開催期間
2021/8/17~2021/8/27
主役キャラクター
- ラウル・セラ
- モレス・ペニーワース
通知
日時 | 通知内容 |
---|---|
2021/8/17 | 「Lunar Postlude」開催中! 「……おかえりなさいませ、セラ様」 |
あらすじ
Episode0 |
---|
ナオキとのファイトにわざと敗れたセラは元々の計画通りに彼らを別々の場所へ転送し、アイチの封印が解除されるように仕向けた。 全ては、アイチに封印されたリンクジョーカーの力を我が物とするために。 |
Episode1 |
---|
リンクジョーカーを悪魔と称するネーヴを眺めながら「Яは人の真実を暴いただけにすぎない」と嘲笑うセラは、暇つぶしと称してモレスにジャッジメントを適用したファイトを挑む。 |
Episode2 |
---|
自分が仕掛けた隙を意図的にスルーしたモレスに何故自分を裏切らなかったのか、と問うセラ。 彼がずっと孤独に戦ってきた過去を知るモレスは忠誠を誓う主に勝利する事などできないと答えたためセラはファイトを中断し、計画の行く末を見守った。 |
Episode3 |
---|
セラの思惑通りに封印は解除されたものの、あと1歩のところで全てが頓挫し、モレスが目を覚ました頃には全てが終わっていた。 アイチと入れ替わるように消えてしまった主を探して彼は今日も旅に出る。 いつかセラが復活すると信じて――。 |
ストーリー
Episode0
キャラ | セリフ |
---|---|
セラ | ば、バカな……ありえない。 カトルナイツのこの私が、貴様如きに敗北するなど……断じてあってはならないこと!! |
ナオキ | 負けた奴は、何とかってのを受けるんだったよな…… |
セラ | !? |
ナオキ | え~っと、なんて名前だったっけかな…… トリートメントは似てるけど、ちょっと違って…… あ、そうそう、思い出したぜ。 ……ジャッジメント。 |
セラ | うわああああああっ!? …… |
三和 | 見ろ。セラの奴、気絶してるぜ。 |
ミサキ | 初めて、カトルナイツを倒せた…… |
カムイ | こいつを倒せたってことは……他のカトルナイツも、やっつけられるぜ!! |
ナオキ | そうだぜ。俺たちの手で、アイチを助け出すことができるんだ! |
櫂 | この先のどこかに、アイチがいる……! |
セラ | …… …… |
モレス | ……おかえりなさいませ、セラ様。 |
セラ | ……これも計画の一部とはいえ、まったく骨が折れましたよ。 ジャッジメントを受けるのですからね…… |
モレス | しかし、見事なお芝居でした。 まさか彼らも、セラ様がわざと負けたとは思いますまい。 |
セラ | そういうお前も役者でしたよ。 奴らをおびき出しておきながら、自分のミスでそうなったかのように、動揺して見せたのですから。 |
モレス | ……お褒めいただき、光栄でございます。 |
セラ | ……それで、封印の方は。 |
モレス | ただいま映像を。ご覧のとおりです。 セラ様が意図的に敗北したことにより、封印のひとつが外れております。 |
セラ | 残るは3つ、というわけですね…… では、モレス。次の準備を。 |
モレス | は。 ……これより計画通り、彼らをここで分断します。 |
セラ | いいでしょう…… |
カムイ | 泥船に乗った気でいろよ、櫂! |
ミサキ | 大船…… |
3人 | おっ? ……うわあああ!? |
カムイ | おい、櫂? ミサキさん? 三和先輩? 石田先輩……!? 誰もいねぇ……オレひとりになっちゃったのかよ? |
ガイヤール | ……一体、どうやって来たんだ? |
カムイ | ! |
ラティ | ほーんと、驚いちゃった。甘いのは、ドーナツだけでいいのになぁ。 そう思うでしょ、みさきん? |
ミサキ | ラティ……! |
三和 | で、あんたが俺の相手って訳? |
ネーヴ | フィリップ・ネーヴだ。 カトルナイツの名に懸けて、これ以上、アイチ殿に近づかせるわけにはいかん。 |
モレス | ……転送が完了しました。 葛木カムイはガイヤール、三和タイシはネーヴ、戸倉ミサキはラティと、それぞれ遭遇しております。 櫂トシキと石田ナオキだけは、転送しておりません。 彼らだけは他より遅れて、ガイヤールに会うことになります。 |
セラ | これで彼らはカトルナイツと、ファイトを始めることになりますね。 ……私の計画通りに、ね。 そして誰かひとりでも、カトルナイツを敗北させれば…… 残る3つの封印のうち、ひとつが外れることになります。 私の力をもってしても、4つの封印すべてを解除するのは不可能ですが、2つの封印だけであれば、私にも解除は十分可能ですからね…… さて、誰がカトルナイツを下して見せて……私の役に立ってくれるか…… |
