あらすじ
Episode0 |
---|
ある日、アイチと櫂の下にスーツと手紙が届く。 手紙には「戸倉ミサキと葛木カムイは既に我が手中に落ちた」と書かれていた。 電話にも出ないふたりを心配したアイチと櫂は、手紙の指示に従いチームQ4が優勝した全国大会の会場に向かう。 そこでアイチたちを待っていたのは、レンをはじめとしたAL4のメンバーだった。 |
Episode1 |
---|
以前のような冷たい雰囲気を纏ったレンはチームQ4にファイトを挑む。 ミサキとカムイも合流するが、どちらも元気そうな姿だった。 少しの違和感が残るままファイトは進みそれぞれ決着がついた。 ファイトが終わるとレンの雰囲気もいつもの明るいものになる。 困惑するアイチと目的を尋ねる櫂に、レンは次の目的地を指示するのだった。 |
Episode2 |
---|
レンやミサキたちと一緒に移動した先はアジアサーキットの日本会場だった。 レオンやクリスも混ざり、今度はアジアサーキットに参加したチームで分かれてファイトすることになる。 ファイト後には三和とナオキが、次に訪れた宮地学園ではシンゴも合流。 続けて向かった先は後江高校で、やはりファイトが始まるのだった。 |
Episode3 |
---|
ファイトを振り返り、櫂は一連の意図を察する。 これは卒業するミサキが、アイチたち在校生に贈り物をしたいと考え始めた企画だった。 計画中に話を聞いてしまったナオキやシンゴも巻き込み、アイチと櫂にこれまでの軌跡を振り返ってもらうサプライズを仕掛けたのだ。 皆に見守られながら、櫂とアイチは軌跡の最後を飾るファイトを始めた。 |
Episode4 |
---|
ふたりのファイトでパーティは盛り上がり、レンやレオン、クリスたちも加わって次々とファイトが行われた始めた。 パーティが終わった後、シンに呼ばれてカードキャピタルに向かったアイチたち。 最後は集合写真を撮って、楽しい思い出がまたひとつ増えたのだった。 |
ストーリー
Episode0
キャラ | セリフ |
---|---|
エミ | アイチ、起きたんだ。 |
アイチ | おはよう、エミ。今日は随分早いんだね。 |
エミ | アイチが遅いだけよ。 ……朝ごはん、机の上に置いてあるからね。 |
アイチ | ありがとう。 ……あれ、この小包は? |
エミ | えっと、さっき受け取ったの。アイチ宛みたいだけど、ずいぶん大きい荷物ね。 |
アイチ | うーん、誰からだろ? |
エミ | もうこんな時間、私行かなくちゃ! じゃ、行ってきまーす。 |
アイチ | うん! いってらっしゃい。 ……んしょ。これって……スーツ? こんなの買った覚えはないんだけど…… あ、手紙も入ってるみたい……えーっと―― 『チームQ4先導アイチ様……』 『君の仲間、戸倉ミサキと葛木カムイは既に我が手中に落ちた。残すは君たちだけだ。』 『勇気があるのなら――地図に示した会場にて待つ。』 ……えっ、これって……まさか、ミサキさんとカムイくんの身に何かあったってこと!? ………………………… ……………………っ! ダメだ、ふたりとも電話に出ない……一体、何がどうなって―― そうだ、櫂くんは!? 手紙には宛名が書いてなかったからもしかして―― 櫂くん! |
櫂 | 来たか、アイチ。戸倉たちと連絡はついたか? |
アイチ | ううん、それどころか三和くんやナオキくんたちともこんな時に限って連絡が取れないんだ。 |
櫂 | 三和に、石田まで…… |
アイチ | あ、送られてきた手紙と、この服も持ってきたよ。 |
櫂 | この手紙の文面……それにこの服。俺のところに届いたものと似ているな。 |
アイチ | そうだね、おそらく同一人物……一体、誰がこんなことを。 |
櫂 | 誰であろうが構わん。これは俺たちへの宣戦布告で、要はこの場所に来いということだ。 |
アイチ | でも、これってきっと罠…… ……ううん。今はこれしか手掛かりがない、行くしかないよね。 |
櫂 | あぁ。行くぞ、アイチ。 |
アイチ | うん! |
??? | ちょっと待ったぁ! |
櫂& アイチ | !? |
光定 | やぁ、ふたりとも。 |
アイチ | 光定さん、それにゴウキさんも! |
ゴウキ | 久しぶりだな。先導、それに櫂トシキ。 |
アイチ | お久しぶりです……って、今はそれどころじゃなくて―― ふたりとも、カムイくんとミサキさんの居場所を何か知りませんか? 今朝からふたりと連絡が取れなくて。 |
ゴウキ &光定 | …… |
櫂 | 何か知っているようだな。 |
ゴウキ | ほぉ。さすが櫂トシキ、というところか。 |
櫂 | このタイミングで、わざわざ俺たちの前にふたりそろって現れるなんて偶然が過ぎる。 |
ゴウキ | 確かに、そりゃそうだ。 |
櫂 | それに、とぼけるような真似をするお前たちではないだろう。 もし事情を知っているのなら、詳しく話を―― |
光定 | ごめん! それはできない。 |
アイチ | 光定さん? |
光定 | ふたりとも、ファイトをしよう。 |
アイチ | えぇ!? でも、今はそんなことしている場合じゃ…… |
ゴウキ | あんなこと言われちまったら、俺たちも従わざるを得ないからな…… |
アイチ | し、従わざるを得ない……? |
光定 | 安心して、アイチ君。 カムイ君もミサキさんも無事だよ。だけど―― |
ゴウキ | 悪いな先導。俺たちにも事情ってモンがある。 ここで負ける程度なら、あのふたりは助からねぇ! |
アイチ | そんなっ……一体何がどうなって…… |
櫂 | フン。お前たちの事情とやらに遠慮はしない。 さっさと始めるぞ、アイチ。 |
ゴウキ | そうだ、全力で来い! まずは俺たちが相手だ!! |
光定 | アイチ君、櫂君、ごめんよ。 でもこの勝負……本気で行かせてもらうからね! |
アイチ | わ、わかりました……そういうことなら、僕も本気で戦います! |
4人 | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
櫂 | ヴァンガードにアタック! |
ゴウキ | ぐっ……やるな。やはり、お前は俺の認める真の漢だ! |
光定 | 良いファイトだったよ。アイチ君。 |
アイチ | 光定さん。こちらこそ、ありがとうございます。 ……じゃなくて! 早くカムイくんたちの居場所を―― |
ゴウキ | 先導! その手紙に記された会場に向かえ! お前たちにはその資格があるッ! |
櫂 | ……資格? いきなり何を―― |
光定 | えーっと……! |
ゴウキ | がっはっは! そう心配するな、そこにいけばわかることよ。 |
アイチ | (この落ち着き方、本当にカムイくんたちは無事……って思っていいみたい) わかりました。 ……櫂くん、行こう! |
櫂 | …………あぁ。 |
ゴウキ | おぉっと、そうだ。会場についたら、その男前な衣装を忘れずに着るんだぞ~! |
アイチ | 男前? ……はい、わかりました! |
櫂 | ここは…… |
アイチ | 僕たちチームQ4が全国優勝した会場だよね。 |
??? | ふふ、粋な計らいでしょう? |
櫂&アイチ | !? |
櫂 | レン! お前、その姿…… |
アイチ | テツさんに、アサカさん!? |
キョウ | それだけじゃねぇぜ! この俺、キョウ様も来てやったぜ! |
櫂 | …… |
レン | 櫂にアイチ君、ふたりともごきげんよう。 |
キャラ | セリフ |
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エミ | アイチ、起きたんだ。 |
アイチ | おはよう、エミ。 今日は随分早いんだね。 |
エミ | アイチが遅いだけよ。 ……朝ごはん、机の上に置いてあるからね。 |
アイチ | ありがとう。 ……あれ、この小包は? |
エミ | えっと、さっき受け取ったの。 アイチ宛みたいだけど、 ずいぶん大きい荷物ね。 |
アイチ | うーん、誰からだろ? |
エミ | もうこんな時間、私行かなくちゃ! じゃ、行ってきまーす。 |
