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Welcome Halloween Festa!!あらすじ
ストーリー
Episode0
キャラ | セリフ |
---|---|
アイチ | ミサキさん、大切な話って一体……? |
ナオキ | しかも、俺らカードファイト部全員に関わることってよ。 なんだってんだ? |
ミサキ | まぁ、ちょっとね。 |
コーリン | もったいぶらなくていいのに。 |
ミサキ | そういうわけじゃないけど……詳しくはシンさんに聞いて。 |
全員 | ハロウィンフェスタにカードファイト部で参加!? |
シン | くぅ~! サプライズ成功です! 皆さん、私が思った通り新鮮な良いリアクションですね! |
コーリン | (……ミサキ、まさかアンタこのためにずっと隠してたの?) |
ミサキ | (シンさん、楽しみにしてたんだし、仕方ないでしょ) |
アイチ | 店長、ハロウィンフェスタって? 僕たちは参加して……何をするんですか? |
シンゴ | 先導君の言う通り、全く話が見えてこないのです! |
シン | まぁまぁ、慌てないでください。 ゴホン。それでは順を追って説明しましょう。 ハロウィンフェスタとは―― |
ミサキ | 町が主催する、ハロウィンのお祭りのことね。 その日は、町の各店でハロウィンイベントが開催されるの。 |
シン | ちょっとミサキ!? ここからは私が説明を―― |
ミサキ | もうサプライズは終わったでしょ。 さっきまで皆ずっと待ってたんだから、早いこと事情を説明しないと。 話を戻すけど…… 当然ウチもハロウィンイベントを開催することになって。 それが、「ヴァンガードワークショップ」。ヴァンガードの初心者向け講座を開くってわけ。 だけど、シンさんと私だけだったら明らかに人手不足……そこで皆に声をかけさせてもらったの。 |
ナオキ | 要するに、俺らカードファイト部で手伝えってこったろ? |
シン | あははー……そういうことなんです。 |
コーリン | けれど、どうして私たちなのかしら? |
シン | いい質問ですね! それは、皆さんがカードファイト部、だからですよ。 |
アイチ | ? |
シン | 君たち宮地学園のカードファイト部は創設したばかりで人は少ないですが、今後新入部員が入ってくることも考えられますよね。 ですが、まだ規模も小さく後輩にヴァンガードを教える、ということには慣れていないんじゃないでしょうか。 そこで、今回のイベントです! ワークショップに参加し、人に教えることに慣れていく、いいチャンスなんじゃないかと思いまして。 |
コーリン | ヴァンガードを教える……ね。 アイチ、どうするの? |
アイチ | そうですね…… 僕も櫂くんが教えてくれたからヴァンガードの面白さに気づくことができました。 それから、いろいろな人と出会って、今は、部をつくって皆とこうして繋がっていられる…… ヴァンガードを始めてもらうきっかけをお手伝いできるのって、すごく貴重な、かけがえのない経験になるかなって思います。 |
シンゴ | うぅ……さすが先導君……! |
ナオキ | そうだな、俺もアイチとファイトしてヴァンガードの楽しさ、熱くなる心に気づいたんだ! いいぜ、やってやろうじゃねぇか! |
コーリン | フフッ。じゃあ、決まりね。 |
ミサキ | 皆……ありがとう。 |
シン | ありがとうございます。 ……君たちカードファイト部はきっとこれからもっともっとよいチームになっていきますよ。 |
ナオキ | うぉぉ! なんか俺、すっげー燃えてきたぜ! 俺がきっかけになってヴァンガードを始めるやつがいるかもしれないってことだろ? それだけでテンション上がっちまう! |
シンゴ | ちょっと待つのです。 そもそも石田が人にヴァンガードを教える姿がイメージできないのです。 |
ナオキ | あ? 何言ってんだ。 そんなのヨユーでできるっつの! |
シンゴ | はぁ、これだからツッパリモドキは、いつまでたっても初心者様のままなのです。 |
ナオキ | なんだと~!? |
シンゴ | いいですか? ヴァンガードの経験がない人にどうしたら理解してもらえるかを考えて、丁寧にわかりやすく説明するのですよ? 人様にものを教えるというのはすごく難しいことなのです。 それをわかってないようじゃ、全然ダメダメなのです。 |
ナオキ | さっきから、言いたい放題いいやがって……! いいぜ、この俺様の実力、見せてやる! |
コーリン | まぁ、シンゴの言ってることも間違ってはないわね。 |
ミサキ | そうだね。人に物事を教えるのって、自分が深く理解してないとできないから…… |
アイチ | でも、ナオキくんの熱い想いがあったらきっと大丈夫です! |
ナオキ | おう! 任せておけ! |
スイコ | あら、コーリン。偶然ね。 |
コーリン | スイコこそ。私はさっきまで―― |
スイコ | 部活帰りでしょ。顔に書いてあるわ。 |
コーリン | ? どういうこと。 |
スイコ | アイチ君たちと一緒に過ごして楽しかったです、って表情になってるってこと。 |
コーリン | っ……! べ、別にそんな顔になってないわ! からかわないで。 |
スイコ | はいはい。 |
コーリン | ……そうだ、ねぇ この日って、仕事なかったわよね? |
スイコ | えぇ。お休みよ。なにか用事? |
コーリン | まぁ、ちょっとね。 |
スイコ | ふーん。 部活帰りにウキウキで確認しちゃうほど、特別なお誘いでもあったのかしら? |
コーリン | !? |
スイコ | (本当に分かりやすいわね) フフ、顔に書いてあるわよ。 |
コーリン | もう、そうよ! 部活よ部活! ハロウィンイベントにカードファイト部で参加するだけよ。 |
スイコ | あら、面白そうね。もっと詳しく聞かせて? |
コーリン | 福原高校には関係ないでしょ! 私、先に帰るから! |
スイコ | コーリンったら……フフ。 一緒に帰りましょうよ、帰る先は同じなのだから。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
アイチ | ミサキさん、 大切な話って一体……? |
ナオキ | しかも、俺ら カードファイト部全員に関わることってよ。 なんだってんだ? |
ミサキ | まぁ、ちょっとね。 |
コーリン | もったいぶらなくていいのに。 |
ミサキ | そういうわけじゃないけど…… 詳しくはシンさんに聞いて。 |
全員 | ハロウィンフェスタに カードファイト部で参加!? |
シン | くぅ~! サプライズ成功です! 皆さん、私が思った通り 新鮮な良いリアクションですね! |
コーリン | (……ミサキ、まさかアンタこのために ずっと隠してたの?) |
ミサキ | (シンさん、楽しみにしてたんだし、 仕方ないでしょ) |