三和 | 今日こそ、アイチを返してもらうぜ。 |
ネーヴ | そうはさせん……! 鉄は鋼へと鍛えられ、鋼は戦の中、剣となる…… いざなおう、我がフィールドへ! スティールウォールプリズン! |
モレス | ……彼らも、ご苦労な事ですね。 先導アイチを助けるために、こんなファイトをする羽目になるとは。 |
セラ | 彼らの言葉を借りるなら、「メイト」のため、ということでしょう。 「メイト」……実にくだらない概念です。 |
モレス | ……セラ様? |
セラ | しかしそのバカげた考えのおかげで、彼らは計画の「駒」になってくれました…… さあ、「メイト」にうつつを抜かす愚か者共よ! 今こそ私の「駒」として、カトルナイツに立ち向かうのです! そして手助けするがいい! リンクジョーカーの力が、このラウル・セラの物になるように! |
ネーヴ &三和 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
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セラ | ば、バカな……ありえない。 カトルナイツのこの私が、 貴様如きに敗北するなど…… 断じてあってはならないこと!! |
ナオキ | 負けた奴は、 何とかってのを受けるんだったよな…… |
セラ | !? |
ナオキ | え~っと、なんて名前だったっけかな…… トリートメントは似てるけど、 ちょっと違って…… あ、そうそう、思い出したぜ。 ……ジャッジメント。 |
セラ | うわああああああっ!? …… |
三和 | 見ろ。セラの奴、気絶してるぜ。 |
ミサキ | 初めて、カトルナイツを倒せた…… |
カムイ | こいつを倒せたってことは…… 他のカトルナイツも、やっつけられるぜ!! |
ナオキ | そうだぜ。俺たちの手で、 アイチを助け出すことができるんだ! |
櫂 | この先のどこかに、アイチがいる……! |
セラ | …… …… |
モレス | ……おかえりなさいませ、セラ様。 |
セラ | ……これも計画の一部とはいえ、 まったく骨が折れましたよ。 ジャッジメントを受けるのですからね…… |
モレス | しかし、見事なお芝居でした。 まさか彼らも、セラ様が わざと負けたとは思いますまい。 |
セラ | そういうお前も役者でしたよ。 奴らをおびき出しておきながら、 自分のミスでそうなったかのように、 動揺して見せたのですから。 |
モレス | ……お褒めいただき、 光栄でございます。 |
セラ | ……それで、封印の方は。 |
モレス | ただいま映像を。 ご覧のとおりです。 セラ様が意図的に敗北したことにより、 封印のひとつが外れております。 |
セラ | 残るは3つ、というわけですね…… では、モレス。次の準備を。 |
モレス | は。 ……これより計画通り、 彼らをここで分断します。 |
セラ | いいでしょう…… |
カムイ | 泥船に乗った気でいろよ、櫂! |
ミサキ | 大船…… |
3人 | おっ? ……うわあああ!? |
カムイ | おい、櫂? ミサキさん? 三和先輩? 石田先輩……!? 誰もいねぇ…… オレひとりになっちゃったのかよ? |
ガイヤール | ……一体、どうやって来たんだ? |
カムイ | ! |
ラティ | ほーんと、驚いちゃった。 甘いのは、ドーナツだけでいいのになぁ。 そう思うでしょ、みさきん? |
ミサキ | ラティ……! |
三和 | で、あんたが俺の相手って訳? |
ネーヴ | フィリップ・ネーヴだ。 カトルナイツの名に懸けて、これ以上、 アイチ殿に近づかせるわけにはいかん。 |
モレス | ……転送が完了しました。 葛木カムイはガイヤール、 三和タイシはネーヴ、戸倉ミサキはラティと、 それぞれ遭遇しております。 櫂トシキと石田ナオキだけは、 転送しておりません。 彼らだけは他より遅れて、 ガイヤールに会うことになります。 |
セラ | これで彼らはカトルナイツと、 ファイトを始めることになりますね。 ……私の計画通りに、ね。 そして誰かひとりでも、 カトルナイツを敗北させれば…… 残る3つの封印のうち、 ひとつが外れることになります。 私の力をもってしても、 4つの封印すべてを解除するのは不可能ですが、 2つの封印だけであれば、 私にも解除は十分可能ですからね…… さて、誰がカトルナイツを下して見せて…… 私の役に立ってくれるか…… |
三和 | 今日こそ、アイチを返してもらうぜ。 |
ネーヴ | そうはさせん……! 鉄は鋼へと鍛えられ、 鋼は戦の中、剣となる…… いざなおう、我がフィールドへ! スティールウォールプリズン! |
モレス | ……彼らも、ご苦労な事ですね。 先導アイチを助けるために、 こんなファイトをする羽目になるとは。 |