アイチ | うん! いってらっしゃい。 ……んしょ。 これって……スーツ? こんなの買った覚えはないんだけど…… あ、手紙も入ってるみたい…… えーっと―― 『チームQ4先導アイチ様……』 『君の仲間、戸倉ミサキと葛木カムイは 既に我が手中に落ちた。 残すは君たちだけだ。』 『勇気があるのなら―― 地図に示した会場にて待つ。』 ……えっ、これって…… まさか、ミサキさんとカムイくんの 身に何かあったってこと!? ………………………… ……………………っ! ダメだ、 ふたりとも電話に出ない…… 一体、何がどうなって―― そうだ、櫂くんは!? 手紙には宛名が書いてなかったから もしかして―― 櫂くん! |
櫂 | 来たか、アイチ。 戸倉たちと連絡はついたか? |
アイチ | ううん、それどころか 三和くんやナオキくんたちとも こんな時に限って連絡が取れないんだ。 |
櫂 | 三和に、石田まで…… |
アイチ | あ、 送られてきた手紙と、この服も持ってきたよ。 |
櫂 | この手紙の文面……それにこの服。 俺のところに届いたものと似ているな。 |
アイチ | そうだね、おそらく同一人物…… 一体、誰がこんなことを。 |
櫂 | 誰であろうが構わん。 これは俺たちへの宣戦布告で、 要はこの場所に来いということだ。 |
アイチ | でも、これってきっと罠…… ……ううん。今はこれしか手掛かりがない、 行くしかないよね。 |
櫂 | あぁ。 行くぞ、アイチ。 |
アイチ | うん! |
??? | ちょっと待ったぁ! |
櫂& アイチ | !? |
光定 | やぁ、ふたりとも。 |
アイチ | 光定さん、それにゴウキさんも! |
ゴウキ | 久しぶりだな。 先導、それに櫂トシキ。 |
アイチ | お久しぶりです……って、 今はそれどころじゃなくて―― ふたりとも、カムイくんとミサキさんの 居場所を何か知りませんか? 今朝からふたりと連絡が取れなくて。 |
ゴウキ &光定 | …… |
櫂 | 何か知っているようだな。 |
ゴウキ | ほぉ。 さすが櫂トシキ、というところか。 |
櫂 | このタイミングで、わざわざ俺たちの前に ふたりそろって現れるなんて偶然が過ぎる。 |
ゴウキ | 確かに、そりゃそうだ。 |
櫂 | それに、とぼけるような真似をする お前たちではないだろう。 もし事情を知っているのなら、詳しく話を―― |
光定 | ごめん! それはできない。 |
アイチ | 光定さん? |
光定 | ふたりとも、ファイトをしよう。 |
アイチ | えぇ!? でも、今はそんなことしている場合じゃ…… |
ゴウキ | あんなこと言われちまったら、 俺たちも従わざるを得ないからな…… |
アイチ | し、従わざるを得ない……? |
光定 | 安心して、アイチ君。 カムイ君もミサキさんも無事だよ。 だけど―― |
ゴウキ | 悪いな先導。 俺たちにも事情ってモンがある。 ここで負ける程度なら、 あのふたりは助からねぇ! |
アイチ | そんなっ…… 一体何がどうなって…… |
櫂 | フン。 お前たちの事情とやらに遠慮はしない。 さっさと始めるぞ、アイチ。 |
ゴウキ | そうだ、全力で来い! まずは俺たちが相手だ!! |
光定 | アイチ君、櫂君、ごめんよ。 でもこの勝負……本気で行かせてもらうからね! |
アイチ | わ、わかりました…… そういうことなら、僕も本気で戦います! |
4人 | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
櫂 | ヴァンガードにアタック! |
ゴウキ | ぐっ……やるな。 やはり、お前は俺の認める 真の漢だ! |
光定 | 良いファイトだったよ。 アイチ君。 |
アイチ | 光定さん。 こちらこそ、ありがとうございます。 ……じゃなくて! 早くカムイくんたちの居場所を―― |
ゴウキ | 先導! その手紙に記された会場に向かえ! お前たちにはその資格があるッ! |
櫂 | ……資格? いきなり何を―― |
光定 | えーっと……! |
ゴウキ | がっはっは! そう心配するな、そこにいけばわかることよ。 |
アイチ | (この落ち着き方、本当にカムイくんたちは 無事……って思っていいみたい) わかりました。 ……櫂くん、行こう! |
櫂 | …………あぁ。 |
ゴウキ | おぉっと、そうだ。 会場についたら、 その男前な衣装を忘れずに着るんだぞ~! |
アイチ | 男前? ……はい、わかりました! |
櫂 | ここは…… |
アイチ | 僕たちチームQ4が 全国優勝した会場だよね。 |
??? | ふふ、粋な計らいでしょう? |
櫂&アイチ | !? |
櫂 | レン! お前、その姿…… |
アイチ | テツさんに、アサカさん!? |
キョウ | それだけじゃねぇぜ! この俺、キョウ様も来てやったぜ! |
櫂 | …… |
レン | 櫂にアイチ君、 ふたりともごきげんよう。 |
Episode1
キャラ | セリフ |
---|---|
レン | やぁ、ふたりとも。 |
アイチ | まさか、レンさんが……? |
櫂 | レン、悪い冗談はよせ。 |
レン | やだなぁ。これが冗談に見えますか? ねぇ、テツ? |
テツ | ……ごほん、あぁ、レン様の言うとおりだ。 |
櫂 | …… |
アイチ | レンさん! これって一体どういう事なんですか!? |
レン | 僕はね、アイチ君。君たちチームQ4に負けたままなのは嫌なんです。 だから、この場でもう1度ファイトして、勝たせてもらいます。 |
キョウ | 櫂! 今日こそてめぇをぶちのめしてやるぜ 覚悟しやがれ! |
櫂 | ……戸倉たちはどこにやった? |
アサカ | 何を言っているのかしら? ふたりならそこにいるじゃない。 |
アイチ | ミサキさんにカムイくん! 無事だったんですね。 |
カムイ | はい! オレたちは全然大丈夫ッ…… |
ミサキ | …… |
カムイ | やっぱり、大丈夫じゃないっていうか…… |
ミサキ | ふたりとも、来てくれてありがとう。 |
櫂 | 思ったより元気そうだな。 |
ミサキ | ……そう、かな? |
レン | 感動の再会はもう十分でしょう。 さぁファイトしましょうか……チームAL4 VS チームQ4で! |
櫂 | ……どうやら、レン本人は本気のようだな。 |
アイチ | うん、そうみたいだね…… なんだか状況がよくわからないけど、ふたりとも、いけますか? |
ミサキ | うん、私たちは大丈夫。 |
カムイ | へっ、久しぶりのチームQ4でのファイト! ワクワクしますね、お兄さん! |
アイチ | よかった。カムイくんが元気そうで…… |
カムイ | あっ、いや! その……元気です! |
アイチ | ? |
レン | さぁ、始めますよ。 |
全員 | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
櫂 | 少しはやるようになったが、まだまだだ。 |
キョウ | ぐぁぁぁぁっ! ちくしょう! 次は勝つからな! |
テツ | やるな、葛木。 |
カムイ | オレ様は、にしん鉄砲! 日々成長を続けているからな! |
テツ | ……む? (日進月歩……か?) |
アサカ | ふぅん、やるじゃない。 |
ミサキ | アンタもね。 |
アサカ | 次はもっと容赦しないから。 |
ミサキ | いや、さっきのも十分容赦ない攻撃だったと思うけど。 |
アイチ | レンさん…… |
レン | あーあ、負けちゃいましたー。 |
アイチ | !? |
レン | いやー、すごく悔しいです。 でも、アイチ君と良いファイトができました。ありがとうございます。 |
櫂 | …… |
アイチ | (あれ? レンさん……雰囲気が……?) |
レン | ふぅ、チームAL4は負けました。 ですが、君たちの戦いはまだここでは終わりません。 |
櫂 | ……レン、目的はなんだ? |
レン | それを知るのは、ここからさらに先に進んでから……ですよね、ミサッキー? |
ミサキ | ミサキ! |
レン | やだなー、怒らないで下さいよー。 |
アイチ | えぇ!? |
櫂 | どういうことだ戸倉? |
ミサキ | えっと―― |
レン | 櫂、詮索はそれくらいにして。 何はともあれ、君たちの勝利です。さぁ、次の目的地が待ってますよ~。 |
アイチ | レンさん、次の目的地って? |