アイチ | 店長、ハロウィンフェスタって? 僕たちは参加して……何をするんですか? |
シンゴ | 先導君の言う通り、 全く話が見えてこないのです! |
シン | まぁまぁ、慌てないでください。 ゴホン。それでは順を追って説明しましょう。 ハロウィンフェスタとは―― |
ミサキ | 町が主催する、ハロウィンのお祭りのことね。 その日は、町の各店でハロウィンイベントが 開催されるの。 |
シン | ちょっとミサキ!? ここからは私が説明を―― |
ミサキ | もうサプライズは終わったでしょ。 さっきまで皆ずっと待ってたんだから、 早いこと事情を説明しないと。 話を戻すけど…… 当然ウチもハロウィンイベントを 開催することになって。 それが、「ヴァンガードワークショップ」。 ヴァンガードの 初心者向け講座を開くってわけ。 だけど、シンさんと私だけだったら 明らかに人手不足…… そこで皆に声をかけさせてもらったの。 |
ナオキ | 要するに、俺らカードファイト部で手伝え ってこったろ? |
シン | あははー……そういうことなんです。 |
コーリン | けれど、どうして私たちなのかしら? |
シン | いい質問ですね! それは、皆さんがカードファイト部、 だからですよ。 |
アイチ | ? |
シン | 君たち宮地学園のカードファイト部は 創設したばかりで人は少ないですが、今後 新入部員が入ってくることも考えられますよね。 ですが、まだ規模も小さく 後輩にヴァンガードを教える、ということには 慣れていないんじゃないでしょうか。 そこで、今回のイベントです! ワークショップに参加し、 人に教えることに慣れていく、 いいチャンスなんじゃないかと思いまして。 |
コーリン | ヴァンガードを教える……ね。 アイチ、どうするの? |
アイチ | そうですね…… 僕も櫂くんが教えてくれたから ヴァンガードの面白さに 気づくことができました。 それから、いろいろな人と出会って、 今は、部をつくって 皆とこうして繋がっていられる…… ヴァンガードを始めてもらうきっかけを お手伝いできるのって、すごく貴重な、 かけがえのない経験になるかなって思います。 |
シンゴ | うぅ……さすが先導君……! |
ナオキ | そうだな、俺もアイチとファイトして ヴァンガードの楽しさ、熱くなる心に 気づいたんだ! いいぜ、やってやろうじゃねぇか! |
コーリン | フフッ。 じゃあ、決まりね。 |
ミサキ | 皆……ありがとう。 |
シン | ありがとうございます。 ……君たちカードファイト部はきっとこれから もっともっとよいチームになっていきますよ。 |
ナオキ | うぉぉ! なんか俺、すっげー燃えてきたぜ! 俺がきっかけになってヴァンガードを 始めるやつがいるかもしれないってことだろ? それだけでテンション上がっちまう! |
シンゴ | ちょっと待つのです。 そもそも石田が人にヴァンガードを 教える姿がイメージできないのです。 |
ナオキ | あ? 何言ってんだ。 そんなのヨユーでできるっつの! |
シンゴ | はぁ、これだからツッパリモドキは、 いつまでたっても初心者様のままなのです。 |
ナオキ | なんだと~!? |
シンゴ | いいですか? ヴァンガードの経験がない人に どうしたら理解してもらえるかを考えて、 丁寧にわかりやすく説明するのですよ? 人様にものを教えるというのはすごく難しいこと なのです。それをわかってないようじゃ、 全然ダメダメなのです。 |
ナオキ | さっきから、言いたい放題いいやがって……! いいぜ、この俺様の実力、見せてやる! |
コーリン | まぁ、シンゴの言ってることも 間違ってはないわね。 |
ミサキ | そうだね。 人に物事を教えるのって、 自分が深く理解してないとできないから…… |
アイチ | でも、ナオキくんの熱い想いがあったら きっと大丈夫です! |
ナオキ | おう! 任せておけ! |
スイコ | あら、コーリン。 偶然ね。 |
コーリン | スイコこそ。 私はさっきまで―― |
スイコ | 部活帰りでしょ。顔に書いてあるわ。 |
コーリン | ? どういうこと。 |
スイコ | アイチ君たちと一緒に過ごして 楽しかったです、って表情になってるってこと。 |
コーリン | っ……! べ、別にそんな顔になってないわ! からかわないで。 |
スイコ | はいはい。 |
コーリン | ……そうだ、ねぇ この日って、仕事なかったわよね? |
スイコ | えぇ。 お休みよ。なにか用事? |
コーリン | まぁ、ちょっとね。 |
スイコ | ふーん。 部活帰りにウキウキで確認しちゃうほど、 特別なお誘いでもあったのかしら? |
コーリン | !? |
スイコ | (本当に分かりやすいわね) フフ、顔に書いてあるわよ。 |
コーリン | もう、そうよ! 部活よ部活! ハロウィンイベントに カードファイト部で参加するだけよ。 |
スイコ | あら、面白そうね。 もっと詳しく聞かせて? |
コーリン | 福原高校には関係ないでしょ! 私、先に帰るから! |
スイコ | コーリンったら……フフ。 一緒に帰りましょうよ、 帰る先は同じなのだから。 |
Episode1
キャラ | セリフ |
---|---|
スイコ | (コーリン、アイチ君たちと過ごせてよっぽど楽しいみたいね) (何がそんなに楽しいのかしら。少しだけ宮地学園に潜入してみたいかも……) |
テツ | レン、待っていたぞ。 まったく、部長としての自覚をだな。 |
レン | いやー、気持ちの良い天気だったので日向ぼっこをしてたら、うっかり眠っちゃってました。 |
アサカ | でしたらレン様、のどが渇いたのではありませんか。 今、何か飲み物を用意しますので―― |
スイコ | はい、目覚めのコーヒーです。 |
アサカ | なっ!? |
レン | うん、スイコさんの入れるコーヒーはいつも美味しいですね。 |
スイコ | フフ。ありがとう。 |
アサカ | レ、レン様、次は私の入れた紅茶を! |
レン | これ以上飲むとお腹タプタプになっちゃいますよ。 また明日入れてください。 |
アサカ | もちろんです、レン様! |
レン | ……それで、テツ。なにか用でしたか? |
テツ | なんでも立凪から話があるようだ。立凪、頼めるか? |
スイコ | えぇ。コーリンから聞いたのだけど…… |
レン | へぇ~。アイチ君がワークショップですかー。 |
アサカ | ちょっと、これがレン様に報告すべき内容なの? |
スイコ | あら、ちょっとした雑談よ。 |
アサカ | 呆れた。そんなちんけなことでレン様の貴重なお時間を奪うだなんて! |
テツ | いや、そうとは限らない。 |
アサカ | ? |
テツ | 宮地学園は強豪校。敵の教育方針が垣間見れる機会はそうないことだ。 つまり、これは良き研究のチャンスじゃないか。 |