セラ | 彼らの言葉を借りるなら、 「メイト」のため、ということでしょう。 「メイト」……実にくだらない概念です。 |
モレス | ……セラ様? |
セラ | しかしそのバカげた考えのおかげで、 彼らは計画の「駒」になってくれました…… さあ、「メイト」にうつつを抜かす愚か者共よ! 今こそ私の「駒」として、 カトルナイツに立ち向かうのです! そして手助けするがいい! リンクジョーカーの力が、 このラウル・セラの物になるように! |
ネーヴ &三和 | スタンドアップ! ヴァンガード! |
Episode1
キャラ | セリフ |
---|---|
モレス | ……それぞれのファイトは、順調に進んでいるようです…… ……おや。 |
セラ | どうした、モレス。 |
モレス | ネーヴ様が…… 対戦相手の三和タイシに、何か話をしているようです…… |
ネーヴ | 俺は、順調にサーキットを勝ち進んでいった…… するとどうだ、国中が争いを忘れ、俺を応援してくれた……! だがその時、あの悪魔が現れた……! |
三和 | 悪魔? |
ネーヴ | ……リンクジョーカー!! |
三和 | ……! |
ネーヴ | あの悪魔が、再び国を、争いの中へ突き落した。 仲間だったアーヴィン、ケリー、アリスたち……お前たちの言い方をすれば、俺にとっては大切なメイトたち。 Я化したそのメイトたちと、俺は……国で続いていた争いと寸分たがわない、殺し合いのようなファイトを、俺は……! その時、俺はこう思った。 また、俺は失うのか……平和だった国を。友が願った、同胞たちの笑顔を……! |
モレス | ……ファイトの最中に思い出話とは、ネーヴ様も余裕でございますねえ…… |
セラ | フ……フフフ……ハハハハハ! |
モレス | !? ……セラ様? |
セラ | 余裕と言うより……愚か、なのですよ。 もっとも、ガイヤールと話していた時、彼も似たようなことを言っていましたから、愚かなのはネーヴだけでもないようですがね。 人というものの「真実」を、彼らはどうして理解しないのか…… ……モレス、お前は覚えていますか。 我がセラ・ファミリーの中で、1番優しかったはずの叔父が、私にどれほど惨い行いをしたか。 |
モレス | 無論、覚えております。 |
セラ | 我が従兄の事も忘れるわけにはいきません。 無二の親友のように振る舞っておきながら、あんな残酷な真似ができるとは…… |
モレス | 覚えております。 |
セラ | そして、誰よりも美しかった我が従妹…… あの清楚な美貌の下に、あれほどの奸智が隠されていようとは…… |
モレス | ずっとお側でお仕えしておりました私は、何もかも、覚えております。 あの方たちは皆、セラ・ファミリーの財と権力をわが手にする欲望に逆らえませんでした。 |
セラ | そう、人というものは、欲望の対象を前にすれば、その真実の姿を露わにする…… 人は、殺し合い、裏切り合うものだという「真実」の姿を。 リンクジョーカーという「悪魔」の力が、善意の「メイト」たちを変えてしまったわけではありません。 リンクジョーカーはただ単に、「真実」を暴いて見せただけに過ぎない…… フフ……かつて私は、一族の財と力を守るため、必死になって戦ったものですが…… 人の「真実」を暴いて見せるリンクジョーカーの「力」には、それ以上の価値があります。 |
モレス | そしてその力も、もうすぐセラ様のもの…… |
セラ | そうです。ほんの少し手を伸ばせば、誰にでも手が届くような場所にまで、近づいています…… (そう…… ……誰にでも、手が届く場所に……) …… ……! |
モレス | ……セラ様? |
セラ | ……フ…… |
モレス | !? |
セラ | …… ……彼らのファイトの決着がつくまで、まだ少し時間がありますね…… モレス、暇つぶしに、ファイトでもどうです? |
モレス | え。今から、でございますか? |
セラ | もちろんです、モレス。 そうだ。どうせなら、ジャッジメント付のファイトをしましょう。 それなりに緊張感がないと面白くありません。 |
モレス | ジャッジメントを、ですか!? そ、そんな、いったいどういうおつもりで……? |
セラ | 無論私とて、負ければしばらく体が動かなくなります。 そして、そうなれば…… モレス。お前がリンクジョーカーの力を手に入れることも、不可能ではありません。 |
モレス | セ、セラ様、いったい何を…… |
セラ | ……フフ。何を怯えているのです? 単なる暇つぶしのファイトではありませんか。さあ、早くデッキを出しなさい。 |
モレス | し、しかし…… |
セラ | ……主の私に逆らうのですか? |
モレス | そ、そんな、とんでもございません! ……か、かしこまりました。 |
セラ | それでいい……フフ…… |