レン | 君たちが向かう先は――ここです! |
アイチ | ここって……!? ミサキさん、これって、レンさんからの招待状じゃなかったってことですか? |
ミサキ | えーっと、まぁそうなるのかな…… |
カムイ | お兄さん! オ、オレたちの戦いはまだ始まったばかりなんですから! |
櫂 | ふたりが居るならもういいだろう、帰るぞ。 |
レン | 本命はまだ先なんですよ、櫂! 謎を残したままでは終われません。いいから、ついてきてください。 |
アイチ | レンさんも一緒に来てくれるんですね。 |
レン | 当然ですよー、だって、ここから僕らはNAL4なんですから。 ねぇ、櫂? |
アイチ | あれ、チームQ4への挑戦だったんじゃ―― |
??? | ああ、その通りだ、先導。 |
アイチ | !! |
クリス | 随分と待たせるね、先導アイチ。 |
アイチ | レオンくんにクリスくん……!? |
キャラ | セリフ |
---|---|
レン | やぁ、ふたりとも。 |
アイチ | まさか、レンさんが……? |
櫂 | レン、悪い冗談はよせ。 |
レン | やだなぁ。 これが冗談に見えますか? ねぇ、テツ? |
テツ | ……ごほん、 あぁ、レン様の言うとおりだ。 |
櫂 | …… |
アイチ | レンさん! これって一体どういう事なんですか!? |
レン | 僕はね、アイチ君。 君たちチームQ4に 負けたままなのは嫌なんです。 だから、 この場でもう1度ファイトして、 勝たせてもらいます。 |
キョウ | 櫂! 今日こそてめぇをぶちのめしてやるぜ 覚悟しやがれ! |
櫂 | ……戸倉たちはどこにやった? |
アサカ | 何を言っているのかしら? ふたりならそこにいるじゃない。 |
アイチ | ミサキさんにカムイくん! 無事だったんですね。 |
カムイ | はい! オレたちは全然大丈夫ッ…… |
ミサキ | …… |
カムイ | やっぱり、大丈夫じゃないっていうか…… |
ミサキ | ふたりとも、来てくれてありがとう。 |
櫂 | 思ったより元気そうだな。 |
ミサキ | ……そう、かな? |
レン | 感動の再会はもう十分でしょう。 さぁファイトしましょうか…… チームAL4 VS チームQ4で! |
櫂 | ……どうやら、 レン本人は本気のようだな。 |
アイチ | うん、そうみたいだね…… なんだか状況がよくわからないけど、 ふたりとも、いけますか? |
ミサキ | うん、私たちは大丈夫。 |
カムイ | へっ、久しぶりのチームQ4でのファイト! ワクワクしますね、お兄さん! |
アイチ | よかった。 カムイくんが元気そうで…… |
カムイ | あっ、いや! その……元気です! |
アイチ | ? |
レン | さぁ、始めますよ。 |
全員 | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
櫂 | 少しはやるようになったが、 まだまだだ。 |
キョウ | ぐぁぁぁぁっ! ちくしょう! 次は勝つからな! |
テツ | やるな、葛木。 |
カムイ | オレ様は、にしん鉄砲! 日々成長を続けているからな! |
テツ | ……む? (日進月歩……か?) |
アサカ | ふぅん、やるじゃない。 |
ミサキ | アンタもね。 |
アサカ | 次はもっと容赦しないから。 |
ミサキ | いや、 さっきのも十分容赦ない攻撃だったと思うけど。 |
アイチ | レンさん…… |
レン | あーあ、負けちゃいましたー。 |
アイチ | !? |
レン | いやー、すごく悔しいです。 でも、アイチ君と良いファイトができました。 ありがとうございます。 |
櫂 | …… |
アイチ | (あれ? レンさん……雰囲気が……?) |
レン | ふぅ、チームAL4は負けました。 ですが、君たちの戦いはまだここでは 終わりません。 |
櫂 | ……レン、目的はなんだ? |
レン | それを知るのは、 ここからさらに先に進んでから……ですよね、 ミサッキー? |
ミサキ | ミサキ! |
レン | やだなー、怒らないで下さいよー。 |
アイチ | えぇ!? |
櫂 | どういうことだ戸倉? |
ミサキ | えっと―― |
レン | 櫂、詮索はそれくらいにして。 何はともあれ、君たちの勝利です。 さぁ、次の目的地が待ってますよ~。 |
アイチ | レンさん、次の目的地って? |
レン | 君たちが向かう先は――ここです! |
アイチ | ここって……!? ミサキさん、 これって、レンさんからの 招待状じゃなかったってことですか? |
ミサキ | えーっと、まぁそうなるのかな…… |
カムイ | お兄さん! オ、オレたちの戦いは まだ始まったばかりなんですから! |
櫂 | ふたりが居るならもういいだろう、帰るぞ。 |
レン | 本命はまだ先なんですよ、櫂! 謎を残したままでは終われません。 いいから、ついてきてください。 |
アイチ | レンさんも一緒に来てくれるんですね。 |
レン | 当然ですよー、 だって、ここから僕らはNAL4なんですから。 ねぇ、櫂? |
アイチ | あれ、 チームQ4への挑戦だったんじゃ―― |
??? | ああ、 その通りだ、先導。 |
アイチ | !! |
クリス | 随分と待たせるね、先導アイチ。 |
アイチ | レオンくんにクリスくん……!? |
Episode2
キャラ | セリフ |
---|---|
レオン | 久しいな、先導。 |
アイチ | レオンくんにクリスくん!? どうしてここに……? |
クリス | なぜって、ここは君たちとの思い出の場所だからね。 |
櫂 | ……アジアサーキットか。 |
レオン | そうだ。お前たちとはここで対峙し互いに覇を競い合った。 |
ジリアン | まぁ、あの時は色々あったけど、いまとなってはなんだか感慨深いわね。 |
シャーリーン | ジリアン、しみじみしちゃってる~! |
ジリアン | してないわよ! |
アリ | そう、あのとき君たちベイビーと出逢えたのはきっと運命だったのさ! だから、あとでお茶でも―― |
リー | 即座にナンパするのやめろ! |
アイチ | ドレッドノートに、SITジニアスのみんなまで!? |
レオン | 先導、あの時は、世話をかけたな。 |
クリス | だけど、僕たちは試練を乗り越え今こうしてSITジニアスとして立ちはだかれていることを光栄に思うよ。 |
櫂 | 立ちはだかる……か。 |
アイチ | ということは、今からファイトするってこと!? |
レオン | そうだ、そのためにここまで足を運んだんだ。 |
クリス | いつまでもあの頃の僕たちと思ってほしくはないからね。 |
レン | ちょっとー、ふたりとも当時の面影が消えちゃってますよ! |
レオン& クリス | ? |
レン | あの頃って、もっとふたりともくらーい感じで怖かったじゃないですか。 |
クリス | いや! あの頃はヴォイドのせいで―― |
レン | 僕はさっきまで、そのあたりも含めてちゃんと再現してたんですよ~? |
アサカ | えぇ。レン様は完璧にこなしてらっしゃいましたわ。もちろん私も。 |
レン | それにテツも……うん、頑張りました♪ |
テツ | ぐっ。 |
レン | だから、ふたりも、きちんとやってくださいよ~。 ねぇ、ミサッキー? |
ミサキ | えっと、別にそこ……までは。 |
レン | だめですよー! やるからにはちゃんとしないと! |
レオン | ふむ……そういうものなのか? |
ジリアン | レオン様! 真に受けなくていいですから! |
シャーリーン | あの頃のレオン様は今とは全然違うもんね~。 |
アイチ | 櫂くん、正直言って、僕にはなにがなんだか…… |
櫂 | …… |
レオン | 先導。当時は、自分の未熟さゆえに前が見えなくなったこともあった。 そして、先導たちに救われた。 だからこそ、今この瞬間ありのままの姿でお前たちの前に立ちはだかろう! |
レン | え~、なんだかずるいですね。 |
クリス | あぁ、そうだね、今の僕たちはあのころとは違う、だから、今日は君たちを倒す番だ。 この最強チームで! |
アリ | おうよ! 俺たち3人集まれば怖いものなんてないね! |