スイコ | 確かにそうね。学ぶべきことは多くあるはずよ。 |
レン | おもしろそうですね。アイチ君が指導するヴァンガード。見てみたいです。 じゃあ決まりですね、僕たちもハロウィンイベントに参加しましょう。 |
アサカ | レ、レン様がそうおっしゃるなら私も全力でご一緒させていただきます! |
スイコ | 調べたところ、このイベントでは、ハロウィンのコスプレもするらしいわ。 |
レン | へぇ~、コスプレですかー。じゃあ僕は何を着ましょうかねー。 |
アサカ | スーツなどいかがでしょう。 レン様の凛とした佇まいがより一層引き出されるかと! |
テツ | (それはただの正装じゃないか) |
レン | えー、面白い服装がいいです。かぼちゃのおばけとか。 |
スイコ | いいですね。手配しておきます。 |
テツ | ゴホン。 水を差すようで悪いが。その日はすでにお前と俺には予定が入っている。 |
レン | そんなの聞いてませんよ。 僕もアイチ君とハロウィンファイトするんです。 |
テツ | 予定は変更できない。 ……だが、せっかくの機会だ。これをみすみす逃すわけにもいかないな。 |
レン | ちぇー。 でしたら~アサカとスイコさん、偵察に行ってきてください。 |
アサカ | はい! レン様お任せくださ……え? ふたりで!? はぁ……どうしてあなたとふたりでの偵察になったわけ? |
スイコ | あら、意外と楽しいじゃない、潜入調査って。 |
アサカ | そうじゃないわよ! どうしてレン様がいないハロウィンイベントに参加しないといけないのかってことよ! これがレン様とだったら、どんなに楽しかったことか……うぅ。 |
スイコ | フフ。一緒に楽しみましょう。 |
アサカ | …………で、あなたのその恰好……一体何なの? |
スイコ | もちろんオオカミよ。 『悪い子は、たべちゃうぞ~♪』 |
アサカ | ……ノリノリね。 |
スイコ | アサカさんも衣装着替えたらよかったのに。 |
アサカ | レン様がいないのに着替える必要なんてないじゃない。 |
スイコ | そういうものなのかしら。 |
アサカ | そういうものなのよ。 |
キャラ | セリフ |
---|---|
スイコ | (コーリン、アイチ君たちと過ごせて よっぽど楽しいみたいね) (何がそんなに楽しいのかしら。 少しだけ宮地学園に潜入してみたいかも……) |
テツ | レン、待っていたぞ。 まったく、部長としての自覚をだな。 |
レン | いやー、気持ちの良い天気だったので 日向ぼっこをしてたら、 うっかり眠っちゃってました。 |
アサカ | でしたらレン様、 のどが渇いたのではありませんか。 今、何か飲み物を用意しますので―― |
スイコ | はい、目覚めのコーヒーです。 |
アサカ | なっ!? |
レン | うん、スイコさんの入れるコーヒーは いつも美味しいですね。 |
スイコ | フフ。ありがとう。 |
アサカ | レ、レン様、次は私の入れた紅茶を! |
レン | これ以上飲むと お腹タプタプになっちゃいますよ。 また明日入れてください。 |
アサカ | もちろんです、レン様! |
レン | ……それで、テツ。 なにか用でしたか? |
テツ | なんでも立凪から話があるようだ。 立凪、頼めるか? |
スイコ | えぇ。 コーリンから聞いたのだけど…… |
レン | へぇ~。 アイチ君がワークショップですかー。 |
アサカ | ちょっと、 これがレン様に報告すべき内容なの? |
スイコ | あら、ちょっとした雑談よ。 |
アサカ | 呆れた。 そんなちんけなことでレン様の貴重なお時間を 奪うだなんて! |
テツ | いや、そうとは限らない。 |
アサカ | ? |
テツ | 宮地学園は強豪校。敵の教育方針が 垣間見れる機会はそうないことだ。つまり、 これは良き研究のチャンスじゃないか。 |
スイコ | 確かにそうね。 学ぶべきことは多くあるはずよ。 |
レン | おもしろそうですね。 アイチ君が指導するヴァンガード。 見てみたいです。 じゃあ決まりですね、 僕たちもハロウィンイベントに参加しましょう。 |
アサカ | レ、レン様がそうおっしゃるなら 私も全力でご一緒させていただきます! |
スイコ | 調べたところ、このイベントでは、 ハロウィンのコスプレもするらしいわ。 |
レン | へぇ~、コスプレですかー。 じゃあ僕は何を着ましょうかねー。 |
アサカ | スーツなどいかがでしょう。 レン様の凛とした佇まいが より一層引き出されるかと! |
テツ | (それはただの正装じゃないか) |
レン | えー、面白い服装がいいです。 かぼちゃのおばけとか。 |
スイコ | いいですね。手配しておきます。 |
テツ | ゴホン。 水を差すようで悪いが。その日はすでに お前と俺には予定が入っている。 |
レン | そんなの聞いてませんよ。 僕もアイチ君とハロウィンファイトするんです。 |
テツ | 予定は変更できない。 ……だが、せっかくの機会だ。 これをみすみす逃すわけにもいかないな。 |
レン | ちぇー。でしたら~ アサカとスイコさん、 偵察に行ってきてください。 |
アサカ | はい! レン様お任せくださ……え? ふたりで!? はぁ……どうしてあなたとふたりでの 偵察になったわけ? |
スイコ | あら、意外と楽しいじゃない、 潜入調査って。 |
アサカ | そうじゃないわよ! どうしてレン様がいないハロウィンイベントに 参加しないといけないのかってことよ! これがレン様とだったら、どんなに 楽しかったことか……うぅ。 |
スイコ | フフ。一緒に楽しみましょう。 |
アサカ | …………で、あなたのその恰好…… 一体何なの? |
スイコ | もちろんオオカミよ。 『悪い子は、たべちゃうぞ~♪』 |
アサカ | ……ノリノリね。 |
スイコ | アサカさんも衣装着替えたらよかったのに。 |
アサカ | レン様がいないのに着替える必要なんて ないじゃない。 |
スイコ | そういうものなのかしら。 |
アサカ | そういうものなのよ。 |
Episode2
キャラ | セリフ |
---|---|
ハロウィンフェスタ当日―― | |
シンゴ | ツッパリモドキ、もう着替えたのですか? 気が早すぎなのです。 |
ナオキ | んなことねぇよ、こういうのは早いに限るんだよ! |
アイチ | ナオキくん、すごく似合ってるよ! |
シンゴ | 馬子にもなんとか…… |
ナオキ | なんか言ったか? |
シンゴ | いえ、別に。 |
ミサキ | ほら、お喋りはその辺にして。 みんなの役割を改めて確認するよ。 |
コーリン | えーっと、私とナオキは公園にある出店のワークショップ担当であってたかしら。 |
ミサキ | そうね。アイチとシンゴ、私はこの店内担当ね。 |
ナオキ | てかよー。2つに分ける必要あったか? |
ミサキ | シンさんが張り切っちゃって、外にも場所を確保したんだし、仕方ないでしょ。 |