モレス | お、お手柔らかにお願いします、セラ様。 |
セラ | 何を言うのです、遊びとはいえ、手加減などしませんよ。 何せ、リンクジョーカーの力の行方がかかっているのですからね。フフフ…… |
モレス | うう…… |
セラ | では……誘わん、いざ! ミレニアムブリザードプリズン! |
モレス | は、はい! |
モレス &セラ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
モレス | ……それぞれのファイトは、 順調に進んでいるようです…… ……おや。 |
セラ | どうした、モレス。 |
モレス | ネーヴ様が…… 対戦相手の三和タイシに、 何か話をしているようです…… |
ネーヴ | 俺は、順調にサーキットを勝ち進んでいった…… するとどうだ、 国中が争いを忘れ、俺を応援してくれた……! だがその時、あの悪魔が現れた……! |
三和 | 悪魔? |
ネーヴ | ……リンクジョーカー!! |
三和 | ……! |
ネーヴ | あの悪魔が、再び国を、 争いの中へ突き落した。 仲間だったアーヴィン、ケリー、アリスたち…… お前たちの言い方をすれば、 俺にとっては大切なメイトたち。 Я化したそのメイトたちと、俺は…… 国で続いていた争いと寸分たがわない、 殺し合いのようなファイトを、俺は……! その時、俺はこう思った。 また、俺は失うのか……平和だった国を。 友が願った、同胞たちの笑顔を……! |
モレス | ……ファイトの最中に思い出話とは、 ネーヴ様も余裕でございますねえ…… |
セラ | フ……フフフ……ハハハハハ! |
モレス | !? ……セラ様? |
セラ | 余裕と言うより……愚か、なのですよ。 もっとも、ガイヤールと話していた時、 彼も似たようなことを言っていましたから、 愚かなのはネーヴだけでもないようですがね。 人というものの「真実」を、 彼らはどうして理解しないのか…… ……モレス、お前は覚えていますか。 我がセラ・ファミリーの中で、 1番優しかったはずの叔父が、 私にどれほど惨い行いをしたか。 |
モレス | 無論、覚えております。 |
セラ | 我が従兄の事も忘れるわけにはいきません。 無二の親友のように振る舞っておきながら、 あんな残酷な真似ができるとは…… |
モレス | 覚えております。 |
セラ | そして、誰よりも美しかった我が従妹…… あの清楚な美貌の下に、あれほどの 奸智が隠されていようとは…… |
モレス | ずっとお側でお仕えしておりました私は、 何もかも、覚えております。 あの方たちは皆、 セラ・ファミリーの財と権力を わが手にする欲望に逆らえませんでした。 |
セラ | そう、人というものは、 欲望の対象を前にすれば、 その真実の姿を露わにする…… 人は、殺し合い、裏切り合うものだという 「真実」の姿を。 リンクジョーカーという「悪魔」の力が、 善意の「メイト」たちを 変えてしまったわけではありません。 リンクジョーカーはただ単に、 「真実」を暴いて見せただけに過ぎない…… フフ……かつて私は、一族の財と力を守るため、 必死になって戦ったものですが…… 人の「真実」を暴いて見せる リンクジョーカーの「力」には、 それ以上の価値があります。 |
モレス | そしてその力も、もうすぐセラ様のもの…… |
セラ | そうです。ほんの少し手を伸ばせば、 誰にでも手が届くような場所にまで、 近づいています…… (そう…… ……誰にでも、手が届く場所に……) …… ……! |
モレス | ……セラ様? |
セラ | ……フ…… |
モレス | !? |
セラ | …… ……彼らのファイトの決着がつくまで、 まだ少し時間がありますね…… モレス、暇つぶしに、ファイトでもどうです? |
モレス | え。今から、でございますか? |
セラ | もちろんです、モレス。 そうだ。どうせなら、 ジャッジメント付のファイトをしましょう。 それなりに緊張感がないと面白くありません。 |
モレス | ジャッジメントを、ですか!? そ、そんな、 いったいどういうおつもりで……? |
セラ | 無論私とて、負ければ しばらく体が動かなくなります。 そして、そうなれば…… モレス。お前が リンクジョーカーの力を手に入れることも、 不可能ではありません。 |
モレス | セ、セラ様、いったい何を…… |
セラ | ……フフ。何を怯えているのです? 単なる暇つぶしのファイトではありませんか。 さあ、早くデッキを出しなさい。 |
モレス | し、しかし…… |
セラ | ……主の私に逆らうのですか? |
モレス | そ、そんな、とんでもございません! ……か、かしこまりました。 |
セラ | それでいい……フフ…… |
モレス | お、お手柔らかにお願いします、セラ様。 |