リー | ったく……でも負ける気はさらさらないからな。 |
アイチ | ファイトする……ってことだよね。 |
レオン | あぁ。行くぞ! Q4、それにNAL4。 |
アイチ | ということは櫂くんはQ4じゃなくて…… |
櫂 | ……そうなるな。 |
レン | さぁ、行きますよ。櫂、アサカ。 それからテツ、ジャッジは任せましたよ。 |
アイチ | それじゃあ、ミサキさん、カムイくん! 一緒にファイトしよう! |
ミサキ | うん、もちろん。 |
カムイ | 任せてください! |
全員 | スタンドアップ!(The/My) ヴァンガード! |
クリス | くっ! |
レオン | ふっ……相変わらずいい風だな。 |
カムイ | よっしゃぁ! オレたちの勝ちだぜ! |
アイチ | ファイト、ありがとうございます。 ……ふぅ。これでようやく終わり―― |
レオン | 何を言っている? |
櫂& アイチ | !? |
クリス | ほら、君たちのメイトがあそこで待ってるよ。 |
アイチ | えっと……あっ! |
ナオキ | よぉ! アイチ。 |
三和 | 待ってたぜ、おふたりさん。 |
アイチ | ナオキくんに、三和くん!? |
ナオキ | ほら、アイチ 次行くぞ次! |
アイチ | え? 次って?? |
三和 | おっと、お前はこっちだぜ。 |
櫂 | ……お前もか、三和。 |
三和 | ん? いいからほら。いくぞ~。 |
アイチ | あれ? 櫂くんやカムイくんたちは? |
ミサキ | 一旦解散ってところ。またあとで合流できるから。 |
ナオキ | よーし、到着だ! |
アイチ | って、宮地学園!? |
ナオキ | そうだぜ。次はここ……っていってもすぐ移動するけどな。 |
シンゴ | 先導君! おかえりなさいなのです! |
アイチ | あれ、シンゴくんまで!? |
シンゴ | いて、当たり前なのです! カードファイト部といえば僕なしでは語れないのですから! |
ナオキ | 別に、今は部員数も十分足りることだしお前がいなくたって―― |
シンゴ | 何を言うですか! このツッパリモドキは! 人数が増えたからこそ、上級生である僕の重要性がますます上がっているのです! どこかの副部長が頼りないから特に。 |
ナオキ | なんだとぉ! このカリアゲメガネ! |
アイチ | もぉ、ふたりとも落ち着いて! 僕にとってはナオキくんもシンゴくんも、部にいてもらわなくちゃ困るよ。 |
ナオキ& シンゴ | アイチ(先導君)……! |
ミサキ | ったく………でも、本当に増えたよね。初めは5人だけだったのに。 |
アイチ | そうですね。 最初は色々大変でしたけど、これからもずっと部として続けていければなって思います。 |
ナオキ | もちろんだ! アイチ、お前には俺やシンゴがついてるんだからな。 |
シンゴ | そうなのです、先導君! 小茂井軍団も全面バックアップなのです! |
アイチ | あはは、ふたりとも、ありがとう。 |
ミサキ | それじゃあ、次の場所、行こうか。 |
アイチ | えぇ!? |
ナオキ | よっしゃ着いたぜ! |
アイチ | えっと……ここってことは…… |
森川 | ぬわっはっはっはー! よーく来たな、我が弟子よ! |
井崎 | 待ってたぞ、アイチ。 |
アイチ | 森川くんに井崎くん! |
三和 | ようこそ、後江高校へ。 |
アイチ | 三和くんに、それに櫂くん…… ということは――次のファイトって…… |
三和 | ご名答♪ 次の相手は俺たちだ! |
森川 | 残念だが、アイチ、お前との勝負はお預けだ、その代わり―― |
井崎 | 俺とファイトだ! |
アイチ | 井崎くん……もちろんだよ! |
ナオキ | んじゃあ、俺は……櫂、お前と勝負がしたい! |
三和 | おっ、ご指名だぞ~。 |
櫂 | ったく……準備は出来ているんだろうな、石田。 |
ナオキ | おうよ! |
三和 | そんじゃあ、あとは…… |
シンゴ | フ、ファイトをお願いするのです! |
三和 | お、俺とか? もちろん、いいぜ―― |
シンゴ | いえ、先導君の師匠とファイトしてみたいのです! |
三和 | 師匠……? ってまさか! |
森川 | ほぉ、この俺様にファイトを挑むとは、よかろう! この森川カツミ受けて立とうではないかー! |
ミサキ | ……それじゃあ、私たちでファイトってことで。 |
三和 | だな。 |
全員 | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
レオン | 久しいな、先導。 |
アイチ | レオンくんにクリスくん!? どうしてここに……? |
クリス | なぜって、ここは君たちとの思い出の 場所だからね。 |
櫂 | ……アジアサーキットか。 |
レオン | そうだ。 お前たちとはここで対峙し 互いに覇を競い合った。 |
ジリアン | まぁ、 あの時は色々あったけど、 いまとなってはなんだか感慨深いわね。 |
シャーリーン | ジリアン、しみじみしちゃってる~! |
ジリアン | してないわよ! |
アリ | そう、あのとき君たちベイビーと 出逢えたのはきっと運命だったのさ! だから、あとでお茶でも―― |
リー | 即座にナンパするのやめろ! |
アイチ | ドレッドノートに、 SITジニアスのみんなまで!? |
レオン | 先導、 あの時は、世話をかけたな。 |
クリス | だけど、僕たちは試練を乗り越え 今こうしてSITジニアスとして 立ちはだかれていることを光栄に思うよ。 |
櫂 | 立ちはだかる……か。 |
アイチ | ということは、 今からファイトするってこと!? |
レオン | そうだ、 そのためにここまで足を運んだんだ。 |
クリス | いつまでもあの頃の僕たちと 思ってほしくはないからね。 |
レン | ちょっとー、 ふたりとも当時の面影が消えちゃってますよ! |
レオン& クリス | ? |
レン | あの頃って、もっとふたりとも くらーい感じで怖かったじゃないですか。 |
クリス | いや! あの頃はヴォイドのせいで―― |
レン | 僕はさっきまで、 そのあたりも含めて ちゃんと再現してたんですよ~? |
アサカ | えぇ。 レン様は完璧にこなしてらっしゃいましたわ。 もちろん私も。 |
レン | それにテツも……うん、頑張りました♪ |
テツ | ぐっ。 |
レン | だから、 ふたりも、きちんとやってくださいよ~。 ねぇ、ミサッキー? |
ミサキ | えっと、 別にそこ……までは。 |
レン | だめですよー! やるからにはちゃんとしないと! |
レオン | ふむ…… そういうものなのか? |
ジリアン | レオン様! 真に受けなくていいですから! |
シャーリーン | あの頃のレオン様は 今とは全然違うもんね~。 |
アイチ | 櫂くん、 正直言って、僕にはなにがなんだか…… |
櫂 | …… |
レオン | 先導。 当時は、自分の未熟さゆえに 前が見えなくなったこともあった。 そして、先導たちに救われた。 だからこそ、今この瞬間 ありのままの姿で お前たちの前に立ちはだかろう! |
レン | え~、なんだかずるいですね。 |
クリス | あぁ、そうだね、 今の僕たちはあのころとは違う、 だから、今日は君たちを倒す番だ。 この最強チームで! |
アリ | おうよ! 俺たち3人集まれば 怖いものなんてないね! |
リー | ったく…… でも負ける気はさらさらないからな。 |
アイチ | ファイトする……ってことだよね。 |
レオン | あぁ。 行くぞ! Q4、それにNAL4。 |
アイチ | ということは 櫂くんはQ4じゃなくて…… |
櫂 | ……そうなるな。 |
レン | さぁ、行きますよ。 櫂、アサカ。 それからテツ、ジャッジは任せましたよ。 |
アイチ | それじゃあ、ミサキさん、カムイくん! 一緒にファイトしよう! |
ミサキ | うん、もちろん。 |
カムイ | 任せてください! |
全員 | スタンドアップ!(The/My) ヴァンガード! |
クリス | くっ! |
レオン | ふっ…… 相変わらずいい風だな。 |
カムイ | よっしゃぁ! オレたちの勝ちだぜ! |
