああなった子は手ごわいんですよね。 |
江西 | こうして再会させた以上、私の責務は 果たしたはずだが―― |
女の子 | ………… |
マモル | 江西支部長の足、離しそうにありませんね。 |
母親 | ほ、本当にご迷惑ばかりおかけして…… ほら、お母さんと一緒にお店見に行こう? |
女の子 | むーっ! |
江西 | …… このあと 、すぐに病院へ戻る予定ですか? |
母親 | いいえ、ですが夕方には戻らないと…… |
江西 | 私も夕方以降は仕事があるので それまで少しの間ですが。 |
女の子 | ! 遊んでくれるの!? |
江西 | ああ。 キミが行きたいところへ向かおう。 |
女の子 | やったぁ! |
江西 | その……打ち合わせは夕方、本部で 合流後でも構わないだろうか? |
マモル | あはは、大丈夫ですよ。 (意外と、情に厚い人だった……のかな?) |
Episode5「初めてのデート」
キャラ | セリフ |
---|---|
女の子 | 私ね、私ね、ヴァンガ郎くんのじゃんけん大会に行きたい! 勝ったら、景品がもらえるんだよ! |
江西 | 了解した。 |
女の子 | りょーかいしたっ! うふふ♪ |
江西 | …… |
女の子 | 初めてのデートなの、あのね、夢に見るくらいしてみたかったんだ~! ……あっ。 ねえ、お兄ちゃん 私、お腹空いてきた…… |
江西 | ……あちらに屋台がある、好きなものを選ぶといい。 |
女の子 | うーんと、えーっと…… いっぱいあるから決まらないよぅ…… |
江西 | (確かに、病院では見ないものばかりだ 俺が子どもだったら、何を頼んだだろうか……) |
女の子 | あっ、あれ、あれがいい! |
江西 | ……りんご飴か。 |
女の子 | うんっ! |
江西 | (意外と重いものなんだな) さあ、落とさないようにしっかり持つといい。 |
女の子 | うん! ありがとう、お兄ちゃん! |
江西 | 礼には及ばない。 |
ヴァンガ郎 | あわわ…… |
江西 | (……急に周囲の様子が変わった? 賑やかというより、喧噪と言った方が――何かあったのか?) |
客A | 何なんだお前っ! どう考えても、お前が悪いだろう!? |
客B | ふざけるなよ! お前が先にやったんだろうが! |
客A | なんだと!? |
大山 | あっ、江西君じゃないか! 止めるの手伝って~! ああっ あっちでも何か揉めてるよぉ…… |
江西 | ……はぁ。 すまない、少しだけここで待っていてくれ。 |
女の子 | うん! 頑張って、お兄ちゃん! |
江西 | 諸君、落ち着きたまえ。 他の利用者や施設への配慮を―― |
客A | 俺はまったく悪くないよ! こいつが勝手に突っかかってきたんだ! |
客B | 何だって……!? 俺だってなにも悪くない! |
江西 | 口論を続けるようであれば、会場警備を呼ぶほか無くなる。 |
客A | ん? よく見りゃあんた確かダークゾーン支部の支部長じゃねぇか。 ちょっと強いからって偉そうに…… |
江西 | この話と職務に関連は無いはずだが…… |
客A | 俺とファイトしな。すました顔が気に入らねぇ! |
客B | 確かにな! |
江西 | すまないが、今はファイトしている状況では…… |
見物客A | なになに? 江西さんがファイトするのかな? |
見物客B | えーっ 私もサトル様とファイトしたい♪ |
女の子 | きゃあ~! お兄ちゃんのファイトが見られるのーっ!? |
江西 | (衆目を集めてしまったようだ。 強制的に警備を呼んでもいいが、この手の者はやはり……) ……諸君らふたりとファイトをすればいいのだろうか? |
客A | おっ、そうこなくっちゃ! じゃあ先に俺と―― |
江西 | 順番を決める必要はない、同時に相手をさせてもらおう。 |
女の子 | す……すごーい!! お兄ちゃん、頑張れ~! |
江西 | それから……敗北した者は静かに立ち去る、それで構わないな? |
客B | OK!! |
江西 | それでは、始めよう。 |
江西& 客たち | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
女の子 | 私ね、私ね、 ヴァンガ郎くんのじゃんけん大会に行きたい! 勝ったら、景品がもらえるんだよ! |
江西 | 了解した。 |