セラ | 何を言うのです、 遊びとはいえ、手加減などしませんよ。 何せ、リンクジョーカーの力の 行方がかかっているのですからね。フフフ…… |
モレス | うう…… |
セラ | では……誘わん、いざ! ミレニアムブリザードプリズン! |
モレス | は、はい! |
モレス &セラ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
Episode2
キャラ | セリフ |
---|---|
セラ | ……では、これで終わりのようですね。 |
モレス | (ああっ……セラ様が、最後のアタックをかけようとしている……) (私の方は既に5ダメージ) (これでトリガーが出なければ、私は敗北……ジャッジメントを食らってしまう……っ!) (そ、そそそ、そんなぁ……っ!) |
セラ | …… ……モレス。 |
モレス | はっ、はいっ! |
セラ | 私は今のファイトで、わざと隙を作っていました…… もちろんそれは見せかけで、そのあと逆転できるよう、計算もしてあったのですが…… しかしあの時に限って言えば、誰もが「絶対勝てる」と思えるような局面を、わざわざ仕組んでおいたのです。 ……気づきましたか? |
モレス | え? いえ、その、それは…… |
セラ | ……いや、気づかなかったはずはありません。 お前はあの時、はっきりと意図的に、チャンスをスルーしていましたから…… |
モレス | う…… |
セラ | ……なぜなのです。 |
モレス | は? |
セラ | あれはまたとないチャンスだったはず。 ここで私を下せたなら……お前が手に入れることができたはず…… リンクジョーカーの、あの力を。 何故、私を裏切らなかったのです? 我が一族の者どものように。 |
モレス | そ、それは…… |
セラ | お前とは、ずいぶんと長い付き合いになりますが……そういえば、1度も裏切ろうとはしませんでしたね。 ファミリー内の抗争の時も……そして、Яファイター事件の時も。 裏切りの機会は、幾らでもあっただろう筈なのに…… ……まさか、とは思いますが……私のことを……「メイト」、とか思っているのではないでしょうね。 |
モレス | そ、そんな、滅相もない! |
セラ | では、なぜです。 |
モレス | そ、それは……そ、その…… 「執事」としての、分でございます。 |
セラ | ……何? |
モレス | 不用意に主に勝利し、あまつさえジャッジメントの苦痛を与えるなど…… 「執事」の私には、できない事でございます。 ……私、モレス・ペニーワースは…… 尊敬できる主にお仕えし、その方をお助けする事こそが、「執事の心得」と信じております。 |
セラ | ……私に勝たなかったのは、その「執事の心得」とやらのせい、と? |
モレス | 左様にございます。 それに加えて……私は、昔からお仕えしてきた日々の中で、様々なことを見てきております。 セラ様がどれほどの孤独の中で、ひとりで戦い続けてきたかを…… |
セラ | …… |
モレス | 信頼する者たちに裏切られながらも、運命に逆らい、立ち向かっていくお姿を…… そのようなラウル・セラ様は、私にとって…… 忠誠を捧げるに値する、唯一の主でございます。 |
セラ | …… もしもお前まで「メイト」とか言い出したら、ジャッジメントを与えるつもりでしたが…… |
モレス | セ……セラ様……? |
セラ | ファイトを、途中で終了させました。 これで、ジャッジメントも作動しません。 |
モレス | ……っ……! (助かりました……!) |
セラ | ……残念です。 お前が私を裏切ってくれたなら、甘い考えのネーヴやガイヤールに言ってやれたものを。 長い付き合いの執事でさえ、裏切ることがあるのだと、ね…… |
モレス | ま、まさかセラ様は、そんな事を連中に言うためだけに、こんな危険なファイトを!? もしも万一、私が勝ってしまったら、これまでの計画が全て水の泡に……! |
セラ | ありえませんが…… ……もしもそうなれば、それまでのことです。 自分にはその程度の運しかない……その程度の器に過ぎないということです。 |
モレス | では……セラ様は、自分の運と器量をお試しに……? |
セラ | リンクジョーカーの力を持つということは、いわば一軍の将になるようなもの。 ある程度の器量なくては、かないません。 |
モレス | セラ様…… |
セラ | ……さて。 お前も「執事」というのなら、引き続き計画を手伝ってもらいましょう。 ファイトの状況はどうなっていますか? |
モレス | は、はい、ただいま。 |
セラ | ……どうやら、いくつかファイトが終わったようです。 |
モレス | 三和タイシ、戸倉ミサキ、葛木カムイの姿が見えません…… カトルナイツに敗北し、ここから消えたようですね。 これでは3本の封印は、まだ無事なまま…… |
