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闘魂注入! 絶品カレーへの道ストーリー
あらすじ |
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シオン宅でともに料理をするトライスリー。 だが、料理のバリエーションにも限界がきたあくる日、カムイがとある男を紹介する。 ――櫂だ。 櫂は、カレーを3人に振る舞い、料理はバリエーションではなくこだわりであることを背中で語ってみせた。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
シオン | ふたりともすまない…… |
トコハ | どうしたの急に? |
シオン | 今日のあれが決まってないんだ…… |
クロノ | それって……まさか……!? |
シオン | 献立――。 |
トコハ | えー! まだ決めてなかったの!? 次はシオンの担当でしょ! |
シオン | あぁ、だけど最近の献立は決まったパターンの繰り返しで面白みが薄れてきていると思ってね。 |
クロノ | そーいや、お前の家でもうけっこうな数、料理作ったもんな。 安くて手軽な食材は限られてるし…… |
トコハ | ぐぬぬ……一品料理多めの私たちじゃマンネリ化も否めないわね…… |
カムイ | おいおい、若者が揃いも揃って、しけた面なんてするもんじゃねーぞ~。 |
クロノ | カムイさんも十分若者じゃないっすか。 |
カムイ | へへっ。 んで、お前ら、料理のことで悩んでるのか? |
シオン | はい、献立のバリエーションを増やせないかなって。 |
カムイ | ふっふっふ…… そんなお前らに、オレ様が料理のスペシャリストを教えてやろうか? |
トコハ | えぇ!? そんな人が身近にいるんですか!? |
カムイ | あぁ! 悔しいが、オレ様も認めるほどの料理の腕を持つヴァンガードファイターがいるぜ。 |
クロノ | それって俺たちの知ってる人ですか!? |
カムイ | まぁ、そう慌てるなって。 今からそいつんところ案内してやるよ! |
シオン | (料理もできる、ヴァンガードファイター……一体誰なんだ……) |
三和 | ――といわけでウチに来たってことね。 よ、久しぶりお3人さん♪ |
クロノ | どうも。 |
トコハ& シオン | こんにちは。 |
3人 | ……… |
クロノ | カムイさん……まさか。 |
三和 | ん? |
クロノ | 三和さんが、凄腕料理人ファイターだったんですか? |
三和 | ……ん!? |
シオン | 店長ってだけじゃなく料理の腕まで…… |
トコハ | 店長の肩書は伊達じゃないってことね。 |
三和 | いや~残念。 俺もそこそこできる方だけど、本当に探し求めてるやつは俺じゃなくて、あそこにいるぜ。 |
櫂 | ヴァンガードにアタック。 |
森川 | ぐ……なははは! 随分と成長したようだな。 だがな、今日負けたのは俺様の星占いが良くなかったからだ! 明日こそは! |
井崎 | おいおい森川…… |
3人 | ! |
シオン | 櫂……トシキ…… |
カムイ | あぁ。櫂こそが、料理の腕も一流のファイターだ。 |
三和 | 櫂~。こいつらがお前のこと呼んでるぞ~。 |
櫂 | ……何の用だ? |
カムイ | なぁ、こいつら最近自炊生活してんだけどさ、料理教えてやってくんねぇか? |
櫂 | ……なぜ? |
トコハ | あ、あの私たちけっこう料理するんですけど、料理のパターンが固定化されてきて、マンネリ気味で…… |
クロノ | 櫂さん、ヴァンガードだけじゃなく料理も上手いなんて、そんなの教えてもらいたいにきまってますよ! 料理を教えてください! お願いします! |
櫂 | ………… |
クロノ | あっ! |
カムイ | おい! どこ行くんだよー! |
三和 | まぁまぁ慌てなくてもそのうち戻って来るって。 |
トコハ | え、でも私たちが変なこと言ったから怒らせちゃったんじゃ……? |
三和 | ま、アイツの表情って読みづらいわな。 |
シオン | え? |
三和 | よっ、早かったな。 |
櫂 | ……持ってきたぞ。 |
シオン | なんだこれは――!? |
クロノ | 急激に食欲をそそられるすっげー良い匂い……! |
トコハ | これって、カレーですよね。 |