シン | あはは……でも、せっかくの機会です。 それぞれ役割分担するのもいいんじゃないですか。 |
アイチ | はい! 今日は頑張ろうね、みんな! |
シンゴ | コーリンさん、石田とふたりっきりで大丈夫ですか? |
ナオキ | どーいう意味だ!? |
シンゴ | ほぼ素人の石田とペアですよ? 僕としては心配にならずにはいられません。 それに……石田に教えてもらいたい人など―― |
ナオキ | 黙ってりゃ好き勝手言いやがって! 良いか、俺だって今日の日のためにファーストガイドを読み直して、勉強してきたんだ! |
コーリン | へぇ。アンタちゃんと準備してきたのね。 |
ナオキ | 当然だ! 宮地学園カードファイト部副部長としてヴァンガードを普及する使命があるからな。 |
ミサキ | そんな使命、ウチの部にあったっけ…… |
ナオキ | とにかくだ! 心配するなって! |
アイチ | うん、ナオキくん、コーリンさんそっちはお願いします! |
シン | よろしくお願いします。 |
コーリン | ええ、任せて。 |
ナオキ | おうよ! |
コーリン | さてと……これで準備はOKね。思ったより時間かかったわね。 |
ナオキ | コーリン、お前着替えないのか? |
コーリン | そうしたいところだけど、もう始まっちゃってるし……すきを見て抜けるわ。 |
ナオキ | そ、そうか。 |
……………… | |
コーリン | ……誰も来ないわね。 |
ナオキ | そだな…… |
コーリン | ナオキ、もっとポップな衣装なかったわけ? その目つきに、その衣装……小さい子が寄ってくるわけないじゃない。 |
ナオキ | そんなことねぇ! それにこの目は生まれつきだ! てかよー、お前こそどうなんだ? アイドルの端くれだろ? 全然人寄ってこないけどよ、本当に人気あるのかぁ? |
コーリン | う、うるさいわね! アンタのせいで誰も近づかないだけよ! ……仕方ないわね、こうなったら、私がアイドルってところ見せてあげる……! みんなー! カードファイト!! ヴァンガードって知ってるかなー? 今日はここでヴァンガードの教室をしますよー! 是非、参加してねッ☆ |
ナオキ | まじか、一気に注目が集まったじゃんか。 コーリンお前……やるな。 |
コーリン | あ、ありがとう。 って、ほらワークショップ始めるよ。 |
ナオキ | お、おう。 |
少年A | ヴァンガード、やったことないんだけど僕でもできるかな? |
少女A | わたしも、やったことない。 |
コーリン | ふふ、大丈夫よ。 お姉さんたちに任せて、きっと楽しんでもらえるから! ね? |
ナオキ | お、おう! 俺らに任せとけ! きっとお前らを強くしてやるからな!! |
少年& 少女 | うぅ…… |
コーリン | ちょっと! なに大きな声で威圧してるのよ! それに強くなるのが目的じゃないし。 |
ナオキ | え、あ……たしかに。 |
コーリン | さ、そんなことよりお姉さんがヴァンガードの説明をしていくわね。 |
ナオキ | …… |
少年& 少女 | お姉ちゃん、ありがとうー! |
コーリン | またねー。 |
ナオキ | コーリン……俺、人に教えるのってルール説明するだけだと思ってたけどそんなことないんだな。 |
コーリン | 今頃気づいたわけ? ま、何事も経験ね。 人も少ないし、ゆっくり覚えていったらいいわよ――ん? |
ナオキ | 電話か? |
コーリン | うん。 ……もしもし、シンゴ? どうしたの? |
シンゴ | 大変なのです~! カードキャピタルですが、先導君効果で人がすっごく集まっちゃって! 人手が足りないのです! |
コーリン | うーん、そっちの手伝いに行きたいけど、こっちはもともとふたりだし。 |
ナオキ | ……コーリン、行ってこいよ。 |
コーリン | 何言ってんの? 今のアンタじゃまだ。 |
ナオキ | だからこそだ! さっきのコーリンのやり方を近くで見たんだ、次は俺に任せてくれねぇか? |
コーリン | (ま、あっちに人が集まってるってことだし、こっちは任せても大丈夫……かな) わかった。こっちは任せるわ。 でも、何かあったらすぐに連絡すること。いいわね? |
ナオキ | おう、迷惑はかけねぇ! |
コーリン | それじゃあ、手伝いが終わったらすぐにこっちに戻ってくるから! それまで頼んだわよ! |
ナオキ | うし、やってやるか! 笑顔で笑顔で…… 俺と一緒にヴァンガード! しないかー!? どうだ、そこの少年! |
スイコ | 町全体がハロウィン一色ね。 見ているだけで楽しい気分……♪ |
アサカ | 私たちは遊びに来たわけじゃないのよ。 早いとこ、片付けて帰りましょ。 |
スイコ | あら、そういう割には楽しそうにしてるわね? そのクレープ美味しい? |
アサカ | これは別よ! 腹ごしらえ。 |
スイコ | うふふ。……あら? 彼は。 |
アサカ | 宮地学園の……ひとりで一体何してるのかしら? |
キャラ | セリフ |
---|---|
ハロウィンフェスタ当日―― | |
シンゴ | ツッパリモドキ、もう着替えたのですか? 気が早すぎなのです。 |
ナオキ | んなことねぇよ、こういうのは 早いに限るんだよ! |
アイチ | ナオキくん、すごく似合ってるよ! |
シンゴ | 馬子にもなんとか…… |
ナオキ | なんか言ったか? |
シンゴ | いえ、別に。 |
ミサキ | ほら、お喋りはその辺にして。 みんなの役割を改めて確認するよ。 |
コーリン | えーっと、私とナオキは公園にある出店の ワークショップ担当であってたかしら。 |
ミサキ | そうね。 アイチとシンゴ、私は この店内担当ね。 |
ナオキ | てかよー。2つに分ける必要あったか? |
ミサキ | シンさんが張り切っちゃって、 外にも場所を確保したんだし、仕方ないでしょ。 |
シン | あはは……でも、せっかくの機会です。 それぞれ役割分担するのも いいんじゃないですか。 |
アイチ | はい! 今日は頑張ろうね、みんな! |
シンゴ | コーリンさん、 石田とふたりっきりで大丈夫ですか? |
ナオキ | どーいう意味だ!? |
シンゴ | ほぼ素人の石田とペアですよ? 僕としては心配にならずにはいられません。 それに……石田に教えてもらいたい人など―― |
ナオキ | 黙ってりゃ好き勝手言いやがって! 良いか、 俺だって今日の日のためにファーストガイドを 読み直して、勉強してきたんだ! |
コーリン | へぇ。アンタちゃんと準備してきたのね。 |
ナオキ | 当然だ! 宮地学園カードファイト部副部長として ヴァンガードを普及する使命があるからな。 |
ミサキ | そんな使命、ウチの部にあったっけ…… |
ナオキ | とにかくだ! 心配するなって! |
アイチ | うん、ナオキくん、コーリンさん そっちはお願いします! |