セラ | まあいいでしょう。まだ櫂トシキが残っています。 |
モレス | しかし……本当に勝てるでしょうか。 もしも彼まで負けてしまったら…… |
セラ | ガイヤールは一戦交えて消耗しています。 そこへ、彼に勝るとも劣らぬ実力の櫂トシキをぶつけるのですよ。 結果は、火を見るよりも明らかです…… |
櫂 | 俺たちはアイチの封印を解く。 メイトとして共に生きるために……! |
ガイヤール | 櫂トシキ、君は何もわかってはいない! |
セラ | 全てを得るか、はたまた失うか…… リンクジョーカーの力を手に入れるための、私が仕掛けてきたビッグ・ギャンブル…… それもいよいよ最終局面です。 ガイヤールと櫂トシキが、私に最高の札を配ってくれようとしています……! |
ガイヤール &櫂 | スタンドアップ! (Le/The) ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
セラ | ……では、これで終わりのようですね。 |
モレス | (ああっ……セラ様が、 最後のアタックをかけようとしている……) (私の方は既に5ダメージ) (これでトリガーが出なければ、私は敗北…… ジャッジメントを食らってしまう……っ!) (そ、そそそ、そんなぁ……っ!) |
セラ | …… ……モレス。 |
モレス | はっ、はいっ! |
セラ | 私は今のファイトで、 わざと隙を作っていました…… もちろんそれは見せかけで、 そのあと逆転できるよう、 計算もしてあったのですが…… しかしあの時に限って言えば、 誰もが「絶対勝てる」と思えるような局面を、 わざわざ仕組んでおいたのです。 ……気づきましたか? |
モレス | え? いえ、その、それは…… |
セラ | ……いや、気づかなかったはずはありません。 お前はあの時、はっきりと意図的に、 チャンスをスルーしていましたから…… |
モレス | う…… |
セラ | ……なぜなのです。 |
モレス | は? |
セラ | あれはまたとないチャンスだったはず。 ここで私を下せたなら…… お前が手に入れることができたはず…… リンクジョーカーの、あの力を。 何故、私を裏切らなかったのです? 我が一族の者どものように。 |
モレス | そ、それは…… |
セラ | お前とは、ずいぶんと 長い付き合いになりますが……そういえば、 1度も裏切ろうとはしませんでしたね。 ファミリー内の抗争の時も…… そして、Яファイター事件の時も。 裏切りの機会は、 幾らでもあっただろう筈なのに…… ……まさか、とは思いますが…… 私のことを……「メイト」、 とか思っているのではないでしょうね。 |
モレス | そ、そんな、滅相もない! |
セラ | では、なぜです。 |
モレス | そ、それは…… そ、その…… 「執事」としての、分でございます。 |
セラ | ……何? |
モレス | 不用意に主に勝利し、あまつさえ ジャッジメントの苦痛を与えるなど…… 「執事」の私には、できない事でございます。 ……私、モレス・ペニーワースは…… 尊敬できる主にお仕えし、 その方をお助けする事こそが、 「執事の心得」と信じております。 |
セラ | ……私に勝たなかったのは、 その「執事の心得」とやらのせい、と? |
モレス | 左様にございます。 それに加えて…… 私は、昔からお仕えしてきた日々の中で、 様々なことを見てきております。 セラ様がどれほどの孤独の中で、 ひとりで戦い続けてきたかを…… |
セラ | …… |
モレス | 信頼する者たちに裏切られながらも、 運命に逆らい、立ち向かっていくお姿を…… そのようなラウル・セラ様は、私にとって…… 忠誠を捧げるに値する、 唯一の主でございます。 |
セラ | …… もしもお前まで「メイト」とか言い出したら、 ジャッジメントを与えるつもりでしたが…… |
モレス | セ……セラ様……? |
セラ | ファイトを、途中で終了させました。 これで、ジャッジメントも作動しません。 |
モレス | ……っ……! (助かりました……!) |
セラ | ……残念です。 お前が私を裏切ってくれたなら、 甘い考えのネーヴやガイヤールに 言ってやれたものを。 長い付き合いの執事でさえ、 裏切ることがあるのだと、ね…… |
モレス | ま、まさかセラ様は、 そんな事を連中に言うためだけに、 こんな危険なファイトを!? もしも万一、私が勝ってしまったら、 これまでの計画が全て水の泡に……! |
セラ | ありえませんが…… ……もしもそうなれば、それまでのことです。 自分にはその程度の運しかない…… その程度の器に過ぎないということです。 |
モレス | では……セラ様は、 自分の運と器量をお試しに……? |