カムイ | おいおい、カレーってなぁ。 バリエーションって話したんだから、もっと違う料理を―― |
櫂 | まずは食え。話はそれからだ。 |
シオン | …………クロノ、トコハ いただこう。 |
クロノ | あぁ…… |
トコハ | うん…… |
3人 | いただきます。 |
…………………… | |
3人 | !?!?!? |
クロノ | うまいっっっ!! |
トコハ | 何このカレー!? いつものカレーであっていつものカレーじゃない! |
シオン | 流石……ですね。 |
櫂 | 料理は千差万別。 |
三和 | 千差万別……ねぇ。 |
シオン | そうかっ………… 僕たちは大きな勘違いをしていたみたいだね。 |
クロノ | あぁ。俺たちは、料理の種類にこだわりすぎていたんだ。 |
トコハ | そう……みたいね。 |
クロノ | あのっ、櫂さん! このカレーのレシピ教えてください! 俺、これを知って、もっともっと料理に強くなりたくなったんだ! |
シオン | あぁ、過ちに気づかせてくれたこのレシピ…… マスターしないわけにはいかない。 |
3人 | お願いします! |
櫂 | ……あめ色に炒めた玉ネギはルーにコクを与える。 |
トコハ | …………えっ? |
櫂 | ……高みで待っている。 |
3人 | …… |
トコハ | い、行っちゃったね……最後のって一体どういう意味だったんだろ…… あめ色の玉ネギ……レシピのヒント? |
シオン | クロノ…… |
クロノ | あぁ。櫂さんの気持ち、ビンビン伝わってきたぜ。 |
シオン | あぁ。 |
カムイ | 櫂のやつ……へっ。 |
トコハ | え……え? |
クロノ | あれは、俺たちへの挑戦状だ。 |
シオン | 料理は人に聞くことなく、自分たちの手でつかみとれ…… |
クロノ | ヴァンガードと同じで、自分で努力してこそのカレーってわけか! |
トコハ | そ、そういう意味だったの? |
クロノ | よし! 帰ったらさっそく櫂さんのカレーを超えるべく特訓だ! |
シオン | あぁ! 今日はありがとうございました! このカレーの残り、持ち帰ります。 |
クロノ | ほら、ボーっとしてないでトコハも行くぞ! |
トコハ | ちょっと!? ふたりだけで納得しないでよ~! |
三和 | かくして、トライスリーの3人は、櫂のカレーを超えるための長い戦いへと誘われるのであった―― |
トコハ | ったく……ま、付き合ってやるか。 |
おしまい |
キャラ | セリフ |
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シオン | ふたりともすまない…… |
トコハ | どうしたの急に? |
シオン | 今日のあれが決まってないんだ…… |
クロノ | それって……まさか……!? |
シオン | 献立――。 |
トコハ | えー! まだ決めてなかったの!? 次はシオンの担当でしょ! |
シオン | あぁ、だけど 最近の献立は決まったパターンの繰り返しで 面白みが薄れてきていると思ってね。 |
クロノ | そーいや、お前の家で もうけっこうな数、料理作ったもんな。 安くて手軽な食材は限られてるし…… |
トコハ | ぐぬぬ…… 一品料理多めの私たちじゃ マンネリ化も否めないわね…… |
カムイ | おいおい、 若者が揃いも揃って、 しけた面なんてするもんじゃねーぞ~。 |
クロノ | カムイさんも十分若者じゃないっすか。 |
カムイ | へへっ。 んで、お前ら、料理のことで悩んでるのか? |
シオン | はい、 献立のバリエーションを増やせないかなって。 |
カムイ | ふっふっふ…… そんなお前らに、オレ様が 料理のスペシャリストを教えてやろうか? |
トコハ | えぇ!? そんな人が身近にいるんですか!? |
カムイ | あぁ! 悔しいが、オレ様も認めるほどの料理の腕を持つ ヴァンガードファイターがいるぜ。 |
クロノ | それって俺たちの知ってる人ですか!? |
カムイ | まぁ、そう慌てるなって。 今からそいつんところ案内してやるよ! |
シオン | (料理もできる、ヴァンガードファイター…… 一体誰なんだ……) |
三和 | ――といわけでウチに来たってことね。 よ、久しぶりお3人さん♪ |
クロノ | どうも。 |
トコハ& シオン | こんにちは。 |
3人 | ……… |
クロノ | カムイさん……まさか。 |
三和 | ん? |