シン | よろしくお願いします。 |
コーリン | ええ、任せて。 |
ナオキ | おうよ! |
コーリン | さてと……これで準備はOKね。 思ったより時間かかったわね。 |
ナオキ | コーリン、お前着替えないのか? |
コーリン | そうしたいところだけど、 もう始まっちゃってるし…… すきを見て抜けるわ。 |
ナオキ | そ、そうか。 |
……………… | |
コーリン | ……誰も来ないわね。 |
ナオキ | そだな…… |
コーリン | ナオキ、もっとポップな衣装なかったわけ? その目つきに、その衣装…… 小さい子が寄ってくるわけないじゃない。 |
ナオキ | そんなことねぇ! それにこの目は生まれつきだ! てかよー、お前こそどうなんだ? アイドルの端くれだろ? 全然人寄ってこないけどよ、 本当に人気あるのかぁ? |
コーリン | う、うるさいわね! アンタのせいで誰も近づかないだけよ! ……仕方ないわね、こうなったら、 私がアイドルってところ見せてあげる……! みんなー! カードファイト!! ヴァンガードって 知ってるかなー? 今日はここで ヴァンガードの教室をしますよー! 是非、参加してねッ☆ |
ナオキ | まじか、一気に注目が集まったじゃんか。 コーリンお前……やるな。 |
コーリン | あ、ありがとう。 って、ほらワークショップ始めるよ。 |
ナオキ | お、おう。 |
少年A | ヴァンガード、やったことないんだけど 僕でもできるかな? |
少女A | わたしも、やったことない。 |
コーリン | ふふ、大丈夫よ。 お姉さんたちに任せて、 きっと楽しんでもらえるから! ね? |
ナオキ | お、おう! 俺らに任せとけ! きっとお前らを強くしてやるからな!! |
少年& 少女 | うぅ…… |
コーリン | ちょっと! なに大きな声で威圧してるのよ! それに強くなるのが目的じゃないし。 |
ナオキ | え、あ……たしかに。 |
コーリン | さ、そんなことより お姉さんがヴァンガードの説明をしていくわね。 |
ナオキ | …… |
少年& 少女 | お姉ちゃん、ありがとうー! |
コーリン | またねー。 |
ナオキ | コーリン……俺、人に教えるのって ルール説明するだけだと思ってたけど そんなことないんだな。 |
コーリン | 今頃気づいたわけ? ま、何事も経験ね。人も少ないし、ゆっくり 覚えていったらいいわよ――ん? |
ナオキ | 電話か? |
コーリン | うん。 ……もしもし、シンゴ? どうしたの? |
シンゴ | 大変なのです~! カードキャピタルですが、 先導君効果で人がすっごく集まっちゃって! 人手が足りないのです! |
コーリン | うーん、そっちの手伝いに行きたいけど、 こっちはもともとふたりだし。 |
ナオキ | ……コーリン、行ってこいよ。 |
コーリン | 何言ってんの? 今のアンタじゃまだ。 |
ナオキ | だからこそだ! さっきのコーリンのやり方を近くで見たんだ、 次は俺に任せてくれねぇか? |
コーリン | (ま、あっちに人が集まってるってことだし、 こっちは任せても大丈夫……かな) わかった。こっちは任せるわ。 でも、何かあったらすぐに連絡すること。 いいわね? |
ナオキ | おう、迷惑はかけねぇ! |
コーリン | それじゃあ、手伝いが終わったら すぐにこっちに戻ってくるから! それまで頼んだわよ! |
ナオキ | うし、やってやるか! 笑顔で笑顔で…… 俺と一緒にヴァンガード! しないかー!? どうだ、そこの少年! |
スイコ | 町全体がハロウィン一色ね。 見ているだけで楽しい気分……♪ |
アサカ | 私たちは遊びに来たわけじゃないのよ。 早いとこ、片付けて帰りましょ。 |
スイコ | あら、そういう割には 楽しそうにしてるわね? そのクレープ美味しい? |
アサカ | これは別よ! 腹ごしらえ。 |
スイコ | うふふ。 ……あら? 彼は。 |
アサカ | 宮地学園の…… ひとりで一体何してるのかしら? |
Episode3
キャラ | セリフ |
---|---|
ナオキ | えーっと、じゃあ始めていくぜ。 ヴァンガードってのはよ………………であって…………なんだぜ! |
少年& 少女 | …… |
ナオキ | (なんだなんだ!? コーリンがいるときと全然空気が違うぞ。皆固いっていうか……) おいおい、どうした? ヴァンガードは楽しいんだぜ? もっと楽しまねえと! |
アサカ | ……ねぇ。あれが宮地学園のヴァンガード指導方法? まるでド素人じゃない。 |
スイコ | ……少し擁護するのが難しいわね。 |
アサカ | 泣きそうになってる子もいるし。 大体、なんで彼ひとりで……って、ちょっと!? |
ナオキ | どうすりゃいいんだ……楽しんでもらうには……! |
スイコ | みんなー、オオカミのお姉さんだよ~ガオガオー♪ |
ナオキ | お前は!? |
スイコ | (いいから、目の前の子たちに集中して) 今日は集まってくれてありがとうね。 こんなにたくさん集まってくれて、オオカミのお姉さんもとっても嬉しいわ~。 でも、安心して。私は優しいオオカミのお姉さん。 みんなのことは食べたりしないから♡ |
少年B | ほんとにー? |
スイコ | 本当よ。でも……悪いことする子はたべちゃうかも~。ガオー♪ |
少年& 少女 | きゃー! |
スイコ | うふふ。冗談よ。 それじゃあ、さっそく始めていこうかしら。 みんな、ヴァンガードの世界って知ってるかしら? |
ナオキ | す、すげぇ……一瞬で心を掴んじまった…… |
アサカ | さすがアイドル、といったところかしら。 |
ナオキ | お前は、福原高校の鳴海アサカ!? どうしてここに!? |
アサカ | 成り行きよ。 それより、あなたもぼーっとしてないでこどもたちに教えてきなさいよ。 |
ナオキ | けどよ、俺が行くとアイツら怖がるんじゃねえか? |
アサカ | 彼女を見てみなさい。あの子たちの背丈に合わせてしゃがんでいるわ。そうするだけでも威圧感は減るものよ。 それに今のあなたはオオカミ男。それを演じて楽しんでもらうのよ。 |
ナオキ | 演じる……? |
アサカ | ショーとはそういうものよ。 ほら、ガオーってやってみなさいよ。はい、『ガオー』。 |
ナオキ | ガ、ガオー……こうか? |
アサカ | 下手ね。だけど、いいわ。行ってきなさい。 ショーの幕はもう上がってるのだから。 |
ナオキ | って、うわっ! |
スイコ | あら、オオカミ男君もファイトをしたいのかしら? |
ナオキ | え? あ、ああ! もちろんだ! ファイトしたいぜ! が、ガオー! |
少年B | それじゃあ、えーっとえーっと…… |
ナオキ | よし、かっこよく決めてやれ! アタックだ! |
少年B | うん! ヴァンガード……にアタック! |
少女B | 負けちゃった~。 |