セラ | リンクジョーカーの力を持つということは、 いわば一軍の将になるようなもの。 ある程度の器量なくては、かないません。 |
モレス | セラ様…… |
セラ | ……さて。 お前も「執事」というのなら、 引き続き計画を手伝ってもらいましょう。 ファイトの状況はどうなっていますか? |
モレス | は、はい、ただいま。 |
セラ | ……どうやら、 いくつかファイトが終わったようです。 |
モレス | 三和タイシ、戸倉ミサキ、 葛木カムイの姿が見えません…… カトルナイツに敗北し、 ここから消えたようですね。 これでは3本の封印は、まだ無事なまま…… |
セラ | まあいいでしょう。 まだ櫂トシキが残っています。 |
モレス | しかし……本当に勝てるでしょうか。 もしも彼まで負けてしまったら…… |
セラ | ガイヤールは一戦交えて消耗しています。 そこへ、彼に勝るとも劣らぬ実力の 櫂トシキをぶつけるのですよ。 結果は、火を見るよりも明らかです…… |
櫂 | 俺たちはアイチの封印を解く。 メイトとして共に生きるために……! |
ガイヤール | 櫂トシキ、君は何もわかってはいない! |
セラ | 全てを得るか、はたまた失うか…… リンクジョーカーの力を手に入れるための、 私が仕掛けてきたビッグ・ギャンブル…… それもいよいよ最終局面です。 ガイヤールと櫂トシキが、私に最高の札を 配ってくれようとしています……! |
ガイヤール &櫂 | スタンドアップ! (Le/The) ヴァンガード! |
Episode3
キャラ | セリフ |
---|---|
モレス | ……さて…… ……あれから、どれほどの時が経ちましたでしょう…… ほんの数日にも思えますし、何年も昔のような気も致します…… そう……あの時点までは、全てが確実に、セラ様の計画通りに進んでいました。 |
櫂 | ……爆ぜろ、ジャッジメント。 |
ガイヤール | (これが櫂トシキの炎か……) うわああああ! |
モレス | 櫂トシキとガイヤールのファイトは、セラ様が推測されたとおり、櫂トシキの勝利で終わり…… そして封印の2つ目が外れ、セラ様は残る2つの封印を解除。 |
セラ | これが物語の本当の幕開けです! 目覚めなさい、我がかりそめの王よ! |
アイチ | …… |
モレス | リンクジョーカーの種を植え付けられた、先導アイチの復活に成功されました。 邪魔になったネーヴとラティも難なく排除し、計画達成まであと1歩…… だったのですが……しかし…… |
レオン | ……入り口は、俺たちが開けてやった。 |
レン | しかし、この先の道を切り開けるのは……キミたち自身ですよ。 |
モレス | 雀ヶ森レンと蒼龍レオンが突如現れ、全ての流れが変わってしまったのです…… 彼らに不意打ちを食らった私は、その場で気絶してしまい…… そして、再び目覚めた時には……何もかも、終わっていたのです。 ……私はセラ様を裏切りませんでしたが、どうやら、幸運の女神の方は…… 最後の土壇場で、セラ様を裏切ったようでございました。 セラ様はガイヤールにお破れになり…… |
セラ | 何故お前ごときに……何故お前らごときに! |
ガイヤール | キミの敗因はそれだ。 自分以外を信じなかったこと…… |
セラ | 仲間……「メイト」ということか…… そんなもの……! うああああああああっ!! |
モレス | ジャッジメントを受けた上で、月の宮から消失したと言います…… そのようにして全てが終わり、先導アイチもこの世界に帰還。 人々も記憶を取り戻した中で……しかし、セラ様の行方だけは、杳として知れなくなったのでした。 セラ・ファミリーにも、そして私にも、一切の連絡がございません。 それはまるで……先導アイチと交代するように、この世界から消え失せたとしか思えない有様でございました。 月の宮で受けたジャッジメントには、何か特殊な力でもあったのでしょうか。 そのためにこの世界から、存在ごと消えてしまったとでもいうのでしょうか…… あるいは、世界のどこかにいるとしても、ラウル・セラとしての記憶まで、失ってしまっているのでしょうか…… いや……私にも、確かなことは何もわかりません。 ……しかし私は、幾つかの噂を耳にいたしました。 いわゆるアンダーグラウンドと呼ばれるような場所で、セラ様によく似た人物が現れている……という噂です。 ある時は、裏ファイト場に……またある時は、例えばPSYクオリアのような、特殊な力を研究する集団に…… あるいは、世界に数枚とない、歴史上の希少なカードに、特殊な実験を行おうとする施設に…… そうした噂を耳にするたび、私は捜索に出向きました…… その都度、無駄骨に終わってしまいましたが。 今度もそうかもしれません。 これまでのことを考えれば、その可能性のは高いと言えましょう。 しかし私はこれからも……セラ様の捜索を止めるつもりはありません。 今回は運命に対し、一敗地にまみれてしまいましたが、セラ様ならば、きっと復活なさるでしょう…… これまでどれほど打ちのめされようと、必ず再び立ち上がられたように。 そして、自分がその復活をお助けできるなら、それは執事としてまたとない喜びでございます。 そう、セラ様は私にとって、忠誠を捧げるに値する唯一の主なのですから…… ……おっと、どうやら時間が来たようです。飛行機に搭乗しなくては。 ……さて、これにて失礼いたします。 それでは縁がございましたら、またいつか、どこかでお会い致しましょう…… |