アイチ | ファイト、ありがとうございます。 ……ふぅ。 これでようやく終わり―― |
レオン | 何を言っている? |
櫂& アイチ | !? |
クリス | ほら、 君たちのメイトが あそこで待ってるよ。 |
アイチ | えっと……あっ! |
ナオキ | よぉ! アイチ。 |
三和 | 待ってたぜ、おふたりさん。 |
アイチ | ナオキくんに、三和くん!? |
ナオキ | ほら、アイチ 次行くぞ次! |
アイチ | え? 次って?? |
三和 | おっと、 お前はこっちだぜ。 |
櫂 | ……お前もか、三和。 |
三和 | ん? いいからほら。いくぞ~。 |
アイチ | あれ? 櫂くんやカムイくんたちは? |
ミサキ | 一旦解散ってところ。 またあとで合流できるから。 |
ナオキ | よーし、到着だ! |
アイチ | って、宮地学園!? |
ナオキ | そうだぜ。 次はここ……っていってもすぐ移動するけどな。 |
シンゴ | 先導君! おかえりなさいなのです! |
アイチ | あれ、シンゴくんまで!? |
シンゴ | いて、当たり前なのです! カードファイト部といえば 僕なしでは語れないのですから! |
ナオキ | 別に、今は部員数も十分足りることだし お前がいなくたって―― |
シンゴ | 何を言うですか! このツッパリモドキは! 人数が増えたからこそ、上級生である 僕の重要性がますます上がっているのです! どこかの副部長が頼りないから特に。 |
ナオキ | なんだとぉ! このカリアゲメガネ! |
アイチ | もぉ、ふたりとも落ち着いて! 僕にとってはナオキくんもシンゴくんも、 部にいてもらわなくちゃ困るよ。 |
ナオキ& シンゴ | アイチ(先導君)……! |
ミサキ | ったく……… でも、本当に増えたよね。 初めは5人だけだったのに。 |
アイチ | そうですね。 最初は色々大変でしたけど、これからもずっと 部として続けていければなって思います。 |
ナオキ | もちろんだ! アイチ、お前には俺やシンゴが ついてるんだからな。 |
シンゴ | そうなのです、先導君! 小茂井軍団も全面バックアップなのです! |
アイチ | あはは、 ふたりとも、ありがとう。 |
ミサキ | それじゃあ、 次の場所、行こうか。 |
アイチ | えぇ!? |
ナオキ | よっしゃ着いたぜ! |
アイチ | えっと……ここってことは…… |
森川 | ぬわっはっはっはー! よーく来たな、我が弟子よ! |
井崎 | 待ってたぞ、アイチ。 |
アイチ | 森川くんに井崎くん! |
三和 | ようこそ、後江高校へ。 |
アイチ | 三和くんに、それに櫂くん…… ということは――次のファイトって…… |
三和 | ご名答♪ 次の相手は俺たちだ! |
森川 | 残念だが、アイチ、 お前との勝負はお預けだ、その代わり―― |
井崎 | 俺とファイトだ! |
アイチ | 井崎くん……もちろんだよ! |
ナオキ | んじゃあ、 俺は……櫂、 お前と勝負がしたい! |
三和 | おっ、ご指名だぞ~。 |
櫂 | ったく…… 準備は出来ているんだろうな、石田。 |
ナオキ | おうよ! |
三和 | そんじゃあ、あとは…… |
シンゴ | フ、ファイトをお願いするのです! |
三和 | お、俺とか? もちろん、いいぜ―― |
シンゴ | いえ、 先導君の師匠とファイトしてみたいのです! |
三和 | 師匠……? ってまさか! |
森川 | ほぉ、この俺様にファイトを挑むとは、 よかろう! この森川カツミ受けて立とうではないかー! |
ミサキ | ……それじゃあ、私たちでファイトってことで。 |
三和 | だな。 |
全員 | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
Episode3
キャラ | セリフ |
---|---|
森川 | ぬわぁぁぁぁぁ! 俺のグレード3デッキがぁぁぁ! |
ナオキ | くっそぉ! やっぱ強えな、櫂……! |
井崎 | いい……ファイトだったぜ、アイチ! |
アイチ | うん! ファイト、ありがとう! |
井崎 | またファイトしような! |
アイチ | うん、もちろんだよ! 後江高校との練習試合も、また是非お願いしたいな。 |
井崎 | あぁ! マーク先生にも伝えておくさ。 |
三和 | 地区大会予選と同じでまーた宮地学園に負けちまったなー。 |
櫂 | 『地区大会予選』に『また』……そうか。 やはり、そういうことだったんだな。 |
三和 | ん? なにがよ? |
櫂 | しらばっくれるな。 |
三和 | ……ほんと、お前ってこういうときの察しはいいんだからさぁ。 んじゃ、次が待ってるんだ。ちゃっちゃと行くぞ~! |
アイチ | まだあるの!? |
ナオキ | へへっ、当然だってーの。 |
シンゴ | さぁ先導君、次が待っているのです! |
アイチ | わぁ!? どこに向かうの? |
三和 | 来れば分かるって、なぁ、姉ちゃん。 |
ミサキ | うん、そうだね。 |
三和 | ほーい、到着しましたっと! |
カムイ | 待ってましたよ! お兄さん。 |
アイチ | え、これって―― |
ナオキ& シンゴ | どこだ(なのです)!? |
アイチ | えぇ!? |
ナオキ | ば、ば、番長! これって――!? |
ミサキ | ふふっ。成功みたいね。 |
シンゴ | 後江高校の次はカードキャピタルじゃ……!? |
ミサキ | ううん、それは嘘。本当は、ここが最後で、皆でパーティー! ってとこかな。 |
ナオキ& シンゴ | んなっ…… |
ミサキ | でも、その前にアイチ。最後のファイトが残ってるから。 |
アイチ | 最後のファイト…… |
ミサキ | うん、それは―― |
櫂 | 最後は俺だ。そうだろ、戸倉? |
ミサキ | ふふっ、当たり。 |
アイチ | えっ!? そうなの? |
櫂 | アイチも薄々気づいているだろうこれは俺たちが歩んできた軌跡だ。 |
アイチ | な、なんとなくは……チームQ4での全国大会、それにアジアサーキット。 宮地学園カードファイト部で地区予選に出て…… |
ゴウキ | おいおい、俺たちを忘れてもらっちゃぁ困るな。 |
アイチ | ゴウキさんに光定さん! |
光定 | ごめんよ、アイチ君。でも……楽しんでもらえたかい? |
アイチ | そっか、男前にカエサル……だから、AL4と戦う前に来てくれたんですね。 |
ゴウキ | そういうことだ! わっはっは! |
アイチ | でも、これって一体どういうことだったんですか。ミサキさん? |
ミサキ | それはね―― |
少し前のこと―― | |
シン | なるほどぉ。アイチ君たち在校生への贈り物ですか。 |
ミサキ | うん、卒業するわけだし、アイチたちにせめてなにか出来たらって思って。 |
アカリ | へぇ~~~。ミサキって、こういうところ、律儀なんだよねぇ。 |
シン | うんうん。 |
ミサキ | 茶化さなくていいから。 |
シン | うーん、それなら、ここを貸し切りにしてパーティーをするのはどうですか? |
アカリ | それいいじゃん! アイチ君たち、きっと喜んでくれるよ! |
ミサキ | うん、それも楽しそう…… |
シン | なにか気がかりなことでも? |
ミサキ | アイチ、えっと……部長としての責任……とか何かと抱えこんじゃうことがあるから またその話? ってなっても周りにはいつもみんないるんだよってことを伝えておきたいかな…… ……って、プレゼントっぽくないよね、今のナシ! |
アカリ | ミサキってさ、そんなに心配性だっけ? アイチ君だってもう2年部長してるんでしょ~。 |
ミサキ | うるさい! わかってるけど。 |
シン | ふふふ。大切な人たちのことです、いくら心配してもし足りませんよね。 |
ナオキ | そうだぜ。練習試合の打ち合わせとかもよ、副部長の俺にもっと頼っていいのに自分でこなしちゃうんだぜ。 |
シンゴ | それは、石田が頼りないからでは? |
ナオキ | そ、そんなわけねーだろ! |
アカリ | アハハ! こりゃミサキの心配しすぎ……あれ? |
ミサキ | いつから聞いてたの……? |
ナオキ | 今来たばっかだけど、俺たちへの贈り物がどうとかってところから―― |