アサカ | 初めてでそこまでできたのよ、上出来よ。 |
少女B | 本当? でも負けちゃったんだよ? |
ナオキ | 今は負けたかもしれねぇが、その負けは明日の勝利につながる良い負けだ! 胸を張っていいんだぜ! ガオー! |
少女B | なんだかよくわからないけど、良いんだね! ガオー! |
ナオキ | おう! ガオー! |
スイコ | 少しは様になってきたようね。 |
ナオキ | 本当に助かったぜ……しかし、ふたりとも教えるのうますぎねぇか? |
アサカ | 何言ってるの。 私たちは日々後輩を指導しているの。それくらい当然だわ。 |
スイコ | アイドルだし、こどもたちの心をつかむのもできて当然、かしらね。 |
アサカ | さ、お人よしもこの辺でいいかしら。 そろそろ本題に―― |
ナオキ | その……頼む! 俺に『人に教える方法』を教えてくれないか! |
アサカ | いきなり何を言い出すかと思ったら……どういうことかしら? |
ナオキ | せっかく来てくれたこいつらにヴァンガードのこと嫌いになってもらいたくねぇんだ! お門違いなのは承知の上だ……頼む! |
スイコ | ……そのまっすぐで熱い気持ち、私は嫌いじゃないわ。 そうじゃないアサカさん? |
アサカ | 暑苦しいのはイヤよ。 ……でも。この子たちを放っておくことは出来ないわね。 |
ナオキ | てことは……!! |
アサカ | 福原高校の教え方は厳しいわよ。 |
ナオキ | 恩に着るぜ! よし皆! 次は兄ちゃん姉ちゃんがファイトの相手だ~! グルルー! |
少年B | お兄ちゃん、お姉ちゃん今日はありがとう! 僕もヴァンガード始める! それでね、それでね。お兄ちゃんたちみたいに強くなるんだ! |
ナオキ | いい目標じゃねぇか! よし、強くなったらまた俺とファイトだ! |
スイコ | オオカミ男くんを倒したら、次はお姉ちゃんとファイトね。 |
少年B | うん! オオカミのお兄ちゃんを倒したら次はオオカミのお姉ちゃんと戦う! |
ナオキ | おいおい、それじゃあ俺の方が弱いみたいじゃねぇか。 |
少年B | オオカミのお兄ちゃんとお姉ちゃんってどっちの方が強いの? |
スイコ | うふふ、オオカミのお姉ちゃんの方が強い―― |
ナオキ | 当然、この俺の方が強いぜ! |
スイコ | あら、この私に勝てる気でいるのかしら、熱血オオカミ君。 |
ナオキ | へっ、それはこっちの台詞だ。俺のこの牙でぶっ倒してやるぜ! |
スイコ | そこまで言うのだったら……ファイトしましょうか? |
ナオキ | おう、臨むところだ! |
アサカ | あなたたち、ワークショップ中なのだけど。 |
少年B | ファイトするの? 見たい見たい! |
アサカ | え!? |
少女B | ふたりとも頑張ってー! |
ナオキ | おう! |
ナオキ& スイコ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
キャラ | セリフ |
---|---|
ナオキ | えーっと、じゃあ始めていくぜ。 ヴァンガードってのはよ…… …………であって…………なんだぜ! |
少年& 少女 | …… |
ナオキ | (なんだなんだ!? コーリンがいるときと 全然空気が違うぞ。皆固いっていうか……) おいおい、どうした? ヴァンガードは楽しいんだぜ? もっと楽しまねえと! |
アサカ | ……ねぇ。 あれが宮地学園のヴァンガード指導方法? まるでド素人じゃない。 |
スイコ | ……少し擁護するのが難しいわね。 |
アサカ | 泣きそうになってる子もいるし。 大体、なんで彼ひとりで…… って、ちょっと!? |
ナオキ | どうすりゃいいんだ…… 楽しんでもらうには……! |
スイコ | みんなー、オオカミのお姉さんだよ~ ガオガオー♪ |
ナオキ | お前は!? |
スイコ | (いいから、目の前の子たちに集中して) 今日は集まってくれてありがとうね。 こんなにたくさん集まってくれて、 オオカミのお姉さんもとっても嬉しいわ~。 でも、安心して。 私は優しいオオカミのお姉さん。 みんなのことは食べたりしないから♡ |
少年B | ほんとにー? |
スイコ | 本当よ。 でも……悪いことする子はたべちゃうかも~。 ガオー♪ |
少年& 少女 | きゃー! |
スイコ | うふふ。冗談よ。 それじゃあ、さっそく始めていこうかしら。 みんな、ヴァンガードの世界って 知ってるかしら? |
ナオキ | す、すげぇ……一瞬で心を掴んじまった…… |
アサカ | さすがアイドル、といったところかしら。 |
ナオキ | お前は、福原高校の鳴海アサカ!? どうしてここに!? |
アサカ | 成り行きよ。 それより、あなたもぼーっとしてないで こどもたちに教えてきなさいよ。 |
ナオキ | けどよ、俺が行くと アイツら怖がるんじゃねえか? |
アサカ | 彼女を見てみなさい。 あの子たちの背丈に合わせてしゃがんでいるわ。 そうするだけでも威圧感は減るものよ。 それに今のあなたはオオカミ男。 それを演じて楽しんでもらうのよ。 |
ナオキ | 演じる……? |
アサカ | ショーとはそういうものよ。 ほら、ガオーってやってみなさいよ。 はい、『ガオー』。 |
ナオキ | ガ、ガオー……こうか? |
アサカ | 下手ね。だけど、いいわ。 行ってきなさい。 ショーの幕はもう上がってるのだから。 |
ナオキ | って、うわっ! |
スイコ | あら、 オオカミ男君もファイトをしたいのかしら? |
ナオキ | え? あ、ああ! もちろんだ! ファイトしたいぜ! が、ガオー! |
少年B | それじゃあ、えーっとえーっと…… |
ナオキ | よし、かっこよく決めてやれ! アタックだ! |
少年B | うん! ヴァンガード……にアタック! |
少女B | 負けちゃった~。 |
アサカ | 初めてでそこまでできたのよ、 上出来よ。 |
少女B | 本当? でも負けちゃったんだよ? |
ナオキ | 今は負けたかもしれねぇが、 その負けは明日の勝利につながる良い負けだ! 胸を張っていいんだぜ! ガオー! |
少女B | なんだかよくわからないけど、良いんだね! ガオー! |
ナオキ | おう! ガオー! |
スイコ | 少しは様になってきたようね。 |
ナオキ | 本当に助かったぜ…… しかし、ふたりとも教えるのうますぎねぇか? |
アサカ | 何言ってるの。 私たちは日々後輩を指導しているの。 それくらい当然だわ。 |
スイコ | アイドルだし、 こどもたちの心をつかむのもできて当然、 かしらね。 |
アサカ | さ、お人よしもこの辺でいいかしら。 そろそろ本題に―― |
ナオキ | その……頼む! 俺に『人に教える方法』を教えてくれないか! |
アサカ | いきなり何を言い出すかと思ったら…… どういうことかしら? |