キャラ | セリフ |
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モレス | ……さて…… ……あれから、 どれほどの時が経ちましたでしょう…… ほんの数日にも思えますし、 何年も昔のような気も致します…… そう……あの時点までは、全てが確実に、 セラ様の計画通りに進んでいました。 |
櫂 | ……爆ぜろ、ジャッジメント。 |
ガイヤール | (これが櫂トシキの炎か……) うわああああ! |
モレス | 櫂トシキとガイヤールのファイトは、 セラ様が推測されたとおり、 櫂トシキの勝利で終わり…… そして封印の2つ目が外れ、 セラ様は残る2つの封印を解除。 |
セラ | これが物語の本当の幕開けです! 目覚めなさい、我がかりそめの王よ! |
アイチ | …… |
モレス | リンクジョーカーの種を植え付けられた、 先導アイチの復活に成功されました。 邪魔になったネーヴとラティも難なく排除し、 計画達成まであと1歩…… だったのですが…… しかし…… |
レオン | ……入り口は、俺たちが開けてやった。 |
レン | しかし、この先の道を切り開けるのは…… キミたち自身ですよ。 |
モレス | 雀ヶ森レンと蒼龍レオンが突如現れ、 全ての流れが変わってしまったのです…… 彼らに不意打ちを食らった私は、 その場で気絶してしまい…… そして、再び目覚めた時には…… 何もかも、終わっていたのです。 ……私はセラ様を裏切りませんでしたが、 どうやら、幸運の女神の方は…… 最後の土壇場で、 セラ様を裏切ったようでございました。 セラ様はガイヤールにお破れになり…… |
セラ | 何故お前ごときに…… 何故お前らごときに! |
ガイヤール | キミの敗因はそれだ。 自分以外を信じなかったこと…… |
セラ | 仲間……「メイト」ということか…… そんなもの……! うああああああああっ!! |
モレス | ジャッジメントを受けた上で、 月の宮から消失したと言います…… そのようにして全てが終わり、 先導アイチもこの世界に帰還。 人々も記憶を取り戻した中で…… しかし、セラ様の行方だけは、 杳として知れなくなったのでした。 セラ・ファミリーにも、そして私にも、 一切の連絡がございません。 それはまるで……先導アイチと交代するように、 この世界から消え失せたとしか 思えない有様でございました。 月の宮で受けたジャッジメントには、 何か特殊な力でもあったのでしょうか。 そのためにこの世界から、 存在ごと消えてしまったとでも いうのでしょうか…… あるいは、世界のどこかにいるとしても、 ラウル・セラとしての記憶まで、 失ってしまっているのでしょうか…… いや……私にも、確かなことは 何もわかりません。 ……しかし私は、 幾つかの噂を耳にいたしました。 いわゆるアンダーグラウンドと呼ばれるような 場所で、セラ様によく似た人物が現れている…… という噂です。 ある時は、裏ファイト場に…… またある時は、 例えばPSYクオリアのような、 特殊な力を研究する集団に…… あるいは、世界に数枚とない、 歴史上の希少なカードに、 特殊な実験を行おうとする施設に…… そうした噂を耳にするたび、 私は捜索に出向きました…… その都度、無駄骨に終わってしまいましたが。 今度もそうかもしれません。 これまでのことを考えれば、 その可能性のは高いと言えましょう。 しかし私はこれからも…… セラ様の捜索を止めるつもりはありません。 今回は運命に対し、 一敗地にまみれてしまいましたが、 セラ様ならば、きっと復活なさるでしょう…… これまでどれほど打ちのめされようと、 必ず再び立ち上がられたように。 そして、自分がその復活をお助けできるなら、 それは執事としてまたとない喜びでございます。 そう、セラ様は私にとって、 忠誠を捧げるに値する 唯一の主なのですから…… ……おっと、どうやら時間が来たようです。 飛行機に搭乗しなくては。 ……さて、これにて失礼いたします。 それでは縁がございましたら、またいつか、 どこかでお会い致しましょう…… |