ミサキ | ほぼ最初からじゃん…… |
ナオキ | んで、アイチにサプライズをって皆に協力してもらったんだけど。 |
シンゴ | 僕らまでサプライズにかかるなんて思ってもみなかったのです! |
ミサキ | それは、アカリがね…… 確かに、これだったら良い感じだね。 |
ナオキ | へへっ、面白くなってきたぜ! んじゃあ、他の連中にも声をかけなきゃだけど。 |
シンゴ | 石田は、後江高校に声をかけてきてほしいのです。 僕は、福原高校に声をかけてくるのです。 |
ナオキ | おうよ! それじゃあ残りは―― |
アカリ | ミサキ……ちょっとちょっと。 |
ミサキ | ん? |
アカリ | このままじゃ、アイチ君だけのサプライズになっちゃうよ。 |
ミサキ | でも、ふたりにバレちゃったから―― |
アカリ | 甘い甘い! この裏で、さらにサプライズを仕掛けちゃえばいいのよ! |
ミサキ | ……いいじゃん、それ。のった。 |
アカリ | でしょでしょー♪ |
ミサキ | ってな感じかな。 それもあって、アイチと櫂には正装に着替えてもらったんだよ。 |
ナオキ | くそー! さらに仕掛けてたなんて! |
シンゴ | 服装という最大のヒントがありながら気づけなかったのは不覚! これはいっぱい食わされたのです。 |
ミサキ | 皆のための服もあるしアンタたちも後で着替えておいで。 |
カムイ | へっへー、お兄さん。良いサプライズだったでしょ? 料理選んだのオレたちですから! |
エミ | うふふ。私たちがこっそりと動いてたの知らなかったでしょ。 |
アイチ | エミに、マイちゃんまで!? |
マイ | ミサキさん、サプライズ成功ですね! |
ミサキ | うん、ありがとね。 |
櫂 | 待て。アイチへのサプライズならどうして俺まで巻き込むんだ。 |
ミサキ | それは、三和の提案。 |
三和 | へへっ。抱え込みがちなのがウチにもいたもんで。 それなら一気にサプライズしちゃえってな♪ |
櫂 | ちっ…… |
ミサキ | アイチ。ごめんね、色々振り回しちゃって。 |
アイチ | えっと……たしかに最初はミサキさんとカムイくんに何かあったのかと慌てちゃいましたけど…… 僕が、僕たちが歩んできた道には、櫂くんやミサキさん、それにカムイくんに三和くん、ナオキくんにシンゴくん、レンさんたちも今は遠くにいる人も…… みんなはいつでも僕の傍にいてくれたんだなって…… |
ミサキ | うん。 |
アイチ | ミサキさん、もう大丈夫です。ありがとうございます! |
ミサキ | ……うん、よかった。 |
三和 | なんだか締まりそうな勢いだけどよ、まだ終わっちゃいないんだぜ? |
ミサキ | そうだったね。それじゃあ、ふたりとも。最後のファイトだよ! |
アイチ | うん! |
櫂 | ふっ…… ……始めるぞ、アイチ。 |
アイチ | もちろんだよ! いくよ! |
櫂& アイチ | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
森川 | ぬわぁぁぁぁぁ! 俺のグレード3デッキがぁぁぁ! |
ナオキ | くっそぉ! やっぱ強えな、櫂……! |
井崎 | いい……ファイトだったぜ、アイチ! |
アイチ | うん! ファイト、ありがとう! |
井崎 | またファイトしような! |
アイチ | うん、もちろんだよ! 後江高校との練習試合も、 また是非お願いしたいな。 |
井崎 | あぁ! マーク先生にも伝えておくさ。 |
三和 | 地区大会予選と同じで まーた宮地学園に負けちまったなー。 |
櫂 | 『地区大会予選』に『また』…… そうか。 やはり、そういうことだったんだな。 |
三和 | ん? なにがよ? |
櫂 | しらばっくれるな。 |
三和 | ……ほんと、お前って こういうときの察しはいいんだからさぁ。 んじゃ、 次が待ってるんだ。 ちゃっちゃと行くぞ~! |
アイチ | まだあるの!? |
ナオキ | へへっ、当然だってーの。 |
シンゴ | さぁ先導君、次が待っているのです! |
アイチ | わぁ!? どこに向かうの? |
三和 | 来れば分かるって、 なぁ、姉ちゃん。 |
ミサキ | うん、そうだね。 |
三和 | ほーい、到着しましたっと! |
カムイ | 待ってましたよ! お兄さん。 |
アイチ | え、これって―― |
ナオキ& シンゴ | どこだ(なのです)!? |
アイチ | えぇ!? |
ナオキ | ば、ば、番長! これって――!? |
ミサキ | ふふっ。 成功みたいね。 |
シンゴ | 後江高校の次は カードキャピタルじゃ……!? |
ミサキ | ううん、それは嘘。 本当は、ここが最後で、 皆でパーティー! ってとこかな。 |
ナオキ& シンゴ | んなっ…… |
ミサキ | でも、その前に アイチ。 最後のファイトが残ってるから。 |
アイチ | 最後のファイト…… |
ミサキ | うん、 それは―― |
櫂 | 最後は俺だ。 そうだろ、戸倉? |
ミサキ | ふふっ、当たり。 |
アイチ | えっ!? そうなの? |
櫂 | アイチも薄々気づいているだろう これは俺たちが歩んできた軌跡だ。 |
アイチ | な、なんとなくは…… チームQ4での全国大会、 それにアジアサーキット。 宮地学園カードファイト部で地区予選に出て…… |
ゴウキ | おいおい、 俺たちを忘れてもらっちゃぁ困るな。 |
アイチ | ゴウキさんに光定さん! |
光定 | ごめんよ、アイチ君。 でも……楽しんでもらえたかい? |
アイチ | そっか、 男前にカエサル…… だから、AL4と戦う前に来てくれたんですね。 |
ゴウキ | そういうことだ! わっはっは! |
アイチ | でも、これって一体 どういうことだったんですか。 ミサキさん? |
ミサキ | それはね―― |
少し前のこと―― | |
シン | なるほどぉ。 アイチ君たち在校生への贈り物ですか。 |
ミサキ | うん、卒業するわけだし、 アイチたちにせめてなにか出来たらって 思って。 |
アカリ | へぇ~~~。 ミサキって、 こういうところ、律儀なんだよねぇ。 |
シン | うんうん。 |
ミサキ | 茶化さなくていいから。 |
シン | うーん、それなら、 ここを貸し切りにして パーティーをするのはどうですか? |
アカリ | それいいじゃん! アイチ君たち、きっと喜んでくれるよ! |
ミサキ | うん、それも楽しそう…… |
シン | なにか気がかりなことでも? |
ミサキ | アイチ、えっと……部長としての責任……とか 何かと抱えこんじゃうことがあるから またその話? ってなっても 周りにはいつもみんないるんだよってことを 伝えておきたいかな…… ……って、 プレゼントっぽくないよね、今のナシ! |
アカリ | ミサキってさ、そんなに心配性だっけ? アイチ君だってもう2年部長してるんでしょ~。 |
ミサキ | うるさい! わかってるけど。 |
シン | ふふふ。 大切な人たちのことです、いくら心配しても し足りませんよね。 |
ナオキ | そうだぜ。練習試合の打ち合わせとかもよ、 副部長の俺にもっと頼っていいのに 自分でこなしちゃうんだぜ。 |
シンゴ | それは、石田が頼りないからでは? |
ナオキ | そ、そんなわけねーだろ! |
アカリ | アハハ! こりゃミサキの心配しすぎ……あれ? |
ミサキ | いつから聞いてたの……? |
ナオキ | 今来たばっかだけど、 俺たちへの贈り物がどうとかって ところから―― |
ミサキ | ほぼ最初からじゃん…… |
ナオキ | んで、 アイチにサプライズをって 皆に協力してもらったんだけど。 |
シンゴ | 僕らまでサプライズにかかるなんて 思ってもみなかったのです! |
ミサキ | それは、アカリがね…… 確かに、これだったら良い感じだね。 |
ナオキ | へへっ、面白くなってきたぜ! んじゃあ、他の連中にも声をかけなきゃだけど。 |
シンゴ | 石田は、後江高校に 声をかけてきてほしいのです。 僕は、福原高校に声をかけてくるのです。 |
ナオキ | おうよ! それじゃあ残りは―― |
アカリ | ミサキ……ちょっとちょっと。 |