ナオキ | せっかく来てくれたこいつらに ヴァンガードのこと 嫌いになってもらいたくねぇんだ! お門違いなのは承知の上だ……頼む! |
スイコ | ……そのまっすぐで熱い気持ち、 私は嫌いじゃないわ。 そうじゃないアサカさん? |
アサカ | 暑苦しいのはイヤよ。 ……でも。 この子たちを放っておくことは出来ないわね。 |
ナオキ | てことは……!! |
アサカ | 福原高校の教え方は厳しいわよ。 |
ナオキ | 恩に着るぜ! よし皆! 次は兄ちゃん姉ちゃんがファイトの 相手だ~! グルルー! |
少年B | お兄ちゃん、お姉ちゃん今日はありがとう! 僕もヴァンガード始める! それでね、それでね。 お兄ちゃんたちみたいに強くなるんだ! |
ナオキ | いい目標じゃねぇか! よし、強くなったらまた俺とファイトだ! |
スイコ | オオカミ男くんを倒したら、次はお姉ちゃんと ファイトね。 |
少年B | うん! オオカミのお兄ちゃんを倒したら 次はオオカミのお姉ちゃんと戦う! |
ナオキ | おいおい、それじゃあ 俺の方が弱いみたいじゃねぇか。 |
少年B | オオカミのお兄ちゃんとお姉ちゃんって どっちの方が強いの? |
スイコ | うふふ、 オオカミのお姉ちゃんの方が強い―― |
ナオキ | 当然、この俺の方が強いぜ! |
スイコ | あら、この私に勝てる気でいるのかしら、 熱血オオカミ君。 |
ナオキ | へっ、それはこっちの台詞だ。 俺のこの牙でぶっ倒してやるぜ! |
スイコ | そこまで言うのだったら…… ファイトしましょうか? |
ナオキ | おう、臨むところだ! |
アサカ | あなたたち、ワークショップ中なのだけど。 |
少年B | ファイトするの? 見たい見たい! |
アサカ | え!? |
少女B | ふたりとも頑張ってー! |
ナオキ | おう! |
ナオキ& スイコ | スタンドアップ! ヴァンガード! |
Episode4
キャラ | セリフ |
---|---|
ナオキ | よしッ……! 俺の勝ちだ! |
アサカ | まぁ。 |
スイコ | ……ふぅ。あなた、また強くなったわね。 |
ナオキ | ったり前だ! 今度こそ宮地学園の台風の目になるんだからな! |
少年B | オオカミのお兄ちゃんすっげー強くてカッコよかった! |
ナオキ | へへっ、そうだろ。兄ちゃんカッコいいだろ! |
少女B | でも、オオカミのお姉ちゃんもとっても強くてカッコよかったよ! |
少年B | うん! ちょーカッコよかった! |
スイコ | うふふ。ありがとう。 今日は負けてしまったけど次はお姉ちゃん、負けないからね。 |
アサカ | あなたたち、大絶賛ね。 |
少年B | オオカミじゃないお姉ちゃんも優しく教えてくれてありがとう! |
少女B | 今度はお姉ちゃんもファイトしてね! |
アサカ | え? ……えぇ、また今度ね。 |
スイコ | あら、オオカミじゃないお姉ちゃんも大人気ね。 |
アサカ | ふ、ふんっ。私の持つカリスマ性なら当然のことよ。 |
ナオキ | 今日はヴァンガード一緒にやってくれてありがとな! またファイトしような! |
少年& 少女 | うん! じゃあ、お兄ちゃん、お姉ちゃん またね! |
ナオキ | おう! またな! |
スイコ | これでひと段落……かしらね。 |
スイコ | ふたりとも、今日は助かった!! 本当に感謝しかねぇ…… |
アサカ | なによ藪から棒に。 |
ナオキ | 人に何かを教えるのがこんなに難しいなんて俺知らなくて……啖呵切ってひとりでここ任せてもらってさ。 なのに……ふたりが助けに来てくれなけりゃあいつら、ヴァンガードを好きになってなかったと思う。 本当に自分が情けねぇ…… |
アサカ | 何言ってんのよ。 あなたが情けないのはうちに練習試合に来たときから知ってるわ。 |
ナオキ | ぐっ。 |
アサカ | でも、今日のは別。 あなたの熱意が彼らに伝わったから、ヴァンガードの楽しさに気づいてくれたのよ。 |
ナオキ | ……なっ! |
スイコ | アサカさん、優しい言葉をかけるのね。 |
アサカ | 別に、優しくはないわよ。努力していたのを見てたってだけ。 |
スイコ | そうね。あなたの想いが彼らを動かしたのよ。 私たちはその後押しを少ししただけ。 |
ナオキ | お前ら……さすが、福原高校はすげぇぜ…… |
アサカ | 当然よ。福原高校がこんな宮地学園なんかに……宮地学園…… って、あぁ! 私たちここでなにやってるのよ! |
スイコ | なにって、ハロウィンを思う存分楽しんで―― |
アサカ | 何言ってるのよ! 違うでしょ、私たちの目的は―― |
コーリン | ごめんなさい! 人が多すぎて、遅くなっちゃった…… あれ、スイコ、それに鳴海アサカ!? |
アサカ | そう、立凪コーリン含めた宮地学園の偵察――って!? |
スイコ | あら、コーリン。 |
コーリン | 『あら』じゃないわよ。どうしてここにいるのよ? |
スイコ | コーリンがあまりに楽しそうにハロウィンのこと話してたんだもの。 気になっちゃって、来ちゃった♪ |
コーリン | はぁ、話さなければよかったわ。 |
ナオキ | コーリン、お前まだ着替えてないのな? |
コーリン | それが、カードキャピタルの方に人が押し寄せて、着替えてる暇なんてなかったのよ。 今も、合間を縫って抜けてきたんだけどナオキにもこっちを手伝ってほしくて。 |
ナオキ | そういうことか、こっちはひと段落ついたし早めに切り上げて、そっちを手伝うぜ。 |
コーリン | (で、このふたりはどうしてここにいるのよ?) |
ナオキ | あ? そりゃあ、俺たちとハロウィンイベントを楽しむため……じゃねえの? |
3人 | え? |
テツ | ほぉ……それで宮地学園に手を貸したと…… ずいぶんと楽しんだようじゃないか。 |
アサカ | レン様、も、申し訳ありません! |
レン | ふーん。いいなぁ、僕もそっちに行きたかったです~。 |
スイコ | 次はご一緒にいかがですか? |
レン | いいですねー! テツ、次こそは絶対予定空けておいてくださいね。 空いてなかったら無理やり作りますからね。 |
テツ | はぁ……それで、その後どうなったんだ? |
アサカ | ……カードファイト部の本拠地のカードキャピタルに行ったのだけど。 そこでも結局手伝うはめになって…… |
スイコ | そうそう、アサカさんったら、ハロウィン衣装を着させてもらってね。 |
テツ | ん? |
アサカ | ちょっと! |
アイチ | ふたりとも、今日はお手伝いしてくださってありがとうございます! |
スイコ | アイチ君の頼みなら全然かまわないわ。ねぇ、コーリン? |
コーリン | どうして私に振るのよ!? |
アイチ | あはは…… |
スイコ | ……コーリン、カードファイト部ってすごくいいところね。 なんだか嫉妬しちゃう。 |
コーリン | ま、まぁね。悪くないわ。 |