女の子 | りょーかいしたっ! うふふ♪ |
江西 | …… |
女の子 | 初めてのデートなの、あのね、 夢に見るくらいしてみたかったんだ~! ……あっ。 ねえ、お兄ちゃん 私、お腹空いてきた…… |
江西 | ……あちらに屋台がある、 好きなものを選ぶといい。 |
女の子 | うーんと、えーっと…… いっぱいあるから決まらないよぅ…… |
江西 | (確かに、病院では見ないものばかりだ 俺が子どもだったら、何を頼んだだろうか……) |
女の子 | あっ、あれ、あれがいい! |
江西 | ……りんご飴か。 |
女の子 | うんっ! |
江西 | (意外と重いものなんだな) さあ、落とさないようにしっかり持つといい。 |
女の子 | うん! ありがとう、お兄ちゃん! |
江西 | 礼には及ばない。 |
ヴァンガ郎 | あわわ…… |
江西 | (……急に周囲の様子が変わった? 賑やかというより、喧噪と言った方が―― 何かあったのか?) |
客A | 何なんだお前っ! どう考えても、お前が悪いだろう!? |
客B | ふざけるなよ! お前が先にやったんだろうが! |
客A | なんだと!? |
大山 | あっ、江西君じゃないか! 止めるの手伝って~! ああっ あっちでも何か揉めてるよぉ…… |
江西 | ……はぁ。 すまない、少しだけここで待っていてくれ。 |
女の子 | うん! 頑張って、お兄ちゃん! |
江西 | 諸君、落ち着きたまえ。 他の利用者や施設への配慮を―― |
客A | 俺はまったく悪くないよ! こいつが勝手に突っかかってきたんだ! |
客B | 何だって……!? 俺だってなにも悪くない! |
江西 | 口論を続けるようであれば、 会場警備を呼ぶほか無くなる。 |
客A | ん? よく見りゃあんた 確かダークゾーン支部の支部長じゃねぇか。 ちょっと強いからって偉そうに…… |
江西 | この話と職務に関連は無いはずだが…… |
客A | 俺とファイトしな。 すました顔が気に入らねぇ! |
客B | 確かにな! |
江西 | すまないが、今はファイトしている 状況では…… |
見物客A | なになに? 江西さんがファイトするのかな? |
見物客B | えーっ 私もサトル様とファイトしたい♪ |
女の子 | きゃあ~! お兄ちゃんのファイトが見られるのーっ!? |
江西 | (衆目を集めてしまったようだ。 強制的に警備を呼んでもいいが、 この手の者はやはり……) ……諸君らふたりとファイトをすれば いいのだろうか? |
客A | おっ、そうこなくっちゃ! じゃあ先に俺と―― |
江西 | 順番を決める必要はない、 同時に相手をさせてもらおう。 |
女の子 | す……すごーい!! お兄ちゃん、頑張れ~! |
江西 | それから……敗北した者は 静かに立ち去る、それで構わないな? |
客B | OK!! |
江西 | それでは、始めよう。 |
江西& 客たち | スタンドアップ! ヴァンガード! |
Episode6「約束」
キャラ | セリフ |
---|---|
客A | ……こ、これが支部長か。 |
客B | 全然、歯が立たなかったな…… |
江西 | 宣言通り、敗北した者は静かに立ち去るように。 |
客たち | わ、わかりました…… |
江西 | ……すまない、待たせただろうか。 |
女の子 | ううん、大丈夫! ファイトも見れてすっごく楽しかった! やっぱり、お兄ちゃん強いね! あのね、私もね、ダークイレギュラーズを使ってるの。 だから、お兄ちゃんに憧れててね……会えて、すごく嬉しかったんだ。 |
江西 | ……そうか。 |
ヴァンガ郎 | これで、僕のイベントは終わりなんだが~! みんなは楽しかったんだが~? |
客 | は~い! |
ヴァンガ郎 | ありがとうなんだが~! みんな、気を付けて帰るんだが~! |
女の子 | あー、楽しかった~! |
江西 | ヴァンガ郎には、想像より機動力があったな。 ……そろそろ日が暮れる時間だ、本部へ戻ろう。 |
女の子 | うん……でも、最後にひとつだけ。 |
江西 | ? |
女の子 | 最後に、お兄ちゃんとファイトしたい。 すごく強い人とファイトして勝てたら、明日からもがんばれる気がするの…… |
江西 | ……了解した。ファイトを受けよう。 |