ミサキ | ん? |
アカリ | このままじゃ、アイチ君だけのサプライズに なっちゃうよ。 |
ミサキ | でも、ふたりにバレちゃったから―― |
アカリ | 甘い甘い! この裏で、さらにサプライズを 仕掛けちゃえばいいのよ! |
ミサキ | ……いいじゃん、それ。 のった。 |
アカリ | でしょでしょー♪ |
ミサキ | ってな感じかな。 それもあって、アイチと櫂には 正装に着替えてもらったんだよ。 |
ナオキ | くそー! さらに仕掛けてたなんて! |
シンゴ | 服装という最大のヒントがありながら 気づけなかったのは不覚! これはいっぱい食わされたのです。 |
ミサキ | 皆のための服もあるし アンタたちも 後で着替えておいで。 |
カムイ | へっへー、 お兄さん。良いサプライズだったでしょ? 料理選んだのオレたちですから! |
エミ | うふふ。 私たちがこっそりと 動いてたの知らなかったでしょ。 |
アイチ | エミに、マイちゃんまで!? |
マイ | ミサキさん、 サプライズ成功ですね! |
ミサキ | うん、ありがとね。 |
櫂 | 待て。アイチへのサプライズなら どうして俺まで巻き込むんだ。 |
ミサキ | それは、三和の提案。 |
三和 | へへっ。 抱え込みがちなのがウチにもいたもんで。 それなら一気にサプライズしちゃえってな♪ |
櫂 | ちっ…… |
ミサキ | アイチ。 ごめんね、色々振り回しちゃって。 |
アイチ | えっと……たしかに最初は ミサキさんとカムイくんに 何かあったのかと慌てちゃいましたけど…… 僕が、僕たちが歩んできた道には、櫂くんや ミサキさん、それにカムイくんに三和くん、 ナオキくんにシンゴくん、レンさんたちも 今は遠くにいる人も…… みんなはいつでも僕の傍に いてくれたんだなって…… |
ミサキ | うん。 |
アイチ | ミサキさん、もう大丈夫です。 ありがとうございます! |
ミサキ | ……うん、よかった。 |
三和 | なんだか締まりそうな勢いだけどよ、 まだ終わっちゃいないんだぜ? |
ミサキ | そうだったね。 それじゃあ、ふたりとも。 最後のファイトだよ! |
アイチ | うん! |
櫂 | ふっ…… ……始めるぞ、アイチ。 |
アイチ | もちろんだよ! いくよ! |
櫂& アイチ | スタンドアップ!(The) ヴァンガード! |
Episode4
キャラ | セリフ |
---|---|
櫂 | ダメージチェック……俺の負けだ。 |
アイチ | なんとか……勝てたけど、ギリギリのファイトだった…… |
レン | いいなぁ、僕もファイトしたいです。 |
アイチ | わぁ! レンさん! |
レン | ふふー、このパーティ、僕たちがスポンサーなんですよ。 |
アサカ | 宮地学園のためだけにこれだけ豪華な準備をしたのだからたっぷり感謝しなさいよね。 |
ミサキ | 協力してくれて本当にありがとう。 |
テツ | 気にするな。 これだけのファイターが集まったんだ。ファイトのデータもたんと収集できる。 |
クリス | そうとなれば、さっそくファイト、といきたいところだね。 |
アイチ | クリスくんに、レオンくんまで! |
レオン | 先導、ファイトといかないか? |
クリス | さっき、君はファイトしただろう? 次は僕の番だよ! |
森川 | いーや! 次は俺様の番だ! |
井崎 | おいおい、森川……そこに割っていくのか…… |
アイチ | あはは…… |
ナオキ | つーか、本当に卒業しちまうんだな ミサキ先輩。 |
シンゴ | やっぱり寂しくなるのです。 |
ミサキ | なにしんみりしてんの。別に遠くに行くわけでもないし、いつでも会えるよ。 |
アイチ | そうですよね! |
ナオキ | それにしても、こんな大がかりなサプライズパーティー…… へへっ、最後まで上級生には敵わねぇなって思っちまったぜ。 |
シンゴ | 僕たちが3年生となるカードファイト部も更に上を目指さないといけないのです! |
アイチ | そうだね、まずは――……来年のヴァンガード甲子園もきっと優勝してみせます! |
ミサキ | ふふ、応援行くからね。 |
三和 | 宮地学園さんよー そううまくいくかなぁ? |
アイチ | え!? |
テツ | うちも、後江高校だってお前たちを倒さんと必死に鍛錬を続けているからな。 |
三和 | そうそう、うちだって後輩たちが切磋琢磨してるんだぜ。 簡単に負けるほど甘くないからなぁ~。 |
アイチ | ……うん! 僕たちだって負けません! |
ナオキ | おうよ! |
シンゴ | 勝つために練習あるのみなのです! |
ナオキ | そうとなれば、三和先輩! 俺とファイトしてくれ! |
三和 | さっそくファイトってかー!? いいぜ! |
ナオキ | よっしゃ! |
アイチ | 櫂くんはいつから気づいてたの? |
櫂 | ……最初のふたりとファイトした後だな。 |
アイチ | それって、ほぼ最初だよね!? 櫂くんはすごいや、僕は途中まで本当に誰かに脅されているのかと…… |
櫂 | あぁ、だから―― このまま黙って許しはしない。 |
アイチ | ……櫂くん、危ないことはしちゃダメだよ。 |
櫂 | 心配ない。戸倉と、加担したやつらひとりひとりファイトで倒していくだけだ。 |
アイチ | ……あ、うん! |
櫂 | アイチ、お前も無用な心配をさせられたんだ一緒に倒していくぞ。 |
アイチ | え、僕も!? |
櫂 | 当然だ。まずは、戸倉。首謀者のお前からだ。 |
ミサキ | 首謀者って……でも、ファイトならいいよ、受けて立つ! ……って、そうだ。シンさんがパーティーが終わったらうちに寄ってほしいって。 |
アイチ | 店長が? |
ミサキ | うん。しかもこのままの服装で来てほしいだって。 悪いけど、少し付き合ってくれないかな。 |
アイチ | もちろんです! |
ミサキ | ありがと。 |
そして、盛り上がったパーティーも終了のときを迎え、解散。 シンに呼ばれたアイチたちはその足でカードキャピタルへと向かった―― | |
シン | いらっしゃーい。待ってましたよー。 皆さん、オシャレな服装ですね、うん、似合ってますよ。 |
森川 | そうだろそうだろ? なんたって、俺様だからな! |
井崎 | 制服と同じ形なのにちょっと背筋が伸びるよな~。 |
アイチ | あはは、そうだね。ずっと着てたけど、まだちょっと慣れないや。 |
ミサキ | ただいま。 |
シン | ミサキ、その様子じゃ大成功みたいですね。 |
ミサキ | うん。シンさん、協力してくれてありがとう。 |
シン | いえ、私はなにも。 それより、手伝ってくれた皆、アイデアをくれたアカリさんにもお礼を言わないとですね。 |
ミサキ | うん、改めて伝えておくよ。 |
三和 | んで、店長。俺たちに用って? |
シン | そうでしたそうでした! 皆、ドレスアップするって聞いてましたから、是非ともにと思いまして。 じゃーん、皆の集合写真を撮らせてくれませんか? あ、ミサキは後でひとりだけの写真も。 |
ミサキ | 写真って、そのために呼んだの? |
シン | えぇ、皆がそろった写真もなかなかありませんからね。どうですか? |
三和 | へぇ、いいじゃん! せっかくなんだし、なぁ櫂? |
櫂 | いや、俺は別に―― |
カムイ | 何言ってんだ! 皆で撮るんだからな! それじゃあ、オレは―― (エミさんの隣に行って~ぐふふ) |
エミ | 私、ミサキさんの隣ー! |
マイ | 私はエミちゃんの隣~。 |
カムイ | ガァッ!! |
森川 | 俺様はセンターで、と…… |
井崎 | 少しは遠慮しろ! 遠慮! |
シン | あはは、慌てなくても、何枚でも撮れますからね。自由に並んじゃってくださいねー。 うん、うん。皆さん良い表情ですね。それじゃあ次は――っと!? |
三和 | 次は、店長も一緒にってね。カメラ借りるぜ~。 |
シン | えぇ、私もですか? |
三和 | 思い出ってことは、そこに店長もいないとな。 |
アイチ | そうですね! 一緒に撮りましょう! |
シン | あはは、仕方ありませんねぇ。 |
三和 | はい、チーズ……っと。いい感じじゃん! |
ナオキ | って、三和先輩! 俺ら映ってねーじゃん! |