クロノ | 三和さんが、 凄腕料理人ファイターだったんですか? |
三和 | ……ん!? |
シオン | 店長ってだけじゃなく 料理の腕まで…… |
トコハ | 店長の肩書は伊達じゃないってことね。 |
三和 | いや~残念。俺もそこそこできる方だけど、 本当に探し求めてるやつは 俺じゃなくて、あそこにいるぜ。 |
櫂 | ヴァンガードにアタック。 |
森川 | ぐ……なははは! 随分と成長したようだな。 だがな、今日負けたのは俺様の星占いが 良くなかったからだ! 明日こそは! |
井崎 | おいおい森川…… |
3人 | ! |
シオン | 櫂……トシキ…… |
カムイ | あぁ。 櫂こそが、料理の腕も一流のファイターだ。 |
三和 | 櫂~。 こいつらがお前のこと呼んでるぞ~。 |
櫂 | ……何の用だ? |
カムイ | なぁ、こいつら最近 自炊生活してんだけどさ、 料理教えてやってくんねぇか? |
櫂 | ……なぜ? |
トコハ | あ、あの私たち けっこう料理するんですけど、料理のパターンが 固定化されてきて、マンネリ気味で…… |
クロノ | 櫂さん、ヴァンガードだけじゃなく料理も 上手いなんて、そんなの教えてもらいたいに きまってますよ! 料理を教えてください! お願いします! |
櫂 | ………… |
クロノ | あっ! |
カムイ | おい! どこ行くんだよー! |
三和 | まぁまぁ慌てなくても そのうち戻って来るって。 |
トコハ | え、でも私たちが変なこと 言ったから怒らせちゃったんじゃ……? |
三和 | ま、アイツの表情って読みづらいわな。 |
シオン | え? |
三和 | よっ、早かったな。 |
櫂 | ……持ってきたぞ。 |
シオン | なんだこれは――!? |
クロノ | 急激に食欲をそそられる すっげー良い匂い……! |
トコハ | これって、カレーですよね。 |
カムイ | おいおい、カレーってなぁ。 バリエーションって話したんだから、 もっと違う料理を―― |
櫂 | まずは食え。 話はそれからだ。 |
シオン | …………クロノ、トコハ いただこう。 |
クロノ | あぁ…… |
トコハ | うん…… |
3人 | いただきます。 |
…………………… | |
3人 | !?!?!? |
クロノ | うまいっっっ!! |
トコハ | 何このカレー!? いつものカレーであって いつものカレーじゃない! |
シオン | 流石……ですね。 |
櫂 | 料理は千差万別。 |
三和 | 千差万別……ねぇ。 |
シオン | そうかっ………… 僕たちは大きな勘違いをしていたみたいだね。 |
クロノ | あぁ。俺たちは、 料理の種類にこだわりすぎていたんだ。 |
トコハ | そう……みたいね。 |
クロノ | あのっ、櫂さん! このカレーのレシピ教えてください! 俺、これを知って、もっともっと 料理に強くなりたくなったんだ! |
シオン | あぁ、過ちに気づかせてくれた このレシピ…… マスターしないわけにはいかない。 |
3人 | お願いします! |
櫂 | …… あめ色に炒めた玉ネギはルーにコクを与える。 |
トコハ | …………えっ? |
櫂 | ……高みで待っている。 |
3人 | …… |
トコハ | い、行っちゃったね…… 最後のって一体どういう意味だったんだろ…… あめ色の玉ネギ……レシピのヒント? |
シオン | クロノ…… |
クロノ | あぁ。 櫂さんの気持ち、ビンビン伝わってきたぜ。 |
シオン | あぁ。 |
カムイ | 櫂のやつ……へっ。 |
トコハ | え……え? |
クロノ | あれは、俺たちへの挑戦状だ。 |
シオン | 料理は人に聞くことなく、 自分たちの手でつかみとれ…… |
クロノ | ヴァンガードと同じで、 自分で努力してこそのカレーってわけか! |
トコハ | そ、そういう意味だったの? |
クロノ | よし! 帰ったらさっそく櫂さんのカレーを 超えるべく特訓だ! |
シオン | あぁ! 今日はありがとうございました! このカレーの残り、持ち帰ります。 |
クロノ | ほら、ボーっとしてないで トコハも行くぞ! |
トコハ | ちょっと!? ふたりだけで納得しないでよ~! |
三和 | かくして、トライスリーの3人は、 櫂のカレーを超えるための 長い戦いへと誘われるのであった―― |
トコハ | ったく…… ま、付き合ってやるか。 |
おしまい |