女の子 | いいの!? それじゃあこっちのテーブルで…… よしっ! さっそく始めよう! |
江西 | ああ。 |
江西& 女の子 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
女の子 | や、やったぁ! 私、勝てちゃった! お兄ちゃんに、勝てたよ! |
江西 | (確かに序盤は攻撃の手を緩めていたが これほどトリガーを引き当てるとは……) |
女の子 | すっごく楽しかった! お兄ちゃんは、楽しかった!? |
江西 | 楽しい…… ……そう、だっただろうか。 |
女の子 | えへへ……ありがとう! あっ、そうだ、お兄ちゃんに渡したいものがあったんだ! |
江西 | ? |
女の子 | 今日はありがとう! これ、お兄ちゃんに! |
江西 | ……これは、私の似顔絵? |
女の子 | うん、そう! 今日のお礼! |
江西 | ……そうか、頂こう。 |
女の子 | じゃあね、お兄ちゃん! |
母親 | 本当にお忙しい中、ありがとうございました……! |
江西 | 気をつけて。 |
女の子 | お兄ちゃん、耳貸して! |
江西 | ……? |
女の子 | ……またデートしようね。 今度はお兄ちゃんが全力を出せるくらい練習しておくから。 |
江西 | ! |
女の子 | えへへ! じゃあね! |
江西 | ………… (仕事に戻ろう、随分時間を使ってしまった。 安城さんと打ち合わせをして――) (あるべき未来、我々の理想……もう少しで……) |
キャラ | セリフ |
---|---|
客A | ……こ、これが支部長か。 |
客B | 全然、歯が立たなかったな…… |
江西 | 宣言通り、 敗北した者は静かに立ち去るように。 |
客たち | わ、わかりました…… |
江西 | ……すまない、待たせただろうか。 |
女の子 | ううん、大丈夫! ファイトも見れてすっごく楽しかった! やっぱり、お兄ちゃん強いね! あのね、私もね、 ダークイレギュラーズを使ってるの。 だから、お兄ちゃんに憧れててね…… 会えて、すごく嬉しかったんだ。 |
江西 | ……そうか。 |
ヴァンガ郎 | これで、僕のイベントは終わりなんだが~! みんなは楽しかったんだが~? |
客 | は~い! |
ヴァンガ郎 | ありがとうなんだが~! みんな、気を付けて帰るんだが~! |
女の子 | あー、楽しかった~! |
江西 | ヴァンガ郎には、想像より機動力があったな。 ……そろそろ日が暮れる時間だ、 本部へ戻ろう。 |
女の子 | うん……でも、最後にひとつだけ。 |
江西 | ? |
女の子 | 最後に、お兄ちゃんとファイトしたい。 すごく強い人とファイトして勝てたら、 明日からもがんばれる気がするの…… |
江西 | ……了解した。 ファイトを受けよう。 |
女の子 | いいの!? それじゃあこっちのテーブルで…… よしっ! さっそく始めよう! |
江西 | ああ。 |
江西& 女の子 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
女の子 | や、やったぁ! 私、勝てちゃった! お兄ちゃんに、勝てたよ! |
江西 | (確かに序盤は攻撃の手を緩めていたが これほどトリガーを引き当てるとは……) |
女の子 | すっごく楽しかった! お兄ちゃんは、楽しかった!? |
江西 | 楽しい…… ……そう、だっただろうか。 |
女の子 | えへへ……ありがとう! あっ、そうだ、お兄ちゃんに 渡したいものがあったんだ! |
江西 | ? |
女の子 | 今日はありがとう! これ、お兄ちゃんに! |
江西 | ……これは、私の似顔絵? |
女の子 | うん、そう! 今日のお礼! |
江西 | ……そうか、頂こう。 |
女の子 | じゃあね、お兄ちゃん! |
母親 | 本当にお忙しい中、 ありがとうございました……! |
江西 | 気をつけて。 |
女の子 | お兄ちゃん、耳貸して! |
江西 | ……? |
女の子 | ……またデートしようね。 今度はお兄ちゃんが全力を出せるくらい 練習しておくから。 |
江西 | ! |
女の子 | えへへ! じゃあね! |
江西 | ………… (仕事に戻ろう、随分時間を使ってしまった。 安城さんと打ち合わせをして――) (あるべき未来、我々の理想…… もう少しで……) |