スイコ | でも、福原高校も負けてないわよ。 |
コーリン | へぇ、言うじゃない。 |
スイコ | フフッ。 |
アサカ | はぁ。どうして私までコスプレさせられてるのかしら。 |
ミサキ | なかなか似合ってるよ。 |
アサカ | ふん、当然よ。私にかかればこれくらい。 あなたも魔女らしくてお似合いね。 |
ミサキ | あ……ありがとう? |
ナオキ | オオカミ女さんよ! もう1度ファイトしねぇか! |
スイコ | いいわ。でも、私にそう続けて勝てると思わないことね。 |
ナオキ | へっ! ぶちかましてやるぜ! ガオー! |
スイコ | ガオガオ、愚かな男の子はたべちゃうわよ♪ |
キャラ | セリフ |
---|---|
ナオキ | よしッ……! 俺の勝ちだ! |
アサカ | まぁ。 |
スイコ | ……ふぅ。 あなた、また強くなったわね。 |
ナオキ | ったり前だ! 今度こそ 宮地学園の台風の目になるんだからな! |
少年B | オオカミのお兄ちゃん すっげー強くてカッコよかった! |
ナオキ | へへっ、そうだろ。 兄ちゃんカッコいいだろ! |
少女B | でも、オオカミのお姉ちゃんも とっても強くてカッコよかったよ! |
少年B | うん! ちょーカッコよかった! |
スイコ | うふふ。 ありがとう。今日は負けてしまったけど 次はお姉ちゃん、負けないからね。 |
アサカ | あなたたち、大絶賛ね。 |
少年B | オオカミじゃないお姉ちゃんも 優しく教えてくれてありがとう! |
少女B | 今度はお姉ちゃんもファイトしてね! |
アサカ | え? ……えぇ、また今度ね。 |
スイコ | あら、オオカミじゃないお姉ちゃんも 大人気ね。 |
アサカ | ふ、ふんっ。 私の持つカリスマ性なら当然のことよ。 |
ナオキ | 今日はヴァンガード一緒にやってくれて ありがとな! またファイトしような! |
少年& 少女 | うん! じゃあ、お兄ちゃん、お姉ちゃん またね! |
ナオキ | おう! またな! |
スイコ | これでひと段落……かしらね。 |
スイコ | ふたりとも、今日は助かった!! 本当に感謝しかねぇ…… |
アサカ | なによ藪から棒に。 |
ナオキ | 人に何かを教えるのがこんなに難しいなんて 俺知らなくて……啖呵切ってひとりで ここ任せてもらってさ。なのに…… ふたりが助けに来てくれなけりゃ あいつら、 ヴァンガードを好きになってなかったと思う。 本当に自分が情けねぇ…… |
アサカ | 何言ってんのよ。 あなたが情けないのはうちに練習試合に 来たときから知ってるわ。 |
ナオキ | ぐっ。 |
アサカ | でも、今日のは別。 あなたの熱意が 彼らに伝わったから、ヴァンガードの 楽しさに気づいてくれたのよ。 |
ナオキ | ……なっ! |
スイコ | アサカさん、優しい言葉をかけるのね。 |
アサカ | 別に、優しくはないわよ。 努力していたのを見てたってだけ。 |
スイコ | そうね。 あなたの想いが彼らを動かしたのよ。 私たちはその後押しを少ししただけ。 |
ナオキ | お前ら…… さすが、福原高校はすげぇぜ…… |
アサカ | 当然よ。福原高校が こんな宮地学園なんかに……宮地学園…… って、あぁ! 私たちここでなにやってるのよ! |
スイコ | なにって、ハロウィンを思う存分楽しんで―― |
アサカ | 何言ってるのよ! 違うでしょ、私たちの目的は―― |
コーリン | ごめんなさい! 人が多すぎて、遅くなっちゃった…… あれ、スイコ、それに鳴海アサカ!? |
アサカ | そう、立凪コーリン含めた宮地学園の偵察―― って!? |
スイコ | あら、コーリン。 |
コーリン | 『あら』じゃないわよ。 どうしてここにいるのよ? |
スイコ | コーリンがあまりに楽しそうにハロウィンのこと 話してたんだもの。気になっちゃって、 来ちゃった♪ |
コーリン | はぁ、話さなければよかったわ。 |
ナオキ | コーリン、お前まだ着替えてないのな? |
コーリン | それが、カードキャピタルの方に 人が押し寄せて、 着替えてる暇なんてなかったのよ。 今も、合間を縫って抜けてきたんだけど ナオキにもこっちを手伝ってほしくて。 |
ナオキ | そういうことか、こっちはひと段落ついたし 早めに切り上げて、そっちを手伝うぜ。 |
コーリン | (で、このふたりはどうしてここにいるのよ?) |
ナオキ | あ? そりゃあ、俺たちとハロウィンイベントを 楽しむため……じゃねえの? |
3人 | え? |
テツ | ほぉ……それで 宮地学園に手を貸したと…… ずいぶんと楽しんだようじゃないか。 |
アサカ | レン様、 も、申し訳ありません! |
レン | ふーん。 いいなぁ、僕もそっちに行きたかったです~。 |
スイコ | 次はご一緒にいかがですか? |
レン | いいですねー! テツ、 次こそは絶対予定空けておいてくださいね。 空いてなかったら無理やり作りますからね。 |
テツ | はぁ…… それで、その後どうなったんだ? |
アサカ | ……カードファイト部の本拠地の カードキャピタルに行ったのだけど。 そこでも結局手伝うはめになって…… |
スイコ | そうそう、アサカさんったら、 ハロウィン衣装を着させてもらってね。 |
テツ | ん? |
アサカ | ちょっと! |
アイチ | ふたりとも、今日は お手伝いしてくださってありがとうございます! |
スイコ | アイチ君の頼みなら全然かまわないわ。 ねぇ、コーリン? |
コーリン | どうして私に振るのよ!? |
アイチ | あはは…… |
スイコ | ……コーリン、カードファイト部って すごくいいところね。 なんだか嫉妬しちゃう。 |
コーリン | ま、まぁね。 悪くないわ。 |
スイコ | でも、福原高校も負けてないわよ。 |
コーリン | へぇ、言うじゃない。 |
スイコ | フフッ。 |
アサカ | はぁ。 どうして私までコスプレさせられてるのかしら。 |
ミサキ | なかなか似合ってるよ。 |
アサカ | ふん、当然よ。 私にかかればこれくらい。 あなたも魔女らしくてお似合いね。 |
ミサキ | あ……ありがとう? |
ナオキ | オオカミ女さんよ! もう1度ファイトしねぇか! |
スイコ | いいわ。 でも、私にそう続けて勝てると思わないことね。 |
ナオキ | へっ! ぶちかましてやるぜ! ガオー! |
スイコ | ガオガオ、 愚かな男の子はたべちゃうわよ♪ |
クリアスチル「オオカミとオオカミ」
キャラ | セリフ |
---|---|
スイコ | その衣装似合ってるわよ、オオカミ男君。 |
ナオキ | ありがとよ! アイツらと何が似合うか相談したんだぜ! でもなんだ……アンタのその衣装………… オオカミの迫力があってすげーいいじゃん、似合ってるぜ! |
スイコ | あら……うふふ、ありがとう。 |