シンゴ | 画角があまあまなのです! |
三和 | って言われても全員入れるとなるとけっこうむずいんだからな。 |
ミサキ | もっとみんながよればいいんじゃ。 |
カムイ | そ、それです! 皆がぎゅっと集まったら映るんじゃ! エミさん! オレの近くに――ぐぎゅっ! 石田先輩……! |
ナオキ | おぉ、悪りぃ! くっつきすぎたぜ。 |
シンゴ | 暑苦しいのです! |
アイチ | あはは…… |
櫂 | 三和、もう少し手の角度を下げてみろ。それで……そうして…… |
三和 | うぉ! いい感じに、全員入ってるじゃん! |
ミサキ | やるじゃん。 |
櫂 | 別に、大したことじゃない。 |
アイチ | ううん! やっぱり櫂くんはすごいや! |
シン | ふふ…………うん、皆さん、いい思い出ができたみたいですね。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
櫂 | ダメージチェック…… 俺の負けだ。 |
アイチ | なんとか……勝てたけど、 ギリギリのファイトだった…… |
レン | いいなぁ、僕もファイトしたいです。 |
アイチ | わぁ! レンさん! |
レン | ふふー、 このパーティ、 僕たちがスポンサーなんですよ。 |
アサカ | 宮地学園のためだけに これだけ豪華な準備をしたのだから たっぷり感謝しなさいよね。 |
ミサキ | 協力してくれて本当にありがとう。 |
テツ | 気にするな。 これだけのファイターが集まったんだ。 ファイトのデータもたんと収集できる。 |
クリス | そうとなれば、 さっそくファイト、といきたいところだね。 |
アイチ | クリスくんに、レオンくんまで! |
レオン | 先導、 ファイトといかないか? |
クリス | さっき、君はファイトしただろう? 次は僕の番だよ! |
森川 | いーや! 次は俺様の番だ! |
井崎 | おいおい、森川…… そこに割っていくのか…… |
アイチ | あはは…… |
ナオキ | つーか、本当に卒業しちまうんだな ミサキ先輩。 |
シンゴ | やっぱり寂しくなるのです。 |
ミサキ | なにしんみりしてんの。 別に遠くに行くわけでもないし、 いつでも会えるよ。 |
アイチ | そうですよね! |
ナオキ | それにしても、こんな大がかりな サプライズパーティー…… へへっ、最後まで上級生には 敵わねぇなって思っちまったぜ。 |
シンゴ | 僕たちが3年生となるカードファイト部も 更に上を目指さないといけないのです! |
アイチ | そうだね、まずは――……来年の ヴァンガード甲子園もきっと優勝してみせます! |
ミサキ | ふふ、応援行くからね。 |
三和 | 宮地学園さんよー そううまくいくかなぁ? |
アイチ | え!? |
テツ | うちも、後江高校だって お前たちを倒さんと必死に 鍛錬を続けているからな。 |
三和 | そうそう、 うちだって後輩たちが切磋琢磨してるんだぜ。 簡単に負けるほど甘くないからなぁ~。 |
アイチ | ……うん! 僕たちだって負けません! |
ナオキ | おうよ! |
シンゴ | 勝つために練習あるのみなのです! |
ナオキ | そうとなれば、 三和先輩! 俺とファイトしてくれ! |
三和 | さっそくファイトってかー!? いいぜ! |
ナオキ | よっしゃ! |
アイチ | 櫂くんは いつから気づいてたの? |
櫂 | ……最初のふたりとファイトした後だな。 |
アイチ | それって、ほぼ最初だよね!? 櫂くんはすごいや、僕は途中まで 本当に誰かに脅されているのかと…… |
櫂 | あぁ、だから―― このまま黙って許しはしない。 |
アイチ | ……櫂くん、危ないことはしちゃダメだよ。 |
櫂 | 心配ない。 戸倉と、加担したやつら ひとりひとりファイトで倒していくだけだ。 |
アイチ | ……あ、うん! |
櫂 | アイチ、お前も無用な心配をさせられたんだ 一緒に倒していくぞ。 |
アイチ | え、僕も!? |
櫂 | 当然だ。 まずは、戸倉。 首謀者のお前からだ。 |
ミサキ | 首謀者って…… でも、ファイトならいいよ、 受けて立つ! ……って、そうだ。 シンさんがパーティーが終わったら うちに寄ってほしいって。 |
アイチ | 店長が? |
ミサキ | うん。 しかもこのままの服装で来てほしいだって。 悪いけど、少し付き合ってくれないかな。 |
アイチ | もちろんです! |
ミサキ | ありがと。 |
そして、 盛り上がったパーティーも終了のときを迎え、 解散。 シンに呼ばれたアイチたちは その足でカードキャピタルへと向かった―― | |
シン | いらっしゃーい。 待ってましたよー。 皆さん、オシャレな服装ですね、 うん、似合ってますよ。 |
森川 | そうだろそうだろ? なんたって、俺様だからな! |
井崎 | 制服と同じ形なのに ちょっと背筋が伸びるよな~。 |
アイチ | あはは、そうだね。 ずっと着てたけど、まだちょっと慣れないや。 |
ミサキ | ただいま。 |
シン | ミサキ、その様子じゃ 大成功みたいですね。 |
ミサキ | うん。 シンさん、協力してくれてありがとう。 |
シン | いえ、私はなにも。 それより、手伝ってくれた皆、 アイデアをくれた アカリさんにもお礼を言わないとですね。 |
ミサキ | うん、 改めて伝えておくよ。 |
三和 | んで、店長。 俺たちに用って? |
シン | そうでしたそうでした! 皆、ドレスアップするって 聞いてましたから、是非ともにと思いまして。 じゃーん、 皆の集合写真を撮らせてくれませんか? あ、ミサキは後でひとりだけの写真も。 |
ミサキ | 写真って、 そのために呼んだの? |
シン | えぇ、 皆がそろった写真もなかなかありませんからね。 どうですか? |
三和 | へぇ、いいじゃん! せっかくなんだし、なぁ櫂? |
櫂 | いや、俺は別に―― |
カムイ | 何言ってんだ! 皆で撮るんだからな! それじゃあ、オレは―― (エミさんの隣に行って~ぐふふ) |
エミ | 私、ミサキさんの隣ー! |
マイ | 私はエミちゃんの隣~。 |
カムイ | ガァッ!! |
森川 | 俺様はセンターで、と…… |
井崎 | 少しは遠慮しろ! 遠慮! |
シン | あはは、 慌てなくても、何枚でも撮れますからね。 自由に並んじゃってくださいねー。 うん、うん。 皆さん良い表情ですね。 それじゃあ次は――っと!? |
三和 | 次は、店長も一緒にってね。 カメラ借りるぜ~。 |
シン | えぇ、私もですか? |
三和 | 思い出ってことは、 そこに店長もいないとな。 |
アイチ | そうですね! 一緒に撮りましょう! |
シン | あはは、 仕方ありませんねぇ。 |
三和 | はい、チーズ……っと。 いい感じじゃん! |
ナオキ | って、三和先輩! 俺ら映ってねーじゃん! |
シンゴ | 画角があまあまなのです! |
三和 | って言われても 全員入れるとなると けっこうむずいんだからな。 |
ミサキ | もっとみんながよればいいんじゃ。 |
カムイ | そ、それです! 皆がぎゅっと集まったら映るんじゃ! エミさん! オレの近くに――ぐぎゅっ! 石田先輩……! |
ナオキ | おぉ、悪りぃ! くっつきすぎたぜ。 |
シンゴ | 暑苦しいのです! |
アイチ | あはは…… |
櫂 | 三和、 もう少し手の角度を下げてみろ。 それで……そうして…… |
三和 | うぉ! いい感じに、全員入ってるじゃん! |
ミサキ | やるじゃん。 |
櫂 | 別に、大したことじゃない。 |
アイチ | ううん! やっぱり櫂くんはすごいや! |
シン | ふふ………… うん、 皆さん、いい思い出ができたみたいですね。 |
クリアスチル「ドレスアップ」
キャラ | セリフ |
---|---|
三和 | 店長だけエプロン姿ってのも、ちょっと味気ないな。 |
ナオキ | 何かかっけぇ服もってねーんすか? |
シン | そうですねぇ……スーツか、袴くらいでしたら。 |
ナオキ | 袴ぁ!? どうしてそんなの持ってるんすか? |
シン | ふふ。昔、少しだけ着てたんですよ。 |